#author("2024-09-15T12:29:19+09:00","","")
#author("2024-09-15T12:29:33+09:00","","")
*【オールデリート】 [#nddc039d]

最高峰の[[リセット]][[呪文]]である[[《オールデリート》]]を[[フィニッシャー]]とした[[デッキ]]。
リセットした際、バトルゾーンに除去耐性を持つクリーチャーを残してダイレクトアタックを仕掛ける。

たいていは、[[《オールデリート》]]で相手の[[ゾーン]]をがら空きにしつつ[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を全て外し、そのまま[[禁断解放]]した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]で相手の除去耐性持ちのクリーチャーに封印を付けて完全無力化。確実に[[ダイレクトアタック]]を決める。

|オールデリート P 闇文明 (11)|
|呪文|
|各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

|禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし)|KNDN〜SEALED X〜 KDL Fire|
|禁断の鼓動|KNDN Pulse|
|この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。|This pulse starts the game in the battle zone with 6 seals on it.|
|この鼓動はバトルゾーンを離れない。|This pulse can't leave the battle zone.|
|禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。|Unsealing - When this pulse has no seals on it, flip it to its creature side.|
|>|BGCOLOR(white):禁断解放後⇒[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|

[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[火]][[文明]]を除いた【白青黒】緑の4色で組まれることが多く、[[デッキ]]によってはそこに[[無色]]のカードも加わる。

**主なデッキタイプ [#y834a9a5]
--[[アドバンス]]環境限定
-[[【ターボデリート】]]
-[[【ネオンクスデリート】]]
-[[【ダーツデリート】]]
-[[【ガチャガチャデリート】]]
-[[【クランヴィアデリート】]]
-[[【サイケデリカデリート】]]
-[[【ダーツアバレガン】>【龍終アバレガン】#u39626f2]]
-[[【コットンデリート】]]
-[[【ライベルモットデリート】>【星龍ライベルモット】]]

--[[オリジナル]]対応
-[[【ファビュラスデリート】]]
-[[【スペル.Starデリート】]]

**このデッキの共通の弱点、および対策等 [#l7b75e1b]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を使う型は[[フォーマット]]の都合上、基本的に[[アドバンス]]限定の構築である。
--後に殆ど同じ事が行える[[《禁断〜解放せしX〜》]]が登場。[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]や[[《双聖混成 クラウツインゼ》]]の同時採用を行えば、オールタップで相手の除去耐性持ちを無力化して同様のダイレクトアタックを狙える。
--後に殆ど同じ事が行える[[《禁断〜解放せしX〜》]]が登場。[[《閃光のメテオライト・リュウセイ》]]や[[《双聖混成 クラウツインゼ》]]の同時採用を行えば、[[オールタップ]]で相手の除去耐性持ちを無力化して同様のダイレクトアタックを狙える。

-最大の弱点として挙げられるのが、相手も[[《禁断〜封印されしX〜》]]を使用している場合。この場合、自分の[[ターン]]中にこの[[《オールデリート》]]を唱えた時、[[ターン・プレイヤー]]優先権により、こちらの[[禁断解放]]が先に行われ、その後に相手の[[禁断解放]]が行われるため、結果として自分の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[封印]]されてしまう。そのため、[[環境]]でこのデッキを使うなら[[《禁断〜封印されしX〜》]]の使用率がほぼ0に近い時に使うか、[[《オールデリート》]]を唱える以外の勝ち筋を用意するか、[[《アクア・スペルブルー》]]などで相手の[[ターン]]中に[[唱える]]策を講じるかなど考える必要がある。
--【オールデリート】の[[ミラーマッチ]]の場合は、基本的に両者共に[[《オールデリート》]]を唱えることもできず、かといって[[攻撃]]するのもリスクが大きすぎるため、両者に残された攻略方法は、相手の[[ライブラリアウト]]を狙うか、[[《テック団の波壊Go!》]]などのカード指定除去が入るのであれば、相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]を[[禁断解放]]させてから[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を[[除去]]する方法に限られるだろう。

-相手も[[《オールデリート》]]を撃つことが予想される場合は、事前に[[《調和と繁栄の罠》]]で[[火]]を指定されることで1ターン耐えられてしまう可能性がある。それを承知で[[《オールデリート》]]した場合は、相手の[[今引き]]で勝敗が分かれる。相手が[[スピードアタッカー]]や[[除去]]手段が豊富な相手の場合は撃つべきか否か考えたほうが良い。

-[[オリジナル]]では限定的な盤面だが、[[《大審絆官 イマムーグ》]]や[[ウルトラ・セイバー]]などで[[《とこしえの超人》]]や[[《検問の守り 輝羅》]]と攻撃を防げるクリーチャーを残されていると耐えられてしまう。

-[[呪文]]主体であるため、毎ターン[[《ミラクルストップ》]]を唱えてくる相手には厳しい。[[《奇天烈 シャッフ》]]で毎ターン11を宣言され続けるのも厳しい。

-どんなに純度を高めても[[《巨大設計図》]]のハズレを[[メインデッキ]]の3割程度は甘受しなければならないため、[[《巨大設計図》]]基盤では組みにくい。

**環境において [#o08cba1d]
オールデリートにはいくつかの派生形があり、ただ単に5色フェアリー・ミラクルに[[《オールデリート》]]と[[《禁断〜封印されしX〜》]]を出張させたタイプ、[[【星龍の記憶】]]のギミックを軸としたタイプ、[[【5色ドギラゴン剣】]]と折衷して繋ぎ役となるクリーチャーを含めた打点でビートダウンを仕掛けるプランを持たせたタイプなどがある。その内5色ドギラゴン剣との折衷型は革命ファイナルカップ関西大会Cブロック準優勝の実績を残している。

十・王マーク2ブロック構築環境では、[[王来篇]]に登場した優秀な[[グッドスタッフ]]を大量投入できることから頭一つ抜き出たデッキパワーを獲得し、大流行した型となった。

[[アビス・レボリューション環境]]では[[【ライベルモットデリート】>【星龍ライベルモット】]]が主流の型となっている。変わり種としては、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]と相性の良い[[光]]の[[コマンド]][[S・トリガー獣]]を採用しつつ、[[防御札]]で凌ぎながら[[《インフェル星樹》]]を連打して[[《オールデリート》]][[手打ち]]までの[[マナ]]を溜めるプランも取り入れた型がリモートデュエマのチャンピオンシップで優勝している(ただし実測参加人数15人規模)

**その他 [#u4e77402]
-[[《龍仙ロマネスク》]]の[[殿堂解除]]後は[[《ヘブンズ・ゲート》]]による[[《龍仙ロマネスク》]]の複数体出しからなる大量マナブーストを活かしたカウンター戦術などが考案された。元々[[【星龍の記憶】]]軸では[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]が主流パーツとなっており、繋ぎ役の[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]も[[《ヘブンズ・ゲート》]]に対応しているため、[[《オールデリート》]]自体[[《ヘブンズ・ゲート》]]との[[シナジー]]が高いと言える。

-採用される[[ガチャ>ガチャ#hd2bb51a]]系[[クリーチャー]]や[[マナブースト]][[ツインパクト]]などが7コスト以上のクリーチャーであることが多いため、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤で組んでも強い。

**参考 [#jdcbd015]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[《オールデリート》]]

&tag(デッキ集,ターボ・ビッグマナデッキ,即死コンボデッキ,【オールデリート】);