#author("2023-11-05T01:16:28+09:00","","")
#author("2024-02-03T20:44:36+09:00","","")
*【オールデリート】 [#nddc039d]

最高峰の[[リセット]][[呪文]]である[[《オールデリート》]]を[[フィニッシャー]]とした[[デッキ]]。
たいていは、[[《オールデリート》]]で相手の[[ゾーン]]をがら空きにしつつ[[《禁断〜封印されしX〜》]]の[[封印]]を全て外し、そのまま[[禁断解放]]した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]で確実に[[ダイレクトアタック]]を決める。

|オールデリート P 闇文明 (11)|
|呪文|
|各プレイヤーは、バトルゾーン、手札、シールドゾーン、墓地にある自身のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。|

|禁断〜封印されしX〜 KDL 火文明 (マナコストなし)|KNDN〜SEALED X〜 KDL Fire|
|禁断の鼓動|KNDN Pulse|
|この鼓動は、ゲーム開始時、封印を6つ付けてバトルゾーンに置く。|This pulse starts the game in the battle zone with 6 seals on it.|
|この鼓動はバトルゾーンを離れない。|This pulse can't leave the battle zone.|
|禁断解放―この鼓動の封印がすべてなくなった時、クリーチャー側に裏返す。|Unsealing - When this pulse has no seals on it, flip it to its creature side.|
|>|BGCOLOR(white):禁断解放後⇒[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]|

[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[火]][[文明]]を除いた【白青黒】緑の4色で組まれることが多く、[[デッキ]]によってはそこに[[無色]]のカードも加わる。

**主なデッキタイプ [#y834a9a5]
--[[アドバンス]]環境限定
-[[【ターボデリート】]]
-[[【ネオンクスデリート】]]
-[[【ダーツデリート】]]
-[[【ガチャガチャデリート】]]
-[[【クランヴィアデリート】]]
-[[【サイケデリカデリート】]]
-[[【ダーツアバレガン】>【龍終アバレガン】#u39626f2]]
-[[【コットンデリート】]]

--[[オリジナル]]対応
-[[【ファビュラスデリート】]]
-[[【スペル.Starデリート】]]
**このデッキの共通の弱点、および対策等 [#l7b75e1b]

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を使う型は[[フォーマット]]の都合上、基本的に[[アドバンス]]限定の構築である。

-最大の弱点として挙げられるのが、相手も[[《禁断〜封印されしX〜》]]を使用している場合。この場合、自分の[[ターン]]中にこの[[《オールデリート》]]を唱えた時、[[ターン・プレイヤー]]優先権により、こちらの[[禁断解放]]が先に行われ、その後に相手の[[禁断解放]]が行われるため、結果として自分の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[封印]]されてしまう。そのため、[[環境]]でこのデッキを使うなら[[《禁断〜封印されしX〜》]]の使用率がほぼ0に近い時に使うか、[[《オールデリート》]]を唱える以外の勝ち筋を用意するか、[[《アクア・スペルブルー》]]などで相手の[[ターン]]中に[[唱える]]策を講じるかなど考える必要がある。
--【オールデリート】の[[ミラーマッチ]]の場合は、基本的に両者共に[[《オールデリート》]]を唱えることもできず、かといって[[攻撃]]するのもリスクが大きすぎるため、両者に残された攻略方法は、相手の[[ライブラリアウト]]を狙うか、[[《テック団の波壊Go!》]]などのカード指定除去が入るのであれば、相手の[[《禁断〜封印されしX〜》]]を[[禁断解放]]させてから[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を[[除去]]する方法に限られるだろう。

-相手も[[《オールデリート》]]を撃つことが予想される場合は、事前に[[《調和と繁栄の罠》]]で[[火]]を指定されることで1ターン耐えられてしまう可能性がある。それを承知で[[《オールデリート》]]した場合は、相手の[[今引き]]で勝敗が分かれる。相手が[[スピードアタッカー]]や[[除去]]手段が豊富な相手の場合は撃つべきか否か考えたほうが良い。

-限定的な盤面だが、[[《大審絆官 イマムーグ》]]や[[ウルトラ・セイバー]]などで[[《とこしえの超人》]]や[[《検問の守り 輝羅》]]と攻撃を防げるクリーチャーを残されていると耐えられてしまう。

-[[呪文]]主体であるため、毎ターン[[《ミラクルストップ》]]を唱えてくる相手には厳しい。[[《奇天烈 シャッフ》]]で毎ターン11を宣言され続けるのも厳しい。

-どんなに純度を高めても[[《巨大設計図》]]のハズレを[[メインデッキ]]の3割程度は甘受しなければならないため、[[《巨大設計図》]]基盤では組みにくい。
**環境において [#o08cba1d]

オールデリートにはいくつかの派生形があり、ただ単に5色フェアリー・ミラクルに[[《オールデリート》]]と[[《禁断〜封印されしX〜》]]を出張させたタイプ、[[【星龍の記憶】]]のギミックを軸としたタイプ、[[【5色ドギラゴン剣】]]と折衷して繋ぎ役となるクリーチャーを含めた打点でビートダウンを仕掛けるプランを持たせたタイプなどがある。その内5色ドギラゴン剣との折衷型は革命ファイナルカップ関西大会Cブロック準優勝の実績を残している。

十・王マーク2ブロック構築環境では、[[王来篇]]に登場した優秀な[[グッドスタッフ]]を大量投入できることから頭一つ抜き出たデッキパワーを獲得し、大流行した型となった。

[[アビス・レボリューション環境]]では[[【ライベルモットデリート】>【星龍ライベルモット】]]が主流の型となっている。
[[アビス・レボリューション環境]]では[[【ライベルモットデリート】>【星龍ライベルモット】]]が主流の型となっている。変わり種としては、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]と相性の良い[[光]]の[[コマンド]][[S・トリガー獣]]を採用しつつ、[[防御札]]で凌ぎながら[[《インフェル星樹》]]を連打して[[《オールデリート》]][[手打ち]]までの[[マナ]]を溜めるプランも取り入れた型がリモートデュエマのチャンピオンシップで優勝している(ただし実測参加人数15人規模)
**その他 [#u4e77402]
-[[《龍仙ロマネスク》]]の[[殿堂解除]]後は[[《ヘブンズ・ゲート》]]による[[《龍仙ロマネスク》]]の複数体出しからなる大量マナブーストを活かしたカウンター戦術などが考案された。元々[[【星龍の記憶】]]軸では[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]が主流パーツとなっており、繋ぎ役の[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]も[[《ヘブンズ・ゲート》]]に対応しているため、[[《オールデリート》]]自体[[《ヘブンズ・ゲート》]]との[[シナジー]]が高いと言える。

-採用される[[ガチャ>ガチャ#hd2bb51a]]系[[クリーチャー]]や[[マナブースト]][[ツインパクト]]などが7コスト以上のクリーチャーであることが多いため、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]基盤で組んでも強い。

**参考 [#jdcbd015]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ターボ・ビッグマナ]]
-[[デッキ集/即死コンボ]]
-[[《オールデリート》]]

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