#author("2024-02-15T15:51:24+09:00","","") #author("2024-06-09T17:16:24+09:00","","") *【イニシエート】 [#f30d93cd] 種族としてのイニシエート→[[イニシエート]] [[イニシエート]]を主軸にした[[種族]]デッキ。 [[闘魂編]]から長らく、イニシエートは[[《雷光の使徒ミール》]]、[[《鎮圧の使徒サリエス》]]、[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]をメインに[[タップ&デストロイ]]を行うのが主流だった。 だが[[戦国編]]での[[インフレ]]により、小型で[[タップキル]]を行う意義が薄れ、イニシエートは長い冬の時代を迎える。 [[エピソード3]]で[[《サイレンス トパーズ》]]が登場して以降のイニシエートは[[【白単速攻】]]として組まれることが多い。 |サイレンス トパーズ R 光文明 (4)| |進化クリーチャー:アウトレイジ 6000| |進化−自分のイニシエート1体の上に置く。| |W・ブレイカー| |誰も、自身のターン中、コスト4以上の呪文を唱えることができない。| |剛厳の使徒シュライバー C 光文明 (3)| |クリーチャー:イニシエート 3000| |光以外の呪文を唱えるコストは2多くなる。| 序盤は1[[ターン]]目[[《涼風の使徒ラプド》]][[《希望の親衛隊ラプソディ》]]→2[[ターン]]目に[[《一撃奪取 アクロアイト》]]を[[召喚]]し、[[《サイレンス トパーズ》]]と繋げるのが黄金パターン。 **主要カード [#p7817020] |[[《サイレンス トパーズ》]]|[[呪文]]を封じる[[フィニッシャー]]| |[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]※|[[呪文]]の[[S・トリガー]]を封じる| **イニシエートの候補 [#w306fa55] |[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]|貴重な1マナ[[バニラ]]| |[[《涼風の使徒ラプド》]]|1マナ[[ブロッカー]]| |[[《剛力の使徒イグナッチオ》]]|イニシエートの数に応じて[[パンプアップ]]| |[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]|[[白単]]なら2マナ3000に| |[[《剛厳の使徒シュライバー》]]|[[光]]以外の[[呪文]]の[[マナコスト]]を2増やす| |[[《雷光の使徒ミール》]]|[[cip]]で[[タップ]]| |[[《夜に吹くシト》]]|[[cip]]で[[山札の上]]と[[シールド交換]]| |[[《燦燦-ザサン》]]|[[マジボンバー]]3でコスト3以下の[[クリーチャー]]を展開| |[[《聖者 シュライ-1》]]|[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]にタップすると自軍を1体[[アンタップ]]| |[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]|[[cip]]で[[タップ]]する[[ブロッカー進化]]| |[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]|[[手札]]を捨てれば[[ブレイク]]を無効に| |[[《ミクセル <タージマル.Star>》]]|[[スター進化クリーチャー]]。[[ブロッカー]]| ***多色の候補 [#v54c29e0] |[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]|[[G・ゼロ]]:[[呪文]]。[[逆スレイヤー]][[ブロッカー]]| |[[《墓守の鐘ベルリン》]]|[[ハンデス]][[メタ]]。[[ブロッカー]]| |[[《腐聖 ブラッドウ-2》]]|[[cip]]1枚[[ドロー]]。[[ブロッカー]]| |[[《腐聖 ベガ-2》]]|[[pig]]で[[ハンデス]]。攻撃制限のない[[ブロッカー]]| |[[《爆衆聖者トップアイト》]]|[[光]]または[[火]]の[[コスト軽減]]| |[[《勇聖 アールイ-2》]]|[[スピードアタッカー]]。[[pig]]で[[コスト]]4以下を[[踏み倒し]]| **その他のクリーチャーの候補 [#m6a4edc5] |[[《一撃奪取 アクロアイト》]]|[[光]][[クリーチャー]]の[[コスト軽減]]| |[[《Re:奪取 アクロアイト》]]|[[光]][[クリーチャー]]の[[コスト軽減]]。[[G・ストライク]]| |[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]|自分のコスト3以下の光獣の数だけ[[召喚コスト]]が下がり同じ数までドロー&br;サブフィニッシャー| |[[《赤攻銀 マルハヴァン》]]|自分の3コスト以下の[[クリーチャー]]の数だけ[[召喚コスト]]が下がる&br;サブフィニッシャー| **呪文の候補 [#z10644db] |[[《ヘブンズ・サンダー》]]|[[ブロッカー]]1体の[[攻撃制限]]を解除して[[W・ブレイカー]]に| |[[《クイック・スパーク》]]|[[コスト]]6以下を[[オールタップ]]| |[[《光神龍セブンス/バイオレン・スパーク》]]|パワー6000以下を[[オールタップ]]| |[[《スーパー・スパーク》]]|おなじみ[[オールタップ]]| |[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]|~| 基本的に[[ビートダウン]]となるが、他の色を絡めても、[[単色でも使える>白単]]のが強み。 単色ならば攻めも守りもこなせる[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]を使うことが出来る。 速度は他の[[【速攻】]]に劣るが、《トパーズ》や《サグラダ》のおかげで[[呪文]]を封じて安全に攻めていけるのが長所。各種[[S・トリガー]]や[[超次元]][[呪文]]を封じることができるのは大きな[[メリット]]である。 また、軽量[[ブロッカー]]や[[スパーク]][[呪文]]が搭載できることから、[[【速攻】]]同士の[[ミラーマッチ]]に強いのも特徴となっている。 弱点は[[S・トリガー獣]]か。《トパーズ》を[[《アクア・サーファー》]]などで[[バウンス]]されると、次のターンで一気に崩されてしまうこともあるので過信は禁物である。 **イニシエートデッキの変遷 [#k823205f] ***[[闘魂編]]期 [#x113b11a] 主力戦力の[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]、[[《聖天使カイザル・バジキューラ》]]が登場することでまとまった[[デッキ]]が作れるようになる。当時は[[【アクアンホワイト】]]の一種として活躍していた。 後半で第1期[[殿堂入り]]カードの発表、[[《光器ペトローバ》]]と[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]という[[種族]][[デッキ]]の軸を得て[[メタゲーム]]の上位に進む。 ***[[聖拳編]]〜[[不死鳥編]]期 [#r156d40d] [[聖拳編]]前半の[[環境]]では、このタイプの[[イニシエート]][[デッキ]]が抜群の強さで[[メタ]]を席捲していた。 [[《アクアン》]][[《スケルトン・バイス》]]が無制限で[[《無双竜機ボルバルザーク》]]系デッキに強く、小型[[クリーチャー]]を止めきる[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]や[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を止められる[[《電脳聖者タージマル》]]を獲得したことも大きかった。 [[《腐敗勇騎ガレック》]]や[[《バースト・ショット》]]の[[火]]を加えた【白青黒赤アクアンイニシエート】も環境にあった。 //下の文章をコメントアウトで追加した者だが、記述内容があまりにひどいから指摘しただけで、そもそもボルバルイニシなんてものはネタデッキでしかないので長々と説明を入れる必要はないです。 //[[《アクアン》]]が無制限の頃、「[[ボルバル]]は本体は強いが[[デッキ]]が弱い」「[[《アクアン》]]軸の【イニシエート】はデッキは強いが絶対的な[[フィニッシャー]]に欠ける」という両者の欠点を補う【ボルバルイニシエート】が開発された。このデッキの場合、大型の呼び出しは[[《緊急再誕》]]で行われた。 しかし、[[デッキ]][[パワー]]を支えた[[《アクアン》]][[殿堂入り]]や[[《炎槍と水剣の裁》]]登場で[[クリーチャー]]を裁かれる関係から一歩下がることになる。その後[[《円舞の使徒ラストル》]]以外には戦力になりうる[[クリーチャー]]が少なく、長い冬の時代を迎える。 ***[[極神編]]期 [#yefdb315] 2007年9月15日の[[殿堂入り]]で[[《クローン・バイス》]]が[[殿堂入り]]となり[[ハンデス]]の主流が[[《ロスト・ソウル》]]に。 [[《炎槍と水剣の裁》]]の[[プレミアム殿堂]]入りもあり[[《円舞の使徒ラストル》]]が使いやすくなった。 加えて、[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]]で[[《光陣の使徒ムルムル》]]と[[《腐敗聖者ベガ》]]が、[[DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」>DM-27]]では[[《電磁聖者ウォルミル》]]が登場し戦力が大幅に向上した。 優秀な[[多色]][[クリーチャー]]が増えたことにより[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]を投入して[[ロック]]性能を持ったタイプも登場。特に[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]は得意の[[クリーチャー]]制圧と合わせることによって高い[[効果]]を発揮した。 ***[[戦国編]]期 [#q5e0acd7] [[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]]での対処が困難な[[クリーチャー]]が増えたことにより厳しい状況に陥る。 小型[[クリーチャー]]についても、[[パワー]]2000〜4000の[[クリーチャー]]の増加で今までの[[サリエス>《鎮圧の使徒サリエス》]]→[[ミール>《雷光の使徒ミール》]]の流れが通用しにくくなった。さらに、追い打ちをかけるかのように[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]の[[殿堂入り]]で回収能力もがた落ちした。 以上のような状況で[[デッキ]]の強みが活かせず、[[メタゲーム]]から退くことになる。 ***[[覚醒編]]期 [#c77b2016] [[《涼風の使徒ラプド》]]が登場し、ついに[[イニシエート]]にも[[コスト]]1の[[カード]]が存在することとなった。さらに[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]が登場したことにより[[ブロッカー]]【速攻】と道ができた。 だが、[[《爆竜 GENJI・XX》]]が登場したことで[[ブロッカー]]冷遇[[環境]]となり、再び冬の時代に入ってしまう。 ***[[エピソード1]]期 [#u072f863] [[サイキック・クリーチャー]]に出しやすい小型ブロッカーの[[《アルプスの使徒メリーアン》]]が登場、[[《超次元サプライズ・ホール》]]を守りに用いることができるようになった。 だがこの頃も[[シューティングガイアール]]が流行り、[[ブロッカー]]の多い[[イニシエート]]が活躍できる[[環境]]ではなかった。 また[[《墓守の鐘ベルリン》]]が登場。2マナ3000の[[呪文]][[アンタッチャブル]]かつ[[ハンデス]]メタにもなった為、こちらはデッキを問わず広く使われた。 ***[[エピソード2]]期 [#we5be30c] 種族プッシュのエキスパンションで、[[イニシエート]]もフィーチャーされることに。 弾が進むごとに同じ古参種族である[[ガーディアン]]がかなり強化されていくに対し、[[イニシエート]]は毎弾に1,2体程度であったが、[[《予言者クルト》]]以来のデメリットのない1マナ500のクリーチャーである[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]、他にイニシエートが2体以上いれば[[W・ブレイカー]]に化ける3マナの[[《剛力の使徒イグナッチオ》]]、呪文の[[S・トリガー]]を封じる[[《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》]]と少しずつ強化されていった。 ***[[エピソード3]]期 [#tf5e8da0] 光以外の呪文のコストを2上げる[[《剛厳の使徒シュライバー》]]とコスト4以上の呪文を禁止する[[アウトレイジ]]でありながら[[イニシエート]]を進化元にする[[《サイレンス トパーズ》]]の登場により、[[イニシエート]]に春が訪れる。その2体の登場により[[呪文]]を用いるデッキにはかなり優勢に戦うことができる。その反面、クリーチャーメインだとロックできるものがなにもないので滅法弱くなる。[[環境]]次第では[[地雷]]として十分期待できるだろう。実際、[[バニラ]][[リキッド・ピープル]]と組み合わせたデッキが結果を残している。 ***[[ドラゴン・サーガ]]期 [#g0fe2938] その名の通りドラゴンメインのエキスパンションである為、新規カードは一切ない。 一応[[ドラゴン・サーガ]]内で[[《光陣の使徒ムルムル》]]、[[《剛厳の使徒シュライバー》]]、[[《聖天使グネス・パルキューラ》]]、[[《幻盾の使徒ノートルダム》]]の4体の[[イニシエート]]が再録された。 **参考 [#f9df4628] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/速攻]] -[[デッキ集/クリーチャーコントロール]] -[[デッキ集/種族デッキ]] -[[《聖天使クラウゼ・バルキューラ》]] -[[《サイレンス トパーズ》]] -[[イニシエート]] &tag(デッキ集,速攻デッキ,クリーチャーコントロールデッキ,種族デッキ); &tag(デッキ集,速攻デッキ,クリーチャーコントロールデッキ,種族デッキ,【白単速攻】);