#author("2024-11-24T22:05:54+09:00","","")
#author("2024-11-25T18:51:44+09:00","","")
*《&ruby(スクラッパー){S};&ruby(・){・};&ruby(スパイラル){S};&ruby(・){・};&ruby(スパーク){S};》 [#ddea7bc2]

|S・S・S R 光/水/火文明 (7)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|相手は自身のパワーが一番小さいクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|相手は自身のパワーが一番大きいクリーチャーを1体選び、手札に戻す。|
|相手のクリーチャーをすべてタップする。|

[[DMRP-17]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[呪文]]。

2体の[[除去]]と[[オールタップ]]を兼ねる[[S・トリガー]]。いくら3色の7コストという重さとは言え、[[S・トリガー]]らしからぬ仕事量の多さで、[[王来篇]]の[[インフレ]]を感じさせる[[スペック]]となっている。除去できる数だけを見れば1[[コスト]]上の[[除去]]付き[[オールタップ]][[S・トリガー]]である[[《支配のオラクルジュエル》]]に勝る。

[[《ホーリー・スパーク》]]などにあったタップしたいクリーチャーが残っていない場合に腐る点や、[[《無法のレイジクリスタル》]]にあった大量展開に対して弱い点に対応できており、[[S・トリガー]]としての防御性能は高い。
無論、自分のターン中に唱えても強力なので[[《龍聖霊ウィズダムフェウス》]]や[[《呪術と脈動の刃》]]と合わせて[[コスト踏み倒し]]してしまおう。

[[選ばせ除去]]だが相手の[[クリーチャー]]を2体[[除去]]できるので、確実ではないが厄介な[[アンタッチャブル]]も除去しやすい。[[ダイレクトアタック]]要員として使われることも多い[[《異端流し オニカマス》]]を痛い目に遭わせることもできる。[[フィニッシャー]]が[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]に守られていても両方まとめて除去できる。

[[EXライフ]]持ちも、2回の[[除去]]によって[[耐性]]を踏み越える形で処理することが可能。勿論このような使い方は、狙いのクリーチャーが単騎で立っている場合のみ有効である。

また、7コスト以下の水の呪文でもあるので、[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]で唱えることができるのも見逃せない。ただし、[[ダイレクトアタック]]が通るかどうかの瀬戸際で[[攻撃]][[クリーチャー]]を自分で選んで除去することができないため、一概に[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]での[[コスト踏み倒し]]に適性があるとは言い切れない。

[[マナ基盤]]としても優秀なので[[5色]]やそれに近い[[多色]][[デッキ]]にももってこいである。

2面除去できるので[[【5色ジョリー】]]にも適している。惜しいのは[[EXライフ]]の登場により[[【5色ジョリー】]]自体がこのカードの登場時点の環境で死滅してしまったことか。

ただし、効果は全て強制。[[ファイナル革命]]など強力な能力を持ったクリーチャーを戻さざるを得ない事もあるため注意。

-[[シールド戦]]では[[《テック団の波壊Go!》]]と並ぶ最強格の[[防御札]]の1つ。1枚捲れるだけで勝負が左右される除去力である。

**ルール [#z9fdc64c]
-呪文のテキストは上から解決するのがルールなので、1体しか相手クリーチャーがいない場合、そのクリーチャーは破壊される。

**環境において [#u8713ce2]
登場した[[DMRP-17]]期から[[【5色グレンモルト】]]や[[【カイザー「刃鬼」】]]を中心とした[[5色]]系統で活躍。どちらかというと[[5色]]の[[ミラーマッチ]]における[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]対策としての性質が強い。

[[【白青赤天門】]]ではブロッカー対策として[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]から唱えられることも多い。

[[《我我我ガイアール・ブランド》]]が相手の場合は[[S・トリガー]]で捲れても[[選ばせ除去]]で[[離れた時]]の[[アンタップ]]を[[誘発]]させてしまう上に、オールタップを含む効果を解決した後にアンタップを[[解決]]するため一見相性が悪い。ところが、2体処理できている時点で相手の方も結構な打撃を受けているだけでなく、そもそも[[《我我我ガイアール・ブランド》]]によるアンタップを行った後のタイミングで踏ませれば1ターン凌げるため、実際は強力。

2022年に入ると[[オリジナル]]でこれを入れた[[【5色ザーディクリカ】]]が急増。[[【JO退化】]]に入る[[《アルカディアス・モモキング》]]で[[呪文ロック]]できない[[光]]の[[呪文]]にカテゴライズされるのも地味に利点。ただ、手札に来ると弱い、前述の通り[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]と相性が悪い(そもそもこの頃になると[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]不採用型もざら)ことから、実際は[[おしゃれ枠]]か[[墳墓避け]]感覚で1枚から2枚、多くて3枚程度の採用が主流。その一方で、[[【4色ロマノグリラ天門】]]に火のカードとして[[《ドンドン火噴くナウ》]]3枚、このカード3枚をタッチして若干無理矢理[[5色]]に仕上げた型も存在しており、[[火]]を[[タッチ]]する理由になるほどこのカードの存在は大きい。

[[DMRP-22]]期の[[オリジナル]]では激増した[[【JO退化】]]への対策として、[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]のようにこの[[カード]]の[[色]]の一部が[[タッチ]]になる[[デッキ]]でも3枚程度挿されるケースが目立つように。次第に[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]も数を増やし、そちらへの対策としても重宝されるようになった。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂直後には[[【白赤アーマード・サムライ】]]での使用実績が確認された。徐々にその[[【白赤アーマード・サムライ】]]に刺さることが認知され、[[【5色ザーディクリカ】]]に再雇用されたケースも見られるように。

**その他 [#w6ddfcbf]
-「スパイラル」のみ名称カテゴリではない。「[[スクラッパー]]」と「[[スパーク]]」の[[名称カテゴリ]]を持つが、Sで統一するために「[[ブレイン]]」がハブられてしまっている。
--尤も、「スパイラル」の名が付くカードも多数登場しており、このカードの持つ[[バウンス]]能力も「スパイラル」の名が付くカードによく見られる。

-[[スクラッパー]]だが、この呪文は[[割り振り火力]]ではない。

-[[白青赤]]では初の呪文カードおよび[[S・トリガー]]。

-[[カード名]]の「S・S・S」は[[フレーバーテキスト]]の「最低(S)で最悪(S)の災厄(S)」、「瞬断(S)と騒涼(S)と閃光(S)」とも掛かっている。

-「・」のルビに、同じ「・」が使われている。おそらくルビが全体的にすし詰め状態なので、「S・S・S」全体のルビが「スクラッパースパイラルスパーク」と繋がってしまうことを防ぐためだろう。

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第5話で[[エスパー・マギ]]が[[キラ]]戦で使用。
[[S・トリガー]]によって唱えられ、次の[[ターン]]に[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の[[cip]]で使い回し[[キラ]]の[[バトルゾーン]]をほぼ壊滅させた。
第30話の[[キャップ]]戦でも使用し、《ザーディクリカ》の[[cip]]で唱えて[[《マニフェスト <マルコ.Star>》]]を手札に戻して[[《ネ申・マニフェスト》]]に、[[《オニカマス <シャッフ.Star>》]]を破壊して[[《Re:奪取 マイパッド》]]に退化させた。
--後に第42話から第43話では[[ジェンドル]]が[[切札 ジョー]]との最終決戦(6戦目)で2回使用。いずれも[[S・トリガー]]で唱えられたが、2回目の使用の際に[[タップ]]効果を[[アンタップ]]と言い間違えるプレイミスがあった。
--後に第42話から第43話では[[ジェンドル]]が[[切札 ジョー]]との最終決戦(6戦目)で2回使用。いずれも[[S・トリガー]]で唱えられたが、2回目の使用の際に[[タップ]]効果を[[アンタップ]]と言い間違えるセリフミスがあった。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第7話で[[ウガタ]]が[[覚知山 ボウイ]]戦で[[DMRP-17]]版のカードを使用。
[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の効果で唱えようとするが[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]によりロックされた。

**[[サイクル]] [#bcea8035]
[[王来篇]]通常[[エキスパンション]]に収録されたアルファベット3文字[[呪文]][[サイクル]]。[[レアリティ]]は全て[[レア]]。
過去に登場した[[呪文]]がモチーフとなっている。
--''《S・S・S》''
--[[《T・T・T》]]
--[[《A・A・A》]]

**関連カード [#l9d8e82e]
-三文明の能力を併せ持つ[[S・トリガー]][[呪文]]
--[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]

-[[除去]]+[[オールタップ]]の[[S・トリガー]][[呪文]]
--[[《支配のオラクルジュエル》]]
--[[《1、2、3、チームボンバーイェー!》]]
--[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]](条件あり)
--[[《龍幻のトラップ・スパーク》]](条件あり)

--[[《デーモン・スパーク》]](条件あり)


-[[スパーク]]と[[スクラッパー]]の名称カテゴリを併せ持つカード
--[[《「破壊の赤!スクラッパーレッド!」「知識の青!ブレインブルー!」「魅惑の緑!トラップグリーン!」「閃光の黄色!スパークイエロー!」「強欲の紫!ハンドパープル!」「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》>《「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》]]

-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《MAX・ザ・ジョニー》]](P26/Y21)
--[[《MAX-Gジョラゴン》]](P26/Y21)
--[[《モモキング-MAX》]](P26/Y21)
--[[《悪魔神バロム》]]([[DM24-BD4]])

**[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0]
-[[DMRP-17]]&br;'''最低で最悪の災厄とは、[[瞬断>火力]]と[[騒涼>バウンス]]と[[閃光>オールタップ]]が一度に訪れることである。'''
-[[DMRP-17]](7A/20)&br;'''踏まなきゃ天国。[[踏んだら>S・トリガー]][[地獄>《地獄スクラッパー》]]と[[大渦>《スパイラル・ゲート》]]と[[大閃光>《ホーリー・スパーク》]]!'''
-[[DM24-BD4]]&br;'''裏切りの怒りこそが最強の[[「死神」>《悪魔神バロム》]]を何度も復活させる。それは、古の伝説でも現代でも変わらない。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P26/Y21)&br;'''帰ってきた[[ジョニー]]、[[ジョラゴン]]とともに、[[アバク>鬼札 アバク]]を打ち倒せ! [[切札ジョー>切札 ジョー]]!!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P74/Y22)&br;'''「俺たちはこの異世界で悩める人達の依頼を解決するカレコレ屋! 今日の依頼人はー?」'''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](27/95)(7A/20)(7B/20)
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P26/Y21)
-illus.[[井上桃太]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P74/Y22)
-illus.[[Ittoku]]
--[[DM24-BD4 「ナイトメア黙示録デッキ バロムの章」>DM24-BD4]](10/15)

**参考 [#m9986091]
-[[白青赤]]
-[[呪文]]
-[[S・トリガー]]
-[[破壊]]
-[[バウンス]]
-[[選ばせ除去]]
-[[オールタップ]]
-[[スクラッパー]]
-[[スパーク]]

&tag(呪文,光文明,水文明,火文明,白青赤,3色,多色,コスト7,S・トリガー,除去,複数除去,選ばせ除去,火力,単体火力,最もパワーの小さい,破壊,単体破壊,最もパワーの大きい,バウンス,単体バウンス,タップ,オールタップ,スクラッパー,・,スパーク,R,レア,TUBAKI HALSAME,MATSUMOTO EIGHT,井上桃太,Ittoku,王来MAXブロック);