#author("2024-09-29T10:36:41+09:00","","")
#author("2024-10-12T23:28:32+09:00","","")
*《&ruby(ケー){K};・アトラン&ruby(アンド){&};キング&ruby(かいぞくだん){海賊団};/アイアイサー・チャージャー》 [#top] 

|K・アトラン&キング海賊団 UC 水文明 (5)|
|クリーチャー:サイバー・ウイルス海 13000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|各ターンのはじめに、このクリーチャーをアンタップする。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|アイアイサー・チャージャー UC 水文明 (3)|
|呪文|
|呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。|
|''チャージャー''(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)|

[[DM23-BD6]]で登場した[[水]]の[[サイバー・ウイルス海]]と[[水]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー側は各ターンの初めに自身をアンタップする、[[攻撃できない]]5[[マナ]]13000[[ブロッカー]]。

単純に[[コスト]]5にして[[T・ブレイカー]]の基準となる[[パワー]]12000すら受け止められるのは極めて高い[[コストパフォーマンス]]。
これだけのパワーを持っておきながら、個性である[[アンタップ]]能力も純粋なメリット能力である。

しかしながら、自分のターンのはじめにアンタップするのは元々ルールの通りである。加えて、[[攻撃できない]]能力があることにより、1対1ならば相手のターンのはじめにタップされているケースもほぼない。通常[[フォーマット]]かつ単体では完全に[[腐った>腐る]]能力と言える。
が、[[デュエパーティー]]では各プレイヤーに対して最大1回ずつ[[ブロック]]が可能な[[クリーチャー]]になる。その高い[[パワー]]も相まって、全プレイヤーに自分への攻撃を躊躇させることができる。

通常フォーマットでも、[[ダイヤモンド状態]]になって攻撃する、[[《シンクロ・スパイラル》]]の[[コスト]]にするなどであれば、相手のターンにアンタップされる能力が活きる。微妙にタイミングは異なるが、ほぼ[[自分のターンの終わりに、このクリーチャーをアンタップする]]のと同じ感覚で使え、[[S・トリガー]]の[[オールタップ]]や、[[フリーズ]]のような「ターンのはじめにアンタップしない」能力に強い。

相手の[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]は、先に[[ターン起因処理]]と「[[各ターンのはじめに>ターン開始ステップ]]」の誘発で重複したアンタップを済ました後、[[ドローステップ]]で誘発して[[オールタップ]]なので回避できない。

呪文側は[[呪文]]1枚[[墓地回収]]を持つコスト3[[単色]][[チャージャー]]。

単純に[[コストパフォーマンス]]が良く、[[手札]]が減らない[[マナブースト]]の中でも特に質が高いと言えるだろう。
終盤でも腐らない上に増えた[[マナ]]を使って回収した[[呪文]]を即座に使用することも難しくない。
ただし、最序盤では[[墓地]]が肥えておらず、回収できるカードがないということも考えられるため、そこは良し悪しか。

**ルール [#u7ffbf59]
-《K・アトラン&キング海賊団》側の「各ターンのはじめに、このクリーチャーをアンタップする」能力と、「[[クリーチャーは、次の相手のターンのはじめにアンタップされない>フリーズ]]」効果は、一見すると効果が実行されるタイミングが被っているが、[[ターン起因処理]]ではない方法のアンタップなので《K・アトラン&キング海賊団》は問題なくアンタップできる。参考:[[フリーズ]]

**他のカード・デッキとの相性 [#t5f346f3]
-[[サイバー]]種族を持つため、[[ツインパクト]]の[[マナ加速]]を含めて[[【アマテラス・キリコ】]]でも適性がある。[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]で唱えたい[[呪文]]をサルベージしつつ、中盤以降は壁役兼進化元になれる。

-[[コスト]]3[[チャージャー]]なので[[【カリヤドネループ】]]にも一定の適性がある。ただ、[[《魔導管理室 カリヤドネ》>《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]本体で唱えた[[呪文]]は[[山札の下]]に置かれるため、呪文墓地回収とは若干アンチシナジー。[[ループ]]に組み込むなら少し頭を使う必要がある。

-後に相性の良い能力として[[ハイパー化]]が登場。このクリーチャーを能力起動のコストとして利用しつつ、返しのターンに[[ブロッカー]]として運用できる。

-[[《フェアリー・ライフ》]]などの[[コスト]]2[[マナブースト]]から繋ぎ、このカードは確実に[[アンタップイン]]するため浮いた[[マナ]]で回収した[[コスト]]2[[マナブースト]]を再び唱えれば2→4→7の動きも可能。

**環境において [#e453db28]
登場後は[[【アーテルループ】>【アーテルマトリクスループ】]]の純粋な[[回収]]付き[[マナブースト]]枠として使われるケースが見られるようになった。そちらのデッキが[[【アーテルマトリクスループ】]]に洗練されて以降もしばらく使われた。

だが次第に[[【アーテルマトリクスループ】]]は青黒緑を含む基盤が主流となり、青黒型で使われていたこちらは青黒型自体が下火となったためあまり見かけなくなった。

後に[[《理想と平和の決断》]]軸の[[【白青天門】]]が成立すると偶にコスト3チャージャーの枠として採用される場合があり、『[[ジュニア グランプリ2024>公認グランプリ]]』D4賞選出の[[【白青天門】]]に[[4枚積み]]されていた。

[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]などの[[パワー12000以上]]基盤に使われる場合も稀にある。
[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]などの[[パワー12000以上]]基盤や[[【アカシック3】]]のような[[呪文]]基盤に使われる場合も稀にある。
**その他 [#t8039e64]
-クリーチャー側の疑似[[警戒]]と呪文側の呪文回収は、本来は共に[[光文明]]の[[カラーパイ]]に属する能力である。同様の事例は[[ジャストダイバー]]や[[パワード・ブロッカー]]にも見られ、光文明のカラーパイが徐々に水文明に移譲ないし共有されていることを窺わせる。
--[[呪文]]側は[[能力]]で見れば[[光]]に同じ[[《デ・バウラ・チャージャー》]]がすでに存在するが、そちらよりも[[コスト]]に優れる。

-[[多人数戦]]でなら、複数のプレイヤーの攻撃を[[ブロック]]できるという通常[[フォーマット]]にはない強みを発揮する。
集中攻撃から身を守り自分に攻撃しても意味がない状況を作りやすいほか、[[殴り返し]]ができないということは裏を返せば他のプレイヤーになら[[攻撃]]してもこの高パワーが脅威にならないということでもあり、相手同士の潰し合いを仕向けられるかもしれない。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《デ・バウラ・チャージャー》]]

-[[《キング・アトランティス》]]
-[[《大河海嶺・K・アトランティス》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-BD_]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[HIRO”WO”NORI]]
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](7/60)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P40/Y23)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ツインパクト]]
-[[サイバー・ウイルス海]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[警戒]]
-[[墓地回収]]
-[[チャージャー]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト5,サイバー・ウイルス海,サイバー・ウイルス,サイバー,パワー13000,ブロッカー,攻撃できない,警戒,呪文,コスト3,墓地回収,呪文回収,チャージャー,・,終音「ん」,UC,アンコモン,HIRO”WO”NORI);