#author("2024-08-09T17:53:44+09:00","","") #author("2024-08-09T18:24:49+09:00","","") *《&ruby(ディス){Dis};ノメノン》 [#y011aa9b] |Disノメノン R 水/火/自然文明 (3)| |クリーチャー:ジャイアント・インセクト/ディスタス 5000| |''スピードアタッカー''| |''マッハファイター''| |''ジャストダイバー''(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)| |このクリーチャーがバトルに勝った時、自分の山札の上から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。| [[DMRP-18]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ジャイアント・インセクト]]/[[ディスタス]]。 [[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]]・[[ジャストダイバー]]という、所持する[[文明]]の定番[[キーワード能力]]を3つ併せ持ち、さらに[[バトル]]に勝った時[[山札]]の1枚目を[[手札]]か[[マナゾーン]]に加えることができる。 「バトルに勝った時」という[[能力]]は[[マッハファイター]]と[[シナジー]]を形成しており、相手の[[パワー]]5000未満の[[クリーチャー]]を[[除去]]しつつ[[手札補充]]または[[マナブースト]]ができる。 パワー5000というと、[[《とこしえの超人》]]を一方的に討ち取れるラインであり、勿論[[《天災 デドダム》]]も範囲に入る。 さらに、[[スピードアタッカー]]と[[ジャストダイバー]]を持ち合わせることで相手プレイヤーの攻撃要員にも使いやすい。 出たターンから攻撃できる[[除去]]されにくいアタッカーとして運用することができるので、相手[[プレイヤー]]への[[ダイレクトアタック]]のための最後のひと押しに期待できるだろう。 この手の[[クリーチャー]]にありがちな問題に「[[除去]]できる相手[[クリーチャー]]がいなければ能力を発揮できない」という点を払拭している。 ただし[[ジャストダイバー]]では[[ブロッククリーチャー指定ステップ]]の耐性はない。[[ブロック]]されても[[バトル]]に勝てさえすれば山札をめくれるので[[チャンプブロック]]には抑止力があるが、この[[クリーチャー]]より[[パワー]]が高い[[ブロッカー]]には簡単に阻まれてしまう。さらに高[[パワー]]が多く[[マッハファイター]]の盤面処理を阻害する[[ガードマン]]も意識する必要があるだろう。 [[スピードアタッカー]]を持つ[[自然]]の3[[コスト]]の[[クリーチャー]]なので[[《S級原始 サンマックス》]]とも好相性。素でバトルに勝てる相手に対して進化せずに挑みかかってバトル勝利時能力を使い、そうでない相手に対しては[[《S級原始 サンマックス》]]に進化させて強化するのが賢明。 バトルで除去しつつ[[アドバンテージ]]を稼ぐのは[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]に似通っているが、あちらとは違い相手のシールドを割らずにバトルを仕掛けることができ、自壊デメリットがないどころか[[耐性]]があるため、使い勝手は全く異なるだろう。 なお、[[手札]]に加えるか[[マナゾーン]]に置く効果は強制である。そのため[[バトル]]に勝つと[[山札]]が必ず1枚減る。1枚しか動かさないので[[ライブラリアウト]]は中々しないだろうが、[[山札]]が少なくなる局面では一応注意したい。 [[ジャストダイバー]]中は単体[[除去]]ではどかせず、[[全体除去]]でも生半可な[[火力]]や[[パワー低下]]では倒されないため場持ちは良い部類である。 ただ、環境に[[アンタッチャブル]]や「選んだ時」に誘発する能力持ちが増えることで、それの巻き添えで除去されやすくなる場合もある。実際、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]対策に、対象を選ばない[[《B.F.F. モーメント》]]が注目された。 **ルール [#jcbf0aa0] -「バトルに勝った時」の能力は、単にそのカードを移動させるだけの効果である。したがって、[[《巡霊者メスタポ》]]または相手の[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいた場合、[[山札の上]]を見ることはできなくても、見ずに手札に加えるかマナゾーンに置くかを決め、そのゾーンに移動させる。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41471]]、[[明言>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45064/]] **環境において [#h3ab28bd] [[DMEX-16]]期になると[[【モモキングRX】]]折衷型の[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]が[[環境]]に浸透し、その主要パーツとして活躍を始めた。 このカードが跋扈したことで[[《異端流し オニカマス》]]が色の合う[[ビートダウン]]に袖にされるようになり、除去耐性が無い代わりに[[メタ]][[能力]]が遥かに優秀な[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]が主流化したと言われる。 [[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期に[[【赤緑ボルシャック】]]が確立されると、そちらに入る[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を[[ジャストダイバー]]で貫通する[[ダイレクトアタック]]要員としても開花した。 ところが[[DMEX-17]]発売からしばらくすると、初動としてより確実な上に花形であるドラゴン指定進化クリーチャーとの相性も抜群の[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]に立場を譲ることが増えるようになった。無理に[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]でこのクリーチャーを狙って見切り発車的に[[ワンショット]]しなくとも、[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]で蓋をすれば取り敢えず[[【我我我ブランド】]]や[[【ドギラゴン閃】]]は見ることができるというのもある。 それが[[DMRP-20]]発売を機に[[【獅子王ヴォルゼオス】]]が成立すると、[[《Volzeos-Balamord》]]で[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を[[アタック・チャンス]]により[[唱えた>唱える]]際に呼び出す[[ダイレクトアタック]]要員として需要が回復。 [[【青黒赤緑邪王門】]]でも稀に[[メタ]][[クリーチャー]]による詰み盤面回避のために2枚程度挿されることがある。 そこには[[《百鬼の邪王門》]]や[[《天災 デドダム》]]、[[《鬼ヶ大王 ジャオウガ》]]、[[《一王二命三眼槍》]]、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]と基盤に大量に多色カードがあるため、《Disノメノン》まで入れると単色カード不足で[[色事故]]の原因になるので注意。 [[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期に[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]がメタ格に復帰すると、このカードも環境に復帰。環境復帰時点でそちらは非ドラゴン基盤型が主流に。 その後しばらく環境で見かけなくなったが、[[DM23-RP1]]期にはこれを入れた[[【青赤緑サンマックス】>【サンマックス】]]がオリジナルのチャンピオンシップで優勝。脇には[[《異端流し オニカマス》]]や[[《若き大長老 アプル》]]といったメタカード、[[《Disメイデン》]]や[[《極楽鳥》]]といったリソース系も投入されていた。[[DM23-RP4]]期には[[《一期音愛 カーリー/♪さようなら また会うかもね さようなら》]]、[[《巨魔天 アオフェシー》]]採用型[[【青赤緑サンマックス】>【サンマックス】#bb9d2302]]での入賞が見られた。 【青黒緑COMPLEX】が流行すると、次第に[[ダイレクトアタック]]要員としてそちらに2枚程度挿されるケースも見られるようになった。 **アニメにおいて [#n1553c2c] -アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[ハイド]]が主に使用。声優は[[赤坂柾之]]氏。 『電融』構築時の第8話と第25話の[[ボルツ]]戦で[[召喚]]しており、いずれも[[スピードアタッカー]]と[[ジャストダイバー]]を活かしての[[ダイレクトアタック]]の[[要員>フィニッシャー]]としての起用だった。 --特に第8話の[[ボルツ]]戦では[[ジャストダイバー]]によって[[S・トリガー]]で発動した[[《閃勇!ボンバーMAX》]]の[[タップ]][[効果]]をすり抜けて[[フィニッシャー]]となる活躍を見せている。 --どのデュエマでもこの[[クリーチャー]]を[[召喚]]してから[[ターン]]が往復する前に決着が付くため、アニメに登場する小型[[クリーチャー]]としては珍しく、その登場回数に反し一度も[[破壊]]されていない。 --それ以降は使用されず、マナゾーンでの登場に留まった。 -その一方で、漫画『キング』では使用されなかった。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第5話で[[ランナー]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用したデッキに投入し、[[《ストリーミング・Re:チューター》]]で手札に加えられたが、返しのターンで[[《ブック=ラギルップ》]]の[[ハンデス]][[能力]]で捨てられた。 また、第19話の[[デュエパーティー]]では[[パパリン]]が使用し、[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]と共に[[《愛の無限オーケストラ》]]の進化元になった。 **その他 [#dc90e8ea] -[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]を素体とする[[ディスタス]]。元は無かった[[水]]文明が追加され、[[ゼノパーツ]]が削除されている。 --元になった《ゼノメノン》は[[背景ストーリー]]における[[デュアル進化]]獣の1体である。他の4体と共に一般[[クリーチャー]]に対する恐怖政治を行おうとした[[デュアル進化]]獣だが、[[ディスペクター]]に仕える奉仕[[種族]]である[[ディスタス]]として改造されてしまった。[[ササゲール]]が付かなかっただけ「ディスペクト」度合ではマシか。なお、[[聖拳編]]で敵対していた[[五大王]]とは、[[王来篇]]でも[[敵対す>《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]][[ることに>《アアルカイト <ペガサ.Star>》]][[なった>《サッヴァーク <マン.Star>》]]。 --その《ゼノメノン》とはかなり相性が良い。[[進化元]]、[[マナ基盤]]として優秀なのはもちろん、邪魔な小型[[ブロッカー]]などの[[除去]]を行いつつ不足しがちな[[手札]]の補充ができる。 --カードイラストを見ると、《ゼノメノン》と同じく針葉樹林に居ることがわかる。しかしサイズ比は明らかに変化しており、《ゼノメノン》よりも極端に小型化しているようだ。 -この[[カード]]と[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の登場により、タッチ火型の[[【シノビドルゲーザ】]]も無理なく組めるようになった。 -[[DMART-07]]では「&ruby(のうみ){能美};のん」というキャラクターに擬人化されている。 **関連カード [#u91825e1] -[[《トテントンタン》]] -[[《コンプライーグル》]] -[[《パーパット・スカラベ》]] -[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#b1a31373] -[[DMART-07]]&br;'''に、似合う……?―能美のん''' **収録セット [#q4802dc1] -illus.[[500siki]] --[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](29/95)、(4A/20)、(4B/20) --[[DMBD-19 開発部セレクションデッキ「火水覇道」>DMBD-19]](9/14) --[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](T5/T12) --[[DM24-BD1 「ドリーム英雄譚デッキ ドギラゴンの書」>DM24-BD1]](17/21)(新規イラスト) -illus.[[霧月]] --[[DMART-07 「神アート COLORFUL*SNOW」>DMART-07]](5/5) **参考 [#l58f768c] -[[ジャイアント・インセクト]] -[[ディスタス]] -[[スピードアタッカー]] -[[マッハファイター]] -[[ジャストダイバー]] -[[バトル]] -[[手札補充]] -[[マナブースト]] &tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト3,ジャイアント・インセクト,ジャイアント,ディスタス,パワー5000,スピードアタッカー,マッハファイター,ジャストダイバー,バトルに勝った時,サーチ,手札補充,マナブースト,終音「ん」,R,レア,トレジャー,黒トレジャー,500siki,霧月);