#author("2025-06-13T01:43:49+09:00","","")
#author("2025-06-13T02:51:34+09:00","","")
*《~&ruby(マルガレーテ・ゼロ){凍てついた時間};~》 [#top]

|~凍てついた時間~ VR 水文明 (3)|
|G-NEOクリーチャー:リキッド・ピープル/スチーム・ナイト 3000|
|''G-NEO進化'':光、水、または闇のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、NEO進化クリーチャーとして扱い、離れる時、かわりに下のカードすべてが離れる)|
|''ブロッカー''|
|相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出た時、ターンの残りをとばしてもよい。|

[[DM25-RP2]]で登場した[[水]]の[[G-NEO]][[リキッド・ピープル]]/[[スチーム・ナイト]]。

[[召喚]]以外に反応する[[コスト踏み倒しメタ]]で、[[メタ]][[能力]]はなんと[[ターンスキップ>ターンの残りをとばす]]という、[[軽量級]]メタとしては前代未聞の能力。
極めて近い能力を持つ[[《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》]]の着地も最速3[[マナ]]ではあるが、あちらは[[《“必駆”蛮触礼亞》]]とのコンボ前提である。

両者ターン中に有効な[[召喚]]以外メタは既に[[《カクラリコ》]]など、より低いコストのものが存在する。
相手ターン中の踏み倒しの場合、それらと異なり頭数自体は減らせないという点でこちらが不利。そもそも相手がそのターンの行動をそこで終える気だった場合あまり意味がない。相手ターン中だけで良いならそもそも出させない[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]や最初から[[除去耐性]]のある[[《異端流し オニカマス》]]などもある。
自分ターン中なら[[cip]]を封じられる点は差別化点の一つとなるが、マナゾーンのカードをタップせずに出た時ならすべて反応できる《クライアッシュ“覇星”》と異なり、[[S・トリガー獣]]や[[ニンジャ・ストライク]]、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]、[[《真気楼と誠偽感の決断》]]から出た[[S・トリガー獣]]など多くの[[召喚]]扱いの[[踏み倒し]]はすり抜けてしまい、[[《ヘブンズ・ゲート》]]から出た[[ブロッカー]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]など限られた相手にしか通らない。
また、[[S・トリガー]]に対して使った場合はそのまま自分のターンが終了するため、自分に決定権こそあれど、[[エクストラターン]]などの例外を除いて攻め手が止まってしまうことは変わりない。そのため[[ワンショット]]の保険としては使い辛い。
[[相互互換]]こそ存在しないものの、どちらのターンでも結局頭数自体を抑えることはできない。コスト1〜2でも強力な[[コスト踏み倒しメタ]]が数多存在する中、コスト3にしては効果が中途半端。

[[【白赤緑ボルシャック】]]や[[【白青天門】]]のような通常のコスト踏み倒しが前提となる上に除去もデッキ構造上気軽に積めないデッキにとってはメタカードとして機能しやすい反面、結局のところ相手ターン中だと[[ターン・プレイヤー]]を優先するルールで展開はされてしまうのでメタとして機能するかは未知数である。
前述の【ボルシャック】や【白青天門】でも、[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]からの大量展開自体は許してしまう他、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]などを投げられると(《ゲンムエンペラー》着地前にすでに効果がトリガーしていれば残りの行動は飛ばせるものの)意味がなくなってしまう。

ただのメタクリーチャーというよりは軽量の[[ロック]]として運用した方が効果的に機能する場面が多いだろう。自分ターン中であれば[[《ヘブンズ・ゲート》]]などの[[S・トリガー]]を踏んだ場合も[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の起点となる[[光]]の[[ブロッカー]]を通常のコスト踏み倒しで呼び出した時点で、[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]が出て来る前に封殺できる。(ただし、一般的な[[踏み倒し]]手段となる[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の場合、[[タップ]]した[[クリーチャー]]を無防備に置いておくとそのまま突入した相手[[ターン]]に[[バトル]]からの踏み倒しを許してしまう点は注意したい)

[[【黒単ゼーロ】]]や【光水火庵野水晶】のような、効果の連鎖が途切れるタイプのチェイン・ループには刺さりやすい。
ただし連鎖を途切れさせずに[[ライブラリアウト]]や[[エクストラウィン]]まで到達できるコンボに対しては無力。とはいえこのカードに限らず[[置換効果]]や[[出せない]]系ではないメタの全般に言えることではある。

[[G-NEO進化]]で[[NEO進化クリーチャー]]となった場合残機が1回分保証されるため、[[【白青赤ゴスペル】]]に採用される[[コスト1]][[軽量級]][[除去]][[呪文]]の連打や[[《真気楼と誠偽感の決断》]]の除去2連発でもされない限り、基本的には[[単発的効果]]による[[バトルゾーン]]から[[離す>離れる]][[除去]]では完全な犬死ににはなりにくい。
しかし[[《「…開けるか?」》>《ドアノッカ=ノアドッカ/「…開けるか?」》]]などの[[軽量級]][[パワー低下]]で一発解体でき、[[《秩序の意志》]]などの[[封印]]でも対処可能。[[《アーテル・ゴルギーニ》]]ならパワー低下1回で解体でき、そのまま踏み倒し効果を問題なく使える。
テキスト判明当初時点で既に同様の対策は同コスト、同パワーの[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]に対して行われている。[[エスケープ]]の任意回数使用でアドバンテージを回復できるあちらと比べ、こちらは進化元のぶん損失が大きくなりやすい。
テキスト判明当初時点で既に同様の対策は同コスト、同パワーの[[《ポッピ・冠・ラッキー》]]に対して行われている。パワー低下に[[エスケープ]]の任意回数使用でアドバンテージを回復できるあちらと比べ、こちらは進化元のぶん損失が大きくなりやすい。
進化元もメタクリーチャーの場合、そもそも横に並べた方が除去の要求数は(全体除去を除けば)変わらずにカバー範囲が広がるという点は留意したい。

[[《真気楼と誠偽感の決断》]]のようなターンの終了時に自己コスト踏み倒しを発動する手札誘発は、相手が[[踏み倒し]]で条件稼ぎを狙った場合にカウンターで使われる前にターンをとばして封殺できるが、併用されるカードには[[召喚]]扱いのものも多く、特に主流の使用デッキかつ踏み倒しの殆どが召喚の[[【白青黒緑ペテンシーフシギバース】]]の存在がネック。主要カード中では[[《逆転の影ガレック》]]の3番目の選択肢の踏み倒しは飛ばせるものの、1番目の選択肢が天敵となるパワー低下なのでやはり分が悪い。

[[【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】]]のようなある程度の速度とメタ、コントロール性を両立したデッキに向く。[[《連射のカルマ ユキメ/ショット・水晶チャージャー》]]と併用すれば、前述の[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]→[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の流れに対して時間稼ぎにしかならない点を《ウェルキウス》を[[破壊]]してから[[ターンの残りをとばす]]ことでカバーできる。
一方で敵に回しても、[[【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】]]に加えて[[【青黒COMPLEXコントロール】]]系統などのような[[《アーテル・ゴルギーニ》]]重用型デッキが登場直近の環境に多いため、そこまでロックとしての悪質さはないだろう。

相手のクリーチャーを無理やりバトルゾーンに出す効果と相性が良く、相手ターンに[[《父なる大地》]]や[[《リアルとデスの大逆転》]]などを踏ませれば[[《終末の時計 ザ・クロック》]]レベルの強力な防御札となるほか、[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]と並べると相手のターンが始まった瞬間に飛ばすことすらできる。
しかしこれらのような相手の[[踏み倒し]]を強要するカードと相性のいい[[侵略ZERO]]や《真気楼》と併用することを考えた場合、ターンの終わりを飛ばしてしまうことから強烈にバッティングするため、それらを天秤に掛けた上での採用の検討が要求される。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《氷牙アクア・マルガレーテ卿》]]

-[[《完全不明》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]
-[[《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM25-RP2]]&br;'''出会ってしまえば、未来は[[通行止め>ターンの残りをとばす]]。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[touge369]]
--[[DM25-RP2 「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ~ジャシン・イン・ザ・シェル~」>DM25-RP2]](2/77)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[G-NEOクリーチャー]]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[スチーム・ナイト]]
-[[G-NEO進化]]
-[[ブロッカー]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[ターンの残りをとばす]]

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