#author("2021-02-04T15:45:58+09:00","","")
#author("2021-06-11T16:29:59+09:00","","")
*《&ruby(りゅうせいれい){龍聖霊};ウィズダムフェウス》 [#r6daaa13]

|龍聖霊ウィズダムフェウス P 光文明 (7)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/アポロニア・ドラゴン 7500|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から呪文を1枚、相手に見せてから手札に加えてもよい。その後、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、名前に《スパーク》とある呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMD-32]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[アポロニア・ドラゴン]]。

[[cip]]で[[呪文]]を[[補充>手札補充]]し、更に[[手札]]から[[スパーク]][[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]可能な[[ブロッカー]]。

名前や[[イラスト]]からも分かるように[[《龍聖霊ウルフェウス》]]から派生した[[クリーチャー]]。
あちらから[[パワー]]が上昇し、[[ブロッカー]]と[[サーチ]][[能力]]が追加され、[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]に[[墓地]]の[[クリーチャー]]を必要としなくなった。単体の[[スペック]]が上昇し、より出しやすく、[[能力]]の不発が少なくなったといえる。

だが、肝心要の[[能力]]であった[[コスト踏み倒し]]の対象が「[[S・トリガー]]付き」から「[[スパーク]][[呪文]]」になってしまっている。
[[サーチ]][[能力]]があるため[[呪文]]が唱えにくくなったとは言い難いものの、主要な[[スパーク]][[呪文]]のほとんどが[[S・トリガー]]を持っている事を考えると、この点では弱体化し[[汎用性]]も狭まっていると言える。

**環境において [#j3b74c13]

その[[汎用性]]の低さから登場当初は非常に評価が低かったが、この[[クリーチャー]]と[[【ロージアミラダンテ】]]との相性の良さにより再注目される。
[[《レインボー・スパーク》]]などの軽量[[呪文]]から[[《アルカディア・スパーク》]]や[[《スーパー・エターナル・スパーク》]]などの[[除去]][[呪文]]を[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と共に乱れ打ちする事ができるようになった。
《ミラダンテXII》の[[ファイナル革命]]で唱えた[[《ドラゴンズ・サイン》]]で踏み倒してもよし、[[ブロッカー]]なので[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]から踏み倒してもよしと非常にユーティリティ。

[[スパーク]][[呪文]]の層が厚くなったことにより、[[ドラグハート]]偏重型ではなく、[[呪文]]を主体とした新しいタイプの[[【ロージアミラダンテ】]]の登場である。

[[新章デュエル・マスターズ]]環境においては[[【墓地ソース】]]でさりげなく[[パワー]]ラインが活きた。[[《爆撃男》]]1体分の[[パワー低下]]と[[《暴走龍 5000GT》]]の5000全体火力の組み合わせで落ちないラインであるというのがまさにそれである。

[[双極篇]]には[[光]]の5コスト以上の[[ドラゴン]]である[[クリーチャー]]面の付いた[[スパーク]]である[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]を獲得。しかし[[【ロージアミラダンテ】]]は環境から遠ざかっていたため、この点では恵まれなかった。

[[超天篇]]では[[《ケンザン・チャージャー》]]の獲得を機に[[【ロージアミラダンテ】]]が使用率を回復し、ポツポツとチャンピオンシップ4位以内入賞を果たすようになったが、[[《ヘブンズ・ゲート》]]軸が主流となったため[[ブロッカー]]が付いているこちらの評価が高くなり、デッキの主流パーツになるに至った。

**その他 [#s7392cbc]
-この[[クリーチャー]]が収録された[[DMD-32]]には、[[《アルカディア・スパーク》]]と[[《スパーク・チャージャー》]]が収録されているが、基本的に前者を[[唱える]]のが良いだろう。[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]とともに出し、全体[[タップ]]で突破口を開きつつ[[W・ブレイカー]]で奇襲するのが綺麗な使い方。

-特に条件が付いていないにもかかわらず同じタイミングで2つの[[能力]]が同時に[[トリガー]]する珍しい[[クリーチャー]]。これにより、[[スパーク]][[呪文]]を踏み倒してから[[サーチ]]を行ったり、同時に誘発した他の[[トリガー]][[能力]]の[[解決]]を間に挟んだりできる。

-[[《神聖の精霊アルカ・キッド》]]と並べ、[[《ホーリー・スパーク》]]を[[サーチ]]してきて[[唱える]]使い方もある。メイン[[能力]]が[[cip]]であるこの[[クリーチャー]]を[[聖霊王]]に[[進化]]させれば非常に効率的で、奇襲性も抜群。

-[[光]][[デーモン・コマンド]]ではないが[[《プリズン・スパーク》]]との相性が良い。自分の[[ターン]]中に[[能力]]で唱えることができれば相手全体[[フリーズ]]という、さながら[[《聖霊龍王 バラディオス》]]や[[《時の革命 ミラダンテ》]]のような動きが可能。
--[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]の[[S・トリガー]]で相手[[ターン]]中に出た場合、[[唱える]]ことは出来ても[[フリーズ]]は発動しないので注意。もっとも全[[タップ]]は問題なく発動するので足止めとしては十分に強力。
--後に低[[コスト]]で相手[[ターン]]に唱えても[[フリーズ]]が可能な[[《タラトゥイユ・パンツァー/デリシャ・スパーク》]]を獲得。[[デッキ]]に[[自然]]を入れる場合や、[[光]][[デーモン・コマンド]]を採用しない場合はこちらが優先されるだろう。

**関連カード [#b1fe08e1]
-[[《龍聖霊ウルフェウス》]]
-[[《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]

-[[《聖霊左神ジャスティス》]]
-[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]

**収録セット [#p9a35fa1]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kawasumi]]
--[[DMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」>DMD-32]]
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]]

**参考 [#i399feb1]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[アポロニア・ドラゴン]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[呪文]]
-[[手札補充]]
-[[スパーク]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[《サファイア・ウィズダム》]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,エンジェル・コマンド,コマンド,アポロニア・ドラゴン,ドラゴン,パワー7500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,サーチ,スパークサポート,コスト踏み倒し,P,レアリティなし,kawasumi);