#author("2024-10-09T18:24:09+09:00","","")
#author("2024-10-11T22:20:41+09:00","","")
*《&ruby(ちょうじょう){頂上};&ruby(でんゆう){電融}; クライアッシュ“&ruby(ヘッザー){覇星};” '&ruby(トゥエンティツー){22};》 [#top]

|頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22 SR 水/火/自然文明 (10)|
|クリーチャー:ディスペクター/グリーン・コマンド・ドラゴン/ビートジョッキー 11000|
|''B・A・D4''(このクリーチャーの召喚コストを4少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)|
|''EXライフ''|
|''スピードアタッカー''|
|''マッハファイター''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。|
|相手のクリーチャーが相手のマナゾーンのカードをタップせずに出た時、ターンの残りを飛ばしてもよい。|

[[DM24-EX2]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]/[[ビートジョッキー]]。

3色の[[コスト]]10で、[[EXライフ]]、[[スピードアタッカー]]、[[マッハファイター]]、[[cip]]での2[[ドロー]]を持ち、更に相手が[[マナゾーン]]のカードを[[タップ]]しない[[コスト踏み倒し]]をした場合に[[任意]]で[[ターンの残りをとばす]]という[[コスト踏み倒しメタ]]としては珍しい能力を持つ。

[[B・A・D]]の[[自壊]]を[[EXライフ]]で無視できることから実質的に[[コスト]]6の[[クリーチャー]]として運用することもでき、更に[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の[[コスト軽減]]を活かせば3[[マナ]](2+色[[マナ]])で[[召喚]]することができる。

[[ターンの残りをとばす]]能力は[[コスト踏み倒しメタ]]にありがちな「相手のターン中」という制限がないため、こちらのターン中でも[[S・トリガー]]などで相手にクリーチャーを出されても[[ターンの残りをとばす]]ことによって相手のクリーチャーの[[cip]]などを失効させ、[[B・A・D]]の[[自壊]][[デメリット]]もなくなる。[[【ヘブンズ・ゲート】]]のような[[コスト踏み倒し]]が必要不可欠なデッキへの対策としては優秀である。

ただし[[《異端流し オニカマス》]]のようにバトルゾーンから追い出すような能力ではないため場にはそのまま残ってしまう。相手ターン中であれば[[cip]]もすべて解決されてしまうので相手がターン終了を前提で踏み倒してきた場合には効果が薄い。これまでに存在した[[コスト踏み倒しメタ]]カードとはまた違った運用法を見つけて活躍させたいところ。

[[マッハファイター]]による疑似11000[[火力]]と2ドロー、さらに独特な[[踏み倒しメタ]]能力は[[コントロール]]系のデッキと相性が良い。[[《百族の長 プチョヘンザ》]]や[[《自然の四君子 ガイアハザード》]]などで相手盤面を縛って余裕ができた時の一手としては悪くないだろう。

また合成元の[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]と同じく[[《“必駆”蛮触礼亞》]]で踏み倒すこともでき、捨てた手札は[[cip]]でドローすることで回復できる。最速3ターン目に着地しても[[EXライフ]]で生き残るため、早く出せば出すほど強力と言える。

**その他 [#g7f3881a]
20''22''年10月に開催された[[DMGP20''22''>公認グランプリ]]Day1の決勝戦をミラーで対戦した[[【白ガイアッシュ覇道】]]からの主要カードである[[《流''星''のガ''イアッシュ''・カイ''ザー''》>《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と[[《勝利龍装 ''クラッシュ“覇''道(''へッ''ド)''”''》>《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]を合成した『電融』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ガイアッシュ》の胸周辺にあった鎧らしきパーツを置き換える形で、《覇道》の乗り物を割り込ませている。キャタピラのカバーから腕が、浮かぶ歯車から翼が丁度良く繋がる形となっており、元の乗り物をそのまま配置しただけにもかかわらずデザインに整合性が取れている。総じて秀逸にして、ディスペクターとしてはかなり整った外観と言える。ただこの歯車はデザイン上、《覇道》においては乗り物の''目''に相当するものであるため、よく見てみると''目の裏側から翼が生えてくる''というインパクトある意匠にもなっている。
--ごく小さくしか映っていないため判然としないが、《覇道》の操縦士はこれといった組み換えを受けていないようだ。ただし本来立っていた場所が《ガイアッシュ》の首に占領されており、また構造上乗り物がかなり前傾しているため、乗り物背部の機構部分に近い、やや無理やりな位置に立たされてしまっている。
--意図してのことかは不明だが、イラストにおける《ガイアッシュ》の文明が左右入れ替えられている。しかし角と目は反転しておらず、《覇道》本体の左右もそのままであるため、単純にイラスト全体を反転したわけではないようだ。
-《ガイアッシュ》からは、[[cip]]の2ドローと、「召喚コストを4少なくする」という文面と、「マナカードをタップしない」形の[[コスト踏み倒し]]に反応するという条件を受け継いでいる。
一方《覇道》からは、[[スピードアタッカー]]と、[[B・A・D]]と、ターンに関わる能力を受け継いでいる。
--これら受け継いだ能力は互いに混ざり合っており、これはこちらの能力である、と明確に分けて述べるのは難しい。
---B・A・Dそのものは《覇道》のものだが、軽減幅が4に増えているのは《ガイアッシュ》由来だろう。また軽減を含めると丁度《ガイアッシュ》と同じ6[[コスト]]になる。
---マナゾーンをタップしないことに反応するのは《ガイアッシュ》だが、その結果[[ターンの残りをとばす]]のは《覇道》の[[追加ターン]]を彷彿とさせる。
--元々自身が持つB・A・Dで自壊することにより追加ターンを得るというクリーチャーだった《覇道》に対し、自身が持つ[[EXライフ]]でB・A・Dの自壊を免れるばかりか、追加ターンならぬターン飛ばしの能力によって''自壊そのものすらキャンセルしうる''という、コンセプトを丸ごと裏返したかのようなディスペストを受けた能力となり、更には《ガイアッシュ》側の本来条件を満たしている''擬似[[侵略ZERO]]のタイミングも失わせてしまう''ため、こちらも痛烈にディスペクトを受けている。また文明数の都合で自身のB・A・Dに加えて《ガイアッシュ》によるコスト軽減を同時に適用した場合、その軽減を最大に活かせないことになる。活かせなかった結果払うマナが《ガイアッシュ》と《覇道》のコンボの再現となる4マナではなく[[【白ガイアッシュ覇道】]]とは直接関係ない別の《覇道》とのコンボである[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[B・A・D・S]]2を再現した3マナとなっている。ディスペクターの面目躍如である。
--[[マッハファイター]]の由来は不明。単に[[電融>青赤緑]][[ディスペクター]]のカラーパイに合わせて追加されただけかもしれないが、穿った見方をするなら《ガイアッシュ》の[[攻撃制限]]能力の反転だろうか。
--パワー11000も一見由来がないように見えるが、《覇道》の+5000[[パンプアップ]]まで加味したパワー14000を基準にすると、そちらと《ガイアッシュ》のパワー8000の中間値となっている。
-文明は両者から過不足なく継承しているが、種族は[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]から[[ブルー・コマンド・ドラゴン]]と[[ハンター]]を、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]からは[[ドラゴンギルド]]を合わせて合計3つが削除されている。[[特殊種族]]のハンターとドラゴンギルドが省かれるのは通例だが、水文明を持ちながらブルー・コマンド・ドラゴンまでも削除されているのは意外なところ。そもそもグリーンの[[ガイア>《大地のリュウセイ・ガイア》]]とブルーの[[スプラ''ッシュ''>《激浪のリュウセイ・スプラッシュ》]]を合わせて《ガイアッシュ》だったのだから、これではあたかも《覇道》と''[[《大地のリュウセイ・ガイア》]]''のディスペクターかのようである。念のため述べておくと、イラストは間違いなく《ガイアッシュ》のもの。
--これは2022年当時の[[【白ガイアッシュ覇道】]]が、[[水]]のカードが全て[[多色]]である[[白赤緑]][[タッチ]][[青>水]]デッキであったという実情を反映しているのかもしれない。
事実、決勝戦で対決した2人の【ガイアッシュ覇道】も、[[外部ゾーン>超GR]]を除くと水のカードは多色しか入っていなかった。
--「龍への憧れ」を背負う[[ドラゴンギルド]]に対し、それを剥奪した上で本物の[[ドラゴン]]種族を与えるのは、「リスペクト」とも「ディスペクト」とも取れる。一方、[[エピソード2背景ストーリー]]の中心人物であった[[鬼丸>《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]と[[リュウセイ]]の亜種が元になったクリーチャーでありながら、[[ハンター]]を持っていないという「ディスペクト」も見られる。
}}

-[[ディスペクター]]としては、[[ビートジョッキー]]から同弾の[[《頂上混成 BAKUONSOOO8th》]]と並んで初の、[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]としても初の、種族には含まれていないが[[ドラゴンギルド]]モチーフも初の[[クリーチャー]]となる。

-前年の[[2022 Day2>《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]に続き、Day1からも「頂上」ディスペクターが登場した。また《頂上電融》のディスペクターとしては[[《頂上電融 ジョルト・ザ・ジョクスト4th》]]に続き2体目となる。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]
-[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]

-[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-EX2]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](21/100)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[青赤緑]]
-[[ディスペクター]]
-[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]
-[[ビートジョッキー]]
-[[B・A・D]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[ターンの残りをとばす]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト10,ディスペクター,電融,グリーン・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ビートジョッキー,戦車,パワー11000,B・A・D,B・A・D4,EXライフ,スピードアタッカー,マッハファイター,W・ブレイカー,cip,ドロー,cip付与 (相手),コスト踏み倒しメタ,ターンの残りをとばす,頂上,SR,スーパーレア,MITSUAKI MATSUMOTO);