#author("2024-03-28T04:59:57+09:00","","")
#author("2024-03-28T19:31:39+09:00","","")
*《&ruby(れいほう){霊宝}; ヒャクメ-&ruby(フォー){4};》 [#o8eb2cbb]

|霊宝 ヒャクメ-4 R 光/闇/自然文明 (6)|
|クリーチャー:パンドラボックス/アーク・セラフィム/ディスタス 4000|
|''S・トリガー''|
|''ブロッカー''|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|このクリーチャーが出た時または相手に選ばれた時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。その後、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|''ササゲール4''(ディスペクターを召喚する時、コストを4少なくしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。そのディスペクターのコストは0以下にはならない)|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスタス]]。

3色カードらしく[[光]]の[[ブロッカー]]/[[闇]]の[[ランダムハンデス]]/[[自然]]の[[マナブースト]]を併せ持つ。
それに加えて相手プレイヤーを[[攻撃できない]]デメリット能力と、[[ササゲール]]4を持つ[[S・トリガー獣]]。

[[ササゲール]]を考慮しなくても、ブロッカー、マナブースト、ハンデスの3つの能力により[[《無双龍聖イージスブースト》]]のように長期戦を狙う[[デッキ]]にとって使いやすい[[カード]]となっている。「[[S・トリガー]]で[[攻撃]]を防ぎ、[[ササゲール]]で[[ディスペクター]]を[[召喚]]して[[カウンター]]」という動きを考えた場合、自身の[[マナブースト]]も含め5マナ軽減できるのは驚異的で、後攻2ターン目であっても[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]などの[[コスト]]7[[ディスペクター]]が間に合う。[[ササゲール]]に依存せず[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]のような[[マナ基盤]]中心の運用をしても悪くないかもしれない。

[[ササゲール]]持ちのクリーチャーとしては素のコストが6とかなりの重量級な一方、[[ササゲール]]の数値は''4''と登場時点では最大の値。これは[[ディスペクター]]限定とはいえ、かの[[《フェアリー・ギフト》]]すら上回る軽減幅である。更に[[cip]]で[[マナブースト]]を行うので、実質5マナも軽減していることになる。
[[コスト]]通り6[[マナ]]の時点で[[召喚]]した場合、[[cip]]の[[マナブースト]]と次のターンの[[マナチャージ]]も合わせて、次のターンには[[コスト]]12までの[[ディスペクター]]を[[召喚]]できる計算になる。

[[ササゲール]]共通の弱点として次のターンまで[[除去]]を回避する必要がある。しかし選ぶ[[除去]]であれば[[マナ加速]]と[[ランダムハンデス]]が[[誘発]]するため、[[除去]]されても[[アドバンテージ]]を稼げる。加えて[[ササゲール]]の[[コスト軽減]]幅には及ばないが[[マナ]]も増えるため、[[除去]]された場合に[[マナカーブ]]がつながらない弱点もある程度解消されている。

コスト6のカードでディスペクターの召喚を5マナ加速させるのは見方によっては過剰かもしれないが、少ないマナで大型ディスペクターを出せるという恩恵は十分ある。例えば[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]で出したターンに行う非ディスタスの召喚マナを確保する、マナをある程度使った後に3マナで[[《竜界電融 N・EXT》]]を召喚し大幅な[[マナ回復]]を行うなど、活用方法は色々ある。[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]でマナからタダ出しする場合、自身の[[マナブースト]]で[[マナゾーン]]の損失を補うことが可能。

逆に、同弾収録の[[キングマスター]][[ディスペクター]]である[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]](コスト11)の召喚に全振りして使うのも面白い。[[マナカーブ]]もちょうど繋がるため、両者の相性は抜群。

他の[[S・トリガー]]と[[ササゲール]]を合わせ持った[[クリーチャー]]と比べると、[[攻撃]]を防げる[[能力]]が[[ブロッカー]]しか無く、[[チャンプブロック]]すると[[ササゲール]]を使えなくなるのが欠点だろう。一応、パワーも[[ブロッカー]]の[[S・トリガー]]としては高めで、[[速攻]]デッキの低[[コスト]][[クリーチャー]]なら倒せるラインではある。

[[ディスタス]]なので同色の[[《ディスタス・ゲート》]]、[[光]]のブロッカーでもあるので、[[《ヘブンズ・ゲート》]]に対応している。
また[[コスト]]6以下の[[アーク・セラフィム]]なので[[《霊騎のイザナイ パイル》]]の[[光臨]]でも出せるなど、踏み倒せる手段も多い。
光の[[ディスペクター]]には[[ブロッカー]]を持つ者も多く、それらとのシナジーを活かし《ヘブンズ・ゲート》と[[ササゲール]]の両面からディスペクターの降臨を狙う[[【天門ディスペクター】>【4色ロマノグリラ天門】]]というデッキタイプも存在する。

**環境において [#oa94817d]
[[DMRP-19]]発売直後、これを採用した[[ササゲール]]軸の[[【0色コントロール】>【ウェディングジョー星】]]が[[チャンピオンシップ]]([[アドバンス]])優勝を果たした。呼び出し先のディスペクターの比率が十分なので、普通の[[【5色コントロール】]]にも広く採用され、このカードを採用した[[《ヘブンズ・ゲート》]]軸の型が[[【5色ディスペクター】]]と呼ばれるなど良くも悪くもディスペクター達との相性が意識される。

[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]の登場により、そちらで止まらない防御札としてさらに評価が向上。

このカードは何と言っても[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]と相性が良く、そちらの採用されるデッキにはほぼセットで採用される。《ベン》を主軸とした[[【5色ディスペクター】]]や[[【4色ロマノグリラ天門】]]などのデッキで長く利用され続けている。[[ハンデス]]や[[ブロッカー]]による時間稼ぎ性能も案外バカにならず、気付けば[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]での呼び出しで2、3体これが並んでいた、ということもしばしばである。

**アニメ・漫画において [#oaa2ace2]
-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では[[マスオ部長]]と[[ジェンドル]]が主に[[ササゲール]]の要員として使用。声優は[[小野寺悠貴]]氏。

-漫画『キング』でも第24話でジェンドルが[[切札 ジョー]]との最終決戦(2戦目)で使用。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第19話で行われた[[デュエパーティー]]にて[[パパリン]]が使用し、[[《Disノメノン》]]と共に[[《愛の無限オーケストラ》]]の進化元になった。

**その他 [#oaa2ace2]
-[[《''霊''騎秘''宝ヒャ''ッ''クメ''ー》>《霊騎秘宝ヒャックメー》]]を素体として作られた[[ディスタス]]。主に[[【カウンターマッドネス】]]で[[マッドネス]][[クリーチャー]]達の起動役として使われていた[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]が今度は逆に自ら[[ハンデス]]をしに行くディスペクトを受けている。

-初の[[ササゲール]]4。2023年現在においても[[ササゲール]]の最大値として君臨し、同じく[[ササゲール]]4を持つカードも登場していない。

-[[DMART-07]]では「&ruby(れいほういん ひゃくみ){霊宝院百美};」というキャラクターに擬人化された。

**関連カード [#ic2c259e]
-[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]
-[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]

**収録セット [#k8e0ff76]
-illus.[[sarmat]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](28/95)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](超32/超50)
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](31/75)
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](36/60)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P45/Y20)(フルアート)([[WINNERカード]])
-illus.[[Kotakan]]
--[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]](13/18)
-illus.wasabi60
--[[DMART-07 「神アート COLORFUL*SNOW」>DMART-07]](4/5)

**参考 [#w40d3a1b]
-[[パンドラボックス]]
-[[アーク・セラフィム]]
-[[ディスタス]]
-[[S・トリガー]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[ハンデス]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[ササゲール]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分の''《霊宝 ヒャクメ-4》''と、「鬼タイム」が発動している[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]がバトルゾーンにいる状況で、相手は[[《デーモン・ハンド》]]を唱えました。相手が選ぶかわりに[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の効果で自分が破壊するクリーチャーを選びますが、自分の''《霊宝 ヒャクメ-4》''を選んだ場合、「相手に選ばれた時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、相手に選ばれていないので、トリガーしません。[[《「迅雷」の鬼 ライジン天》]]の置換効果を適用した場合、選ぶプレイヤーは自分になります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40251]](2021.9.24)

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト6,パンドラボックス,アーク・セラフィム,ディスタス,パワー4000,S・トリガー,S・トリガー獣,ブロッカー,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,cip,選ばれた時,出た時または相手に選ばれた時,マナブースト,ハンデス,ランダムハンデス,ササゲール,ササゲール4,R,レア,sarmat,wasabi60,Kotakan);