#author("2023-03-04T18:29:10+09:00","","")
#author("2024-02-06T12:59:11+09:00","","")
*《&ruby(とうりゅうれいき){闘竜麗姫};アントワネット》 [#pc5a7346]

|闘竜麗姫アントワネット C 水/火文明 (3)|
|クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/ティラノ・ドレイク 2000|
|このクリーチャーが破壊された時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|►自分の手札をすべて捨て、同じ枚数のカードを引く。|

[[DM-26]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[スプラッシュ・クイーン]]/[[ティラノ・ドレイク]]。

同[[エキスパンション]]の[[敵対色]]同士の[[pig]][[能力]]持ち[[クリーチャー]]の[[サイクル]]のひとつ。この[[カード]]では[[水]]は[[バウンス]]、[[火]]は[[手札]]の交換を行える。

[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]と並んで[[マッドネス]][[デッキ]]の軸となる[[カード]]。
軽いこのカードで[[ビートダウン]]を仕掛け、相手ターン中に[[破壊]]されれば[[手札]]を捨てて[[マッドネス]]を出せる。

登場当初は特に注目されなかったが、[[DM-29]]収録の[[《光牙忍ハヤブサマル》]]を利用することで相手[[ターン]]中にこの[[クリーチャー]]を[[破壊]]し、[[《翔竜提督ザークピッチ》]]などの[[マッドネス]]を出す[[コンボ]]が発見された。
さらに[[DM-30]]にて[[《超鯱城》]]が登場したことによりさらに[[破壊]]することが容易になった。そのため、当時の[[マッドネス]][[デッキ]]においては必須[[カード]]というべき存在だった。

[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の登場や[[《ソウル・アドバンテージ》]]の流行により[[【カウンターマッドネス】]]が登場。そちらが[[地雷]]として[[メタゲーム]]に食い込むと、このカードもしばしば使用された。

【カウンターマッドネス】があまり使われなくなった現在でも、このカードと言えばそちらに入る印象が強い。
//その後は地区大会での優勝もあって[[メタゲーム]]の上位に進む。
//どこだったか忘れたので追記求む

//-これと[[《甲蟲王機ビートルーダー》]]が持つ[[ドロー]][[能力]]は実際に[[墓地]]に置いた枚数で[[ドロー]]枚数が決まる。[[マッドネス]]を出した場合、それらは[[ドロー]]枚数にカウントされない。しかしこの裁定、ほかの裁定と食い違いがある。([[マッドネス]]参照)&br;とはいえ、もしこれらの[[効果]]で[[マッドネス]]が[[ドロー]]枚数にカウントされる場合、[[手札]]を減らさずに[[手札]]の[[マッドネス]]をすべて出すことができ、さらなる[[マッドネス]]の展開も可能という強力な[[コンボ]]となる。それを恐れて、特別な裁定にしたのかもしれない。
-現在(少なくとも2017年10月以降)では、「前提となる効果を処理し、その結果が後半に記載される条件を満たした場合に追加の効果を発揮する能力の処理について、前提となる効果が他の効果によって実際に実行されなかった場合でも追加の効果を発揮できる」という処理に統一されている。
すなわち、このカードの[[能力]]で[[手札]]を[[捨てる]]時、その処理の結果に関わらず、[[捨てる]]直前に持っていた[[手札]]の枚数と同じ枚数の[[カード]]を[[引く]]ことになる。
//DMvaultのFAQによると、2017/10/19時点で既に上述の裁定に統一されていた模様。

-相手の[[クリーチャー]]を[[手札]]に戻すことができない場合、後者の[[能力]]、つまり[[手札交換]]をしなければならなかったが、[[テキスト]]変更で[[モード]]になったため、上の[[バウンス]]を選んで空打ちすることが可能となった。
--[[バウンス]]を行うか、[[手札交換]]を行うかは、このクリーチャーが[[破壊]]された時点で決定する必要がある。(→[[モード]])
//--[[バウンス]]を行うか、[[手札交換]]を行うかは、このクリーチャーが[[破壊]]された時点で決定する必要がある。(→[[モード]])

-上記の[[マッドネス]][[コンボ]]ばかりに目が行くが、[[バウンス]]は[[pig]]によるものなので[[《時空の喧嘩屋キル》]]/[[《巨人の覚醒者セツダン》]]を無視できる。先入観を逆手にとり、[[赤青]]の[[ビートダウン]]に入れて殴らせるのもいいだろう。

-[[エピソード3環境]]ではこれを[[《邪魂創世》]]で砕いてから一気に[[墓地肥やし]]する型の[[【墓地ソース】]]が一定数使われた。

-[[《異端流し オニカマス》]]が登場すると、[[《温泉 湯あたり地獄》]]に対して後手で出して間に合うコストであることから、[[《異端流し オニカマス》]]を[[全体除去]]で[[メタ]]ることに対するケア札として注目された。[[《堕魔 ドゥポイズ》]]のような[[選ばせ除去]]にも有効。色的にも[[【赤青ドギラゴン剣】]]に合うので、隠し味として採用するのはアリ。ただ、3コストで[[召喚酔い]]する[[赤青]]2色のカードは双極篇環境ではやや重く感じるか。

-[[《時空の魔陣オーフレイム》]]や[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]などのように、[[カードプール]]の変化で評価が上昇したカードである。

-初となった[[多種族]]および[[多色]]の[[スプラッシュ・クイーン]]である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#b75ede5b]

|闘竜麗姫アントワネット C 水/火文明 (3)|
|クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/ティラノ・ドレイク 2000|
|破壊された時、ランダムな相手のクリーチャーを1体を手札に戻す。その後、自分の手札をすべて捨て、同じ枚数のカードを引く。|

[[DMPP-09]]で実装。TCG版ではどちらかを選んで発動していたのが両方発動するようになった。
-強制であることに変わりはないことから必ず手札を捨てなければならなくなり、TCG版以上に[[マッドネス]]寄りの構築が求められるようになった。

破壊したら、必ず[[ランダム]]に1体[[バウンス]]するため、[[cip]]を再利用される危険性が生まれた。しかし、ランダムということで相手視点も使いたい[[cip]]を再利用できる保証はなく、上振れたら[[マッドネス]]の盤面増強と[[バウンス]]の1体損失でゲームエンド級のアドバンテージを許す可能性があり、TCG版以上に破壊したくないクリーチャーとなったといえる。ランダムなので[[アンタッチャブル]]の[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル 》>《破壊龍神》#glink2]]もバウンスできる可能性がある。

[[《血風戦攻リドロ》]]の例に従うと、マッドネスでバトルゾーンに出した数も、ドローする枚数に算入される。

**[[サイクル]] [#vba21e17]
[[DM-26]]の、敵対色同士の[[pig]]能力持ちクリーチャーのサイクル。
-[[《深塊剛勇アングラ・グレープ》]]
-[[《封魔鎧冑バリエル》]]
-''《闘竜麗姫アントワネット》''
-[[《甲蟲王機ビートルーダー》]]
-[[《護聖秘宝イーグル・カーゴ》]]

**関連カード [#i7c97eca]
-[[《優雅なアントワネット》]]
-[[《血風戦攻リドロ》]]([[ゲームオリジナルカード]])
-[[《麗姫 アントワ-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#j27ffcdd]
-[[DM-26]]、[[DMPP-09]]
'''孤独なる少女は世界で何が起こっているか、まったく気づくことはなかった。その最期まで。'''

**収録セット [#bacd5bf8]
***[[デュエル・マスターズ]] [#pc5c4f5a]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]](46/55)
--[[DMX-07 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 咆えろ野生の大作戦」>DMX-07]](20/21)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#feade6d2]
-CV:[[ふじたまみ]]
-illus.[[Naoki Saito]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]]

**参考 [#m9fcc101]
-[[スプラッシュ・クイーン]]
-[[ティラノ・ドレイク]]
-[[タップイン]]
-[[pig]]
-[[モード]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[バウンス]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[ディスカード]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[【カウンターマッドネス】]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト3,スプラッシュ・クイーン,ティラノ・ドレイク,パワー2000,pig,モード,除去,単体除去,確定除去,バウンス,単体バウンス,手札交換,C,コモン,Naoki Saito,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),青赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),スプラッシュ・クイーン (デュエプレ),ティラノ・ドレイク (デュエプレ),パワー2000 (デュエプレ),pig (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),バウンス (デュエプレ),単体バウンス (デュエプレ),手札交換 (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Naoki Saito (デュエプレ));