#author("2024-04-30T20:45:58+09:00","","")
#author("2024-04-30T22:24:38+09:00","","")
*《&ruby(ファイティング・エッジ){闘うべき時};!!》 [#x70640e9]

|闘うべき時!! VR 火文明 (8)|
|呪文|
|相手のシールドを1つ選び、持ち主の墓地に置く。その後、相手のシールドが1つもなければ、自分はゲームに勝利する。|

[[DMEX-15]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

相手の[[シールド]]を1つ[[焼却>シールド焼却]]した後、相手の[[シールド]]が1つも無ければそのまま[[エクストラウィン]]する[[能力]]を持つ。

要は、相手のシールドが1つ以下の時に唱えれば勝利できる。
しかし、相手のシールドを1つ以下まで追い込めるなら、そのまま[[ダイレクトアタック]]を狙った方がいい場合が多く、従来の[[エクストラウィン]]能力の旨味であった「相手のシールドがいくつあろうが関係ない」がこのカードには当てはまらない。シールドが1つ以下の時に[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などで粘ってくる相手は少なくないため、その時に[[刺さる]]ことはあるだろうが、シチュエーションが限定的で[[汎用性]]が低い。
しかし、相手のシールドを1つ以下まで追い込めるなら、そのまま[[ダイレクトアタック]]を狙った方がいい場合が多い。シールドが1つ以下の時に[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]などで粘ってくる相手は少なくないため、その時に[[刺さる]]ことはあるだろうが、シチュエーションが限定的で[[汎用性]]が低い。

取り敢えず、地道な[[シールド焼却]]としての運用は[[《冥府の覇者ガジラビュート》]]や[[《ボルメテウス・レジェンド・フレア》>《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン/ボルメテウス・レジェンド・フレア》]]に劣るため、使うなら必然的に[[エクストラウィン]]を視野に入れる必要がある。

しかし、コスト8の呪文1種を無限回[[ループ]]で唱えられる状況なら、同じコスト8呪文で[[ライブラリアウト]]を狙う[[《アルカディア・スパーク》]]の方が[[防御札]]にもなるし、[[暴発]]でコスト踏み倒しができる利点もある。

そして、何らかの行動をして最後に《闘うべき時!!》を唱えるという立ち回りでは、《闘うべき時!!》以外の方法で相手のシールドを削らなければならない。もし削る方法が[[ブレイク]]なら[[S・トリガー]]の逆転を許してしまうため、[[エクストラウィン]]の旨味が減ってしまう。

このカード特有の色や、相手が[[S・トリガー]]によって使ったカードの[[解決]]のタイミングを与えないコンボで採用理由を見出したい。相手に[[S・トリガー]]を使われても、それが[[エレメント]]なら場に出るだけで一旦[[シールドチェック]]処理が終わるルールも活用しよう。

**このカードで勝利するコンボの例 [#v7e3df3f]
-[[《黒騎士ザールフェルドII世》]]が場にいる時に[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]を唱えれば、相手のシールドが0の状態で[[《闘うべき時!!》]]を踏み倒せる。

-[[《THE FINAL カイザー》]]など[[G・ブレイカー]]でお互い全ての[[シールド]]をブレイクした際、自身のシールドから[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]の[[スーパー・S・トリガー]]でこの呪文を唱えれば、そのまま勝利する。

-[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]と[[《魔獣星樹ギガゲドー》]]を共に出し、[[《魔獣星樹ギガゲドー》]]で何度も[[EXライフ]][[シールド]]を剥がしながら[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]の能力で[[《テキサス・ストーム》]]を繰り返し唱え、最後に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]で唱える呪文を[[《闘うべき時!!》]]に切り替えてフィニッシュする。

**アニメ・漫画において [#media]
-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」第28話の「[[最上川 イッサ]]vs[[カレン]]」([[メンタル・デュエマ>異世界転生宣言 デュエル・マスターズ「覇」#day3]])でカレンが使用。
[[バトルゾーン]]に相手の[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]があり自分の[[クリーチャー]]はなし、[[シールド]]はお互いに1つというピンチで、[[S・トリガー]]として使わず手札に温存していた[火(8)]のワイルドカードから宣言。[[ターンがとぶ>ターンの残りをとばす]]前に最後のシールドを[[焼却>シールド焼却]]し、[[エクストラウィン]]した。
観戦した[[ウィン>斬札 ウィン]]と[[ウガタ]]は咄嗟にマイナーなカードを宣言したカレンを賞賛していた。
//「《ミラクルバースト・ショット》でイッサのクリーチャーを一掃できたのに!」のくだりで既に[火(8)]は手札にあった
--事前の話し合いの時に[[《P・P・P・P》]]や[[《ケロヨン・カルテット》]]などの[[エクストラウィン]]持ちの名前が出るという今回の勝ち方への伏線が張られていた。

**その他 [#i5b2a8ad]
-[[【青魔導具】]]対面において、[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]からの[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]2体出しというフィニッシュコンボに対してこの[[呪文]]を[[カウンター]]で[[唱える]]と、相手の[[シールド]]も1枚以下になっていることからそのまま逆転の[[エクストラウィン]]を達成できる。
相手のターン中にこの呪文を唱える手段としては、《ガ・リュミーズ》による[[召喚]]に反応する[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]や、《メラヴォルガル》の[[ブレイク]]によって[[EXライフ]]シールドが離れた時に唱えられる[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]などが挙げられる。

-デザインの原型は[[Magic:The Gathering]]における本体火力であると思われる。あちらは[[火力]][[呪文]]でプレイヤーにダメージを与えることができ、ライフを0にすれば勝利となる。
--もしくはデュエマの姉妹TCGこと[[WIXOSS]]に登場する《西部の銃声》だろうか。《西部の銃声》もライフクロス(デュエマでいう[[シールド]])を[[ブレイク]]したのち、相手のライフクロスが0枚であれば勝利する効果を持っている。[[WIXOSS]]では「本体火力」の代名詞として使われ、過去には《西部の銃声》による[[エクストラウィン]]を利用したデッキがトップメタとして君臨した実績がある。

-カード名は漫画「デュエル・マスターズFE」からの引用であろう。
--イラスト流用元は「FE」12巻の対[[ザキラ]]最終決戦。直前のザキラの状況は[[シールド]]0に[[ブロッカー]]の[[《黒神龍ドボルザーク》]]と、ちょうどこの呪文を使えば勝利が確定する場面であった。

-[[エクストラウィン]]能力を持つカードではじめての非クリーチャーカード。
--これ以前の呪文でエクストラウィンを持つカードには[[《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]が存在したが、[[《暗黒の騎士ザガーン》]]が付いてくるためクリーチャーカードであることには変わりがなかった。
--これによりクリーチャーを一切採用しない[[ノンクリーチャー]]デッキを組むことが若干容易になった。今までは[[ライブラリアウト]]を目指すか、[[超次元]]や[[超GR]]、[[禁断]]や[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]などを採用しなければノンクリーチャーは達成できず、また後者の場合厳密にノンクリーチャーと呼べるか議論の的になってしまったからである。

//**関連カード [#w27315de]
//-[[《》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#w5228773]
-[[DMEX-15]]&br;'''とどめだー!!! ― [[切札勝舞>切札 勝舞]]&br; ― 『デュエル・マスターズFE』12巻より'''

**収録セット [#x895dcbe]
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](18/100)

**参考 [#lc21d439]
-[[シールド焼却]]
-[[エクストラウィン]]

&tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト8,シールド焼却,エクストラウィン,・,VR,ベリーレア,Shigenobu Matsumoto);