#author("2024-03-15T19:36:24+09:00","","")
#author("2024-03-15T19:49:45+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんらせい){超神羅星};アポロヌス・ドラゲリオン》 [#aa4ae82e]

|超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン SR 火文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス 15000|
|''究極進化'':進化クリーチャー1体の上に置く。|
|''侵略'':火の進化ドラゴン(自分の火の進化ドラゴンが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|''T・ブレイカー''|
|相手がこのクリーチャーを選んだ時、カードを2枚相手のマナゾーンから選び、持ち主の墓地に置く。|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが出た時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚墓地に置いてもよい。そうしたら、このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMEX-17]]で登場した[[火]]の[[究極進化]][[フェニックス]]。

[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]のリメイクカードだが、能力は[[デュエル・マスターズ プレイス]]版のそれに近い。

[[侵略]]させつつ[[メテオバーン]]を使えればデュエプレさながらの[[ワンショット]]が成立するが、メテオバーンに必要なカードが''3枚''である事に注意。
普通に[[進化クリーチャー]]の上に乗せても1枚足りないため工夫が必要。
もっとも手軽な方法は[[進化クリーチャー]]の攻撃時にこのカードを含めて[[侵略]]を2枚宣言することだろう。

[[ランデス]]能力は2枚とリメイク前よりも控えめで、相手のマナゾーンのカードが6枚以上ある状態での[[《超熱血 レッド・ブルマッスル》]]よりも少ない。
しかし、そもそもこのクリーチャーが[[侵略]]しつつ登場するということは、[[ダイレクトアタック]]に王手をかけている状態であり、そこに強力すぎる疑似[[アンタッチャブル]]は持たせられないということだろう。似通った攻撃性能を持つ[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]版[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が[[DP殿堂]]に指定されていることが、それを物語っていると言える。

TCG本編でも環境進出から約2年に渡って活躍し、再三大型大会で上位入賞したことが考慮されたのか、2024年3月11日付で[[殿堂入り]]。
殿堂直前ごろでは強力過ぎる[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]の登場などにより、[[ロック]]無しのシールドブレイクは嫌われがちな風潮であったが、その風潮を打ち破った数少ないカードと言える。
[[ランデス]]枚数の少なさや[[ブレイク]]条件の厳しさから[[デュエル・マスターズ プレイス]]版[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の調整版とも言われたこのカードであるが、殿堂入りをもって如何にプレイス版が強力だったかを証明したとも言える。
-ちなみにこのカードの殿堂入りから程無い時期に[[DM24-SD1]]が発売されることとなった。公式がプッシュする実用性の高い[[DM24-SD1]]の目の上のたん瘤になりかねなかったため[[規制]]されたとも取れる。

ただ、結局[[【赤緑アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]の[[サーチ]]基盤から[[侵略]]先確保による打点形成が優秀過ぎて、高速・高パワーの3キルデッキなのは弱体化にはならなかった。恐ろしいことに、[[殿堂入り]]前にはテンプレではなかったカードで新たに入るようになったのは[[《龍装者 バルチュリス》]]ぐらいで、残りは既存の採用カードの枚数増減だけで[[リペア]]が完了しているところである。

どちらかといえば《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》でのフィニッシュが上振れ寄りになったことで、[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]や[[オールタップ]]系がストッパーとして機能しやすくなり、さらに「相手が選んだ時」能力の耐性に屈する[[S・トリガー]]でも受けやすくなったというのが大きいだろう。
どちらかといえば《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》でのフィニッシュが上振れ寄りになったことで、[[《終止の時計 ザ・ミュート》]]など「《アポロヌス》以外には……」のカードがこのデッキにもストッパーとして機能しやすくなり、さらに「相手が選んだ時」能力の耐性に屈する[[S・トリガー]]でも受けやすくなったというのが大きいだろう。

**ルール [#pf2a04d7]
-[[侵略]]宣言するための条件は[[火]]の[[進化]][[ドラゴン]]だが、[[進化]]条件自体はただ[[進化クリーチャー]]であれば良く、その攻撃中に火でもドラゴンでもないクリーチャーに進化していたとしても重ねることができる。
--このクリーチャーの[[侵略]]を1度に複数体宣言した場合は、全て重ねて出すことができる他、例えば[[《王来英雄 モモキングRX》]]の[[cip]]で[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]に進化、攻撃時に[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]、このクリーチャーの順に侵略して[[メテオバーン]]発動といった芸当も可能。このケースであれば[[シンカパワー]]によりバトルに勝つたび[[アンタップ]]するようになるため、[[ブロッカー]]の大群を恐れることなく攻撃できる。
--[[アドバンス]]では、[[P侵略]]も達成できるクリーチャーの攻撃時に[[メテオバーン]]の進化元を手札以外から調達できる。上の状況から発展して、《RX》経由[[《アルカディアス・モモキング》]]の攻撃宣言時、[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]を重ねてから《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》を重ねることで下に3枚あり[[メテオバーン]]が使用可能になる。

-[[cip]]は[[待機]]した瞬間の状態ではなく、[[解決]]する時点の状態で判断する。《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》として出た瞬間に下に2枚しかカードがなくても[[待機]]はできている。
--[[火]]の[[進化]][[コマンド]]/[[ドラゴン]]の[[攻撃]]時にこのカード→[[《超轟速 マッハ55》]]と[[侵略]]することで、[[メテオバーン]]を《マッハ55》に引き継がせつつ《マッハ55》の[[破壊されない]]効果を発動させて[[ダイレクトアタック]]を仕掛けることができる。

***専用デッキについて [#y7840377]
実際の構成カードや立ち回りなどの情報は[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]を参照。

#region2([[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]登場前の記述){{
-コスト1のクリーチャー+コスト2の火進化クリーチャーをそろえ、3ターン目で[[《新爆竜 GENJI・XX》]]に[[NEO進化]]させそのまま《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》に[[侵略]]すれば3ターンキルが可能。
その場合コスト2の火進化クリーチャーは、[[攻撃されない]][[《キバセン・チュリス》]]や、除去されても進化元が残る[[《ゲラッチョ <チッチ.Star>》]]が適任。

-「コスト1のクリーチャー+コスト2の火進化クリーチャー」の2枚組は、出た時に山札から進化元を確保でき、高パワーの[[アンタッチャブル]]の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]でも代用できる。ただし闇文明を足す必要がある点に注意。そのままでは[[ドラゴン]]ではないので[[《新爆竜 GENJI・XX》]]などを上に重ねてから[[侵略]]を使う必要がある。

-[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]、[[《超竜キング・ボルシャック》]]、[[《革命類侵略目 パラスキング》]]、このカードの4枚で、盤面に何も無い所からでも3ターンキルを達成できる。

-[[《神羅ケンジ・キングダム》]]の[[cip]]からでも進化可能。其方も究極進化なので順当に進化させればこのクリーチャーの[[メテオバーン]]を満たすことが出来る。
}}

-TCG環境では、リメイク前の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]や、名前が部分一致する[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]は環境に進出したことがなく特に区別する必要がないため、単に「【ドラゲリオン】」や「【アポロヌス】」と言ったら[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]を指す。強いて言うなら[[【超神星DOOM・ドラゲリオン】]]と間違えないよう【アポロ】【アポロヌス】の優先順位が高い。因みに[[【超神星DOOM・ドラゲリオン】]]の方は「【DOOM】」と呼んで他と区別を付ける。
--余談だがデュエプレ環境では《超神星》版がトップメタであり、[[DP殿堂]]されるほど暴れていた。>[[【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]
関係性としては、先にデュエプレで「容易に出せて((効果だけならTCGにて[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]があったものの、そちらは容易には出せない))、効果でワールド・ブレイクしながら殴れたら強い」というのが知られてから、後からTCG環境でも類似カードとしてこのカードが登場した形となる。[[DMEX-17]]の発売日は[[DP殿堂]]施行の約3か月後。

***他のカードとの相性 [#qc156a03]
ほぼすべてのデッキで、[[侵略]]の裁定を生かした連続侵略で下のカードを3枚以上にされるが、[[進化V]]などを進化元にすることで《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》1枚の[[侵略]]宣言で[[メテオバーン]]を使うことができる。

[[コスト踏み倒しメタ]]をすり抜けるには、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》自体も[[侵略]]ではなくコストを支払って召喚する必要があるため、連続侵略を使わないメリットはほとんど思いつかない。

-素の状態でカードを3枚以上含む[[火]]の[[進化]][[ドラゴン]]は以下の通り。
#region2(折りたたみ){{
-[[進化V]]
#taglist(進化V^火文明^ドラゴン)
-[[進化GV]]
#taglist(進化GV^火文明^ドラゴン)
-[[超無限進化]] ※1体だけを進化元にしていた場合を除く
#taglist(超無限進化^火文明^ドラゴン)
}}

-連続[[侵略]]をせずに[[メテオバーン]]を達成するには、[[進化V]]や[[超無限進化]]を利用したり、軽量の進化[[ドラゴン]]に[[《時空の庭園》]]を使ったり、[[《超竜ファイバード》]]から[[《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ》>《鳳翔竜騎ソウルピアレイジ/高貴なる魂炎》]]に[[NEO進化]]させたりする必要がある。[[《王来英雄 モモキングRX》]]→[[《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]→[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]のように繋いでカード枚数を稼ぐのも良いだろう。
--このクリーチャーの[[メテオバーン]]は「出た時」なので、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》状態で[[《時空男》]]などを使って下にカードを置いても意味がない。

-[[《ゲンムエンペラー <ヘヴィ.Star>》]]や[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]らを使うのも手。前者は[[リンク]]した[[ゴッド]]の上にそちらを[[G・ゼロ]]で乗せると構成カードが3枚になるため、[[メテオバーン]]の発動条件を満たす。後者は[[へ>《極限龍神ヘヴィ》]][[ヴィ>《龍神ヘヴィ》]]か[[メタ>《極限龍神メタル》]][[ル>《龍神メタル》]]どちらかとでもリンクしていれば[[侵略]]条件を満たせる。
--これら[[ゴッド]]を経由する方法を採用する場合、[[進化元]]に[[《神の裏技ゴッド・ウォール》]]を唱えておき[[離れない]]耐性を引き継がせるとなお良いだろう。

-完全に[[オーバーキル]]だが、[[ドラゴン]]3体を進化元にした[[《無双の超越者ファイナル・ストームXX NEX》]]から[[侵略]]すると、《ファイナル・ストーム》の[[メテオバーン]]で《ファイナル・ストーム》自身を墓地に落として[[追加ターン]]を獲得しつつ、このクリーチャーの[[メテオバーン]]も発動できる。一応、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]をケアできるという現実的なメリットもあるため完全な魅せコンボというわけではない。

-さらにオーバーキルだが、このクリーチャーのcip待機中に[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]に[[進化]]するとこうしてブレイクしたシールドを全て[[シールド焼却]]して墓地に叩き込める。他に[[闇]]の進化元が必要な分、決まれば[[革命0トリガー]]などの[[手札誘発]]以外で反撃を許さず、仮に除去されてもこのクリーチャーと同じ[[ランデス]]に加えて[[ハンデス]]まで行える。
もはやロマンの域だが、[[ザキラ]]の切札リメイク同士共闘させるのも悪くないだろう。

**その他 [#f1f39112]
-[[cip]]で効果を発動する[[メテオバーン]]はこのカードが初。

-冠詞は「[[超神星>フェニックス]]」+「[[神羅>究極進化]]」から。合わせて「超神羅」だが[[究極進化MAX]]ではなく、[[ルナーズ・サンガイザー]]も[[ルナティック・エンペラー]]も持たない。
--しかし、[[メテオバーン]]を使う場合には「ベースの[[進化元]]→[[進化クリーチャー]]→別の[[進化クリーチャー]]→この[[究極進化]]」の順番になるのであながち無関係ではない。この点は[[超無限墓地進化]]なのに[[進化GV]]の要素を再現する[[《邪眼王B・ロマノフ》]]と共通している。

-さりげなく[[ティラノ・ドレイク]]を持たず、元の《ドラゲリオン》で出来た[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]からのサーチが出来なくなっている。その点もデュエプレ版《アポロヌス・ドラゲリオン》に近い。

-[[背景ストーリー]]の設定では[[究極進化]][[クリーチャー]]は[[衛星ラムーン>《惑星生命体 ラムーン》]]から産み落とされた。「太陽」を司る《アポロヌス・ドラゲリオン》が「[[月>ルナティック・エンペラー]]」の力をも手に入れたという事か。

-イラストをよく見てみると、頭の部分の上に元の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の上半身が見える。
胸から上しかないとはいえ元の《アポロヌス・ドラゲリオン》がせいぜい冠か頭飾り程度のサイズにしか見えず、このクリーチャーの凄まじい巨大さが垣間見える。

-当然ながら''[[究極進化]]クリーチャーでの殿堂入りはこのクリーチャーが史上初''である。[[侵略]]ありきであったが、[[究極進化]]の汚名返上となったか。フェニックスとしても史上初。
**関連カード [#n69712e2]
-[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]

-[[《神羅ライジング・NEX》]]
-[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#i26670c9]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#ya4fa979]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](13/138)
--[[DM23-EX2 「頂上決戦!!デュエキングMAX2023」>DM23-EX2]](超4/超38)
-illus.[[toriyufu]]
--[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](TR6/TR9)
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](TR3/TR9)
**参考 [#cb82749c]
-[[進化クリーチャー]]
-[[フェニックス]]
-[[究極進化]]
-[[侵略]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ランデス]]
-[[メテオバーン]]
-[[ブレイク]]
-[[殿堂入り]]
-[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]

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[[公式Q&A]]

-5つ目の能力について

>Q.相手の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''をバトルゾーンに出しました。この「メテオバーン」は出た時にトリガーする能力ですが、どう処理しますか?
A.[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]側のプレイヤーは、''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''の「メテオバーン」を解決するかどうかを選べます。解決して、下にあるカードを3枚墓地に置いた場合、''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''が''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''側のプレイヤーのシールドをすべてブレイクします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41317]](2022.6.3)

>Q.バトルゾーンに[[《超次元の王家》]]を進化元にした[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]と、進化元がいない状態の[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]がいます。&br;[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]が攻撃した時、バトルゾーンにある[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]の「S級侵略 [轟速]」と、手札の''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''の「侵略」を宣言しました。&br;先に[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]を重ねてから''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''を重ねれば、「メテオバーン」で相手のシールドをすべてブレイクできますか?
A.はい、先に「S級侵略 [轟速]」を解決してから''《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》''の「侵略」を解決すれば、下にカードが3枚あるので、「メテオバーン」でそれらを墓地に置き、相手のシールドをすべてブレイクできます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42637]](2023.2.17)

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,フェニックス,パワー15000,究極進化,究極進化:進化クリーチャー,進化,進化:進化クリーチャー,侵略,侵略:火の進化ドラゴン,T・ブレイカー,選ばれた時,ランデス,メテオバーン,効果ブレイク,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Hokuyu,toriyufu);