#author("2024-05-08T11:20:57+09:00","","")
#author("2024-05-08T11:21:48+09:00","","")
*《&ruby(ちょうしんせい){超神星};&ruby(ドゥーム){DOOM}; ・ドラゲリオン》[#top]
|超神星DOOM・ドラゲリオン SR 闇文明 (12)|
|進化クリーチャー:フェニックス/デーモン・コマンド/ドラゴン・ゾンビ 12000|
|このクリーチャーの進化元クリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|
|''超無限墓地進化'':クリーチャーを1体以上自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。|
|''T・ブレイカー''|
|''メテオバーン'':このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、その選んだクリーチャーのパワーを-9000する。その後、進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[闇]]の[[進化]][[フェニックス]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]。 

4体目の[[超無限墓地進化]]クリーチャー。[[進化元]]の数だけ自己[[コスト軽減]]し、さらに[[メテオバーン]]により相手1体への-9000[[パワー低下]]と[[非進化]]1体[[リアニメイト]]を行う[[パワー]]12000[[T・ブレイカー]]。

各種メディアでの扱われ方の通り、[[【墓地ソース】]]系列のデッキにおける新たな選択肢である。
[[墓地]]の[[リソース]]を大きく消費してしまうものの、-9000の[[パワー低下]]と[[リアニメイト]]によって[[ボードアドバンテージ]]を取れるため、押し込み役として優秀な一枚である。

[[墓地]]を大量消費する[[超無限墓地進化]][[クリーチャー]]だが、この[[クリーチャー]][[召喚]]のために呼び出したい[[クリーチャー]]ごと[[進化元]]にし[[墓地]]を空にしてしまっていても、[[メテオバーン]]のコストとすることで問題なく[[リアニメイト]]できる。
また、[[リアニメイト]]対象は[[非進化]]であること以外に縛りが無く[[《インフェルノ・ゲート》]]と同等の範囲を誇るため、呼び出せる[[クリーチャー]]の選択肢は非常に多い。
[[ロック]][[クリーチャー]]を呼び出して安全に攻撃を通す、あるいは[[スピードアタッカー]]を呼び出して打点補強を行うのがメインとなるだろうが、何らかの[[コンボ]]に繋げることも不可能ではない。

[[パワー低下]]による[[除去]]の後に[[リアニメイト]]を行うため、[[コスト踏み倒しメタ]]などを事前に[[除去]]してから[[コスト踏み倒し]]ができる。[[墓地利用メタ]]に対しても同じことが言えるが、大抵の場合、そうした[[クリーチャー]]が居るとそもそも《DOOM・ドラゲリオン》を[[召喚]]できなくなるのが悩み。

[[超無限墓地進化]]は[[進化元]]1体からでも[[進化]]可能なので、[[《闇王ゼーロ》]]や[[《死神明王 XENIA》]]などの効果で[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]すれば大幅な[[墓地肥やし]]をすることなく[[名目コスト]]よりも低いコストで呼び出せる。この[[クリーチャー]]を中継点として[[闇]]以外の[[クリーチャー]]も扱えるようになるので一考の余地あり。

[[名目コスト]]12かつ最小1[[マナ]]で出せる[[召喚酔い]]しない[[T・ブレイカー]]、という点では[[闇]]の[[《暴走龍 5000GT》]]とも言える性質を持つ。
とは言え以下の様に[[色]]以外にも差異は多く、差別化点を意識するというよりは[[召喚]]する順番を工夫して併用、ないしアーキタイプのみを共有する別のデッキとして組むことになるだろう。
なお、《5000GT》自身は前述の[[墓地利用メタ]]の多くを纏めて殲滅してくれるので、相方としては非常に相性が良い。この[[クリーチャー]]の[[メテオバーン]]などを用いて[[召喚酔い]]しない[[クリーチャー]]をもう1体呼び出すだけで[[ダイレクトアタック]]まで到達できることも多々あるだろう。

#region2(《5000GT》と比較した際の違い){{
-[[墓地]][[リソース]]の消費が大きく、「[[手札]]次第で複数体を一度に並べる」「[[フシギバース]]の様な[[墓地]]に溜めておきたい[[クリーチャー]]と併用する」ということが難しい。
-[[進化]][[フェニックス]]/[[デーモン・コマンド]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]であるため、[[非進化]][[アウトレイジ]]であるあちらよりも受けられるサポートが多いが、一方で射程に入ってしまう[[メタカード]]も多い。
-[[除去]]の性質が、[[全体>全体除去]][[破壊]]であるあちらに対し単体[[パワー低下]]である。また、[[メテオバーン]]であるため攻撃を封じられると発動自体出来なくなる可能性もあるが、[[cip]][[封じ>メタ]]を受けず、戦術次第では一ターンに複数回の発動が狙える。
-[[召喚]][[ロック]][[能力]]を持たない代わりに[[リアニメイト]]によるさらなる展開が出来る。
}}

**他のカード・デッキとの相性 [#j3794220]
-[[デーモン・コマンド]]なので[[《悪魔神バロム・クエイク》]]の[[進化元]]になれる。[[《阿修羅ムカデ <デスシラズ.Star>》]]採用型の[[【神羅ケンジ・キングダム】]]における[[フィニッシャー]]候補にも良いだろう。

-[[闇]]の[[コマンド]]なので[[《S級不死 デッドゾーン》]]などの[[侵略]]や[[《FORBIDDEN SUNRISE 〜禁断の夜明け〜》]]の[[コスト軽減]]に対応する。また、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]展開下でも[[攻撃]]ができる。

-[[《逆転王女プリン》]]など[[cip]]でこの[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]できる[[クリーチャー]]を出し続けると、何度も[[攻撃]]と[[リアニメイト]]が可能になり単身で[[ワンショット]]まで到達できる。
[[【ナーガ.Star】>【青黒白ナーガ.Star】]]における[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]に近い挙動だが、あちらと異なり一度に1体しか呼び出せないため、[[アンタップ]]用[[クリーチャー]]を複数か、それらを即座に破壊できる機構を別途用意する必要があることに注意。とは言え、この[[クリーチャー]]自身[[T・ブレイカー]]かつ[[パワー低下]][[除去]]を持つため、不意の打点ずらしにもある程度強い。

-[[メテオバーン]]で[[《ロイヤル・ドリアン》]]を[[リアニメイト]]すれば[[退化]]できる。[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]などを仕込み[[【青黒退化】]]を模したプランを取ることも可能。
従来の[[墓地進化]][[クリーチャー]]に比べるとはるかに単体性能が高く、[[退化]]プランを取らずとも十分に攻め込めるのが強み。

-[[山札]]を残り1枚にし、[[《一なる部隊 イワシン》]]を[[メテオバーン]]の[[コスト]]にしつつ[[《水上第九院 シャコガイル》]]を[[リアニメイト]]することで[[エクストラウィン]]が可能。((《シャコガイル》の[[cip]]より先に《イワシン》の能力を解決する。))
従来の[[【墓地ソース】]]にこの[[カード]]と《シャコガイル》を出張させるだけで成立するためデッキの構成を大きく変えずに済み、尚且つ万が一《シャコガイル》が[[盾落ち]]などで用意できなくなっても戦えるのが利点。
--[[【青黒闇王ゼーロ】]]基盤の場合、3ターン目に[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を呼び出しつつ余った1マナでこれを呼び出せるので、最速3ターンキルが可能。

-オーバーキルに近いが、攻撃時に[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]に[[侵略]]させ、メテオバーンで[[《龍神ヘヴィ》]]などの《レッドギラゴン》を破壊できるクリーチャーを出すと進化元の[[ドラゴン]]を全て踏み倒すことができる。

-大量の墓地は[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]で用意するという手がある。[[《魔光神官ルドルフ・アルカディア》]]→[[《白騎士の聖霊王 ℵHEAVEN》]]でフィニッシュする型のデッキなら、[[《堕∞魔 ヴォゲンム》]]で自滅するリスクを負わずに安全に勝てる。

-[[名目コスト]]が高いため[[フシギバース]]とも好相性。[[《ブラキオ龍樹》]][[《大樹王 ギガンディダノス》]]の両方を最低コストで[[墓地]]から[[召喚]]できる。
元々[[フシギバース]]の[[デッキ]]構築自体が[[【墓地ソース】]]に寄りやすく、その上で高い[[名目コスト]]に[[リアニメイト]][[能力]]を持つこの[[クリーチャー]]はそれらの[[デッキ]]のニーズに合致したスペックを持っている。仮に[[フシギバース]]出来ない状況でも[[リアニメイト]]によって[[《大樹王 ギガンディダノス》]]らを呼び出せるのは非常に便利と言える。
--[[フシギバース]]の種という観点で見ると、呼び出すと[[墓地]]の[[リソース]]を消費し、代わりに[[下>クリーチャーの下]]に重ねたカードを[[フシギバース]]で[[マナ]]に変換できる点が[[《大魔王 ウラギリダムス》]]に似ている。

**その他 [#bcaf79a0]
-[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]のリメイク[[クリーチャー]]。
[[進化元]]が「[[マナゾーン]]の[[闇]]の[[クリーチャー]][[3枚固定>マナ進化GV]]」から「[[墓地]]の任意の[[クリーチャー]][[1体以上>超無限墓地進化]]」と大幅に軽くなり、[[メテオバーン]]の[[パワー低下]]が「3枚で-9000」から「1枚で-9000」と数値上強化された上[[リアニメイト]]も付いているが、[[全体除去]]ではなくなったため撃ち漏らしが発生する可能性も出ている。

-名前のDoomは「(悪い)運命・死・破滅」といった意味の英単語。《DEATH・ドラゲリオン》を意識したネーミングになっている。
--ちなみに、音楽で[[ヘヴィメタル>《破壊龍神》]]のジャンルのひとつに「&ruby(ドゥーム){Doom};&ruby(メタル){Metal};」というものがある。こちらも元ネタになっている可能性がある。
--《DEATH・ドラゲリオン》では「超神星」と英単語の間に半角のスペースがあったが、《DOOM・ドラゲリオン》では無くなっている。

-[[進化元]]の数量に応じて[[コスト軽減]]されるという点は[[ソウルシフト]]や[[∞ソウルシフト]]に通ずるものがある。そちらは[[名目コスト]]が高い特徴を持つ[[クリーチャー]]を使うほうが有利で、こちらはクリーチャーの[[特性]]は無関係でとにかく数が多ければ有利と、使用感は異なる。
ただし、[[リアニメイト]]することを考えると、こちらも1体以上は高[[コスト]]の[[クリーチャー]]を使った方が強く扱える。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』第6話の「[[斬札 ウィン]]vs[[うんちく]]」で[[うんちく]]が使用。同話の「今日のカード」。
[[《樹食の超人》]]の大量[[墓地肥やし]]で[[進化元]]を確保して[[コスト]]2で[[召喚]]。
[[攻撃]]時に[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[パワー]]を0にして[[除去]][[耐性]]を貫通して[[破壊]]し、さらに[[《ブラキオ龍樹》]]を[[リアニメイト]]した。
しかし、この時[[ウィン>斬札 ウィン]]は《ジャシン帝》が[[破壊]]されることを承知の上で[[置換効果]]で[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]]2枚を捨てており、[[アビスラッシュ]]による次[[ターン]]の逆転を許すことになった。
--結果論だが、[[《ブラキオ龍樹》]]ではなく[[《大樹王 ギガンディダノス》]]([[マナゾーン]]に確認できる)を[[リアニメイト]]していれば、[[アビスラッシュ]]による[[攻撃]]のほとんどを抑制できた。

**関連カード [#rd885a70]
-[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]
-[[《暗黒破壊神デス・フェニックス》]]

-[[《インフェルノ・ゲート》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#a456e259]
//-[[D]]&br;''''''

**収録セット [#h450cae3]
-illus.[[Moopic]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](7/130)
-illus.[[toriyufu]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](TR5/TR9)

**参考 [#k9a87598]
-[[進化クリーチャー]]
-[[フェニックス]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[超無限墓地進化]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[パワー低下]]
-[[リアニメイト]]

-[[【超神星DOOM・ドラゲリオン】]]
-[[【青黒闇王ゼーロ】]]
-[[【絶望神サガループ】]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.進化元が1枚もない''《超神星DOOM・ドラゲリオン》''で攻撃した時に、「メテオバーン」で下にあるカードを墓地に置かなくても、「その後」の能力で墓地から進化ではないクリーチャーを出せますか?
A.いいえ、出せません。下にあるカードを墓地に置かなかった場合は、「そうしたら」以降の効果はすべて使えません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42366]](2022.10.28)

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