#author("2024-05-23T21:42:34+09:00","","")
#author("2024-05-23T22:01:58+09:00","","")
*《&ruby(ちょうきてれつ){超奇天烈}; マスター&ruby(ジー){G};》 [#nbdc6aa9]

|超奇天烈 マスターG SR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 9000|
|進化−自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|侵略−水のコマンド|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーはブロックされない。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選ぶ。その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置く。そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|

[[DMR-18]]で登場した[[水]]の[[マジック・コマンド]]/[[侵略者]]の[[進化クリーチャー]]。

[[水]]の[[コマンド]]指定の[[侵略]]と[[アンブロッカブル]]、さらに強力な[[除去]]耐性を持つ。

その脅威の除去耐性とは、離れる時に偶数か奇数かを選び、相手の[[山札]]の一番上の[[カード]]が選んだ側であれば[[バトルゾーン]]にとどまるというもの。
やや運が絡むが、構築に[[マナカーブ]]を作る都合上[[デッキ]]によって奇数や偶数の偏りは生まれやすいため、デッキを見極めれば高確率でバトルゾーンに保ち続けることができる。
運次第とはいえ、相手からすると除去[[呪文]]を撃っても場を離れない可能性があることを考えるとかなり厄介な[[クリーチャー]]である。

強力な[[能力]]を持つ代わりに素の[[コスト]]はやや[[重い]]が、侵略を持っているおかげで早い段階から登場させることができる。
水のコマンドも軽量なものが増えており、[[《プラチナ・ワルスラS》]]や[[《奇天烈 チャンG》]]を用いれば4[[ターン]]目には出すことができる。

総じてマジック・コマンドの[[フィニッシャー]]として申し分ない1体といえる。
使用の際は相手の[[マナゾーン]]や[[墓地]]などにも気を配り、より確実に場にとどまる事ができるようにしたい。

**ルール [#jabeac14]
-[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などのエラッタ前の[[置換効果]]テキストと同じになっているが、暫定回答としては[[《インフィニティ・ドラゴン》]]と同様に「このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時〜以下のテキスト全文」がひとつの置換効果として扱われる。一文がいたずらに長くなり、本来の意味すら分かりづらくなってしまうのを防ぐための措置であろう。
置換効果のテキスト表現を厳密に適用させるのであれば、以下のようになると思われる。

|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、偶数か奇数のどちらかを選''び、''その後、相手は山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置''き、''そのカードのコストが選んだ側であれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|

-[[パワー低下]]により自身の[[パワー]]が0以下になった場合、[[破壊]]されるまで延々と偶数か奇数かを選ばなければならない。ただし相手の[[山札]]が一周しており、かつ偶数か奇数のどちらかしか残っていないことが明らかになった場合は[[バトルゾーン]]を[[離れない]]ことが確定するので、その時点で見るのをやめて''[[山札]]を[[シャッフル]]して[[パワー]]0のまま[[ゲーム]]を続行する''という特殊裁定が出ている。実戦でも[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《阿修羅ムカデ》]]などの一度で9000のパワー低下を放つカードはそれなりに存在するため、覚えておいて損はないだろう。

-偶数及び奇数を参照する都合上、もしその概念が分からないプレイヤーが相手だと揉めやすい。ほとんどないと思うが、若年のプレイヤー相手に対戦する機会があるならば、偶数奇数の説明をできるよう配慮したい。ちなみに偶数とは2で割り切れる数、奇数とは2で割り切れない数である。
--なお偶奇性は数学において有限の範囲でしか定義できないことに注意。とはいえ大学数学以上のレベルの話であるため、若年層も対象としているカードゲームでは出てこない概念…と思われていたのだが、[[《超法無敵宇宙合金武闘鼓笛魔槍絶頂百仙閻魔神拳銃極太陽友情暴剣R・M・G チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]]が無限大のコストを持つようになり、議論せざるを得なくなってしまった。
--そして公式サイトの[[《奇天烈X グランドダイス》]]のQ&Aにて、 ''[[デュエル・マスターズ]]において0と[[∞>無限]]は偶数として扱う''と回答された。ただし[[∞>無限]]と同じく、本来の数学における概念とは異なるため注意が必要である。

-このカードの能力で[[ツインパクト]]がめくれた場合、このカードの持ち主がどちらのコストを参照するか選ぶ。そのため[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]のような奇数と偶数を併せ持ったカードがめくれると、どちらを選んだとしても確実に場にとどまることができる。

**その他 [#db141985]
-このクリーチャーで[[ダイレクトアタック]]する時、[[《革命の防壁》]]、[[《反逆狼の紋章》]]、[[《賢者の紋章》]]以外の[[革命0トリガー]]は[[山札の上]]を公開して除去を行った後でシャッフルする都合上、相手の[[山札の上]]が何であるか分かったうえで[[置換効果]]を処理できるため確実に無効化できる。なお[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の場合は[[山札の上]]が不確定になってしまうため確実には無効化できない。後に[[《ミラクル・ミラダンテ》]]も登場したが、そちらは[[ブロッカー]]により[[ダイレクトアタック]]を阻止する都合上[[ブロックされない]]この[[クリーチャー]]は事実上無効化していることになる。
--同様の処理の中でも山札の上から数枚を見たり表向きにしたまま除去を行う[[《革命の鉄拳》]]と[[《天守閣 龍王武陣》]]、[[《聖霊左神ジャスティス》]]の処理には要注意。''見ているカードはまだ山札の中であるため、その中から1枚目のカードを公開してもらう必要がある。''特に[[《天守閣 龍王武陣》]]及び[[《聖霊左神ジャスティス》]]は見ているカードが非公開情報なので元々の順番が分からなくなって揉めないように要注意。

-[[《ラグーン・マーメイド》]]を用いれば[[山札の上]]のカードが常に[[表向き]]になるので、確実に場にとどまることができる。

-この能力のおかげで、デッキ内のコストを統一する必要のある[[【ガチャンコ ガチロボ】]]や[[《奇天烈X グランドダイス》]]を主軸としたデッキにはかなり有利に戦える。

-数の大小で左右されるカードはあったが、能力で偶数及び奇数を参照するカードはこれが初めて。

-漫画「VS」では[[ハカセ]]の新たな切り札として[[切札 勝太]]戦で使用。[[《奇天烈 チャンG》]]からの侵略で登場し、[[《燃える革命 ドギラゴン》]]の[[殴り返し]]を能力で耐えた。
なおこの回の[[コロコロコミック]]に掲載された時は[[DMR-18]]どころか[[DMR-17]]発売直前であり、かなり早い段階での登場となった。

-その後はアニメ「VSR」では漫画版と同様に[[ハカセ]]の新たな切り札として第31話の[[コジロー]]戦で初使用し、こちらでも[[《奇天烈 チャンG》]]からの侵略で登場した。
[[S・トリガー]]の[[《デーモン・ハンド》]]と、[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]の[[cip]]と[[殴り返し]]の三度の除去を能力で耐える活躍を見せた。
その後は第42話の[[ゾンさん]]戦でも使用した。
声優は長谷川芳明氏。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#gc337795]

|超奇天烈 マスターG VR 水文明 (7)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/侵略者 9000|
|進化:水のクリーチャー|
|侵略:水のコマンド|
|W・ブレイカー|
|ブロックされない。|
|バトルゾーンに出た時、または自分のターン開始時、偶数か奇数のどちらかを選ぶ。その後、相手は自身の山札の上から1枚目を表向きにし、山札の一番下に置く。そのカードのコストが選んだ側なら、次の自分のターン開始時まで、「バトルゾーンを離れる時、パワーが0より大きければ、かわりにとどまる。」を得る。|

[[DMPP-26]]で実装。[[ベリーレア]]になった。

デュエプレでは、離れる直前の[[任意]]効果はゲームテンポの都合ですべて廃止されている共通点がある(例:[[セイバー]]、[[エスケープ]])ため、先んじて除去耐性を得るか得ないかが固定される変更が加えられた。

単純に、成功時は[[パワー低下]]か[[置換効果]]の連鎖以外で無限に離れないことが確定するため、使い勝手は良くなっている。

[[フレーバーテキスト]]は[[《奇天烈 チャンG》]]の[[フレーバーテキスト]]の後半部分からの引用。
[[フレーバーテキスト]]はTCG版[[《奇天烈 チャンG》]]の[[フレーバーテキスト]]の後半部分からの引用。
**関連カード [#m4bacb2b]
-''Next''
--[[《奇天烈X グランドダイス》]]

-[[《奇天烈 チャンG》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ドギラゴン・ファイアー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r4a9b435]
-[[DMPP-26]]&br;'''なぜなら・・・この爺が残っておりますからな、ふぉっふぉっふぉ。変身!マスターG!!――超奇天烈 マスターG'''

**収録セット [#y4ac8205]
***[[デュエル・マスターズ]] [#zfc443d7]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」>DMR-18]](S2/S9)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#g109caee]
-CV:[[閻子丹]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMPP-26 「天魔命導 -MIRACLE REVOLUTION-」>DMPP-26]]

**参考 [#if7da103]
-[[マジック・コマンド]]
-[[侵略者]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[水]]
-[[クリーチャー]]
-[[侵略]]
-[[コマンド]]
-[[ブロックされない]]
-[[離れる]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[山札の下]]
-[[カード]]
-[[コスト]]
-[[置換効果]]
-[[除去置換効果]]

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公式Q&A
>Q.自分は[[《鬼槍の一撃》]]を「鬼タイム」能力が発動している状態で唱えました。相手の''《超奇天烈 マスターG》''や[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の「破壊される時」の能力はどうなりますか?
A.[[《鬼槍の一撃》]]の「鬼タイム」能力は、離れない効果を無視するので、「離れる時」「破壊される時」のような置換効果を解決できず、山札の上から1枚目のカードを見たり、墓地に置くこと自体できなくなります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34214]]

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