#author("2024-03-20T17:44:54+09:00","","")
#author("2024-03-20T17:45:55+09:00","","")
*《&ruby(なぞすい){謎帥};の&ruby(かんたい){艦隊};》 [#n75177fa]

|謎帥の艦隊 R 水文明 (3)|
|呪文|
|S・トリガー|
|クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。|
|マナ武装 4:自分のマナゾーンに多色カードが4枚以上あれば、クリーチャーをさらに2体まで選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DMR-22]]で登場した[[水]]の[[呪文]]。

通常時でも1[[マナ]]重いだけの[[《スパイラル・ゲート》]]であり、[[手打ち]]もしやすく[[コストパフォーマンス]]は中々良好。
同コストの[[《Rev.スパイラル》]]と異なり自分の[[クリーチャー]]も[[バウンス]]の対象に選べるため、あちらでは出来なかったセルフバウンスで[[《解体人形ジェニー》]]などの[[cip]]を使い回す戦術も取れる。

更に[[マナ武装]]4を達成することで[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]を上回る計3体のバウンスが可能。
条件はやや厳しいが、同[[サイクル]]の他の呪文と比べて未達成時でも十分に優秀なので序盤から無理して狙う必要はないだろう。

**環境において [#x1c28684]
革命ファイナルカップエリア代表決定戦中部大会ベスト4に輝いたデッキは、[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]で用意した14マナ以上もの大量のマナを使って[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]と[[《ボルバルザーク・エクス》]]を延々と使い回し、コスト7以下の呪文を好きなだけ使って相手の盤面や手札などを処理しつつ[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]のエクストラウィン条件をより確実に満たす、いわゆる「謎帥ループ」であった。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]のエクストラウィン能力を確実にトリガーさせるために[[【5色ジョリー】]]で使用されていた。「[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]]で大量のマナを用意し、このカードで盤面を処理してから、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》をぶつけるだけ」というプレイングの簡潔さから、大会でもこのコンボが使用されるようになった。[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]のような頭数の並びづらいデッキとの対面ではこれ1枚が[[S・トリガー]]で捲れただけで[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]での勝ち確定盤面になることもあった。

[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]、[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]など優秀な[[シノビ]]が登場するにつれて、相手[[ターン]]中に[[唱える]]ことでそれらを再利用する札としての個性が活きるようになった。特に[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]の場合、[[ニンジャ・ストライク]]で出た自身の[[cip]]で[[シールド追加]]した[[カード]]が[[S・トリガー]]なら、それを捲ることで即座に自身を再利用する体制を整えることができるという利点がある。

ところが2021年のゴールデンウィーク直前になると立場は一変。[[汎用性]]の高い[[《フェアリー・ミラクル》]]の[[マナ基盤]]がカードプール上に出揃い、3ターン目に安定して[[《フェアリー・ミラクル》]]のフル[[スペック]]を発揮できるようになったため、[[多色マナ武装>多色マナ武装#ff32c3e4]]に依存しない[[【5色コントロール】]]が一般化。それに伴い、[[《獅子王の遺跡》]]と共にデッキパーツの座から陥落。それ以降、打点が並びにくく盤面の取り合いになりやすい[[オリジナル]]では[[アドバンス]]以上に除去が重視されるため、しばらく一定数使われた。[[《奇天烈 シャッフ》]]で汎用除去の集まる「5」を宣言されるのを避ける意味でも採用されることがあった。多色マナ武装4による追加バウンスと通常バウンスが別テキストに分かれているため、[[EXライフ]]持ちも1発解体できる。

[[【青黒赤緑邪王門】]]でも自軍の再利用や防御札に使われることが中にはあった。

[[アビス・レボリューション]]に入ると採用がまばらになり、精々が2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂によって増えた[[【5色蒼龍】]]に水単色マナとして1枚積みされる程度。相性の良いデッキにおいても採用枚数を減らしたのには、[[防御札]]や[[カウンター]]札が[[インフレ]]し切り、汎用性が高すぎるものに枠を追われたのもある。
[[アビス・レボリューション]]に入ると採用がまばらになり、精々が2024年3月11日殿堂レギュレーション改訂によって増えた[[【5色蒼龍】]]に水単色マナとして1枚積みされる程度。相性の良いデッキにおいても採用枚数を減らしたのには、[[防御札]]や[[カウンター]]札が[[インフレ]]し切り、汎用性が高すぎるものに枠を追われたのもある。[[多色マナ武装]]の条件が超速系に対して厳しすぎるという事情も無視できない。
**その他 [#me91876d]
-このカードでは[[《異端流し オニカマス》]]などの[[アンタッチャブル]]は[[除去]]できない。この[[カード]]が入るようなデッキは[[多色]][[カード]]を大量に搭載した[[ビッグマナ]]であることが多いため、アンタッチャブルを処理できるパワーカードを代わりに使用すれば良いということにはなるが。

-[[呪文]][[サルベージ]]を持つ[[クリーチャー]]と合わせ、そちらを[[バウンス]]してこの[[呪文]]を回収する事で、相手の[[クリーチャー]]を2体ずつ[[バウンス]]する[[ループ]]ができる。この[[コンボ]]は次弾の[[《ミラクルコンビ ファソラ24&シド24》]]の登場によりわずか6[[マナ]]で可能となった(当然[[多色]][[マナ]]は必要)。

-[[カード名]]は「謎''師''の艦隊」ではなく「謎''帥''の艦隊」。特に[[カード]]名を正確に書く必要がある[[公式大会]]や[[チャンピオンシップ]]の[[デッキ]]リストでの記述の際には注意。

-[[DMEX-08]]でイラストに[[《東京ミステリーサーカスからの挑戦状》]]のヒントが追加されて[[再録]]された。
--ヒント
C.■■■(※再現していないが一部が削られている)
こたえ724

**[[サイクル]] [#p277bed2]
[[DMR-22]]の[[マナ武装]]4呪文サイクル。[[DMR-13]]の[[マナ武装]]5呪文サイクルのリメイク。
-[[《賢者の法聖堂》]]
-''《謎帥の艦隊》''
-[[《裏切りの魔狼月下城》]]
-[[《天守閣 龍帝武陣》]]
-[[《獅子王の遺跡》]]

**関連カード [#zcb7f833]
-[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]
-[[《スパイラル・ゲート》]]
-[[《Rev.スパイラル》]]

**収録セット [#o19ba172]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[SHURIKEN]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]](14/74)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](228/???)

**参考 [#vd790f4d]
-[[S・トリガー]]
-[[バウンス]]
-[[マナ武装]]
-[[多色]]

-[[謎]]

&tag(呪文,水文明,青単,単色,コスト3,S・トリガー,除去,単体除去,確定除去,バウンス,自己バウンス,単体バウンス,マナ武装,マナ武装4,マナ武装多色,マナ武装多色4,複数除去,複数バウンス,追加除去,謎,R,レア,SHURIKEN);