#author("2023-10-15T01:41:57+09:00","","")
#author("2023-12-21T04:43:33+09:00","","")
*《&ruby(ほうし){蜂紙};の&ruby(せいとん){聖沌}; &ruby(ハチ){h4ch1};》 [#top]

|蜂紙の聖沌 h4ch1 R 闇文明 (4)|
|クリーチャー:メカ・デル・ステラ/シノビ 4000|
|''S・トリガー・プラス''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)|
|P−このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを好きな数破壊してもよい。こうして破壊したクリーチャー1体につき、カードを2枚引く。|
|''ブロッカー''|
|自分のクリーチャーが破壊された時、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。|

[[DM23-RP3]]で登場した[[闇]]の[[メカ・デル・ステラ]]/[[シノビ]]。

自分の[[クリーチャー]]が[[破壊]]された時に相手の[[アンタップ]]獣を[[破壊]]する[[ブロッカー]]。[[S・トリガー・プラス]]で[[《邪魂転生》]]を放つ。
[[《封魔メールワスプ》]]のような見た目をしているが、攻撃できない能力はなく、普通に打点にもなる。

自前の条件付き[[cip]]を使えれば、即座に「自分のクリーチャーが破壊された時」を誘発できる。後述するが自身を破壊すると破壊した数に関係なく誘発回数が1回になってしまうので注意。《蜂紙の聖沌 h4ch1》以外で破壊すれば、その破壊された数だけ除去できる。

[[受け]][[S・トリガー]]として見た場合、[[アンタップ]]している[[クリーチャー]]を破壊する[[能力]]はクリーチャーを並べて[[ワンショット]]してくる[[デッキ]]に[[刺さり]]やすく、大量[[ドロー]]も[[腐る]]場面のない効果と言えるが、[[ボードアドバンテージ]]の消費だけはネック。逆転の手段を自ら失う敗退行為にもなりかねない。

逆に考えれば、[[S・トリガー・プラス]]発動時にこのクリーチャーだけを破壊すれば[[ディスアドバンテージ]]は一切ない。[[ブロッカー]]は残せないが、クリーチャーが残らない呪文の[[《ネオ・ブレイン》]]と[[《デス・チェイサー》]]をカード1枚で使えたと考えれば悪くない効果だろう。最低まで出力を抑えてこれなため、盤面が潤沢なら4枚ドロー2体除去、6枚ドロー3体除去……とさらに逆転性を高めることもできる。

[[S・トリガー・プラス]]として使えなかった場合は、自身の[[パワー]]がやや高いため単体では[[pig]]を誘発しにくいブロッカーといったところ。このクリーチャーが中型以上に[[チャンプブロック]]したら、攻撃してきたクリーチャーは必然的にタップなので破壊対象に選べず、[[スレイヤー]]互換ではなく控えの足止めにとどまる。

[[《特攻人形ジェニー》]]などの[[自壊]]や、[[スレイヤー]]の[[自爆特攻]]と合わせた場合はかなりのアドバンテージを稼げる。また[[《予言者キュベラ》]]のように簡単に破壊される他のブロッカーと並べることで厄介な壁として機能する。

//そもそも意図的に召喚しないとバトルゾーンに出す暇のない《暗黒鎧 ヘルミッション》と、STでカウンターで出てきたりメカ利用のメクレイドタダ出しやニンジャ・チェンジの布石のこのクリーチャーは比較する意味がないと思ったのでコメントアウト。かつて《極智呪文「ゼンブレイン」》も(STプラス以外で積極的に使うわけないのに)プラス以外では使ってあまり強くないから微妙と誤った分析がされていた時期があった。

//[[手打ち]]時における単体としての比較対象は[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]]など。
//こちらは味方の[[チャンプブロック]]や[[シールド・セイバー]]にも反応して[[除去]]を放てる一方、自身の[[パワー]]が高いため単体では[[pig]]を[[誘発]]しにくく、[[速攻]]に対しては《ヘルミッション》を使った時より不利になるケースも考えられる。

**ルール [#d6d82232]
***[[S・トリガー・プラス]]の効果について [#td63be7e]
-[[ドロー]]は実際に破壊されたクリーチャーの数ではなく破壊しようとした数を参照しているため、[[破壊されない]][[効果]]や[[エスケープ]]などの[[置換効果]]によって離れなかった分も問題なく解決できる。

***[[システムクリーチャー]]としての効果について [#y17b84ac]
-自身が巻き込まれて同時に[[クリーチャー]]複数体が破壊された際、[[過去の状態を見る]]ルールにより、相手の[[アンタップ]]しているクリーチャーを破壊する能力は1回だけ[[誘発]]する。([[総合ルール 603.5c>総合ルール本文#rule603_5c]])
--[[S・トリガー・プラス]]の[[cip]]の立ち回りや、[[《「オレの勝利だオフコース!」》>《「必然」の頂 リュウセイ/「オレの勝利だオフコース!」》]]といった全体火力などが該当する。

-[[アンタップ]]している相手クリーチャーの破壊効果は、実際にバトルゾーンから墓地に置かれたクリーチャーの数を参照している。
--このため、耐性付与で味方を減らさないドローコンボを行うと、相手への除去ができなくなるトレードオフの関係になる。

**他のカード・デッキとの相性 [#o8aa1e8b]
-[[S・トリガー・プラス]]のドローは[[ニンジャ・ストライク]]や[[《一王二命三眼槍》]]などのさらなる[[防御札]]を引き込む手段としても使える。

-[[《ダウンフォース・サーキュラー》>《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》]]や[[《忍防の聖沌 h4990u》]]と組み合わせることで、相手のクリーチャーは破壊できないものの、自分のクリーチャーの頭数は減らさずにドローができる。

-[[《千羽忍革 ボジソワカ》]]や[[《アーテル・ゴルギーニ》]]からちょうど踏み倒せるコストである。[[破壊]]されたクリーチャーを戻せる点でも好相性。

-[[《超・魔壊王 デスシラズ∞》]]のような、盤面が空の状態から1枚で[[リーサル]]が組める[[フィニッシャー]]とは相性が良い。
--例え話であり、[[《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル》]]の[[龍解]]条件とはかなり相性が悪い。《蜂紙の聖沌 h4ch1》の立ち回りや[[《シェケダン・ドメチアーレ》]]などメカお得意の戦術で盤面など墓地以外のゾーンにカードのリソースが多く割かれ、《蜂紙の聖沌 h4ch1》のドローは強制なので、20枚以上の墓地肥やしができる前に[[ライブラリアウト]]になる危険性が高い。
--例え話であり、[[《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル》]]の[[龍解]]条件とはかなり相性が悪い。《蜂紙の聖沌 h4ch1》の立ち回りや[[《シェケダン・ドメチアーレ》]]などメカお得意の戦術で盤面など墓地以外のゾーンにカードのリソースが多く割かれ、《蜂紙の聖沌 h4ch1》のドローは強制なので、20枚以上の墓地肥やしができる前に[[ライブラリアウト]]になる危険性が高い。[[《13番目の計画》]]はまず用意したいところ。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-RP3]]の[[レア]][[S・トリガー・プラス]][[サイクル]]。すべて[[コスト]]4の[[クリーチャー]]。

-[[《ピース・盾・ルピア》]]
-[[《海底の超人》]]
-''《蜂紙の聖沌 h4ch1》''
-[[《Eineのマイク》]]
-[[《ア:グンテ》]]

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《邪魂転生》]]
-[[《凶鬼56号 ゴロン》]]
-[[《渇望の悪魔龍 アスモシス》]]

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[500siki]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](19/74)

**参考 [#le126b34]
-[[メカ・デル・ステラ]]
-[[シノビ]]
-[[S・トリガー・プラス]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[ドロー]]
-[[ブロッカー]]
-[[pig]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.''《蜂紙の聖沌 h4ch1》''を「S・トリガー・プラス」で召喚し、「出た時」の能力で自身を含めて自分のクリーチャーを3体破壊しました。&br;この時、自分は何枚カードを引けますか?&br;また、「自分のクリーチャーが破壊された時」の能力で相手のアンタップしているクリーチャーは何体破壊できますか?
A.クリーチャーを3体破壊しているので、カードは6枚引けます。ただし、破壊できる相手のクリーチャーは1体だけです。&br;「自分のクリーチャーが破壊された時」という能力は、その能力を持つクリーチャーと同時に複数のクリーチャーが破壊された場合、自身の分しかトリガーしません。3体破壊されても自身が破壊された分の1回しか能力がトリガーしないため、相手のクリーチャーは1体しか破壊できません。
#region2(([[総合ルール]] [[603.5c>総合ルール本文#rule603_5c]])){{
:603.5c |誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。&br;例: 2体のクリーチャーと、「クリーチャーが破壊された時、カードを引く」という能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンにあるとき、すべてのクリーチャーを破壊する呪文を唱えた場合、その能力の誘発はそのクリーチャー自身の1回のみです。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43785]](2023.9.15)

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,メカ・デル・ステラ,メカ,シノビ,パワー4000,S・トリガー・プラス,S・トリガー,S・トリガー・プラス獣,S・トリガー獣,cip,スーサイド,ドロー,ブロッカー,pig付与,アンタップメタ,除去,単体除去,破壊,単体破壊,R,レア,500siki,アビス・レボリューションブロック);