#author("2024-09-15T20:10:48+09:00","","")
#author("2024-09-15T20:14:34+09:00","","")
*《&ruby(そうしんりゅう){蒼神龍};アナザー・ワールド》 [#top] 

|蒼神龍アナザー・ワールド SR 水文明 (7)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 6000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|相手の、呪文またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりに出してもよい。|
|このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身の手札と墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルし、カードを5枚引く。|

[[DM24-RP2]]で登場した[[水]]の[[ポセイディア・ドラゴン]]。

新式[[マッドネス]]と[[《サイバー・N・ワールド》]]の[[cip]]を持つ[[ブロッカー]][[W・ブレイカー]]。

本来手札が0枚になる[[オールハンデス]]を受けたとしても即座に手札を5枚まで回復できるのは美味しい。しかも[[ブロッカー]]で相手の[[ビートダウン]]もある程度牽制できる。

相手にも[[手札]]を与えてしまうというのは時に[[デメリット]]になりうるが、[[ハンデス]]対策をしながら自分の[[手札補充]]を兼ねるカードが役立つのは[[《貝獣 パウアー》]]が証明している。《パウアー》は[[マッドネス]]を使っても盤面の圧力には貢献しないが、《アナザー・ワールド》は盤面に残る。

オマケのように[[墓地リセット]]も行うが、[[ハンデス]]をしてくる相手ということはおおよそ[[闇文明]]を含んでいるということであり、多かれ少なかれ[[墓地利用]]をするであろう相手に対してのオマケとしてはなかなか強烈なものと言えよう。

[[《サイバー・N・ワールド》]]が廃れた理由の一つに、普通の使い方をしたら「[[メインステップ]]に6マナ支払って召喚するので自分が他の行動に移るのが難しく、ゆえにリフレッシュした手札を先に使えるのは相手」という側面があった。
《蒼神龍アナザー・ワールド》は「[[マッドネス]]ならマナを消費せず、リフレッシュした手札を先に使えるのは基本的に自分(([[マッドネス]]後であっても相手が先に手札を消費できる場面はありうる。例えば相手が[[メインステップ]]に使った[[ハンデス]]で《蒼神龍アナザー・ワールド》を抜き、まだ残っているマナで追加行動する、マナがなくても[[攻撃ステップ]]に[[アタックトリガー]]などで手札からカードを踏み倒すなどが該当する。))」と先代の課題点が大きく改善されている。
総じて純粋な手札補充として役立つ傾向にあり、相手が手札を得てもこちらの手札で耐久できるデッキで使われやすい。

**他のカード・デッキとの相性 [#udf71870]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]では軌道に乗ると[[パワー]]ラインが高くなりがちな[[【ボルシャック・アークゼオス】]]などとの対面で惜しげもなく[[チャンプブロック]]しても、これで山札回復して[[破壊]]されたブロッカーを再装填すればデッキにブロッカーがまともに残っていない状況を避けられる。[[コスト]]7のブロッカーなので、[[《巨大設計図》]][[《理想と平和の決断》]][[《闘門の精霊ウェルキウス》]]などサポートを受ける範囲はそれなりに広い。

-[[【キリコスクリプトループ】]]では[[山札回復]]後に[[山札]]が5枚以下になるという条件付きだが、[[《貝獣 パウアー》]]同様に[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]補助に使える。
[[ブロッカー]]が[[着地]]することと手札回復枚数の多さから純粋に[[《貝獣 パウアー》]]より優秀なマッドネスであり、低速で[[オールハンデス]]が[[刺さる]]このデッキと相性が良い。

-[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]では[[手札]]から展開する系の[[カウンター]]札で乱暴に手札を消費する場合もあるため、純粋に手札補充として役立つ。また、耐久寄りのデッキで相手の手札を燻らせる条件にも合致する。
一方、十分に手札を持っている場合は「自分の手札を強制的に5枚まで減らす」デメリットとして働きかねないため、引き続き[[《貝獣 パウアー》]]を採用する派閥も根強く、その場合こちらの方が[[《貝獣 パウアー》]]の5枚目以降、あるいは[[墳墓避け]]になる。

-[[《サイバー・N・ワールド》]]の亜種として[[【パクリオループ】]]の強化にも一役買っている。[[新章デュエル・マスターズ]]以降めっきり見かけなくなっていた[[フィニッシャー]]だが、このクリーチャーの登場を機に[[【アーテルマトリクスループ】]]などで再び入賞するようになった。

**環境において [#ybdf9428]
発売2日目にはこれを[[《貝獣 パウアー》]]と総入れ替えで3枚積みした[[【白緑巨大天門】]]が222人参加のオリジナルのチャンピオンシップで準優勝。同日、[[【白青天門】]]でも結果を残している(60人参加、オリジナル、3位)。[[《謀遠 テレスコ=テレス》]]対策(([[アビス]]系の[[ハンデス]]には[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]もあるが、そちらは[[ピーピングハンデス]]なので手札内のクリーチャーが《蒼神龍アナザー・ワールド》のみという状態でないと相手の意思で避けられてしまう。))となる[[マッドネス]]、[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]の[[強制]]効果などの理由で薄くなった[[山札回復]]としての性質が強い。

発売2週目には[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]に[[《貝獣 パウアー》]]と総入れ替えにされた事例も見られた(オリジナル、98人参加、4位入賞)。

発売第2平日には[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]での採用事例も見られた(オリジナル、64人参加、ベスト4)。

[[【白青赤緑ドラグナー】]][[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]][[【白ガイアッシュ覇道】]]などの[[ドラゴン]]デッキに挿される場合もある。中には[[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]と8枚採用で最大限ハンデスへのガードを上げた型も存在する。

しかし2024年9月になると、[[デッキ]]全体に[[手札補充]]手段が元々大量にあるため無くともリカバリーには困らないこと、これでないとリカバリーが利かない[[オールハンデス]]が環境にほとんど存在しないこと、単純に水単色枠が[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]に奪われていることから、[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統や[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]のような耐久基盤でもあまり見なくなった
しかし2024年9月になると、[[デッキ]]全体に[[手札補充]]手段が元々大量にあるため無くともリカバリーには困らないこと、これでないとリカバリーが効かない[[オールハンデス]]が環境にほとんど存在しないこと、単純に水単色枠が[[《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》]]に奪われていることから、[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統や[[【白青ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]]のような耐久基盤でもあまり見なくなった。[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]でもやはりなくてもメインループに困りづらい上にあっても他のパーツでリカバリーは効き、ドラゴン基盤系統でも[[今引き]]で[[リソース]]は大体どうとでもなり、やはり使用率が低下。
**その他 [#k12686f4]
-捨てられて[[マッドネス]]で[[バトルゾーン]]に出すかは[[任意]]だが、出した後の[[cip]]は[[強制]]。相手の[[手札]]を増やしたくなかったり[[ハンデス]]されて尚自分の手札が5枚を超えているなどして[[cip]]を使いたくないなら、このクリーチャーを出すこと自体を諦めなくてはならない。

-[[カード名]]の元ネタは[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]、[[マッドネス]]の[[ポセイディア・ドラゴン]]は[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を連想しやすいが、[[cip]]で同じことが起こるクリーチャーは[[サイバー・コマンド]]の[[《サイバー・N・ワールド》]]である。
コスト・パワー・ブレイク数が《チェンジ・ザ・ワールド》と同じで、コスト以外は他2体も共通しており、それらを意識したカードであることが窺える。
--[[イラスト]]の見た目は《バイケン》とヒレの色が似ているくらいで共通点が少ない。額に走る線などの要素は[[《蒼神龍スペル・グレートブルー》]]に似ており、これもまたコスト7、パワー6000のポセイディア・ドラゴンである。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]
-[[《サイバー・N・ワールド》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP2]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[boyaking]]
--[[DM24-RP2 「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]](S3/S10)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ポセイディア・ドラゴン]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[マッドネス]]
-[[cip]]
-[[リセット]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト7,ポセイディア・ドラゴン,ドラゴン,パワー6000,ブロッカー,W・ブレイカー,マッドネス,cip,リセット,墓地利用メタ,山札回復,ドロー,・,SR,スーパーレア,boyaking,王道篇ブロック);