#author("2024-05-04T18:16:22+09:00","","")
#author("2024-05-04T18:19:45+09:00","","")
*《&ruby(あお){蒼};き&ruby(おうどう){王道}; ドギラゴン&ruby(ハイパー){超};》 [#top] 

|蒼き王道 ドギラゴン超 DMR 火/自然文明 (6)|
|ドリーム・クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/超化獣 6000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置く。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 13000|
|自分のクリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|自分の多色クリーチャーが攻撃する時、その多色クリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンから出してもよい。|
|''T・ブレイカー''|

[[DM24-RP1]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[超化獣]]。

素の状態ではパワー6000の[[W・ブレイカー]]。[[cip]]で[[マナ送り]]の[[確定除去]]を放つ。
[[ハイパー化]]することでパワー13000に上昇し[[T・ブレイカー]]を獲得。自軍全体へ[[スピードアタッカー]]を[[付与]]しつつ、[[多色]][[クリーチャー]]の[[攻撃]]時にそれより[[コスト]]の小さい[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]から[[コスト踏み倒し]]することができる。この際、踏み倒し先は[[多色]]である必要はない。
[[常在型能力]]の[[スピードアタッカー]]付与のおかげで単色を踏み倒してもそれが追撃に参加できるが、踏み倒し先が[[多色]]なら追撃に加えて疑似[[付与]]の[[アタックトリガー]]も使えてさらに新たな[[クリーチャー]]を呼び出せる。

[[コスト]]6であるこの[[クリーチャー]]自身で[[攻撃]]すれば[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]を踏み倒すことができる。
追撃要員は純粋な[[多色]]でなくとも[[《次元流の豪力》]]を使い[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]を呼び出すなど、間接的に[[多色]][[クリーチャー]]のアタッカーを増やすことで連鎖を続ける方法もある。

[[コスト踏み倒し]]先としては[[《王来英雄 モモキングRX》]]から[[《アルカディアス・モモキング》]]に進化させて相手にロックをかける、[[《飛ぶ革命 ヴァル・ボルシャック》]]によって自軍を再度[[攻撃]]可能にすると言った組み合わせが考えられる。

[[多色]]かつ[[侵略]]を持つ[[クリーチャー]]なら[[攻撃]]時に[[コスト]]を上昇させて[[踏み倒し]]範囲を広げることができる。特に[[《革命類侵略目 パラスキング》]]は[[バトルゾーン]]にある自分の[[クリーチャー]]全てを[[文明追加]]によって[[多色]]化できるため相性がいい。[[《SSS級天災 デッドダムド》]]も侵略条件と侵略前のゾーン双方がゆるく[[名目コスト]]も高いので良好。

-[[《百族の長 プチョヘンザ》]]との相性は悪くない。[[ハイパー化]]した状態で他のクリーチャーで[[革命チェンジ]]を行い先に[[《百族の長 プチョヘンザ》]]のファイナル革命を使うことによって、パワー13000の《蒼き王道 ドギラゴン超》が残りつつ[[全体除去]]を放ちながら自分は展開することができ、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の自軍も巻き込んでしまうデメリットがある程度緩和される。

-一方、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の[[ファイナル革命]]とは、出すことができるが登場するのが[[攻撃ステップ]]のためその[[ターン]]中は[[ハイパー化]]することができないので注意。
--[[攻撃ステップ]]以降に[[スピードアタッカー]]の[[常在型能力]]が発揮できないのは決して無視できないデメリットで、[[【白赤アーマード・サムライ】]]における[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]の枚数減が類例として挙げられる。

-[[アタックトリガー]]の疑似[[付与]]が似ている[[《深淵の食卓》]]と比較して[[ターン1]]ではない部分で優れるが、参照するゾーンが[[マナゾーン]]という部分は調子に乗ってリソースを使いすぎると[[ワンショット]]失敗時に後が続かなくなるリスクもあるので注意。

-誘発条件と解決条件で2回「[[多色]]クリーチャー」と出てきている。これは、攻撃を開始した時点で[[多色]]ならトリガーしていて、解決の段階で[[侵略]]などで[[単色]]クリーチャーになっていたら[[踏み倒し]]ができないという意味。[[単色]]から[[多色]]に[[侵略]]する場合も当然ながらそもそも[[トリガー]]しないので[[踏み倒し]]できない。
--多色クリーチャーをチェンジ元に使った単色[[革命チェンジ]]との関係は、チェンジ先は「そのクリーチャー」とは別個体なので「[[過去の状態を見る]]」裁定が適用される。

-ハイパーモード中は、TブレイカーとWブレイカーのどちらか好きな方を選んでブレイク枚数を決めることができる。

**環境において [#r475db77]
マナ利用の[[連鎖]]戦術は[[【チェイングラスパーループ】]]や[[【キャベッジ・セッションズ】]]からも連想できる通り、踏み倒し先確保の意味で[[マナブースト]]が必須級となり、元々の基盤で必要十分なマナを確保できるデッキを居場所に見つける形となっている。
加えて[[ハイパー化]]に必要な小型クリーチャーが一定数入っていることも採用の条件に加わる。[[【5色蒼龍】]]は手頃なクリーチャーが入っていないため不適。

-[[DM24-RP1]]期からオリジナルで[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]にて続々チャンピオンシップ入賞を果たしている。多くのレシピではマナが伸びやすい上にある程度軽いリソース系クリーチャーが多く、大型が出しやすい上にリソースの損失を少なくしやすい構築となっている。

-2024年4月下旬には、[[【青黒緑デッドダムド】]]基盤に[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]や[[《ルピア炎鬼》]]、[[《単騎連射 マグナム》]]やこれ、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]などの[[火]]を加え、各種[[革命チェンジ]]や[[墓地利用]]に寄せた【4色ドギラゴン超】なる[[専用デッキ]]が参加者50人規模のオリジナルのチャンピオンシップで3位入賞。

-発売から数週間過ぎ、このカードの欠点を言語化するなら次のようになっている。
--まず環境的に往来の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]がやっていたような見切り発車3〜4キルデッキへの風当たりが強い受け環境で、それに似た[[ワンショット]]を推奨するような《蒼き王道 ドギラゴン超》の性能が環境に合っていない。
--また、受けが比較的薄く貫通が狙いやすいデッキに[[【青赤マジック】]]や[[【黒緑アビス】]]があるが、3ターン目に[[《氷柱と炎弧の決断》]]の[[手札補充]]や[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]の[[ピーピングハンデス]]など複数の方法で試合を動かし始めるそれらに対し、《蒼き王道 ドギラゴン超》デッキはマナを伸ばしたり[[ハイパー化]]の種を準備したりする段階と純粋に轢き殺し運用には遅い。
---4〜5ターン目に[[ワンショット]]の準備が整い受けも堅牢な[[【青黒赤緑邪王門】]]すらも同環境で厳しい立場に置かれているのに、それを上回ったり環境への優位性を提示しにくい《蒼き王道 ドギラゴン超》が輝かしい活躍をしていないのは必然である。一応[[【青黒赤緑邪王門】]]に入れた上位入賞レシピが2024年のゴールデンウィーク直前に報告されるなど、環境への優位性の無さを克服する努力をした形跡が皆無な訳でもない。
---4〜5ターン目に[[ワンショット]]の準備が整い受けも堅牢な[[【青黒赤緑邪王門】]]すらも同環境で厳しい立場に置かれているのに、それを上回ったり環境への優位性を提示しにくい《蒼き王道 ドギラゴン超》が輝かしい活躍をしていないのは必然である。一応[[【青黒赤緑邪王門】]]に入れた上位入賞レシピが2024年のゴールデンウィーク直前に報告される(41人参加、3位)など、環境への優位性の無さを克服する努力をした形跡が皆無な訳でもない。

**その他 [#others]
-[[シークレット版>シークレットカード]]では他の[[超化獣]][[クリーチャー]]と同様に[[ハイパーモード]]解放状態の姿を見せているが、なんとイラストがテキストより前にあるため能力のほぼ全てが読み取れなくなってしまっている。
--実際にゲームで使う場合はトラブルとならないように注意が必要。もっとも、実際には対戦で使用するにはもったいないほどの高額コレクターアイテムと化しており、ある意味トラブルは発生しにくい。

-初にして[[DM24-RP1]]のパック唯一となる[[ドリームレア]]。登場時点ではこの1種しか存在しておらず、[[特殊タイプ]]の新ルールに「自分の同名のDMRは2つ以上出ない」があるが、慣れるまでは[[カード]]の右下に小さく書いてあるだけのそのルールは見落とされる可能性が高いので注意。

-能力のほとんどはリメイク元である[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]由来のものだが、[[cip]]による[[マナ送り]]だけは[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と同じ効果である。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#card]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]
-[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP1]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](DM1/DM1)(DM1㊙/DM1)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[多色]]
-[[赤緑]]
-[[ドリーム・クリーチャー]]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[超化獣]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナ送り]]
-[[ハイパー化]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[アタックトリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ドリームレア]]

&tag(ドリーム・クリーチャー,クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト6,メガ・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,超化獣,パワー6000,W・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,マナ送り,単体マナ送り,ハイパー化,パワー13000,スピードアタッカー付与,多色サポート,アタックトリガー付与,コスト参照,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,ドギラゴン,DMR,ドリームレア,NAKAMURA 8,王道篇ブロック);