#author("2025-03-25T19:38:00+09:00","","") #author("2025-03-25T19:38:15+09:00","","") *《&ruby(せいれいちょうおう){聖霊超王}; &ruby(ハイパー){H};・アルカディアス》 [#top] |聖霊超王 H・アルカディアス DMR 光/水文明 (6)| |ドリーム・クリーチャー:エンジェル・コマンド/超化獣 6500| |''ブロッカー''| |''ジャストダイバー''| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、カードを3枚まで引く。| |''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。(自分のメインステップ中に、ハイパーモードを解放できる。ハイパーモードは次の自分のターンのはじめまで続く)| |BGCOLOR(#cde):|c |''ハイパーモード'' 12500| |''T・ブレイカー''| |自分のタップしているクリーチャーがあれば、相手は呪文を唱えられない。| [[DM24-RP2]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[ドリーム・クリーチャー]][[エンジェル・コマンド]]/[[超化獣]]。 [[cip]]で3枚まで[[ドロー]]できる[[ジャストダイバー]][[ブロッカー]][[W・ブレイカー]]。[[ハイパーモード]]により、自分の[[タップ]]している[[クリーチャー]]がいることを条件とした[[呪文ロック]]を持つ[[T・ブレイカー]]になる。 [[ハイパー化]]でも自分のクリーチャーをタップするため、ハイパーモードを解放した時点で実質無条件で相手に呪文ロックがかかるようなものである。 自身がタップしているクリーチャーから除外される制約もないため、何かで[[ハイパー化]]→《聖霊超王 H・アルカディアス》で攻撃してタップ状態になる→[[S・トリガー獣]]など非呪文で[[ハイパー化]]に使った小型クリーチャーが除去されても呪文ロックは継続する。 また、ブロッカーなので[[召喚酔い]]中に上記の[[プレイング]]をしても自分のタップしているクリーチャーを12500という高パワーで守れる。 攻撃への参加は1ターンのラグがあるものの、[[メインステップ]]以前に着地できれば[[ハイパー化]]にはタイムラグはない。クリーチャーに余裕がある状態なら、自分のクリーチャー1体がタップで攻撃などに参加できなくなるコストで、即座に3ドローと[[ジャストダイバー]][[呪文ロック]]が立っている状態で[[攻撃ステップ]]に入れる。 [[ドローソース]]としては、すぐに除去されない限り同名[[ドリーム]]の「[[出せない]]」縛りを受けるため、[[《サイバー・ブレイン》]]のように引いたら引いただけ使えるカードではないが、それを差し引いても十分な[[ハンドアドバンテージ]]を得られる。後述のようにこれで[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]を満たすデッキも存在する。 **他のカード・デッキとの相性 [#ifeff877] ***[[【ヘブンズ・ゲート】]]関係 [#z9c85671] -光の[[非進化]]ブロッカーなので[[《ヘブンズ・ゲート》]]で踏み倒せる。[[《光開の精霊サイフォゲート》]]や[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]は[[《ヘブンズ・ゲート》]]と類似の[[cip]]に加えて自身が[[ハイパー化]]のコストにもなるため、輪をかけて相性が良い。 -このカードと[[《理想と平和の決断》]]の登場により、[[【白青天門】]]が成立した。[[【白緑巨大天門】]]と比較した場合「コスト7以上のクリーチャー」と「光または水のカード」で[[デッキビルディング]]の縛りは一長一短だが、[[《ヘブンズ・ゲート》]][[《光開の精霊サイフォゲート》]]が[[濁り]]にならない、[[白青]]の優秀な[[回収]]札を入れられるという2点により体感的な構築しやすさは[[【白青天門】]]の方が断然上。 「[[超CSVII in横浜>超CS]]」優勝チームの構築には[[《集結!夜の四天王!!》]][[《蒼神龍アナザー・ワールド》]]が各2枚採用されており、[[墓地]]と[[デッキボトム]]を含めたすべての[[ゾーン]]から《H・アルカディアス》にアクセスできるようになっていた。 -[[《ヘブンズ・ゲート》]]で踏み倒せる、[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]をノーリスクで[[タップ]]できる、終盤[[《水上第九院 シャコガイル》]]の[[エクストラウィン]]を補助できるといった[[シナジー]]から[[【4色ロマノグリラ天門】]]にも採用される。 -環境で活躍する[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統全般に言えることだが、[[ロック]]持ちが複数種類採用され、詰めのパターンが豊富な型がざらなので、変にハイパー化しなくとも最悪[[リソース]]と[[耐性]]の付いたブロッカーとして運用するのも十分アリ。 -コスト7に届いておらず、[[【白緑巨大天門】]]で色を支払いにくい[[白青]]という部分で二重に[[《巨大設計図》]]基盤と相性が悪い。登場後も[[【白緑巨大天門】]]でテンプレパーツ入りはしなかった。 -[[ハイパーモード]]中は[[T・ブレイカー]]であることを活かすなら、同じく[[《ヘブンズ・ゲート》]]から踏み倒せる[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]で[[召喚酔い]]を消して[[ワンショット]]するデッキも組める。 ***それ以外 [#le691b6a] -[[《ハイパー・エントリー》]]で出せば、[[《ファイナル・ストップ》]]感覚で[[呪文ロック]][[ワンショット]]ができる。厳密には出した瞬間は[[呪文ロック]]ではないかもしれないが、[[攻撃ステップ]]で適当なクリーチャーが攻撃を開始=自分のタップしているクリーチャーがある状態になることで相手は呪文を唱えられなくなる。 --この[[コンボ]]や[[《ルシファー》]]との[[シナジー]]を活かし、[[【白青エルボロム】>【超光喜 エルボロム】#v7c3c102]]に採用される。 -[[《太陽の精霊龍 ルルフェンズ》]]で出せるので、すぐに[[ハイパー化]]させられる。どちらも[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で持ってこれる。 -[[【白青赤ゾージアミラダンテ】>【ロッド・ゾージア】]]では[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]]で時間稼ぎしながらハイパー化のコストを用意できる。どちらも[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で持ってこれる。 -[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]+[[《イカリノアブラニ火ヲツケロ》]]や[[《ドンジャングルS7》]]で呼び出せるため、[[【チェンジザドンジャングル】]]にも適性がある。 -[[【6軸ガチロボ】]]でも新たなカウンター封じとして期待できる。[[《ダブル・リボルバードラゴン》]]と並べばほとんどの[[S・トリガー]]をケアできる。 --ちなみに[[《ガチャンコ ガチロボ》]]の[[cip]]の[[解決]]時にすでに自分の同名の[[ドリーム]]がいた場合、出せなかった《H・アルカディアス》は[[山札の上]]に[[とどまる]]。表向きにした3枚の中に《H・アルカディアス》が2枚以上あったら、1体だけ出して(出すこと自体は不発にならない)残りは山札にとどまる。 -[[《自然の四君子 ガイアハザード》]]と並べば《ガイアハザード》でクリーチャーの召喚を、このカードで呪文を、[[攻撃誘導]]と[[ハイパー化]]の[[コンボ]]でプレイヤーへの攻撃を封じ、相手のほとんどの行動を[[ロック]]できる。お互いの[[能力]]が非常に噛み合っており、[[【ガイアハザード退化】>【5色ガイアハザード退化】]]では入れない理由がないカードだろう。 本命の[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の他にも[[《天災 デドダム》]][[《ハンプティ・ルピア》]]など、このデッキには[[《生魂転霊》]]で砕くための[[ウィニー]]が十分な数採用されている。[[cip]]の[[ドロー]]で[[コンボパーツ]]を集めつつ、それらの[[ウィニー]]をタップして[[ハイパーモード]]を解放できれば、呪文主体の相手に対して大幅に時間を稼げる。 **環境において [#p910aef5] [[DM24-RP2]]発売2日目には[[【白黒メカ】]]に[[1枚積み]]された(80人参加、4位入賞)。同日、これを[[4枚積み]]した[[【白赤カウンター】]](39人参加、優勝)や、[[《巨大設計図》]]の[[濁り]]を承知で3枚積みした[[【白緑巨大天門】]](222人参加、準優勝)、[[【白青エルボロム】>【超光喜 エルボロム】#v7c3c102]](36人参加、優勝)での採用事例も確認され、[[DM24-RP2]]発売1週間後には【白緑超化獣】なるデッキ(52人参加、4位入賞)にも採用された。 ただし、[[【白黒メカ】]]では[[メカ]]の[[《奇天烈 シャッフ》]]が優先される他、[[【白緑巨大天門】]]でもその後は不採用が主流になった。お試し採用も多かった中で一定の開拓が行われたと言える。 当時の主な居場所は、発売後しばらくして環境入りした[[【白青天門】]]だった。「[[超CSVII in横浜>超CS]]」で優勝チームの1人が使用した構築には2枚積みされていた。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には2枚程度採用する型の[[【ガイアハザード退化】>【5色ガイアハザード退化】]]がテンプレ化。 [[DM24-SP2]]期には[[【青黒緑マルル】]][[【白黒赤ファイアー・バード】]][[【青黒COMPLEXコントロール】]]が環境3トップに立ち、それらへの刺さりが悪いことから、[[【白青天門】]]のような相性の良いデッキでも2枚程度に抑えられ、サブプランに降格するケースも目立った。 2025年3月10日[[殿堂レギュレーション]]改訂後の[[【白青天門】]]は[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]型が主流となり、《H・アルカディアス》は[[1枚積み]]や不採用が多くなった。 [[DM24-EX4]]期には[[【4色ロマノグリラ天門】]]にも2枚積みされた(61人参加、4位入賞)。 -2ブロック構築では[[色]]の合わない【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】に[[カウンター]]封じとして[[コスト踏み倒し]]前提で[[タッチ]]されることがある。 -[[2ブロック構築>ブロック構築]]では[[色]]の合わない[[【青黒赤覇覇覇ジャオウガ】]]に[[カウンター]]封じとして[[コスト踏み倒し]]前提で[[タッチ]]されることがある。 **その他 [#vf3a7b40] -数少ない[[非進化]]の《アルカディアス》。前例は[[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]][[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]のみで、いずれも《アルカディアス》本人ではなかった(([[《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》]]の[[フレーバーテキスト]]より))。 --いずれも名前こそ一部変わっているが、設定上の[[《聖霊王アルカディアス》]]の派生カードでは[[《魔聖デス・アルカディア》]]や[[《聖魔連結王 バロディアス》]]が先に登場していた非進化《アルカディアス》である。 **関連カード [#related] -[[《聖霊王アルカディアス》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[Sansyu]] --[[DM24-RP2 「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]](DM1/DM1)(DM1㊙/DM1) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[ドリーム・クリーチャー]] -[[エンジェル・コマンド]] -[[超化獣]] -[[ブロッカー]] -[[ジャストダイバー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[ドロー]] -[[ハイパー化]] -[[T・ブレイカー]] -[[タップ]] -[[唱えられない]] -[[ドリームレア]] &tag(ドリーム・クリーチャー,クリーチャー,光文明,水文明,白青,2色,多色,コスト6,エンジェル・コマンド,コマンド,超化獣,パワー6500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,ジャストダイバー,W・ブレイカー,cip,ドロー,ハイパー化,パワー12500,T・ブレイカー,タップしている時付与,ロック,呪文ロック,呪文メタ,唱えられない,・,アルカディアス,DMR,ドリームレア,Sansyu,王道篇ブロック);