#author("2025-09-16T18:33:35+09:00","","") #author("2025-09-16T18:45:34+09:00","","") *《&ruby(せいとう){聖闘};の&ruby(せいれいりゅう){精霊龍}; セイント・カイザー/ライブラ・シールド》 [#uf5af97b] |聖闘の精霊龍 セイント・カイザー P(R) 光文明 (7)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ハンター 7000| |''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)| |''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、表向きのままシールド化する。| |BGCOLOR(#ccd):| |ライブラ・シールド P(R) 光文明 (5)| |呪文| |''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)| |各プレイヤーは、自身の山札の上から1枚目をシールド化する。| [[DMBD-09]]で登場した[[光]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]と[[光]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[クリーチャー]]側は[[cip]]で相手[[クリーチャー]]1体を[[表向き]]で[[シールド送り]]する。 [[光]]の[[非進化]][[ブロッカー]]であり、[[コスト]]7以下の[[光]]の[[非進化]][[ドラゴン]]でもあるという[[踏み倒し]]手段の豊富さが魅力。[[《ヘブンズ・ゲート》]][[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]][[《ドラゴンズ・サイン》]]などに対応している。[[ハンター]]なので[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]でも踏み倒せる。 [[呪文]]側は[[強制]]でお互いの[[シールド]]を増やす[[S・トリガー]]。 [[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]の回数を増やす[[デザイナーズコンボ]]になっている。相手にも[[強制]]的にシールドを追加させるので、[[《ツタンメカーネン》]]同様[[ライブラリアウト]]を狙う戦法も考えられる。 **比較対象など [#h88e852c] -同[[コスト]]で類似した[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]に[[《煌龍 サッヴァーク》]]がいる。 あちらは「複数枚で構成される[[クリーチャー]]を対象にした場合、[[シールド]]の数を大幅に増やさない」「[[カード指定除去]]のため一番上を対象にした場合、下の[[カード]]の再構成が行われる」という利点がある。 一方こちらは「下の[[カード]]も[[バトルゾーン]]に残さない」「[[シールド]]が1枚もない時でも[[除去]]できる」「[[革命]]など、[[シールド]]の数を参照する[[クラッチ]]を阻害できる」という利点がある。 -[[S・トリガー]]で自分の[[シールド]]を増やす[[カード]]というと、すでに[[《ルクショップ・チェサイズ》]]などが存在する。[[【シールドプリズン】]]では[[類似カード]]も総動員することが多い。 -単に各[[プレイヤー]]が1枚[[シールド追加]]するならコスト2軽い[[《青守銀 シルト》>《青守銀 シルト/解体事変》]]が存在するが、そちらの効果て相手がシールドを増やすかは[[任意]]であり、どの[[ゾーン]]から[[シールド]]を増やすかが全く違う上に[[種族]]はおろか、[[《青守銀 シルト/解体事変》]]という[[カード]]としての[[色]]も完全に別物なので比較対象にはならない。 -単に各[[プレイヤー]]が1枚[[シールド追加]]するならコスト2軽い[[《青守銀 シルト》>《青守銀 シルト/解体事変》]]が存在するが、そちらの効果で相手がシールドを増やすかは[[任意]]であり、どの[[ゾーン]]から[[シールド]]を増やすかが全く違う上に[[種族]]はおろか、[[《青守銀 シルト/解体事変》]]という[[カード]]としての[[色]]も完全に別物なので比較対象にはならない。 **他のカード・デッキとの相性 [#o8f30211] -同じ[[ハンター]]で[[デザイナーズコンボ]]でもある[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]との相性は抜群。両側とも相手の[[シールド]]を増やす能力を持っているので、[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の相手のシールドの数だけ[[ガチンコ・ジャッジ]]する能力と[[シナジー]]を形成する。 [[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]の結果が良くなかった時は、これを出して[[ブロッカー]]と除去で延命する手もある。 -[[ツインパクト]]であることの強力な[[メリット]]として、[[呪文]]側を[[唱えて>唱える]][[墓地]]に置けば、後に[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]による[[ハンター]][[踏み倒し]]の際の手軽な追加打点として運用できる。構築次第ではあるが、折角《刃鬼》を出しても[[マナゾーン]]に[[ハンター]][[クリーチャー]]が2、3体しかないというシーンもざらにあるため、かなり重宝する。 -[[【デ・スザーク】]]に[[クリーチャー]]側の能力が非常に[[刺さる]]。[[無月の門]]で[[召喚]]された[[《卍 デ・スザーク 卍》]]や[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を下の[[カード]]ごと[[シールド送り]]して相手の[[リソース]]を削れる。 この時[[構成カード]]は個別に[[シールドカード]]になるため、[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]を入れていれば[[ガチンコ・ジャッジ]]を行う回数を大幅に増やせる。 //↓《白騎士の聖霊王 HEAVEN》や《セレスティアル・アーク》など昔から存在するタイプです。「珍しく」などと強調する必要性がなかったためコメントアウト。 //[[シールド送り]]としては珍しく、[[進化クリーチャー]]も選ぶことができるが、''複数枚で構成されたオブジェクトを新しいシールドにする場合は、1枚×枚数分の[[シールド]]になる点には注意。'' //例えば[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を[[シールド送り]]にすると、下の6枚の[[魔導具]]が分かれ一気に[[シールド]]が7つ増えてしまう。 -当然ながら相手のシールドを増やすことには[[S・トリガー]]の発動機会を増やす利敵行為の側面もあるため、[[ワンショット]]の際は相手からの[[カウンター]]を封じる工夫が欲しいところ。[[【カイザー「刃鬼」】]]では[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]の[[シールド焼却]]が手軽な手段で、何らかの[[スピードアタッカー]]付与と組み合わせればクリーチャー側の攻撃でも[[誘発]]させられる。 他にも[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に[[革命チェンジ]]し、[[cip]]で[[《ジャミング・チャフ》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を唱えるなどの方法がある。 -[[ホワイト・コマンド・ドラゴン]]ではなく[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]であるため、[[《ミラクルストップ》]][[《聖霊王アルファリオン》]]などの[[種族サポート]]を受けられる。 -[[《サイバー・I・チョイス》]]と[[シナジー]]する[[コスト]]7のクリーチャーなので[[【7軸ガチロボ】]]にも適性がある。 -[[十王篇]]では一度に各[[プレイヤー]]の合計[[シールド]]枚数を2枚増やせることから、[[鬼タイム]]対策として一部で注目された。 -[[【シールドプリズン】]]では[[シールド追加]]と[[メタ]]クリーチャーの除去を兼任でき、相手のシールドを増やすデメリットも無視できるどころか[[山札破壊]]に活かせるため優先的に採用される。呪文側だけ見れば後に登場した[[《偽衒学者の交渉》]]の方が強力だが、かと言って抜く理由もないためあちらと合わせて8枚積みされる。 -何らかの[[無限ループ]]によって呪文側を任意回唱えられる状況を作れば相手を[[ライブラリアウト]]させられるが、自分の山札も1枚ずつ減るため、無対策だとループ開始時点で残り山札が多い方が勝つことになる。ほとんどのループデッキではループに入る前の下準備として山札を極限まで削るため、この点は一見致命的なデメリットに思える。 [[《神の試練》]]で[[敗北回避]]を得るか、それよりは多少手間がかかるが[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]と[[山札回復]]を組み合わせることでデメリットを無効化できる。ただ、相手の[[《禁術のカルマ カレイコ》]]などがいたらそれでも勝てないため、除去手段は別で用意する必要がある。 -[[ループ]]デッキの[[フィニッシャー]]が[[防御札]]にもなるという性質は[[《アルカディア・スパーク》]]を彷彿させる。しかし、上記の通り[[《禁術のカルマ カレイコ》]]1枚で停止するこちらと、[[敗北回避]]クリーチャーがいようと除去できる[[《アルカディア・スパーク》]]ではフィニッシャーとしての安定感には雲泥の差がある。 こちらの[[差別化]]点は、クリーチャー側が[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の踏み倒し対象に収まることと、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]に対して有効トリガーになることだろう。 -[[《ミラクル・ミラダンテ》]][[《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]の外れにならないため、【白単カウンター】や[[【白赤カウンター】]]とも好相性。[[カードプール]]的に[[確定除去]]が貴重なのでクリーチャー側が良い働きをする。 **環境において [#z13d818d] [[DM23-SP1]]期の[[アドバンス]]では[[【シールドプリズン】]]に採用され、100人規模の[[CS]]を優勝。 [[【ナウ・オア・ネバーループ】]][[【アカシック3】]][[【白青黒マーシャル】>【青白マーシャル】#bc16809f]][[【ブレスラチェイン】]]などのループデッキでも偶に見かけた。 [[【白赤カウンター】]]に採用される場合もあった。 ループ型の[[【ムザルミ天門】]]にも採用された。ほとんど[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]で拾えるループパーツという役割だけで選ばれたと思われる。 **その他 [#v25945df] -初の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]。 --[[エンジェル・コマンド]]/[[ハンター]]は前例があり、[[エンジェル・コマンド]]と[[ドラゴン]]と[[ハンター]]の[[多種族]]も[[《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》]]がいたが、このカードと完全一致ではなかった。 --[[コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]なので「カイザー」の[[命名ルール]]が適用されている。 -[[カード名]]の由来は2種類考えられる。 --漫画『&ruby(セイントセイヤ){聖闘士星矢};』とは、「聖闘」と「セイント」の2つが共通している。同作品で登場する&ruby(ライブラ){天秤座};の黄金聖衣は両腕に盾を装着するという類似点もある。 --特撮番組『魔法戦隊マジレンジャー』に、中点除き同名となる巨大ロボ「セイントカイザー」が登場する。 -[[デュエプレ]]の[[《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー》]]の[[フレーバーテキスト]]も『聖闘士星矢』のパロディで、そちらが由来という説が濃厚になっている。 -[[DM23-BD7]]で[[再録]]した際、[[レアリティなし]]から[[レア]]になった。 **関連カード [#k0f5f5d7] -[[《煌龍 サッヴァーク》]] -[[《A.Q.C》]] -[[《偽衒学者の交渉》]] -[[《聖闘の精霊龍 セイント・カイザー》]]([[ゲームオリジナルカード]]) **収録セット [#ed9432e2] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[KIYA]] --[[DMBD-09 「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 必勝!! 闘将ブレードオーガ」>DMBD-09]](9/20) --[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](20/60) --[[DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」>DM24-SD2]](4/11) **参考 [#a233fce9] -[[ツインパクト]] -[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]] -[[ハンター]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[表向き]] -[[シールド送り]] -[[シールド追加]] -[[【タイヨーリーダ】]] -[[【絶兆ハイオリーダ】]] -[[【シールドプリズン】]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,エンジェル・コマンド・ドラゴン,エンジェル・コマンド,エンジェル,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ハンター,パワー7000,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,表向きシールド送り,シールド送り,単体シールド送り,呪文,コスト5,S・トリガー,シールド追加,シールド追加 (相手),ライブラリアウト,・,P,レアリティなし,R,レア,KIYA);