#author("2022-08-31T17:03:01+09:00","","")
#author("2022-11-17T01:58:29+09:00","","")
*《&ruby(きんばく){緊縛};の&ruby(かげ){影};バインド・シャドウ》 [#f22297e8]

|緊縛の影バインド・シャドウ C 闇文明 (1)|
|クリーチャー:ゴースト 1000|
|このクリーチャーはタップしてバトルゾーンに置かれる。|
|闇のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに置かれる。|

[[DM-16]]で登場した[[ゴースト]]。
自身を含む全ての[[闇]][[クリーチャー]]を[[タップイン]]させる[[状態定義効果]]を持つ。

[[《闇戦士ザビ・クロー》]]と並んで数少ない1コストで2ターン目に[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]なので、[[闇]]入りの[[【速攻】]]においてしばしば採用される。
[[デメリット]]も[[墓地進化]]と噛み合わないこと以外はほぼ気にならなく、むしろ相手の[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]などの厄介な[[闇]]を含む[[ブロッカー]]を[[タップイン]]できるというメリットになる。特に[[《超次元フェアリー・ホール》]]や[[《超次元リバイヴ・ホール》]]からの[[《勝利のガイアール・カイザー》]]が[[腐り>腐る]]易くなるのは大きい。

[[ドラゴン・サーガ環境]]までは[[デメリット]]に味方を巻き込んでも2ターン目から3ターン目辺りまでは同型でもない限りほぼ殴り返しを受けることはなかった。1ターン目のこのカードと3ターン目の[[《停滞の影タイム・トリッパー》]]で妨害と[[速攻]]を両立させるのが[[【黒緑速攻】]]における強力な動きの1つであった。

また、低[[コスト]]の[[ゴースト]]ということで[[《恐慌の魔黒デス・スペクター》]]などの[[進化元]]として使われることもある。

-[[タップイン]]で[[闇]]の[[サイレントスキル]]や[[光臨]]の始動を早めることができる。

-[[闇]]クリーチャーの入らない[[デッキ]]に入れて、[[《ベイビー・バース》]]等で出すことで、闇クリーチャーを使う相手のみに被害を与えることもできる。

-一見、1番目の[[能力]]はなくても同じように見えるが、2番目の[[能力]]は[[常在型能力]]であり、[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]が[[バトルゾーン]]に出て以後に効力を発揮し、[[召喚]]時には発揮されない。従って、1番目の[[能力]]がないと、この[[クリーチャー]]は[[タップイン]]しないことになる。

-2番目の[[能力]]は[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出る直前の[[特性]]を参照するので、バトルゾーンのクリーチャーに[[文明を追加する効果>文明追加]]は考慮しない。例えば[[《黒染妃ゼノビア》]]が[[バトルゾーン]]にある時でも、[[水]]と[[火]]の[[クリーチャー]]は[[アンタップ]]状態で出る。

-発売当初から長年全く光の当たらないカードだったが、[[覚醒編]]あたりから[[【墓地進化速攻】]]に投入され、注目されるようになった。[[コモン]]とはいえ古い弾のカードなので入手困難になっていたが、[[DMX-12]]で待望の[[再録]]となった。

-[[ドラゴン・サーガ]]終期から[[革命編]]に活躍した[[【黒単ドラグナー】]]、新章デュエル・マスターズ終期から成立して環境に姿を現した[[【デ・スザーク】]]など、[[【黒単コントロール】]]系統への対策として投入されることもある。パワー1000なので勿論軽量除去で軽く吹っ飛ぶが、[[【黒単コントロール】]]の多くは[[ウィニー]]主体なので除去されなければ立てた側に有利になる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#q39f7533]
[[DMPP-09]]にて[[アンコモン]]となって登場。[[コスト]]1の闇[[クリーチャー]]なので、こちらでも[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]で活躍した。

相手の[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]を[[タップイン]]で1ターン遅延することもできる。

[[DMPP-13]]期においては[[【大邪眼B・ロマノフ】>【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]のメタとして、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]以外でも仕事も得た。
[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]でも使われるケースがあったが、そちらはこれより場持ちの良い[[《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》]]にシェアを譲った。

もっぱら[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]が自分の打点形成を行いながら、[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]での全滅を先送りできたり、[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]等といった闇ブロッカーをタップインさせたりの働きをしてくれる。

ただし自分の闇クリーチャーもタップインさせるため、[[《死神術士デスマーチ》]]や[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]の長所を殺してしまう点は注意したい。

-闇の進化クリーチャーをあまり使わない速攻なら《緊縛の影バインド・シャドウ》が味方の妨害をしてしまうことを防げる。例えば[[《ヤット・パウル》]]軸の赤黒[[【カゲキリ速攻】>【カゲキリ速攻】 (デュエプレ)]]ならメインアタッカーの[[《火ノ鳥カゲキリ》]]を[[タップイン]]させない。ただし[[タップ]]している[[《ヤット・パウル》]]から進化させると位相を引き継いで[[タップイン]]にはなる。

***ルール [#w739ae85]
アンタップしている《緊縛の影バインド・シャドウ》を進化元にして、闇文明を持つ進化クリーチャーをバトルゾーンに出すと、出てくる進化クリーチャーは《緊縛の影バインド・シャドウ》の能力により[[タップイン]]する。

#region2(解消済みの不具合){{

-2021年7月21日現在、不具合により[[《邪悪の魔黒デビル・マーシャル》]]や[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]が[[アンタップイン]]してしまう。([[ソース>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/1686]])
--タップしている《バインド・シャドウ》で[[進化速攻]]しようとする場合は不具合の影響を受けず、総合ルール 801.2.の記載通り、[[タップイン]](位相を引き継ぐ)する模様。

}}

**[[フレーバーテキスト]] [#y92d8559]
-[[DM-16]]
'''あまりのおぞましさに皆逃げ惑った。'''
-[[DMX-12]]、[[DMPP-09]]
'''こう見えて、結構やるんだぜ。――緊縛の影バインド・シャドウ'''

**収録セット [#rf2f1167]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ge84ae41]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DM-16 「転生編 第3弾 魔導黙示録(オリジン・オブ・パーフェクト・ギア)」>DM-16]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]][#mt33il9]
-CV:[[小島史裕]]
-illus.[[Toshiaki Takayama]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]]

**参考 [#n70c5ef9]
-[[ゴースト]]
-[[バトルゾーン]]
-[[タップイン]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.''《緊縛の影バインド・シャドウ》''と自分のアンタップ状態の[[《龍神ヘヴィ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《龍神メタル》]]をリンクした状態でバトルゾーンに出しました。このリンクした[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]はタップ状態になりますか?
A.いいえ、アンタップ状態です。バトルゾーンに出る[[《龍神メタル》]]は火のクリーチャーです。''《緊縛の影バインド・シャドウ》''は、実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、''《緊縛の影バインド・シャドウ》''の状態定義効果は適用されません。&br;(総合ルール 803.1d((ゴッドがバトルゾーンに出る際に、置換効果や G・リンク以外の状態定義効果が適用される場合、そのゴッドがリンクして 1 体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出るカードの特性を参照します。)))
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40125]]
A.いいえ、アンタップ状態です。バトルゾーンに出る[[《龍神メタル》]]は火のクリーチャーです。''《緊縛の影バインド・シャドウ》''は、実際に出るクリーチャーの情報のみを参照しますので、''《緊縛の影バインド・シャドウ》''の状態定義効果は適用されません。
#region2(([[総合ルール]] [[803.1d>総合ルール本文#rule803_1d]])){{
:803.1d |ゴッドがバトルゾーンに出る際に、置換効果やG・リンク以外の状態定義効果が適用される場合、そのゴッドがリンクして1体のクリーチャーになったとしても、実際にバトルゾーンに出るカードの特性を参照します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40125]](2021.9.7)

>Q.''《緊縛の影バインド・シャドウ》''がバトルゾーンにいる状況です。マナゾーンから[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]を召喚した場合、アンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.はい、アンタップ状態でバトルゾーンに出ます。[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]はバトルゾーンに出てから、すべての文明を持つためです。状態定義効果は元あったゾーンの状態を見て、効果を適用するかを決定します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40594]](2021.12.17)

>Q.自分の[[《薫風妖精Re:コートニー》]]と''《緊縛の影バインド・シャドウ》''がバトルゾーンにいる状況です。自分はマナゾーンから[[《再生妖精スズラン》]]を召喚した場合、アンタップ状態でバトルゾーンに出ますか?
A.いいえ、タップ状態でバトルゾーンに出ます。状態定義効果は元あったゾーンの状態を見て、効果を適用するかを決定します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40649]](2021.12.17)

>Q.''《緊縛の影バインド・シャドウ》''がバトルゾーンにいる状況です。自分の[[《アカシック・パラレル》]]の「自分のターンのはじめに」の能力で、相手の[[《天災 デドダム》]]を選びました。&br;この[[《アカシック・パラレル》]]が[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]に進化する際、''《緊縛の影バインド・シャドウ》''の効果によってタップ状態で出ますか?
A.いいえ、アンタップ状態で出ます。状態定義効果は元あったゾーン(この場合、手札)の特性を参照します。出た後は闇のクリーチャーである[[《天災 デドダム》]]になっていますが、出すクリーチャーは水のクリーチャーである[[《マニフェスト <リーフ.Star>》]]ですので、アンタップ状態で出ます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40912]](2022.2.18)

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト1,ゴースト,パワー1000,自己タップイン,タップイン,・,C,コモン,Toshiaki Takayama,クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),ゴースト (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),タップイン (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Toshiaki Takayama (デュエプレ));