#author("2023-12-26T15:22:38+09:00","","")
#author("2023-12-26T15:23:52+09:00","","")
*《&ruby(しゅくせいしゃ){粛清者};モーリッツ》 [#ne47647e]

|粛清者モーリッツ R 光文明 (4)|
|クリーチャー:ソルトルーパー 3000|
|メタモーフ|
|MM−このクリーチャーまたは自分の他のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選び、タップする。|

[[DM-14]]で登場した[[ソルトルーパー]]。
[[メタモーフ]]で、自分の[[クリーチャー]]がすべて[[《雷光の使徒ミール》]]になる。

条件が揃えば非常に高い制圧力を持つ[[システムクリーチャー]]であり、[[クリーチャーコントロール]]では相手の[[クリーチャー]]をことごとく[[タップキル]]していくことが出来る。[[メタモーフ]]を発動できる7[[マナ]]域には[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[ゼン&アク]]など高い[[パワー]]を持つ[[フィニッシャー]]が多く存在し、それらを[[リソース]]不要の[[除去]]として扱うことが出来る。

お互いに攻めきれずジリ貧に陥った状況では[[フィニッシャー]]として機能し、一方的に[[フィールドアドバンテージ]]を稼ぎ出して相手の勝ちの目を完全に詰みとる。[[システムクリーチャー]]らしく[[ハンデス]]と相性が良く、7[[マナ]]域には[[《ロスト・ソウル》]]が存在するのも好都合。
以上のことから《粛清者モーリッツ》を採用する[[デッキ]]は[[白黒緑]]を含んだ3色以上の[[デッキ]]であることが多く、[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]や[[《無頼聖者スカイソード》]]から柔軟に7[[マナ]]に到達することが出来る。

[[ニンジャ・ストライク]]や[[クリーチャー]]の[[S・トリガー]]など[[クリーチャー]]の防御札とも相性が良く、それらの発動時に追加で1体を[[タップ]]で止めることが出来る。
[[ニンジャ・ストライク]]7からは[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]など強力な[[シノビ]]が使えるようになるのも、やはり都合が良い。

《粛清者モーリッツ》自身が出た時にも[[タップ]]出来るのは地味ながら重要なポイントで、[[システムクリーチャー]]ながら出す際の隙が少なく、4[[コスト]]と軽いこともあって[[バウンス]]を受けてもテンポロスを起こさない。制圧要員が先に[[バトルゾーン]]にいれば、即座かつ継続的な[[タップキル]]に移ることが出来る。
7[[マナ]]あれば《粛清者モーリッツ》と[[《青銅の鎧》]]などの軽量[[クリーチャー]]と同時出しして2体[[タップ]]も出来る。

[[メタモーフ]]前提なのもあってか[[パワー]]が3000と高めなのもうれしい点。単体でも[[パワー]]3000未満の相手を[[タップキル]]出来、[[《火焔タイガーグレンオー》]]などの全体[[火力]]に巻き込まれにくい。


総じて[[メタモーフ]]の条件が[[タップ]]能力と噛み合っている上に、[[システムクリーチャー]]特有の[[フィニッシャー]]性を持ちながらも多くの弱点を克服しており、完成度の高い強力な[[カード]]となっている。
[[マナ]]が伸びる[[グッドスタッフ]]ならば深く考えずとも採用出来、[[タップキル]]によって戦略に幅を持たせてくれる。

**環境において [#iadeb4bc]
古くは[[聖拳編]]の[[【マナソース】]]で使われ、[[極神編環境]]では[[【白黒緑ガーディアン】]]で使われた。

[[戦国編環境]]では[[グッドスタッフ]][[環境]]なのもあって採用できる[[デッキ]]が多く、[[【ギャラクシーコントロール】]]、[[【ロマネスクリアニメイト】]]、[[【ゼン&アク】]]、[[【5色コントロール】]]などに採用された。
[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]が[[バトル]]要員としてあまりにも強力であり、その上[[《ソウル・アドバンテージ》]]で簡単に相手をジリ貧に陥れることが出来たため、それらに《粛清者モーリッツ》を添えれば完全な積みの状況を作ることが可能であった。[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]に関しては[[メタカード]]でもあり、質の高い[[タップ]]能力持ちかつ[[シールド]]を[[ブレイク]]出来る[[クリーチャー]]であるため、[[シールド・フォース]]を破るのに大いに役立った。
[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]・[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]らとも相性が良く、前者は[[ロック]]前後の盤面整理手段として用いられ、後者は[[呪文]][[ロック]]で《粛清者モーリッツ》を守りつつ[[パワー]]9000の[[タップキル]]が行える状況を作ることが出来た。
[[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[ゼン&アク]]ともセットで使われ、[[アタックトリガー]]を使いたいが[[シールド]]を[[ブレイク]]したくない時に[[タップ]]で[[攻撃]]対象を作ることが出来た。特に[[ゼン&アク]]は高[[パワー]]な上[[Q・ブレイカー]]であるため、[[タップキル]]手段があると[[G・リンク]]時の立ち回りを大きく改善できた。
[[ニンジャ・ストライク]]が登場したのもこの時期であり、それらの強化パーツとしても扱われた。
特に[[【ギャラクシーコントロール】]]、[[【ロマネスクリアニメイト】]]にはほぼ確実に採用され、《粛清者モーリッツ》は[[1枚積み]]が基本ながらも高い実力を持つ[[カード]]として認知されるようになった。

ギャラクシーマスターリーグ2008優勝デッキである[[【ギャラクシーコントロール】]]に1枚投入される実績を残した。

[[覚醒編]]から[[エピソード1]]にかけては[[【白黒緑超次元】]]で採用された。[[《超次元シャイニー・ホール》]]が優秀な[[タップキル]]手段であったために採用は選択であったが、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]で継続的な[[タップキル]]が行える、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]を[[確定除去]]として扱える、複数の[[タップキル]]で[[《時空の封殺ディアス Z》]]の[[覚醒]]が狙えるなど運用面で相性が良かったため、度々併用された。[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で[[回収]]出来る点も地味ながら大きな差別点であった。
[[覚醒編]]から[[エピソード1]]にかけては[[【白黒緑超次元】]]で採用された。[[《超次元シャイニー・ホール》]]が優秀な[[タップキル]]手段であったために採用は選択であったが、[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]や[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]で継続的な[[タップキル]]が行える、[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]を[[確定除去]]として扱える、複数の[[タップキル]]で[[《時空の封殺ディアス Z》]]の[[覚醒]]が狙える、小型[[サイキック・クリーチャー]]のばらまきで複数[[タップ]]が出来るなど運用面で相性が良かったため、度々併用された。[[《超次元リバイヴ・ホール》]]で[[回収]]出来る点も地味ながら大きな差別点であった。

[[エピソード3]]以降は[[高速化]]によって環境から姿を消した。

**その他 [#l8fdac6b]
6[[マナ]]あり、この[[クリーチャー]]が場にある状態で、[[《青銅の鎧》]]などの[[cip]]で[[マナブースト]]出来る[[クリーチャー]]を場に出した場合は[[タップ]]できない。その[[クリーチャー]]が場に出た時点では[[マナゾーン]]の[[カード]]が足りないため、[[メタモーフ]]は起動していないためである。

-長らく[[絶版]]だったが、[[DMX-12]]で待望の[[再録]]を果たした。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-06]]で実装。[[アンコモン]]になったほか、[[タップ]]対象が[[パワー]]が1番小さい[[クリーチャー]](複数あればその中からランダムに1体)に変更された。

**関連カード [#gbafd43b]
-[[《粛清者ハヤシッツ》]]
-[[《フェイウォン <モーリッツ.Star>》]]
-[[《聖霊龍王 アガピトス》]]([[ゲームオリジナルカード]])

**[[フレーバーテキスト]] [#l0a4b647]
-[[DMX-12]]
'''何がおこってもおかしくない!それがブラックボックス!'''
-[[DMPP-06]]
'''一寸の虫にも五分の魂。'''

**収録セット [#b03b2cb3]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ja5602df]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM-14 「転生編(ジェネレート・ギア) 第1弾」>DM-14]](12/110)
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](65b/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kfbc3fcd]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMPP-06 「超獣の転生 -INVINCIBLE RAGNAROK-」 >DMPP-06]]

**参考 [#k7ff449c]
-[[ソルトルーパー]]
-[[メタモーフ]]
-[[クリーチャー]]
-[[cip]]
-[[タップ]]

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