#author("2024-04-04T15:22:02+09:00","","")
#author("2024-04-04T15:22:49+09:00","","")
*《&ruby(ちしき){知識};の&ruby(せいれい){精霊};ロードリエス》 [#d83c19b1]
 
|知識の精霊ロードリエス P(R) 光/水文明 (5)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。|
|自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

[[DMC-52]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[エンジェル・コマンド]]。
名前からも分かる通り[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の派生[[クリーチャー]]。

[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]と能力を比較した場合、対象が「自分の[[ブロッカー]]」に限定されたことで[[デッキ]]を選ぶようになった。
相手に反応しなくなっているため[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]ほどの[[ゲーム]]への決定力はなく、拘束力も失われている。

[[【ヘブンズ・ゲート】]]や[[【ダイヤモンドリエス】]]など、[[ブロッカー]]を主軸とした[[デッキ]]で活躍する[[置きドロー]]であり、[[手札]]を気にせず次々と[[ブロッカー]]を出していける。
[[種族]]も[[エンジェル・コマンド]]と優秀であり、[[《聖霊王アルファディオス》]]などの[[進化元]]や、[[《巡霊者ウェビウス》]]及び[[《聖霊王アルファリオン》]]の[[G・ゼロ]]要員となることが出来る。
特に[[《巡霊者ウェビウス》]]は相性が良く、そちらが[[ブロッカー]]を持つため即座に[[ドロー]]出来る。

自身が[[ブロッカー]]を持っているのが非常に大きく、[[置きドロー]][[能力]]が自身にも反応するため、実質[[キャントリップ]]となっている。
[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]することも出来、自身を含めた[[ブロッカー]]を2体を出せば即座に2[[ドロー]]出来る。先に出しておく必要がないため返しの[[除去]]を受けることがなく、[[テンポアドバンテージ]]の面でも非常に強力である。
勿論、普通に打点を受け止める[[ブロッカー]]としても機能し、[[ブレイク]]を受け[[手札補充]]が不要な時も完全に腐ることはない。

[[置きドロー]]は、[[除去]]によって仕事をする前に退場してしまう安定性のなさや、出したターンの[[テンポアドバンテージ]]の損失といった弱点を抱えているが、《知識の精霊ロードリエス》は自身が[[ブロッカー]]を持つだけでそれらを解決しており、非常に完成度の高い[[カード]]に仕上がっている。

-[[DMD-06]]に収録された際に[[テキスト]]が変更され、[[キャントリップ]]が[[ブロッカー]]を出した時の[[誘発型能力]]によるものではなく[[cip]][[能力]]となった。

[[多色]]であり[[マナ基盤]]としても優秀。
[[《コアクアンのおつかい》]]や[[《セブ・コアクマン》]]で[[手札]]に加えられる[[水]]の[[カード]]であり、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などの[[進化元]]にもなれる。

過去に[[殿堂入り]]していた[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の名に恥じない、実践的な[[置きドロー]]である。
[[ブロッカー]]の展開に特化した[[デッキ]]以外でも、多少なり[[ブロッカー]]を使っているなら採用を検討出来る程の[[グッドスタッフ]]性を兼ね備えている。
勿論[[除去]]されないに越したことはないので、しっかりタイミングを見計らって出していきたい。

**細かいルール [#a0d1878d]
-[[ブロッカー]]を持つクリーチャーが場に出るなり[[《ローズ・キャッスル》]]などで[[破壊]]されてしまっても、一度場に出ているので[[ドロー]]できる。

-[[《セイント・キャッスル》]]や[[《光神龍セブンス》]]などの[[ブロッカー]]付加の[[常在型能力]]がある状態で、[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出てもドローできる。

-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]でも[[ドロー]]できる。これは[[シールド・フォース]]による[[ブロッカー]]付加が[[常在型能力]]であるため。

-一方で[[《光牙忍ハヤブサマル》]]で自身を[[ブロッカー]]化しても[[ドロー]]はできない。これは、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]が出た時点で[[ブロッカー]]でないため。

-[[《ヘブンズ・ゲート》]]で2体の《知識の精霊ロードリエス》を出す場合、1体ずつ[[バトルゾーン]]に出すため合計3枚[[ドロー]]できる。

**環境において [#l9391c19]
[[神化編環境]]において、[[【ロードリエスコントロール】]]及び[[【ハイドロ・ハリケーン】]]で活躍。
[[殿堂入り]]した[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の[[リペア]]として利用され、[[G・ゼロ]]を持つ[[《巡霊者ウェビウス》]]や[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]を大量展開することが可能だった。
[[【エンペラー・キリコ】]]への妨害手段として[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]も採用率を伸ばし、自身が[[進化元]]になれる点も都合がよかった。

[[【ヘブンズ・ゲート】]]でも採用されたが、この頃は下火でありメタに食い入る程ではなかった。

[[エピソード1環境]]に入ると、その展開力を使って[[【ヴォルグ・サンダーライブラリアウト】]]に利用されることがあった。

[[エピソード1環境]]後期に入ると[[多色]][[超次元呪文]]の登場を機に、[[【5色コントロール】]]の性質を持った[[【ロードリエスコントロール】]]が誕生し活躍した。
[[ブロッカー]]の大量展開を基本戦術とする[[【ロードリエスコントロール】]]の中でこのタイプは極めて異質であり、主な役割は[[《超次元ごっつぁん・ホール》]]と《知識の精霊ロードリエス》で[[《フェアリー・ミラクル》]]のための[[5色]]を達成することと、[[《聖霊王アルファディオス》]]及び[[《悪魔神王バルカディアス》]]の[[進化元]]となることであった。
展開戦術は行わないものの、[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]や[[《スペース・クロウラー》]]、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]など[[ブロッカー]]の数はそれなりに多く、《知識の精霊ロードリエス》自身の[[グッドスタッフ]]性もあって十分運用が可能だった。
当時は5色[[【ロードリエスコントロール】]]と呼ばれることが多かったものの、[[デッキ]]の性質や理念は[[【5色コントロール】]]である。
当時は【5色ロードリエスコントロール】と呼ばれることが多かったものの、[[デッキ]]の性質や理念は[[【5色コントロール】]]である。

[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけては[[《聖霊王アルファリオン》]]軸の[[【ヘブンズ・ゲート】]]での入賞報告が散見された。

[[DMBD-06]]ではこのクリーチャーと同様の能力を持つ[[《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》]]が登場。《ロードリエス》と違ってコストは10だが、単色である点と攻撃が可能な点で勝る。[[【巨大天門】>【ヘブンズ・ゲート】]]のようなデッキではこちらより優先されて採用されており、若干立場が苦しくなっている。

**その他 [#nd7cf7f1]
-[[《超次元シューティング・ホール》]][[《爆竜 GENJI・XX》]]などのメジャーな[[ブロッカー破壊]]カードに要注意。

-[[アンタップキラー]]である[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[マッハファイター]]にも注意。もっとも、[[ブロッカー]][[デッキ]]で採用する以上[[攻撃]]からは守りやすい。

//-[[DMD-06]]に収録された際に[[テキスト]]が変更され、[[キャントリップ]]が[[ブロッカー]]を出した時の[[誘発型能力]]によるものではなく[[cip]][[能力]]となった。
//この変更により、[[cip]][[能力]]が無効化されると[[ドロー]]が出来なくなっている。反面で《知識の精霊ロードリエス》の[[ブロッカー]]を無効化されても[[ドロー]]出来る。

-[[DMX-01]]に収録される際、[[レアリティ]]が[[レア]]に設定された。
その後、[[DMEX-11]]で[[レアリティ]]が[[アンコモン]]に変更された。

-イラストの下の方にある盾は同じパックに収録されている[[《聖霊王エルフェウス》]]のものだろうか。

-元となった[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]の存在から勘違いしがちだが、《ロード・リエス》ではない。(中点は入らない)

-アニメ「ビクトリー」ではデュエマ狩りの二人が[[勝太>切札 勝太]]戦と[[べんちゃん]]戦で使用。いずれも[[《巡霊者ウェビウス》]]と組んだが、ドロー能力は使用しなかった。勝太戦ではフィニッシャーとなった。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#x851921f]

|知識の精霊ロードリエス VR 光/水文明 (5)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000|
|ブロッカー|
|相手プレイヤーを攻撃できない。|
|自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く。|

[[DMPP-09EX]]で実装。派生元の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]と同様、[[ドロー]]条件に5枚以下の制限が加えられ強制効果になり、[[レアリティ]]も[[ベリーレア]]に格上げされた。

-[[プライズ]]版では、通常版イラストの横に[[フレン・E・ルスタリオ]]が描かれており、ボイスも彼女が担当している。

**関連カード [#ff457ee8]
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]
-[[《礼装の堕天チュラロリエス》]]
-[[《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s915c5f6]
-[[DMC-52]]、[[DMPP-09EX]]、[[DMPB-05]]&br;'''[[知識>手札]]は[[壁>ブロッカー]]を作りだし、[[壁>ブロッカー]]は[[知識>手札]]を育む時間を生みだす。'''
-[[DMX-01]]、[[開運ビクトリーパック Vol.3]](P36/Y11)
'''守備を重視し、財を蓄える。是、知を尊ぶ者の戦術。'''
-[[DMX-14]]&br;'''防御の極意は知識にあり。'''
-[[DMEX-08]]&br;'''すごろくで【E】のマスに止まったら、相手を指定してデュエマクイズを出そう!相手が答えられなければもう一度進めるけど、相手が答えられたらキミが一回休みだ!'''
-[[DMEX-11]]&br;'''〜[[チーム銀河]]の正義〜'''&br;'''相手の猛攻をしのぎ続けるには大量の[[手札]]が必要! 戦略とかみ合った[[ドロー]][[カード]]を使って、[[手札]]をどんどん増やしていこう。'''
-[[DMPB-03]]&br;'''[[天門>《ヘブンズ・ゲート》]]の向こうの存在、[[サファイア・ウィズダム>《サファイア・ウィズダム》]]は光文明に技術を与え、[[白騎士]]たちに叡智を与えた。'''
-[[プライズ]]&br;'''今日は勝ちに行かせてもらうから!――[[フレン・E・ルスタリオ]]'''

**収録セット [#h1167de7]
***[[デュエル・マスターズ]] [#a2704957]
-illus.[[Hiroshi Tanigawa]]
--[[DMC-52 エントリーパック・ゼロ パーフェクト・エンジェル>DMC-52]](3/10)
--[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]](13/40)
--[[DMD-06 「ライジング・ダッシュ・デッキ 反撃ブロック!!」>DMD-06]](9/14)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](40/44)
--[[DMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」>DMD-32]](13/15)
--[[開運ビクトリーパック Vol.3]](P36/Y11)([[アルトアート]])
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](287/???)
--[[DMEX-11 「Wチームドッキングパック チーム銀河&チームボンバー」>DMEX-11]](22/42)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#b9660e47]
-CV:[[熊谷海麗]]
-illus.[[Hiroshi Tanigawa]]
--[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]([[アルトアート]])
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
-CV:[[フレン・E・ルスタリオ]]
-illus.[[Hiroshi Tanigawa]]&[[アートアンフ]]
--[[プライズ]](フレン・E・ルスタリオサイン入り)

**参考 [#h2ffed4d]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[cip]]
-[[ドロー]]
-[[【ロードリエスコントロール】]]

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