#author("2024-09-10T17:46:57+09:00","","")
#author("2024-10-25T03:47:30+09:00","","")
*《&ruby(れんごくたいてい){煉獄大帝}; キング・ロマノフ》 [#top]

|煉獄大帝 キング・ロマノフ SR 光/闇/自然文明 (10)|
|クリーチャー:ディスペクター/ドラゴン・ゾンビ/ダークロード/ナイト 14000|
|''EXライフ''|
|''ブロッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のクリーチャーを1体選び、残りの自身のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。|
|各ターン、はじめて自分のシールドがシールドゾーンを離れた時、各相手は、それぞれ自身のシールドを1つ選ぶ。これにより選ばれたシールドをすべてブレイクしてもよい。|
|相手のクリーチャーは可能なら攻撃する。|

[[DM23-BD5]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ダークロード]]/[[ナイト]]。

[[EXライフ]]、[[ブロッカー]]、[[T・ブレイカー]]と、各プレイヤーに干渉する3つの能力を持ち合わせる。

まず[[cip]]は、各プレイヤーにクリーチャーが1体になるよう[[マナ送り]]を強要する。[[《マンハッタンの心絵》]]に似た能力だが、4人対戦の場合そちらとは違ってクリーチャーが4体残ることになる。また、[[クリーチャー]]なので[[S・トリガー]]の[[《ミステリー・キューブ》]]や[[革命0トリガー]]の[[《獅子王の紋章》]]などで飛び出しうる。
自分ターン中のアクセス手段も[[タマシード]]のそちらと比べて非常に多く、あらゆる方法で飛び出て[[リセット]]として機能しうる。

自身はEXライフを犠牲にする事も出来るので、自分は2体クリーチャーを残すことも可能。
自分だけ複数体維持する方法はそれに限らず、[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]を複数枚[[使用宣言]]して、1枚目で《煉獄大帝 キング・ロマノフ》を出す→先に[[cip]]を解決→2枚目の《ドラゴン・ボーン》を唱え始めるという方法もある。

さらに、[[シールド]]が[[初めて離れた時>ターン1]]に自分以外の各プレイヤーのシールド1つを[[ブレイク]]する事もできる。
選択するのは相手自身だが、[[《プロテクション・サークル》]]や[[《緑知銀 ダッカル》]]のように[[非公開ゾーン]]の中身を知る機会がないのであれば、無作為に1ブレイクするのとほぼ同じ。

[[ブレイク]]を受けた時の反撃はもちろん、[[EXライフ]]の耐性発揮でも誘発する。確実に各プレイヤーの寿命を削っていけるが使うかは任意なので、[[ワンショット]]で手札を与えないプレイングを狙うなら使わないのも手だろう。

そして、相手クリーチャーに[[攻撃強制]]させる[[常在型能力]]を持つ。すべての相手クリーチャーが溜めるプレイングを禁じられるとの同じで、逆にこの[[常在型能力]]が痛くない相手は[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]を絡めた速攻のように(相手がブロッカーを出していると知っていても)[[リーサル]]狙いでガンガン殴るデッキであり[[常在型能力]]のせいで負けそうになることはない。根本的にメリットしかない能力である。

もちろん一定数の[[防御札]]を採用してシールドブレイクを[[手札補充]]に使える機構は必要だろう。相手は《煉獄大帝 キング・ロマノフ》のせいで渋々時期尚早で攻撃しなくてはならなくなったが、あっけなく貫通して《キング・ロマノフ》を出した側が負けてしまったなんて情けないことにはならないように。

総じて一度出すだけで場をかき乱すこと間違いなしの、凶悪なクリーチャーである。

**他のカード・デッキとの相性 [#l51a0a70]
-[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]と共に出すと、そちらの[[攻撃制限]]で自分を攻撃させなくできる。相手が手打ちの除去カードや[[スレイヤー]]ないし高パワーのクリーチャーで対処できない限り、[[《龍神ヘヴィ》]]のように[[自爆特攻]]を強制させる事になる。[[デュエパーティー]]なら他のプレイヤーを狙う選択もできるが、相手の[[リソース]]を割かせることで結果的に自分が得するとも言える。

-他のカードとも連携を狙いやすい種族・文明・能力を持ち合わせており、投入先のデッキも多数考えられる。
--[[ドラゴン]]や[[ディスペクター]]のサポートの多さは語るまでもないだろう。[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]からちょうど繋がるコスト帯なのも見逃せない。ただ、cipで自分の盤面も戻してしまうので[[【連ドラ】]]には若干合わないか。
--[[光]]の[[ブロッカー]]なので[[《ヘブンズ・ゲート》]]に対応する。[[【4色ロマノグリラ天門】]]など、[[ディスペクター]]や[[ナイト]]を主軸に組むと光ブロッカーサポートを共有しやすい。
---自軍の盤面もリセットしてしまう能力も、他の展開系ブロッカーと合わせて出して解決順を間違えなければ問題ない。よしんば大量に自軍を[[マナ送り]]してしまったとしても、[[【4色ウェルキウス天門】]]辺りなら[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]で大量展開することでそれによる遅れを取り戻せる。
--コスト10なので[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]や[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]に対応する。[[マナ基盤]]としても優秀。ただし、《アマテラス・キリコ》で捲れると折角の軍勢が消し飛んでしまうので耐性のある相方の選定も必要。
--上記に比べるとややマイナーだが、[[ドラゴン・ゾンビ]]、[[ダークロード]]、[[ナイト]]も種族サポートは手厚い方。《ロマノグリラ》軸の[[ナイト]]や[[ダークロード]]のデッキに隠し球として挿してもいいかもしれない。

**環境において [#nc838418]
登場時点では[[【4色ロマノグリラ天門】]]に使われる場合があった。次第に[[【ムザルミ天門】]]でも地上戦要員として使われるケースが見られるようになった。

**その他 [#q4a6abd2]
-[[《龍魂珠》]]の力を得て復活した、キング・ロマノフの新たなる姿。
超獣世界の歴史を取り込むべく、[[ロマノフ]]一族や[[ナイト]]を[[ディスペクター]]/[[ディスタス]]化した「真邪眼騎士団」を結成する。

-[[デュエチューブ]]では、詳しく復活に至るまでの時系列が説明された。以下は復活までの概要。
++[[《邪眼の始祖 ロマノフ・アルファ》]]は自他ともに「キング・ロマノフ」と呼ばれる強大な存在へとなった
++魔銃、[[マッド・ロック・チェスター]]がある「煉獄」という世界についに到達し、見事手に入れることに成功する
++しかし、その代償として3体に引き裂かれ煉獄に囚われ続けることになってしまった。煉獄からは本体を脱出させることはできなかったが、長い時間をかけて煉獄内で一体化まで戻すことに成功する
++[[王来篇]]にて[[《龍魂珠》]]は[[モモキング]]に敗北し破壊されたが、それは煉獄に送り込まれていた。それを《キング・ロマノフ》は発見する
++[[ディスペクター]]は「クリーチャー世界にはもう存在していないものを、合成させてクリーチャー世界に顕現させる」というメカニズムであることを予測していた《キング・ロマノフ》は、敗北した[[《龍魂珠》]]と煉獄で存命している《キング・ロマノフ》自身を合成し、煉獄世界からクリーチャー世界に顕現させるという手法でクリーチャー世界に蘇った

-[[白黒緑]]だがカード名に「接続」が入っておらず、イラストもビス止めが見られない。
[[《龍魂珠》]]を逆に支配して誕生させているため、そちらの支配下の「接続」陣営ではなく、完全新規の「魔縛」陣営を成立させ王として君臨している。イラストも複数の魔法陣が描かれている独自の特徴を持つ。
--[[ロマノフ]]関連のカードに多い[[火]]や[[水]]でなくこの文明となっているのは、その[[「接続」の王>《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]の素材として[[ロマノフ>《邪眼皇ロマノフI世 GS》]]が使われていた縁からかもしれない。
--「邪眼騎士団」を名乗ってはいるものの、その実態は「邪眼」以外の[[ナイト]]や、もはやナイトですらない[[白騎士]]((ただし、背景ストーリーの解説で、「天雷」のトップはゲーム中で未公開情報であることと、「天雷」を取り込んだ[[《邪天魔縛 ヘロマノフ=VENII世》]]の素体は「なぜか」[[《白騎士の聖霊王 HEAVEN》]]ということが公開され、実は[[ナイト]]と[[白騎士]]には関連性があるのではと匂わせている。))など、あらゆる陣営を取り込んで[[ディスペクター]]化し無理やり「邪眼」の下に集わせるという、[[ディスペクター]]の親玉に相応しい何とも歪なものとなっている。
---しかし目的は「天雷」「氷牙」「魔光」「邪眼」の四大派閥を一つにまとめ上げるというもので、現実世界の戦国武将の天下統一思想に近くかなり人間臭い動機で動いている。
--[[マッド・ロック・チェスター]]そのものの姿であるものの、自身の文明に合わせてなのか、[[《邪神C・ロマノフ》]]に相当する部分が黄、[[《邪神R・ロマノフ》]]に相当する部分が緑に変化している。ただ、[[《邪神M・ロマノフ》]]に相当する部分は赤のままであり、結局自身の文明と体色はちぐはぐになってしまっている。
--元々[[ディスペクター]]は、合成元の部位を交換したり、その上から継ぎ足したりと不自然さが一目で分かるようになっているが、このクリーチャーの場合、特に不自然さがあるわけではなく、ただ関節部に魔法陣が敷かれてあるのみである。そのため、名前もそのまま《キング・ロマノフ》と名乗っている。
---そもそも元となるのが3体のクリーチャーで構成された[[マッド・ロック・チェスター]]であり、キング・ロマノフが主体となって合成を行っているので、《龍魂珠》が[[マッド・ロック・チェスター]]の一部にされてしまった、と解釈できる。
--多くのクリーチャーを[[ディスペクター]]として支配し、[[新世界の創造>《新世界秩序》]]を目論んだ[[《龍魂珠》]]だったが、今度は自分が既存の世界を支配するための道具にされる「ディスペクト」を受けるという、因果応報ながらも自業自得と言わざる負えない惨めな結末を迎えることになった。
--多くのクリーチャーを[[ディスペクター]]として支配し、[[新世界の創造>《新世界秩序》]]を目論んだ[[《龍魂珠》]]だったが、今度は自分が既存の世界を支配するための道具にされる「ディスペクト」を受けるという、因果応報と言わざるをえない惨めな結末を迎えることになった。
---かつて[[《龍魂珠》]]は[[マッド・ロック・チェスター]]の3体分裂の1体である[[《邪神M・ロマノフ》]]を[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]として[[ディスペクター]]にしていたが、敗北後に《キング・ロマノフ》本体と主従が逆転してしまっている。
**関連カード [#card]
-[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]
-[[《オニオン・リング》]]
-[[《月と破壊と魔王と天使》]]

-[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[neko61]]
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](1/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference] 
-[[ディスペクター]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ダークロード]]
-[[ナイト]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナ送り]]
-[[シールド]]
-[[離れた時]]
-[[ブレイク]]
-[[可能であれば攻撃する]]

-[[ロマノフ]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト10,ディスペクター,魔縛,ダークロード,ドラゴン・ゾンビ,ドラゴン,ナイト,パワー14000,EXライフ,ブロッカー,T・ブレイカー,cip,自己マナ送り,除去,全体除去,マナ送り,全体マナ送り,両者マナ送り,擬似オシオキムーン,自己ブレイク,効果ブレイク,両者ブレイク,可能であれば攻撃する,攻撃強制,・,ロマノフ,ロマノフ (名称カテゴリ),キング・ロマノフ,SR,スーパーレア,neko61);