#author("2024-08-11T11:36:12+09:00","","") #author("2024-08-13T23:17:30+09:00","","") *《&ruby(むげんぎんが){無限銀河};ジ・エンド・オブ・ユニバース》 [#b3d72d41] |無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース SR 光文明 (7)| |進化クリーチャー:フェニックス 17000| |超無限進化:自分のクリーチャー1体以上の上に置く。| |メガメテオバーン10:このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを10枚、墓地に置いてもよい。そうしたら、自分はゲームに勝つ。| |T・ブレイカー| [[DMEX-01]]で登場した[[光]]の[[進化]][[フェニックス]]。 [[《究極銀河ユニバース》]]のリメイクカードで、あちらと同じく[[エクストラウィン]][[能力]]を持つ。 その条件は[[メガメテオバーン]]10を発動すること。縛りの無い[[超無限進化]]を持ち、大量にクリーチャーを並べた上でそれらをひとまとめにして出し、勝利を狙うデザインとなっている。 一見、10枚のカードが要求されるのは[[オーバーキル]]のようにも思えるが、[[ウィニー]]を早いターンで簡単に並べられる[[コンボデッキ]]の類では苦にならない。また、[[進化元]]は[[クリーチャー]]でありさえすれば良いので、[[色]]が合わなくてもこのクリーチャーを[[踏み倒し]]できるデッキなら採用することができ、さらにメガメテオバーンの条件は「10枚のカード」であればクリーチャーである必要もないため、[[無月の門]]などで[[ドルスザク]]の下敷きになった魔導具呪文などもエクストラウィン条件の頭数に入る。 **ルール [#hab05a61] -[[メガメテオバーン]]10は、[[アタックトリガー]]で勝利する能力であって、攻撃によって勝利する能力ではないので、[[《完全防御革命》]]では、[[エクストラウィン]]を防ぐことができる。 -メガメテオバーン10は[[アタックトリガー]]なので、[[侵略]]と併用でき、侵略してからメガメテオバーン10を解決することができる。[[《三界 カッツイレル》]]や[[《三界 リンネル》]]に侵略してから《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》含む10枚のカードを墓地に捨てて[[エクストラウィン]]を得るという芸当が可能。この方法を使えば、《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》の下の進化元のクリーチャーの数が足りなかったとしても、[[エクストラウィン]]を狙うことができる。 -ゲームの最初から場にあり、条件を満たすと5枚のカードで構成される[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]や[[《零龍》]]も、メガメテオバーン10の達成条件の半分弱を満たしてくれるため進化元として有用。ただしそれぞれの能力テキストが書かれた《ドルマゲドン》の頭部分と《零龍》の右前脚部分をメガメテオバーンのコストにすると、エクストラウィンの処理の前にそれらの常在型能力による特殊敗北が適用され、逆にゲームに敗北してしまうため注意が必要。それでも4枚分のコストにはなる。 --特に[[《零龍》]]は[[【デ・スザーク】]]では[[無月の門]]と合わせ10枚以上のカードが揃いやすくなる。更に[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]は[[無月の門・絶]]で相手のターン終了時という妨害しづらいタイミングかつ、マナを支払わず7枚分揃えることができるので非常に相性が良い。 --ただしやはり、[[《一王二命三眼槍》]]を筆頭とした[[敗北回避能力]]で逆転負けする恐れもあるのでケアできるようにしておきたい。 -[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]]とはエクストラウィンの条件が全く同じだが、[[能力]]名があちらは普通の[[メテオバーン]]なのに対してこちらはメガメテオバーンとなっている。他にも複数枚同時の[[メテオバーン]]は何度か登場したが、今回は[[不死鳥編]]パックということで、[[《超神星ペテルギウス・ファイナルキャノン》]]に合わせたのかもしれない。 **環境において [#k9214e95] 登場早々当時の[[【白緑メタリカ】]]の[[フィニッシャー]]として活躍。【白緑メタリカ】であれば色が合うので[[《水上第九院 シャコガイル》]]を見事に押しのけて[[フィニッシャー]]の座についていた。 [[【白緑メタリカ】]]が消滅してからはパワー12000以上であり[[《天風のゲイル・ヴェスパー》]]の[[ダブル・シンパシー]][[付与]]の適用範囲内である点を買われて[[【ゲイル・ヴェスパー】]]のフィニッシャー候補となった。 また、[[無月の門]]系統を使った場合下にカードが4~6枚溜まる特性から、[[光]]を[[タッチ]]した[[【デ・スザーク】]]でも活用されている。その場合《ユニバース》のみを複数枚入れるか、[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]で[[リアニメイト]]される。 [[双極篇]]に入ると、マナゾーンからクリーチャーを一気に並べる[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]との相性の良さから、[[【轟破天九十九語】]]にも投入されるようになる。 [[超天篇]]では[[超GR]]のギミックの登場で、より簡単に10体のクリーチャーを展開できるようになり、[[【絶十】]]に投入される機会も増えた。 [[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期の[[オリジナル]]では、大量展開してから[[《最終兵ッキー》]]でこれを呼び出して安全に勝ちに行く[[【漢ジョーカーズ】]]が3位入賞を果たして話題になった。 [[王来MAX]]では[[タマシード]]が登場。ほぼすべてが[[シンカライズ]]によって進化元になり、クリーチャーではないため比較的場持ちが良い。[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]による連鎖展開と下にカードを貯められる[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]によって10枚のカードを確保しやすいことから、[[白黒赤]]の[[【ライオネル.Star】]]で定番のフィニッシュ手段になった。 2023年6月初頭にはこれをフィニッシャーにした[[スノーフェアリー]][[リソース]]型[[【緑単オービーメイカー】]]がオリジナルのチャンピオンシップを優勝。 [[DM23-EX2]]での[[《煌世主ノ正裁Z》]]の登場を機に[[【白単サバキZ】>【サッヴァーク】]]が一気に横展開系デッキに移行するとその入賞数が若干上向いたが、一部の型として横展開した盤面をこれでの詰めに活かしたものも見られるように。 [[DM24-SD1]]・[[DM24-SD2]]・[[DM24-SP1]]期には[[タッチ]]で入れたこれ2枚をフィニッシャーに据えた型の[[【青黒魔導具】]]がオリジナルで4位入賞。[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]が呼び出し手段に据えてあった。 『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day1個人戦(アドバンス)4位入賞の[[【白零サバキZ】>【サッヴァーク】]]に[[1枚積み]]の形で[[フィニッシャー]]運用されていた。特殊な受け系構築を念頭に置いての安全な勝ち筋の採用であったと見られる。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]発売日当日、溜めてから[[1枚積み]]のこれで打開する型の[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]が確認された(オリジナル、61人参加、3位)。 **その他 [#g079484d] -[[エクストラウィン]]の能力に目が行きがちだが、パワーもそれなりに高い。[[エクストラウィン]]を狙うのが難しいようならば、進化元を1体だけにして[[ビートダウン]]にプランを変更するのも手。 -[[フェニックス]]はもちろんのこと、進化クリーチャーの中では要求する[[進化元]]の数・種類ともに揃える難易度が最も低い。このため元となった[[《究極銀河ユニバース》]]の[[進化元]]にして[[エクストラウィン]]を狙う使い方も適任。 -[[《ベイB ジャック》]]の[[プレミアム殿堂]]後の[[【緑単サソリス】]]では[[【白緑メタリカ】]]にヒントを得て、プレイングの易化のためにこのカードが使用されるようになった。[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《光牙忍ライデン》]]を防御札に入れておけば、余って[[マナゾーン]]に埋めた方を[[光]][[マナ]]要員にできるので無駄が無い。 -名前の元ネタはリメイク元になった[[《究極銀河ユニバース》]]と『[[DM-23 「不死鳥編 第5弾 冥龍王帰還(ジ・エンド・オブ・ユニバース)」>DM-23]]』から。なお[[DM-23]]のタイトルの「冥龍王」とは、リメイク元のユニバースではなく[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]のことである。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第20話で[[カレン]]が[[ケンドラ]]戦で使用。 [[《恋愛妖精アジサイ》]]、[[《氷駆の妖精》]]、[[《応援妖精エール》>《応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」》]]の3枚による[[ソリティア]]で10体の[[進化元]]を揃え、[[メガメテオバーン]]10を発動し、[[エクストラウィン]]を達成した。 -[[DMEX-08]]版の[[フレーバーテキスト]]は、[[《サイバー・J・イレブン》]]からの借用。どちらも[[エクストラウィン]]をコンセプトとしたカードだが、あちらの条件は「バトルゾーンに自分のクリーチャーが、《イレブン》を含めて11体以上」である。一方、こちらの条件は「メガメテオバーンで10枚消費」で、《ユニバース》本人を含めると必要枚数は合計11枚となる。すなわち、「カードを11枚用いてのエクストラウィン」という繋がりから選ばれたのだろう。 --同弾には、エクストラウィンを持つクリーチャーとして[[《ケロヨン・カルテット》]]と[[《お目覚めメイ様》]]も収録されている。彼らの必要枚数は11枚ではないが、いずれもバトルゾーンの味方を参照した条件となっており、そちらの面で《イレブン》と類似していると言える。結果、彼らにもやはり同じフレーバーテキストが与えられた。 ---《イレブン》および同弾の2種では、味方のクリーチャーがバトルゾーンに残留した状態で勝利することになる。そのため彼らのテキストにおいては主人公然とした、どこか感慨深さを漂わせる台詞だった。しかし全て墓地に送る《ユニバース》では、10人の味方(必ずしもクリーチャーとは限らないが)を''最後の最後で蹴落として自分一人だけが残る''という絵面になってしまうため、全く同じ文面ながら纏う雰囲気はものの見事に真逆となる。いかにもブラック・ボックス・パックらしい、皮肉にして気の利いたジョークである。 **関連カード [#x83faf43] -[[《究極銀河ユニバース》]] -[[《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#t0d4ec64] -[[DMEX-01]]&br;'''ジ・エンド・オブ・ユニバース。かつて、[[その名前>DM-23]]のみが語られた存在が、無限の力を得てここに降臨する。''' -[[DMEX-08]]&br;'''みんなと戦えてよかった。''' **収録セット [#f0be1b52] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Yuukoo009]] --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]] --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](283/???) -illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](TR3/TR9) **参考 [#wf592b28] -[[フェニックス]] -[[進化クリーチャー]] -[[メガメテオバーン]] -[[アタックトリガー]] -[[エクストラウィン]] -[[T・ブレイカー]] -[[【緑単ループ】]] -[[【白緑メタリカ】]] -[[【スノーフェアリーサイクル】]] -[[【ギラングレイル】]] -[[【ライオネル.Star】]] -[[【白零サバキZ】>【サッヴァーク】]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について >Q.GRクリーチャー10体が進化元の''《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》''が「メガメテオバーン10」能力でそれらを墓地に置いた場合、自分はゲームに勝ちますか? A.はい、ゲームに勝ちます。 #region2((総合ルール 809.2b)){{ :809.2b |GRクリーチャーがバトルゾーン以外のゾーンに置かれたとき、即座に超GRゾーンに戻ります。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34413]](2020.11.13) >Q.進化元が10枚あり、その中に[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がある自分の''《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》''が「メガメテオバーン10」を使いました。[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が墓地に置かれますが、自分はゲームに勝ちますか?&br;類似例:[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]、[[《零龍》]] A.いいえ、ゲームに負けます。''《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》''の「メガメテオバーン10」は、下にあるカードを10枚以上墓地に置いてからゲームに勝ちますが、墓地に置いた瞬間に[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の常在型能力「このカードがバトルゾーン以外のゾーンにあれば、クリーチャーをすべて破壊し、自分はゲームに負ける」が適用されるためです。 #region2((総合ルール 604.4)){{ :604.4. |一部の常在型能力は、例外的に単発的効果を生成します。これらの能力が効果を生成する条件を満たした場合、他の能力を解決する前にその効果を適用します。また、効果を処理する途中で生成された場合は、その処理に割り込んで効果を適用します。効果を適用した後に常在型能力による単発的効果を生成する条件がまだ満たされている場合、改めてその効果を適用します。&br;例: 《伝説の禁断 ドキンダムX》の敗北効果、S-MAX進化の手札に戻す効果 ::604.4a |常在型能力が単発的効果を生成した際に、継続的効果がある場合、継続的効果をすべて適用した後でその単発的効果を適用します。 ::604.4b |常在型能力により生成された単発的効果が複数ある場合、その発生源がどのプレイヤーのカードかによって処理が変わります。1人のプレイヤーのカードが複数の単発的効果を生成している場合、そのプレイヤーは単発的効果を好きな順番で適用します。複数のプレイヤーのカードが単発的効果を生成している場合、ターン・プレイヤーの効果から先に適用します。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41756]](2022.8.5) &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,フェニックス,パワー17000,超無限進化,超無限進化:クリーチャー,進化,進化:クリーチャー,メガメテオバーン10,メガメテオバーン,メテオバーン,アタックトリガー,エクストラウィン,T・ブレイカー,準バニラ,・,SR,スーパーレア,Yuukoo009,MITSUAKI MATSUMOTO);