#author("2023-10-12T04:16:13+09:00","","")
#author("2024-01-11T15:00:40+09:00","","")
*《&ruby(リバース・オブ・ザ・サバイバー){漂流大陸の復活};》  [#top]

|漂流大陸の復活 R 闇文明 (5)|
|呪文|
|各プレイヤーは、「ウェーブストライカー」を持つクリーチャー、サバイバー、ダイナモをすべて、自身の墓地から出す。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

お互いの[[墓地]]にある「[[ウェーブストライカー]]」能力、「[[サバイバー]]」または「[[ダイナモ]]」[[種族]]持ちを''全て''[[バトルゾーン]]に[[呼び戻す>リアニメイト]][[呪文]]。

[[リアニメイト]]対象の3種は全て''「仲間が居れば居るほど真の強さを発揮する」''点が共通している。
これらを纏めて一気に[[バトルゾーン]]を埋め尽くさんばかりに展開し、その物量を以て圧倒させようという、大胆且つ盛大極まりないサポートカードである。

とは言え、3つのコンセプトこそ一致しているものの、どれも比較的排他的なデッキテーマである。
各種テーマのカードを組み合わせて使うよりは、それぞれのテーマデッキの強化カードとして運用すべきだろう。

なお[[サバイバー]]については[[DMEX-18]]にて、[[《奇石 アゾールα》]]をはじめとする「[[常在型能力]]で非[[サバイバー]]に[[サバイバー]]を追加する」[[サイクル]]が登場している。
そのため《漂流大陸の復活》の登場により、ウェーブストライカーを持つクリーチャーやダイナモに、この[[サイクル]]を使って[[サバイバー]]を付与し、サバイバー能力を使って更に強化する、という[[コンセプト]]が誕生した。
また、[[ウェーブストライカー]]以外のデッキでは[[S・トリガー]]枠に[[《骨折人形トロンボ/デビル・ハンド》]]や[[《予言者ラメール/マスター・スパーク》]]等を採用すれば、[[呪文]]側を使った後で[[リアニメイト]]できる。特に前者は[[墓地肥やし]]効果までついているためこのカードとの相性は良好。

**ルール [#rule]
封印以外のカードをバトルゾーンに出す際、それらはターン・プレイヤーから1枚ずつ置き、それが終わってから非ターン・プレイヤーが1枚ずつ置く。

-[[ウェーブストライカー]]で[[cip]]を得る[[クリーチャー]]は3体目以降に出さなければ、そのcipは[[トリガー]]しない。
--非ターン・プレイヤーは相手の[[ウェーブストライカー]]にタダ乗りできる。

-[[サバイバー]]能力で[[cip]]を与える[[クリーチャー]]は自身とその後に出たサバイバー・クリーチャーの数までしか、そのcipは[[トリガー]]させられない。

墓地から出すと決めた処理の1枚が[[進化クリーチャー]]で、その時点で進化元がない場合は失敗となって墓地に残る。

-「すべて出す」と書かれていても、進化元がないうちに[[《シータ・トゥレイト》]]を出すことを処理したら、意図的に出さずに終えることができる。

**相性の良いカード・デッキ [#k58e8ae3]
どのカテゴリを出したいかによって、組み合わせるカードは大きく異なってくる。
***[[ウェーブストライカー]] [#Wave_Striker]

[[DM22-EX1]]で最も強化されたカテゴリ。

複数体を同時に出せる為、[[ウェーブストライカー]]共通の問題点であった、「特定のカードを3枚並べないとただの[[バニラ]]同然となってしまう」点が解消される。
元々条件を満たすのに複数体の[[クリーチャー]]を要求されていた見返りに、かなりオーバースペック気味の[[cip]]を持つ[[カード]]は多く、それらをたった5[[コスト]]で複数一気に扱えるのは、入念な[[墓地肥やし]]に対して十二分に大きいリターンとなり得る。さらに、同じ弾で多くのウェーブストライカーが[[ツインパクト化]]しただけでなく、呪文面に墓地肥やし能力を持つカードも存在するため、かなりの爆発力が期待できるだろう。
強いて挙げるならば、ウェーブストライカーには[[スピードアタッカー]]を持つクリーチャーが少なく、そのターン中にフィニッシュを決め辛いのが難点。
[[《無礼な刃 ラッシュα》]]とその[[サイクル]]で[[サバイバー]]とスピードアタッカーを共有するのも面白いだろう。

万が一相手が[[《爆輪男》]]を墓地に置いてあったら《漂流大陸の復活》による大量展開がロックされてしまうが、よっぽどのことがない限り遭遇しないだろう。

逆に、「《漂流大陸の復活》を使ったターンにトドメまでいかない」場面を想定して、[[リセット]]札へと変貌させるために採用の余地がある。
先述の通り、バトルゾーンに[[ウェーブストライカー]]が0体で、墓地に2体以下の《爆輪男》なら、出す順番を調整することで[[cip]]を使わずに味方を登場させることができる。

ただし、リセットにより相手のキルターンを確実に1ターン上遅らせられるかつ、次の自分のターンあたりに再度《漂流大陸の復活》を使える手札がないとただの悪あがきにしかならないので注意。

[[《星雲の精霊キルスティン》]]は[[パンプアップ]]と[[ブロッカー]]の付与で盤面の強化に貢献しやすく、[[ツインパクト]]版含め最大8枚まで採用できる事からも別カテゴリとの共存がやりやすい。
***[[サバイバー]] [#Surviver]

[[DM22-EX1]]で[[《予言者ギャラシβ》]]を獲得したカテゴリ。

[[スピードアタッカー]]をサバイバー全体に与える[[《無礼な刃 ラッシュα》]](5枚目以降にも[[《スフィンティラノスβ》]])を有しており、最悪でも相手の[[シールド]]の数+1の[[打点]]を用意出来れば、容易に[[1ショットキル]]出来る。
[[ブロックされない]][[《流星魚α》]]、[[ウルトラ・セイバー]]の[[《宣凶師ラッセルズβ》]]、単体[[バウンス]]の[[《キング・ムーγ》]]、[[ジャストダイバー]]の[[《サイバー・B・フィッシュα》]]等も擁するので、場合によっては数枚の[[S・トリガー]]では巻き返せない程の決定力を持つこともままある。
またそのターンに勝負を決めきれない、ないし決める予定がない場合についても、[[マッハファイター]]の[[《育ち盛りのホーンα》]]と[[スレイヤー]]の[[《ギガリングα》]]、1枚の[[セルフハンデス]]を行わせる[[アタックトリガー]]を与える[[《ダーク・ティアラγ》]]で相手の[[手札]]と[[バトルゾーン]]に大打撃を与える事も可能。
[[《聖域の守護者フォボス・エレインγ》]]の[[cip]]でこの[[呪文]]を[[回収>サーチ]]できるので、その点でも噛み合っている。

複数のカテゴリを共存させる場合は真っ先に出したいカテゴリ。[[《キング・ムーγ》]]や[[《サイバー・B・フィッシュα》]]のような[[cip]]持ちを出す事で大量誘発が狙え、[[《シータ・トゥレイト》]]などを絡めて後続に[[サバイバー]]を付与すればその数を更に増やせる。

[[DM23-EX2]]で上方修正を加えて逆輸入された[[《イプシロン・トゥレイト》]]も、[[《闇王ゼーロ》]]に匹敵するターン数で[[リアニメイト]]戦術を行える可能性を秘める。

***[[ダイナモ]] [#Dynamo]
[[スピードアタッカー]]を持つ[[《早食王のリンパオ》]]と、[[ブロックされず>ブロックされない]][[ダイナモ]]能力を使用したクリーチャーの数だけブレイク数を増加させる[[《電脳鉄人センジュオー》]]を擁し、他に[[スピードアタッカー]]が1体とダイナモが3体あれば容易に5枚の[[シールド]]を削り切って[[ダイレクトアタック]]可能。

しかし、[[ダイナモ]]は[[《究極男》]]と[[《超越男》]]を除き闇のカードが存在しないため、素直に組むのは一番難しい。
おまけに[[DM22-EX1]]では''新規のダイナモが1枚も登場しない''という冷遇を受けるハメになった。
[[環境]]で活躍し得る新規カードを作りつつ、サバイバーとウェーブストライカーを纏めて強化したのでは、ダイナモの収録枠を用意する事は出来なかったか。

その後[[DM23-EX2]]にて本格的な強化をもらった。
上記《センジュオー》のツインパクト化した[[《電脳鉄人センジュオー/センジュ・チューン》]]によって「《センジュ・チューン》で《センジュオー》もろとも墓地送り→このカードで大量展開」のコンボでより実践的な動きが出来るようになった。

懸念点だった闇マナも、[[《早食王のリンパオ/ライク・ア・ローリング・ストーム》]]と[[《大鉄漢シルバスターズ/スクリーム・チャージャー》]]を獲得している。

**その他 [#other]
-先述の通り、相手の墓地にある[[ウェーブストライカー]]・[[サバイバー]]・[[ダイナモ]]も蘇生される。
とはいえ、自分がコスト5呪文の《漂流大陸の復活》を唱えたい4〜5ターン目に、相手がそれら3タイプのいずれかを[[墓地肥やし]]してあるという状況はミラー以外ではほぼなく、利敵行為になることはまずないだろう。よしんば、何らかのカードの[[リアニメイト]]を許したとしても[[《サイバー・B・フィッシュα》]]や[[《骨折人形トロンボ/デビル・ハンド》]]程度なら全く[[ワンショット]]の防衛に機能しない。

-初出は[[デュエマいやほいゲーム]]。全て実際に有った過去の拡張パックのパック名を、語感を残したままに復活を意味する英単語を組み合わせたものとなっている。
++無限軍団の復活(リターナブル・ウェーブ)…[[&ruby(エターナル・ウェーブ){無限軍団の飛翔};>DM-11]]より。[[ウェーブストライカー]]が初収録された弾であり、彼らの所属していた団体名が「無限軍団」であった。
++漂流大陸の復活(リバース・オブ・ザ・サバイバー)…正解の選択肢。[[&ruby(リターン・オブ・ザ・サバイバー){漂流大陸の末裔};>DM-05]]より。[[サバイバー]]が初収録された弾であり、背景ストーリー上でもサバイバーは「漂流大陸」の出身である。
++不死鳥編の復活(リスペクタクル・ノヴァ)…[[&ruby(スペクタクル・ノヴァ){不死鳥編}; 第1弾>DM-19]]より。[[ダイナモ]]が初収録された弾である。この選択肢のみ第1弾である為、副題が付いておらず、[[不死鳥編]]そのものを思わせるルビとなっている。
++終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)…[[&ruby(ジ・オーバーテクノクロス){終末魔導大戦};>DM-17]]より。この選択肢のみルビも含めてパック名そのままである。特段[[ウェーブストライカー]]、[[サバイバー]]、[[ダイナモ]]と関わりが深い弾では無いが、裏を返せばどの軍勢とも等しい立ち位置にある弾であるとも言えた。

**関連カード [#card]
-[[《サタデー・ナイトメア・フィーバー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM22-EX1]]&br;'''[[サファイア・ミスティ>《サファイア・ミスティ》]]の[[13番目の計画>《13番目の計画》]]によって[[12のプログラム]]が機能しなくなった影響は徐々に色々な形で現れ始めた。その中でも大きなもののひとつは、失われたはずの[[漂流大陸>DM-05]]の復活だった。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[IWAO]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](50/130)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[呪文]]
-[[リアニメイト]]
-[[ウェーブストライカー]]
-[[サバイバー]]
-[[ダイナモ]]

-[[デュエマいやほいゲーム]]

&tag(呪文,闇文明,単色,黒単,コスト5,リアニメイト,ウェーブストライカーサポート,サバイバーサポート,ダイナモサポート,・,R,レア,IWAO);