#author("2023-06-15T12:31:01+09:00","","")
#author("2024-03-18T02:10:55+09:00","","")
*《&ruby(みず){水};の&ruby(まじゅつし){魔術師};マジックス》 [#l5d19314]

|水の魔術師マジックス SR 水文明 (4)|
|クリーチャー:トリックス/チームウェイブ/スペシャルズ 4000|
|''<バズレンダ>[無色(1)]''(このクリーチャーのコストを支払う時、追加で[無色(1)]を好きな回数支払ってもよい。このクリーチャーが出た時、そのBR能力を1回と、追加で[無色(1)]支払った回数、使う。)|
|BR-呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻す。|
|このクリーチャーのBR能力を使った時、それがこのターン中3回目なら、コストの合計が6以下になるよう、呪文を2枚まで自分の手札から選び、コストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMRP-14]]で登場した[[水]]の[[トリックス]]/[[チームウェイブ]]/[[スペシャルズ]]。

[[バズレンダ]]により1枚[[呪文]]を[[墓地回収]]する[[能力]]を持つ。さらに、BR能力を当該ターン中に3回以上使えば、合計6コスト以下になるように呪文を2枚手札から唱えることができる。

つまり、6[[マナ]]支払って召喚すれば、3枚の呪文墓地回収と2枚以下合計6コスト以下の呪文[[踏み倒し]]を行うことができる。

疑似的に墓地の呪文を唱える事ができるが、それだけならば、[[《サイバー・K・ウォズレック》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]がいる。そちらと比較すると、
-サイバー・K・ウォズレック
--[[水]]・[[闇]]の[[ツインパクト]]。下面は条件付き[[ピーピングハンデス]]。
--種族:[[サイバー・コマンド]]
--W・ブレイカー
--[[cip]]の発動条件は特になし。[[踏み倒し]]にも対応。
--唱えられる[[呪文]]は、コスト3以下のみ。
--唱えた後は[[山札の下]]に置かれ、このカード単体ではそれらの再利用は困難。
--相手の呪文も使用可能。
--同名カードの呪文面を使用可能。

-水の魔術師マジックス
--[[水]]単色のクリーチャー。
--種族:[[トリックス]]/[[チームウェイブ]]/[[スペシャルズ]]
--シングル・ブレイカー
--[[cip]]の[[呪文]][[回収>墓地回収]]は[[バズレンダ]]のため、複数枚の回収には[[コスト]]を支払う[[召喚]]が必須。
--呪文の[[踏み倒し]]も[[バズレンダ]]が前提のため、このカード自体は踏み倒しには非対応。
--唱えられる[[呪文]]は、コストの合計が6以下なら制限なし。
安直にコスト上限だけを見るならウォズレックの2倍。
--[[チャージャー]]などを想定しなければ、唱えた呪文は再び墓地に置かれる。
[[バウンス]]や2枚目のこのカードで再び唱えることが可能。

と、同じように見えて差別箇所は少なくない。デッキの色や使用目的に合わせて使い分けるといいだろう。

//[[【ドッカンデイヤー】]]で考えると一度唱えた[[マナブースト]]呪文や[[《“魔神轟怒”万軍投》]]を回収し、[[《“魔神轟怒”万軍投》]]を唱えて盤面を広げるという使い方ができる。ただ、[[墓地肥やし]]なしで最速4ターン目に唱えるとなると墓地に十分呪文が落ちていない場合もあるので、あくまでまごついた時のための[[回収]]手段として考えるのが吉。尤も、[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]は2020年7月1日で[[殿堂入り]]に指定されたため、純正の[[【ドッカンデイヤー】]]で共演できたのはわずか4日間であり、それ以降は使うなら[[【ドッカンデイヤーミッツァイル】>【ドッカンデイヤー】#DokkanM]]で使うことになるだろう。

[[《マナ・クライシス》]]を多用する[[【Waveランデス】]]に、[[《「世界をつなぐ柱」の天罰》]]などの2マナのセルフ[[バウンス]]呪文と共に組み込むことで、《マナ・クライシス》→《Wave ウェイブ》→このカードで《マナ・クライシス》+バウンス呪文と動くことで、4→5→6→…と連続で[[ランデス]]を打ち込むことができる。[[《レアリティ・レジスタンス》]]で回収できるのも高相性。

[[《謎帥の艦隊》]]との相性は最高の一言。呪文踏み倒し能力により一度に2枚唱えることができる。[[【5色ジョリー】]]にこのクリーチャーを挿しておけば、終盤にいきなり相手盤面を一掃することも可能。ただし、このクリーチャー自身は単色なので、[[多色]]を重用するそちらのデッキとは要相談。

ただ、バズレンダを使い終わると貧弱な本体しか残らない点、同じ種類の呪文を2ターンに分けて唱えたい場面が実際の対戦上あまりない点などから、期待ほど活躍しなかった。

-[[《魔天降臨》]]とも相性が良く、[[バズレンダ]]で呪文を[[墓地回収]]すればするほど[[《魔天降臨》]]で自分の[[マナゾーン]]に[[埋める>埋まる]]ことができるカードが増える。

-[[墓地]]に[[呪文]]が足りず[[バズレンダ]]の処理が不発に終わったとしても、呪文の[[踏み倒し]]は可能だが、呪文を回収せずに置いておくことはできない。このカードのみを繰り返し用いる場合、墓地の呪文は減り続ける事となる。[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]を組み合わせれば回収量と釣り合わせられる。

-呪文/呪文の[[ツインパクト]]は、いずれか片側を選んで、選んだ側のみを[[唱える]]ことができる。[[カードタイプ]]を参照して[[選ぶ]]効果で[[ツインパクト]]の片側を選んだ場合、[[選ぶ]]効果の影響を受けるのは選んだ側のみであるため。

-テキストが[[《コスパンダメソッド》]]と違うことから、「今のターン全体で[[バズレンダ]]の使用回数を見るのではないか?(どのような使い方をしても、1ターンに1度しか使えないのではないか?)」という憶測があったが、公式のよくある質問にて、「発生源の《マジックス》のみで見る」ということが明らかになった。

//**関連カード [#v27fb12b]
//-[[《》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#q3d26a36]
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
-Design 佐野陽悠
--[[DMRP-14 「十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!」>DMRP-14]](S2/S11)
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](S10/S20)

**参考 [#r7b05738]
-[[トリックス]]
-[[チームウェイブ]]
-[[スペシャルズ]]
-[[バズレンダ]]
-[[cip]]
-[[呪文]]
-[[墓地回収]]
-[[手札]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[【マジックスランデス】]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《水の魔術師マジックス》''や[[《ファビュラス一番ドリップ》]]が持つような、「バズレンダ」のマーク能力を使った回数を数える能力は、[[《つぶやきブルーバード》]]の能力で追加で使ったマーク能力も数えますか?
A.はい、数えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33593]](2020.6.26)

>Q.自分は追加コストを支払って''《水の魔術師マジックス》''を召喚し、その「バズレンダ」のマーク能力を3回使い、''《水の魔術師マジックス》''の2つ目の能力で手札から呪文を唱えました。同じターン中に2体目の''《水の魔術師マジックス》''を召喚し、追加コストを支払い、そのマーク能力を3回使った場合、2つ目の能力をもう一度使い、手札から呪文を唱えることはできますか?
A.はい、できます。''《水の魔術師マジックス》''の能力は、その能力の発生源である''《水の魔術師マジックス》''がマーク能力を使った回数を数えます。''《水の魔術師マジックス》''をバトルゾーンに出すたび、その''《水の魔術師マジックス》''の「バズレンダ」でマーク能力を3回使っていれば、2つ目の能力を1ターン中に何度でも使うことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38582]](2020.7.10)

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト4,トリックス,チームウェイブ,スペシャルズ,パワー4000,バズレンダ,バズレンダ1,墓地回収,呪文回収,バズレンダサポート,コスト6以下,呪文サポート,コスト踏み倒し,SR,スーパーレア,Ishibashi Yosuke,十王篇ブロック);