#author("2024-10-18T17:39:18+09:00","","") #author("2024-10-25T10:22:55+09:00","","") *《&ruby(しにがみ){死神};&ruby(はおう){覇王}; ブラック&ruby(ゼナーク){XENARCH};》 [#top] |死神覇王 ブラックXENARCH SR 闇文明 (6)| |クリーチャー:ダークロード 9000| |各ターンの終わりに、このクリーチャーが自分の墓地にあり、自分のマナゾーンに闇のカードがあれば、自分のタップしているクリーチャーを3体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の墓地から出す。| |''ブロッカー''| |''W・ブレイカー''| |自分のクリーチャーが出た時または離れた時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。そうしなければ、相手は自身の手札を1枚選び、捨てる。| [[DM24-RP2]]で登場した[[闇]]の[[ダークロード]]。 [[死神]]の名を冠する[[ブロッカー]]であり、自分のクリーチャーが場に出たり離れたりする度に相手へ被害を齎す。 このテキストは[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]と同じく自身が出たことや、[[過去の状態を見る]]裁定で限定的に自身が離れたことでも誘発できる。 1体[[選ばせ除去]]あるいは1枚[[セルフハンデス]]の最低保障を内蔵した[[システムクリーチャー]]として使える。 このクリーチャーが出た後には、自分の他のクリーチャーに疑似[[cip]]&[[離れた時]]にも同様の妨害を使う。このクリーチャーの制圧を目的とするなら、小型クリーチャーを中心としたデッキになるだろう。 継続的に被害が及ぶため、大型クリーチャーが少ないというハンデも克服しやすい。 また、[[タップ]]されている味方クリーチャーを3体破壊する事で[[リアニメイト]]する自己踏み倒し能力も持つ。 低コストでタップ獣を用意できる[[超化獣]]や[[ムゲンクライム]]との相性が良く、《ブラックXENARCH》はプレイヤーの想定より早く、かつ簡単に着地出来る。また[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]も発掘され注目を浴びた。[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]も《ブラックXENARCH》のコストに使用可能ながら場を離れず、《ブラックXENARCH》の性質上多くのクリーチャーが破壊されるため《COMPLEX》のカウントが進むのも早く相性が良い。 [[クリーチャー]]を早期展開しながら[[墓地肥やし]]や自軍[[破壊]]を行う[[【テスタ・ロッサ】]]に入れても良い味を出すかもしれない。特に[[ハイパーエナジー]]型なら[[代替コスト]]には困らない。 #region2(発売前の考察){{ コスト踏み倒しによる着地を狙う場合に問題なのは、如何にして[[タップ]]状態のクリーチャーを3体用意することか。各ターンの終わりなので踏み倒しタイミングは多いのだが、クリーチャーを並べるのが難しい。 相手が[[スパーク]]呪文でも唱えてくれれば[[タップ]]されるとは言え、手打ちされたターンではそのまま味方クリーチャーは殴り潰されるだろう。 例えば[[タップイン]]で味方を場に出せる[[《二重音奏 サクスメロディ》]]や[[《審絆の彩り 喜望/キーボード・アクセス》]]などを検討するか。 }} -[[デーモン・コマンド]]ではないため、[[モナーク家>《覇王ブラックモナーク》]][[の一員>《悪魔神デスモナーク》]]に進化することはできない。 -[[タップイン]]される[[ムーゲッツ]]は相性が良い。 --ただし、[[無月の門・絶]]はターン終了時に発動するため、此方との相性は悪い。 -[[アビスラッシュ]]で大量の[[タップ]]したクリーチャーを用意しつつ[[山札送り]]を回避し、逆に場にいるなら[[山札送り]]を[[除去]]に繋げられるため[[アビス]]との相性も良い。 --中でも[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]は[[OVERハイパー化]]で味方2体をタップできるため、このクリーチャーの生贄を用意しやすい。 -「[[そうしなければ>そうしたら#otherwise]]」を妨害する[[常在型能力]]との相性は裁定不明。マナ以外の[[コスト]]の考えでは実行しようとしたという下地と意思表示さえあれば、結果としてそれができてなくても良いことになっているが、[[《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》]]によって総合ルール101.3.が適用されない公式Q&Aが存在し、必ずどちらかが効果を発揮するデザインではないかという疑惑が残っている。 --相手が下のカードが7枚以下の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を出していた場合、《死神覇王 ブラックXENARCH》を無限に誘発させてもそれを破壊しようとした×∞の扱いとすることで[[選ばせ除去]]と[[セルフハンデス]]が完全に封殺できてしまうことになるが、デザイン上結果的に「そうしなければ」とあるテキストでどちらも効果を発揮しない状況を公式が良しとするかが焦点となる。 --相手が[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]を出していた場合、《ペルフェクト》は置換効果なので、「破壊することを試みた」事実は残る。《エンパペ.Star》の例で言うなら「捨てさせた手札が《斬隠蒼頭龍バイケン》だった」にあたる場合であり、当該ページで言及される「それを試みられない場合」とは異なる。 **環境において [#c44c341c] [[DM24-RP2]]発売2日目には、これをメイン妨害エンジンとして[[4枚積み]]した[[黒単]]で[[《滅亡の起源 零無》]]を採用した[[墓地肥やし]]・[[ウィニー]]基盤の[[【黒単零龍XENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]なるデッキがアドバンスのチャンピオンシップで結果を出した(31人参加、準優勝)。目下解消の必要があると考えられていた早期タップ済み獣の確保は[[《霊淵 アガルーム=プルーフ》]][[《緊縛の影バインド・シャドウ》]][[《罪無 ターボ兆》]] [[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]など、[[墓地肥やし]]は《霊淵 アガルーム=プルーフ》[[《怨念怪人ギャスカ》]][[《堕魔 ザンバリー》]][[《アイロン=バイロン》]][[《無限皇帝の顕現》]]などで解消する[[デッキビルディング]]を見せた。 同日には[[【黒単アビスロイヤル】]]の妨害手段として3枚投入されていた事例がオリジナルで確認された(32人参加、3位)。 [[【黒単零龍XENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]は早ければ最速2ターン目、安定して3、4ターン目に着地し、1ターン生き残った後は[[【青赤マジック】]]や[[【白緑巨大天門】]]も真っ青になるレベルの大量の除去とハンデスにより、相手のリソースの殆どを奪ってしまう。また《ブラックXENARCH》を踏み倒すと[[《零龍》]]が高確率で卍誕するため、フィニッシュにも万が一展開された時の全体除去による蓋としても十分。これらにより発売早々アドバンス環境のトップメタに進出。 アドバンスでは手札コストさえあれば[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]を4体一気に宣言でき、そうすれば相手クリーチャーを一気に4体以上吹っ飛ばせる。 [[DM24-EX1]]期には[[【黒緑アビス】]]に2枚程度挿された事例も見られるように。墓地肥やし手段と闇マナに困らないのは当然の事、自慢の展開力と[[マッハファイター]]戦術のおかげで「自軍のタップしたクリーチャー3体破壊」という[[代替コスト]]はすぐに達成できるため。 その他、既存のデッキ名の無い[[青黒緑]][[ウィニー]]基盤に出張することもある。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -''Prev'' --[[《死神覇王 XENARCH》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM24-RP2]]&br;'''''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm] -illus.[[Takaaki Sato]] --[[DM24-RP2 「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]](S5/S10) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] **参考 [#reference] -[[ダークロード]] -[[ターンの終わり]] -[[スーサイド]] -[[コスト踏み倒し]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[離れた時]] -[[破壊]] -[[選ばせ除去]] -[[そうしなければ]] -[[ハンデス]] -[[セルフハンデス]] -[[死神]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,ダークロード,パワー9000,ターン終了時,擬似マナ武装,擬似マナ武装1,擬似マナ武装闇,擬似マナ武装闇1,タップサポート,スーサイド,自己リアニメイト,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,離れた時,出た時または離れた時,相手依存モード,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,ハンデス,セルフハンデス,死神,SR,スーパーレア,Takaaki Sato,王道篇ブロック);