#author("2024-03-24T19:36:49+09:00","","")
#author("2024-03-24T22:36:17+09:00","","")
*《&ruby(ジャッジウィズ・ジャスティス){正義ノ裁キ};》 [#ybb1a7ff]

|正義ノ裁キ R 光文明 (2)|
|呪文:裁きの紋章|
|カードを1枚引く。|
|この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのままシールド1つの上に置く。(そのシールドの束は1つと数える)|
|このカードがシールドゾーンに表向きであれば、自分は、裁きの紋章を唱えられなくする効果を無視する。|

[[DMEX-19]]で登場した[[光]]の[[裁きの紋章]]の[[呪文]]。
[[DMEX-19]]で登場した[[光]]の[[裁きの紋章]][[呪文]]。

[[《憤怒スル破面ノ裁キ》]]の[[完全上位互換]]。新たに[[裁きの紋章]]に対する[[呪文]]詠唱[[ロック]][[無視]][[効果]]が付いた。

[[裁きの紋章]][[デッキ]]が弱点とする[[呪文]][[ロック]]を無力化できる。
ただし、このカード自体が[[呪文]]であるため、[[呪文]]を[[ロック]]されている状態では唱えることができない。相手に[[呪文]]を[[ロック]]される前に唱えて[[シールドゾーン]]に置いておくか、[[呪文]]以外の[[能力]]で[[シールド]]に置く必要がある。

この[[カード]]が[[シールドゾーン]]に[[表向き]]で存在する状況下で、裁きの紋章呪文に[[S・トリガー]]を付与してやれば、[[《転生ノ正裁Z》]]などの[[シールド回収]]で[[暴発]]させることができる。

-当然ではあるが、[[クリーチャー]]を場に出すのを[[ロック]]する[[効果]]は[[無視]]出来ない為、[[クリーチャー]]である[[《超煌ノ裁キ ダイヤモン将》]]にかかる[[ロック]]を[[無視]]することは出来ない。

-2[[コスト]]の[[裁きの紋章]]としては5枚目である。

-[[イラスト]]のモチーフは[[《「正義帝」》]]。あちらの[[カード名]]に合わせてか、他の[[裁きの紋章]]とは読み仮名が異なっている。

-[[《サッヴァーク 〜&ruby(セイギ){正義};ノ&ruby(サバ){裁};キ〜》>《サッヴァーク 〜正義ノ裁キ〜》]]と&ruby(ジャッジウィズ・ジャスティス){《正義ノ裁キ》};は[[名前集合]]ではない。

**裁定について [#rf993ab4]
2023.11.17付の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44100/]]で、''表向きで置かれている《正義ノ裁キ》がシールドゾーンから手札に加わる瞬間にも、[[呪文ロック]]無視は有効である''事が明確にされた。

//https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41644/ ←これからは裁定変更されていない。「サバキZ」の宣言タイミングは「自分のシールドゾーンから手札に加えられた時」なので、《正義ノ裁キ》も加えられた手札の一部=シールドゾーンから離れている。

これにより、表向きの《正義ノ裁キ》を含めた2枚以上のカードからなるシールドを『ただし、その「S・トリガー」は使えない。』と書かれた[[シールド回収]]で手札に加える際、[[裁きの紋章]]を対象とした[[呪文ロック]]だけを無視して呪文の[[S・トリガー]]を使える根拠になる。

ただし、これは単発的の[[呪文ロック]]のみで有効活用できる。《正義ノ裁キ》が離れたり裏向きになりながらの場合には[[継続的効果]]の[[呪文ロック]]に負けてしまい結局唱えることができないことに注意が必要。
#region2(結局唱えることはできないということについて詳しく){{

-[[2022.7.28付の《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》と併用した裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41643]]、あるいは複数枚の呪文を同時に[[S・トリガー]]宣言し、1枚目の呪文の効果で[[《お騒がせチューザ》]]が[[タップイン]]したり[[《エンジェル・ソング》]]でアンタップからタップにしたら、2枚目以降の呪文は[[呪文ロック]]によって唱える処理すら不発になるなどと考え方は同じ。類似現象は[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]でも起こる。
--例えば、[[《隻眼ノ裁キ》]]と《正義ノ裁キ》を同時に手札に加える時、[[呪文ロック]]を無視して[[S・トリガー]]の使用宣言ができる。これは、[[シールドチェック]]を行う際、[[S・トリガー]]宣言は手札に加える前に行うため、まだシールドを離れていないという扱いだからである。ただし、あくまで''[[呪文ロック]]がないかのように[[S・トリガー]]の[[使用宣言]]ができる''だけで、実際に唱える処理が開始する前に[[呪文ロック]]の[[継続的効果]]を排除できていない限り、唱えるイベントは不発になる。
---上記は[[《覚醒連結 XXDDZ》]]を例に2024.1.18付で掲載。2022.7.28や2023.11.17の内容の再確認のためのQ&Aであり、過去のQ&Aとも矛盾しない。

-なお、[[サバキZ]]は「手札に加えられた」時に使う関係で、その宣言のタイミングでは既にシールドから離れているため、宣言できない。例えば、[[《ミラクルストップ》]]の効果を受けていて《正義ノ裁キ》と[[《集結ノ正裁Z》]]を含むシールドがブレイクされた時、[[《集結ノ正裁Z》]]は唱えられない。(2022.7.28付)
}}

後に[[シールドチェック]]時に「[[待機状態]]」という挙動が制定され、総合ルールでもこの裁定が保障されるようになった。また、[[《レオ》]]や[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]との矛盾も解消された。

#region2(待機状態制定前の考察のログ){{
-上の裁定は2023.11.17付による裁定変更ではないかとの説もあったが、総合ルール110.4cからも読み取れる通り、S・トリガーの能力が意味を成すゾーンはシールドゾーンである。したがって[[シールドチェック]]でS・トリガー宣言をするタイミングと《正義ノ裁キ》がシールドゾーンで[[常在型能力]]を発揮する期間にズレはない(正しい裁定)との見解が広まっている。
--ただし公式がそこまで考えを持っていたとは断定できない。一時的に[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]のQ&Aが404 not foundになっていた時期には、《正義ノ裁キ》の「'''「S・トリガー」は、シールドが手札に加わる直前に宣言を行います。その時点ではまだ《正義ノ裁キ》がシールドゾーンに表向きであるため'''」に注目が集まり、シールドの数の数え方が変わったのではとの予想が広がっていた。
---裁定の復活でシールドの数え方は変わらないことが確定した。[[スーパー・S・トリガー]]の[[スーパー・ボーナス]]条件や[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]条件は従来通り行うとして、総合ルール110.4cが正しく機能させるためにも《正義ノ裁キ》の「まだシールドゾーンにある」は守る必要もある。苦肉の策として、「シールドチェック中のカードは『シールドゾーンにある』の能力は発揮する状態だが、シールドの数を数える必要がある場面ではシールドに含まない」と考えることで矛盾を解消しているのが現状である((編集者注:実際にこの通りに総合ルールが改定された。))。すなわちシールドチェックは「非オブジェクトに状態を変更させてカードを見ている」処理ではないかということ。「[[保留状態]]」とは適用条件に当てはまらないので異なる。どちらかといえば[[メクレイド]]で使っていないカードの扱いに近い((編集者注:シールドチェック中のこちらは[[待機状態]]という新用語を登場させることで処理を定義している。))。
}}

**関連カード [#q189966a]
-[[《「正義帝」》]]
-[[《憤怒スル破面ノ裁キ》]]

-[[《卍 新世壊 卍》]]
-[[《音響の精霊ルルフーラ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#zcb30b98]
-[[DMEX-19]]&br;'''かつては裁くために友と戦った。&br;だが今は、共に戦う。'''

**収録セット [#h450cae3]
-illus.[[IWAO]]
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](25/68)

**参考 [#oddd6a31]
-[[裁きの紋章]]
-[[キャントリップ]]
-[[無視]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分のシールドゾーンに''《正義ノ裁キ》''を含む表向きのカードが3枚ある状況で、相手の[[《奇天烈 シャッフ》]]が自分を攻撃し、「攻撃する時」の能力で6を宣言しました。&br;この時、自分は[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]を使用宣言し、シールドゾーンにある''《正義ノ裁キ》''含む表向きの3枚を裏返しました。この[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]は唱えられますか?
A.いいえ、唱えられません。[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]の能力は、シールドゾーンの表向きのカード3枚を裏向きにした後で実際に呪文を唱えます。唱えるタイミングで''《正義ノ裁キ》''が裏向きになってしまっているので、[[《天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ》]]は唱えられず、手札にとどまります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41643]](2022.7.28)

>Q.相手は[[《ミラクルストップ》]]を唱え、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]で自分の表向きの''《正義ノ裁キ》''と[[《集結ノ正裁Z》]]で構成されているシールドをブレイクしました。「サバキZ」によって''《正義ノ裁キ》''を捨てて[[《集結ノ正裁Z》]]を唱えることができますか?
A.いいえ、唱えられません。ブレイクされた時点で''《正義ノ裁キ》''がシールドゾーンを離れて、裁きの紋章を唱えられなくする効果を無視することができなくなっているため、カードを捨てることもできず、唱えられません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41644]](2022.7.28)

>Q.自分の[[《DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》]]がバトルゾーンにいて、自分の裏向きのシールド1つの上に''《正義ノ裁キ》''が表向きで重ねられている状況です。&br;自分が[[《転生ノ正裁Z》]]を唱えて''《正義ノ裁キ》''が重なっているシールドを手札に加える時、そのシールドに含まれる裁きの紋章呪文を「S・トリガー」で使えますか?
A.はい、使えます。&br;「S・トリガー」は、シールドが手札に加わる直前に宣言を行います。その時点ではまだ''《正義ノ裁キ》''がシールドゾーンに表向きであるため、裁きの紋章を唱えられなくする効果が無視されています。[[《転生ノ正裁Z》]]の「「S・トリガー」は使えない」効果が無視されるため、「S・トリガー」の宣言が行えます。&br;例えば、手札に加えるシールドに含まれるのが[[《集結ノ正裁Z》]]と''《正義ノ裁キ》''だった場合、この2枚両方の「S・トリガー」を宣言できます。&br;宣言した「S・トリガー」呪文は、その後一度手札に加わってから、1枚ずつ唱えます。
#region2(([[総合ルール]] [[112.3a>総合ルール本文#rule112_3a]])){{
:112.3a |S・トリガーはブレイクなどでシールドが手札に加えられるとき、そのカードを対戦相手に見せて宣言することで、即座にコストを支払わずに使うことができます。複数のS・トリガーを持つカードがシールドから手札に加えられる場合、使用するカードを対戦相手に見せて宣言を行います。すべての宣言が終わったら、それらのカードを1枚ずつ使います。呪文の場合は呪文の効果解決までがS・トリガーの能力となりますが、クリーチャーは召喚することまでがS・トリガー能力です。バトルゾーンに出たことによって誘発する効果は別個のイベントとして扱います。これはクロスギアのジェネレートやフィールドを展開する事についても同義です。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44100]](2023.11.17)

>Q.自分のシールドの上に''《正義ノ裁キ》''が1枚表向きで置かれています。&br;相手のターン中、相手は[[《覚醒連結 XXDDZ》]]で攻撃し、その「攻撃する時」の能力で「EXライフ」シールドを墓地に置き、自分は呪文を唱えられなくなりました。&br;その[[《覚醒連結 XXDDZ》]]の攻撃で''《正義ノ裁キ》''が置かれているシールドがブレイクされたのですが、この時、自分はブレイクされたシールドから裁きの紋章呪文を「S・トリガー」で唱えたり、「サバキZ」で唱えたりできますか?
A.いいえ、唱えられません。&br;「S・トリガー」はシールドが手札に加わる前に宣言します。その時点では''《正義ノ裁キ》''はまだシールドゾーンにある扱いなので、「S・トリガー」の使用宣言は可能です。&br;ただし、宣言した「S・トリガー」を実際に使うのは、シールドが手札に加わった後です。その時点で''《正義ノ裁キ》''はもうシールドゾーンに無いため、宣言した「S・トリガー」呪文を唱えられません。&br;また、「サバキZ」は手札に加えてから使用宣言を行うため、この状況では使用宣言もできません。
#region2(([[総合ルール]] [[509.5.>総合ルール本文#rule509_5]])){{
:509.5. |クリーチャーがシールドを指定された枚数同時にブレイクします。ブレイクしたシールドが能力に指定された枚数に達していなくても、何らかの方法で新たに加えたシールドを次にブレイクするシールドとして選ぶ事はできません。
::509.5a |S・トリガーは、シールドがブレイクされて手札に加わる時に宣言ができます。複数枚のS・トリガーがある場合は、同時に宣言をします。宣言するカードは相手に見せる必要があります。
::509.5b |G・ストライクは、シールドがブレイクされて手札に加わる時に宣言ができます。複数枚のG・ストライクがある場合は、同時に宣言をします。宣言するカードは相手に見せる必要があります。
::509.5c |S・バックは、シールドがブレイクされて手札に加わるカードを墓地に捨てて宣言ができます。宣言するカードは相手に見せる必要があります。この時捨てたカードはシールドから墓地へ移動していますが、「手札から捨てたカード」として扱われます。
::509.5d |宣言が終わったら、ブレイクされたシールドを手札に加えます。この際、手札に加えたカードの中に「裁きの紋章」を持つカードがあれば、それを捨てて、サバキZの宣言ができます。
::509.5e |その後、S・トリガーと S・バック、G・ストライク、サバキZを好きな順序で解決します。&br;例:2枚同時にブレイクされたシールドが《サイバー・ブレイン》と《フェアリー・Re:ライフ》だった場合、「S・トリガー」で《サイバー・ブレイン》を唱え、カードを引いてから「G・ストライク」で相手のクリーチャーを1体選び、攻撃できなくさせることもできますし、「G・ストライク」で相手のクリーチャーを1体選び、攻撃できなくさせてから《サイバー・ブレイン》を唱えることもできます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44311]](2024.1.18)

&tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト2,裁きの紋章,ドロー,キャントリップ,置換効果,自己シールド送り,裁きの紋章サポート,唱えられなくする効果を無視する,・,R,レア,IWAO);