#author("2024-06-17T09:52:53+09:00","","")
#author("2024-09-19T18:38:50+09:00","","")
*《&ruby(うたまいおとめ){歌舞音愛}; ヒメカット/♪&ruby(かえる){蛙};の&ruby(こ){子}; &ruby(あ){遭};えるの&ruby(いずこ){何処};?&ruby(す){好};きと&ruby(い){謂};ひて》 [#t00ab32e]

|歌舞音愛 ヒメカット R 水文明 (2)|
|クリーチャー:マジック・マーメイド 2000|
|''マジック・フレンド・バースト''(このクリーチャーが出た時、自分の他のマジック・クリーチャーを1体タップしてもよい。そうしたら、このクリーチャーの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱える。)|
|相手のターン中、相手がそのターンで2枚目以降のカードを引いた時、自分もカードを1枚引いてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて R 水文明 (4)|
|呪文:マジック・ソング|
|相手のエレメントを2つまで選び、持ち主の手札に戻す。|

[[DM23-RP2]]で登場した[[水]]の[[マジック・マーメイド]]と[[水]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[cip]]で自軍の[[マジック]]・[[クリーチャー]]を1体に[[任意]]で[[タップ]]することで[[呪文]]面を[[バトルゾーン]]に置いたまま[[コスト踏み倒し]]する[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]を持つ。

その上に、相手の[[ターン]]中限定だが、相手がそのターン2枚目以降の[[カード]]を引くごとに1[[ドロー]]できる[[能力]]を持つ。
[[《コマンダー・テクノバスター》]]を、非[[ターン・プレイヤー]]中限定&[[ドローステップ]]不可で、超軽量化したといった具合。
任意なのでドローによる自滅の恐れもない。

呪文面は相手限定で[[バウンス]]による2[[エレメント]]指定[[除去]]ができ、除去できる数も選べる[[任意]][[能力]]。
呪文面は相手限定で[[バウンス]]による2[[エレメント]]指定[[除去]]ができ、除去できる数も選べる[[任意]][[能力]]。[[フレンド・バースト]]で使う事でたった2マナで2バウンスという驚異の性能となる。

基本的にドロー[[能力]]は[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]のように有限にドローを繰り返すデッキとの対面で有効。除去もその種の展開系デッキにある程度刺さるが、相手の展開力次第ではフレンド・バーストによる除去で間に合わないことも。

肝心のフレンド・バーストだが、[[ジャストダイバー]]の[[《アシスター・Mogi林檎》]]や相手クリーチャー全部を出たターン中攻撃不能にする[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]がマジックとして存在するため、適性は抜群。[[《SC龍飛→SC風流》]]存在下で呪文面を唱え、そこからクリーチャー面でフレンド・バーストにより[[《SC龍飛→SC風流》]]をタップすれば、相手のエレメントを一気に4枚除去できる。[[《有象夢造》]]や[[《キユリのASMラジオ》]]といった複数展開系の呪文でフレンド・バースト元を補充したりフレンド・バースト元と共に出すの1つの手。

[[【青赤マジック】]]では、[[DM23-RP4]]で標準装備となった[[《氷柱と炎弧の決断》]]から手札からのコスト2以下エレメント踏み倒しで呼び出せる特徴もある。
《氷柱と炎弧》で手札が潤沢になった後なら、[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]で《ヒメカット》踏み倒して《ヒメカット》を[[スピードアタッカー]]→横のマジック・クリーチャーを[[フレンド・バースト]]から唱え[[着地置換効果]]をどかす→SA《ヒメカット》で[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]にチェンジという立ち回りも現実的に起こる。

//一方、呪文面を純粋なエレメント除去として考えると、2面取れるとはいえ4コストは重過ぎる。非クリーチャーを主軸とした高速コンボデッキには対処し切れないだろう。

フレンド・バースト抜きにした呪文側は、まともに使うと[[《知識と流転と時空の決断》]]での除去特化モード、あるいは[[《♪目には青葉 テレポーテーション 初がつお》]]に劣るが、その点は[[《AQ NETWORK》]]や[[《極智呪文「ゼンブレイン」》]]などで疑似的に[[S・トリガー]]として使えるようにすれば十分機能するだろう。

**環境において [#j50c631f]
[[アドバンス]]では[[【4色万軍投】]]のように有限で大量ドローするデッキや[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]でのドロー呪文増幅などへの対策として[[【青黒赤緑邪王門】]]に挿される場合がある。

オリジナルでも[[【青黒緑有象夢造】]]のような手札が資本のデッキに使われることがある上に、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の素出しプランのサポートとしてこのカードの[[手札補充]]が利用されることもある。これを使った[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の場合、採用枚数を加減しないと手札でだぶつきがちな[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]を、採用枚数を抑えながら安定して早期に引っ張り込める上に、最悪溢れるほど手に入れることもできる[[手札]]で後続を供給できることを盾にウィニーで[[ごり押し]]するプランも取れる。[[《とこしえの超人》]]や[[《ベイB セガーレ》]]のような1[[コスト]]の[[コスト踏み倒しメタ]]を乱暴に消費する動きが許容できるようにしてくれるのも優秀。

[[【絶望神サガループ】]]の[[手札交換]][[呪文]]基盤や[[【青魔導具】]]の[[ドローソース]]基盤に対してもその性能を発揮しやすい。

特に[[【青魔導具】]]対策としては、クリーチャー面でのメタ能力でのドローも然ることながら、マジック・フレンド・バーストによる[[エレメント]][[除去]]が優秀。これ1枚でそれまで[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]にとって微不利だった[[【青魔導具】]]を微有利以上の相手として見ることができるようになったと言える。

程無くして仮想敵の1つである[[【絶望神サガループ】]]が消滅すると、往時ほどの採用率ではなくなった。それでも、[[手札交換]]を重用する[[【テスタ・ロッサ】]]など新たな仮想敵は手に入れており、刺さる場面は依然としてそれなりにある状況。

[[【青赤マジック】]]が発祥すると、ミラーマッチ対策として程無く利用されるようになった。だがこの頃になると[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]ではクリーチャー面がより高い攻撃性を持つ[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]が優先されるようになった。[[【黒単アビスロイヤル】]]や[[【黒緑アビスロイヤル】]]のようにドローによらずアドバンテージを稼ぐデッキ、[[【白赤アーマード・サムライ】]]前の段階で除去を飛ばすデッキなど、[[腐る]]対面も目立つようになった。

[[《アーテル・ゴルギーニ》]]とは好相性で、[[墓地]]からの[[コスト踏み倒し]]なので山札からのコスト踏み倒しである[[《キユリのASMラジオ》]]と異なり2体一気に狙って出すことができ、[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]2連発で4面除去ができる。[[【我我我ブランド】]]の貯めるプランに対して有効である。

[[DM23-EX2]]期では[[【青赤マジック】]]のみが居場所。最速で[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]を発動すると[[《AQvibrato》]]を寝かせてしまうため[[革命チェンジ]]に繋がらないものの、クリーチャーを複数体出せているなら[[メインステップ]]に相手の置物型メタエレメントをどかしながら[[攻撃ステップ]]に入れる。また、使い切りの呪文ではなくバトルゾーンにクリーチャーが残るため、[[バウンス]]したそれらを出し直しされても物量で[[ダイレクトアタック]]するのをちらつかせることができる。
//特に[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の最速[[《キャディ・ビートル》]]に対しては、2ターン目の[[《AQvibrato》]]からの3ターン目の[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]が理想のゲーム運び。そのまま[[《芸魔王将 カクメイジン》]]を通せば勝利は目前である。
//↑誰が革命チェンジ元になるのそれ?フレンド・バーストは使うと他の味方1体タップするデメリットあるぞ
当然だが、クリーチャーが残るというメリットの裏には相手の[[《飛翔龍 5000VT》]]の軽減元を出しているデメリットの裏返しでもある。的確に状況を読んで使用していきたい。

[[【白緑巨大天門】]]のように[[ドロー]]扱いの[[手札補充]]がそれなりにあるデッキに対してもそこそこ有効ではある。

[[【青赤マジック】]]では最初汎用除去枠として1枚積みがメインであったが、徐々に2枚、3枚と増え、[[DM23-RP4]]が発売される頃には2tクリーチャー召喚3t[[《氷柱と炎弧の決断》]]手札交換の立ち回りでも腐らないということで4枚採用になった。[[《氷柱と炎弧の決断》]]がS・トリガー化した状態で2体呼び出せば、2体の[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]で一気に4面除去に化けるのも大きい。[[ミラーマッチ]]では相手の見切り発車を耐えればこれで大量の手札を稼いでやりたい放題できる。[[タップ]]コストが必要とはいえ実質コスト2の2面除去というのも優秀で、このおかげで生半可なメタカードは[[【青赤マジック】]]には通用しない。

[[王道篇環境 (オリジナル)]]で[[【青単カクラリコ】]]が流行すると、そちらにもリソース確保手段としてまとまった数投入されるケースが見られるようになった。

//[[ミラーマッチ]]ではそれこそ理想の後攻2ターン目の動きとされる。
//最速で[[マジック]]・[[フレンド・バースト]]を発動すると[[《AQvibrato》]]を寝かせてしまうため[[革命チェンジ]]に繋がらない

**その他 [#wdc5f037]
-[[《飢えと乾き ケローラ》]]の登場から7年越しに発覚したガールフレンドのクリーチャー。
彼への思いを馳せたハイクは「蛙の子」と「遭えるの何処?」で綺麗に韻を踏んでおり、そのおかげでリズム感に満ちた仕上がりになっていて中々にハイセンス。
しかし解説にある通りの意味で、そこには切なさが漂う。
-姫カットは、前髪の横の髪でこめかみより前の髪をまっすぐに切り、切った毛束を顔に沿わせた髪型のこと。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-RP2]]の[[フレンド・バースト]][[サイクル]]。[[レアリティ]]は全て[[レア]]。
-[[《星姫械 ミントジュバ/ミンティア・リンギング》]]
-''《歌舞音愛 ヒメカット/♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて》''
-[[《ヨービリン=リリン/「……誰を呼びたい?」》]]
-[[《カラカラ・警・ルピア/「ここはお任せだッピ!」》]]
-[[《マーチングベル シアン/ミーミル・ミュージカル》]]

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《飢えと乾き ケローラ》]]

-[[《サイコメトラー ヤミカバチ》]]
//-[[《天恵の精霊アステリア》]]
//-[[《コマンダー・テクノバスター》]]
//-[[《龍素記号Bg ニュートン専用パンツァー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
-[[DM23-RP2]]&br;'''◆解説◆行方不明になった[[ケローラ>《飢えと乾き ケローラ》]]の帰りを待っている様子を表しています。'''
-プロモ(P18/Y22)&br;'''君のその 戦いぶりに ヒメ満足 ― ヒメカット 心のハイク'''

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[Itadakumike]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](13/74)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]]([[アルトアート]])(P18/Y22)

**参考 [#le126b34]
-[[ツインパクト]]
-[[青単]]
-[[マジック・マーメイド]]
-[[マジック・ソング]]
-[[マジック]]
-[[フレンド・バースト]]
-[[ドロー]]
-[[バウンス]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト2,マジック・マーメイド,マジック,マーメイド,パワー2000,マジック・フレンド・バースト,フレンド・バースト,相手が2枚目以降を引いた時,自分も引く,ドロー,呪文,コスト4,マジック・ソング,除去,複数除去,確定除去,エレメント指定除去,バウンス,複数バウンス,R,レア,Itadakumike,アビス・レボリューションブロック);