#author("2024-12-19T05:27:19+09:00","","") #author("2024-12-19T09:11:50+09:00","","") *《&ruby(じげん){次元};の&ruby(れいほう){霊峰};》 [#top] |次元の霊峰 C 自然文明 (2)| |呪文| |自分の山札を見る。その中から多色クリーチャーを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DM-11]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。 [[多色]][[クリーチャー]]を[[サーチ]]できる。 単純な[[テキスト]]だが、[[多色]]クリーチャーの[[カードプール]]が増える度に強化されるという強みを持つ。 1[[ターン]]目に[[《スナイプ・モスキート》]]などの[[コスト]]1[[ウィニー]]を召喚し、続く2ターン目に[[革命チェンジ]]持ちを[[サーチ]]して襲いかかるのが主な役目。 また、[[山札]]をすべて確認できる都合上、[[再現性]]の低い[[コンボ]]も強引に[[リペア]]できる可能性を秘めている。具体的な実績としては[[《音精 ラフルル》]]の[[殿堂入り]]時代、[[【5色ドギラゴン剣】]]でそちらをサーチするために使われたことなどが挙げられる。 [[《ダンディ・ナスオ》]]同様、数少ない2ターン目から[[盾落ち]]の確認ができるカードでもある。[[革命ファイナル]]当時[[フルパワー]]理論という言葉はまだなかったため[[【霊峰ドギラゴン剣】]]でも[[《葉嵐類 ブルトラプス》]][[《光牙忍ハヤブサマル》]]など最低限の[[防御札]]は積むのが一般的で、役立つ場面はそこそこあった。 **比較対象 [#j5d213d6] -2[[マナ]]の[[サーチ]]には[[《未来設計図》]]が存在するが、こちらは[[多色]]ならば狙った[[カード]]を確実に[[手札]]に加えられる。 -似たような[[呪文]]に[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]がある。[[手札]]に直接持ってくることはできないが、[[コスト]]が1[[軽く>軽い]]、[[S・トリガー]]付き。また、[[クリーチャー]]以外の[[多色]][[カード]]も[[サーチ]]できる。 -3[[マナ]]の[[呪文]]には[[単色]][[クリーチャー]]も[[サーチ]]できる[[《ディメンジョン・ゲート》]]がある。また、[[水]]の[[呪文]]にはあらゆる種類の[[カード]]を[[サーチ]]できる[[《クリスタル・メモリー》]]がある。[[デッキ]]によって使い分けたい。《次元の霊峰》はそれらに比べて[[コスト]]が[[軽い]]のが強み。[[手札]]に加えた[[カード]]をすぐ使うことができたり、3ターン目のアクションに繋げたりできる。 **環境において [#r51c94e7] [[聖拳編環境]]では[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を呼ぶのに使われたこともあった。 [[覚醒編]]では[[【シロガシラ・ジュカイ】]]で使われた。 [[多色]]しか[[サーチ]]できない[[汎用性]]の低さから長年環境での活躍の場にほとんど恵まれない冬の時期を過ごしてきたが、[[DMR-21]]で転機が訪れた。 [[革命チェンジ]]の登場によって序盤から強力な[[多色]][[クリーチャー]]を出せるようになったため、圧倒的低[[コスト]]でそれらを確実に[[サーチ]]できるこの[[カード]]は、[[革命チェンジ]]を主軸とした[[デッキ]]の安定に非常に有用な1枚となり評価が急上昇した。 [[単色]][[環境]]で活躍した[[《調和と繁栄の罠》]]や、[[【緑単ベアフガン】]]で活躍した[[《エボリューション・エッグ》]]に続く、大器晩成カードと言えるだろう。 特に[[【霊峰ドギラゴン剣】]]では核として活躍し、この[[カード]]があるおかげで[[【ドギラゴン剣】]]に[[殿堂入り]]による弱体化に耐性があるという[[メリット]]が与えられていた。 また、[[先攻]]ならこのカードによるサーチを止められるため[[《タイム3 シド》]]と[[【白単速攻】]]の組み合わせは若干評価が上がった。 この[[カード]]が無制限である限り他のカードを規制したところでほとんど意味がないという判断からか、2018年7月14日より[[殿堂入り]]した。 上記の通り2ターン目から[[盾落ち]]の確認ができることも逆転重視のゲーム性を損なうとして殿堂入りの一因になったと思われる。 その後も[[【ドギラゴン閃】]]や[[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]]系統で使われた。[[ゴッド・オブ・アビス]]では[[【青黒緑有象夢造】]]に[[《天災 デドダム》]]や[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]の嵩増しとして投入された。 [[アビス・レボリューション]]では[[【ガイアハザード退化】>【5色ガイアハザード退化】]]の[[山札圧縮]]に使われた。[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]を[[サーチ]]して[[退化]]することもできた。 [[DM23-RP1]]期の[[【青黒緑キリコグラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]にも採用された。定番の[[《天災 デドダム》]]の他、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を入れた型も結果を残した。 その後【ガイアハザード退化】は旬を過ぎつつあったが、[[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には再びこれを入れた型が確認された。 **その他 [#o3f70fc7] -[[テキスト]]上に「[[多色]]」の文字が初めて登場した。ただ、この時はふりがなはまだ「レインボー」ではなく「たしょく」だった。 -[[DM-11]]からは3例目の[[殿堂入り]]。 -有用性が見出された時点で[[絶版]]になってからかなりの年月が経っていたが、[[DMX-23]]で[[再録]]。2BOX購入することで必ず4枚揃う。非常に対応が早かったため、公式としても[[革命チェンジ]]との相性の良さは折り込み済みだったと思われる。 -『デュエル・マスターズ 超全集 革命ファイナル』では[[革命ファイナル]]で登場したすべての革命チェンジ持ちをサーチできると説明されているが、実際は[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]がサーチ対象外となっている。 -[[イラスト]]ではカード化されていないヤギの[[ビーストフォーク]]が巨大な[[ドラゴン]]を召喚している。[[イラストレーター]]のブログで確認できる愛称は「スターにしきの(召喚士)」。元ネタは言わずもがな、袖から下がった大量のフリンジが特徴の錦野旦氏だろう。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#w6e70297] ***最新版テキスト [#a67050e4] |次元の霊峰 C 自然文明 (2)| |次元の霊峰 UC 自然文明 (2)| |呪文| |自分の山札から多色クリーチャーを超探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。| [[DMPP-04]]で登場。[[レアリティ]]が[[アンコモン]]、[[サーチ]]が[[超探索]]になった。 TCGでのこのカードの評価向上の要因となった[[革命チェンジ]]の登場に合わせて[[DMPB-06]]に再録され、それを扱うデッキでは多色クリーチャーが4枚以上になることも珍しくないためか強化を受けた。 -[[DMPB-06]]版のイラストには[[《雪渓妖精マルル》]]と[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]が描かれており、[[フレーバーテキスト]]も《マルル》のそれを意識したものになっている。 ***2024年12月17日メンテナンス前のテキスト [#g33482dd] |次元の霊峰 UC 自然文明 (2)| |呪文| |自分の山札から多色クリーチャーを探索し、1枚を公開してから手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。| [[サーチ]]が[[探索]]になっていた。 実装登場の段階では多色クリーチャーが4種類以上入ることは多くないため、ほぼTCG版と同じ感覚で使用できていた。 TCG版では殿堂入りしているカードだが、現状のカードプールではそれほど相性の良いカードは無いとみなされての収録と見られる。 -[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[DP殿堂]]入りにより、《ボルバルザーク》をサーチするためのカードとして注目を集めるかもしれない。[[探索]]により多くのカードでは確実なサーチが困難になっているが、このカードなら多色クリーチャーの種類を3種類以下にすれば[[盾落ち>埋まる]]していない限り確実にサーチすることができる。 -[[【アカシック・サード】>【アカシック・サード】 (デュエプレ)]]では、キーカードの[[《電磁無頼アカシック・サード》]]をサーチする為に採用される。[[探索]]結果の閲覧で、山札に[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]が残っているかを知ることができるのも利点。 **関連カード [#od980ad2] -[[《ロスト・ウォーターゲイト》]] このカード描かれているクリーチャー --[[《雪渓妖精マルル》]]([[DMPB-06]]) --[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]](") **[[フレーバーテキスト]] [#j483e9bd] -[[DM-11]]、[[DMPP-04]]&br;'''さぁ出てこい!''' -[[DMX-23]]&br;'''この[[呪文]]で強力[[革命チェンジ]]を手に入れろ!''' -[[DM24-BD1]]&br;'''[[ドギラゴン>《燃える革命 ドギラゴン》]]から[[ドギラゴン剣>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]へ。[[ドラゴン]]を超えた[[ドラゴン]]は更なる成長を続けていく。そして、これからも……''' -[[DMPB-06]]&br;'''貴方に会えたってことは、ここが世界の果てなのね。''' **収録セット [#xf8ce5e7] ***[[デュエル・マスターズ]] [#ad97e477] -illus.[[Miho Midorikawa]] --[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]](55/55) --[[DMX-23 「奥義伝授!! デッキLv.マックスパック」>DMX-23]](30/60) --[[DM24-BD1 「ドリーム英雄譚デッキ ドギラゴンの書」>DM24-BD1]](21/21) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#cf9204df] -illus.[[Miho Midorikawa]] --[[DMPP-04 「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」>DMPP-04]] **参考 [#n63f8990] -[[多色]] -[[サーチ]] -[[殿堂入り]] -[[【霊峰ドギラゴン剣】]] &tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト2,サーチ,多色サポート,殿堂入り,C,コモン,Miho Midorikawa,呪文 (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト2 (デュエプレ),超探索 (デュエプレ),探索 (デュエプレ),サーチ (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Miho Midorikawa (デュエプレ));