#author("2024-02-06T10:29:25+09:00","","")
#author("2024-02-12T13:30:57+09:00","","")
*《&ruby(きょくちょうひでん){極頂秘伝};ゼニス・シンフォニー》 [#wf01c66b]

|極頂秘伝ゼニス・シンフォニー 秘(P)(R) 無色 (9)|
|呪文|
|''アタック・チャンス'':アンノウン(自分のアンノウンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|自分の、アンノウンとゼニス両方を種族に持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーを手札に戻す。|

[[DMR-06]]で登場した[[無色]]の[[アタック・チャンス]][[呪文]]。

初の[[無色]]の[[呪文]]であり、「[[アタック・チャンス]]:[[アンノウン]]」と、[[アンノウン]]かつ[[ゼニス]]1体を[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]する[[能力]]を持つ。ただし、このようにして[[召喚]]した[[クリーチャー]]は[[ターン]]の終わりに[[手札]]に戻る。

[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]や[[ゼニス・セレス]]などといった[[アンノウン]]を持たない[[ゼニス]]や、逆に[[ゼニス]]を持たない[[アンノウン]]を出すことはできない。

[[テキスト]]に「バトルゾーンに出す」ではなく「召喚する」とあるので、[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]・[[《「祝」の頂 ウェディング》]]といった[[ゼニス]]の持つ[[召喚]]時限定の強力な[[cip]][[能力]]は誘発する。

[[コスト]]9と[[重く>重い]]、また[[アタック・チャンス]]元の[[アンノウン]]も[[重い]]ため始動は遅いが、[[手札]]にある複数のこの[[カード]]を一回の[[攻撃]]で一度に使用できるのは、大きな[[メリット]]と言えるだろう。

この[[呪文]]を最大限に生かすならば、横に[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]を立てておくか、[[アンノウン]]で唯一の[[スピードアタッカー]]である[[《偽りの名 バザガジー・ラゴン》]]で踏み倒すと良いだろう。[[《フェアリー・ギフト》]]を織り交ぜて3ターン目にこの[[呪文]]と共に殴りこめた場合の[[アドバンテージ]]は特筆すべきものがある。
この[[呪文]]を最大限に生かすならば、横に[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]を立てておくか、[[スピードアタッカー]]の[[アンノウン]]である[[《偽りの名 バザガジー・ラゴン》]]の攻撃で踏み倒すと良いだろう。[[《フェアリー・ギフト》]]を織り交ぜて3ターン目にこの[[呪文]]と共に殴りこめた場合の[[アドバンテージ]]は特筆すべきものがある。
[[《偽りの名 バザガジー・ラゴン》]]は[[アンタップキラー]]も持ち合わせているため、相手のクリーチャーを潰しつつ[[ゼニス]]特有の[[召喚]]時[[能力]]を誘発させられて無駄がない。

[[進化]][[アンノウン]]を疑似[[スピードアタッカー]]として利用するのも手。昔なら[[《西南の超人》]]→[[《真実の大神秘 星飯》]]で召喚酔いしていない[[アンノウン]]を破格のテンポで準備できた。
現在では[[《偽りの嘘 ネメシス》]]や[[《偽りの希望 鬼丸「終斗」》]]と、自己完結した非進化[[アンノウン]]がいる。

**テキストの変遷について [#s791bb47]
[[DMR-06]]版
|自分のアンノウンとゼニスを種族に持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。|

[[DMBD-06]]版
|自分のアンノウン/ゼニスを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。|

[[DM22-EX1]]版([[《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス/極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]として)
|アンノウン/ゼニスを1体、自分の手札からコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。|

[[DM23-EX3]]
|自分の、アンノウンとゼニス両方を種族に持つクリーチャーを1体、コストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーを手札に戻す。|

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-「手札から」という指定が無かった時期は、[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]や[[《空腹の超人》]]等があれば[[マナゾーン]]、[[《死皇帝ハデス》]]がいれば[[墓地]]からでも[[ゼニス]]を[[召喚]]することができた。

-種族の指定について「アンノウン/ゼニスを1体」は誤解を招く可能性があったためか、最終的に初代に似た書き方に戻った。

**他のカード・デッキとの相性 [#e1ff9958]
-[[手札]]が無ければ無用の長物のため、[[手札補充]]はしっかりと行いたい。特に対呪文用のハンデス等には注意。

-この呪文で召喚できるクリーチャーはほぼすべて[[無色]]であるため、[[ウルトラ・セイバー]]:無色クリーチャーを持つ[[《赤鼻の守護者タッツミー》]]や[[《暗躍のサトリ 山椒》]]をあらかじめ用意しておけば、手札に戻ってしまうデメリットを打ち消し場に留めておくことができる。

-[[《ビックリ・イリュージョン》]]で[[アンノウン]]を付加することで、3[[ターン]]前後で[[ゼニス]]を呼び出すことができる。非常に強力な[[コンボ]]であるため、[[DMR-06]]発売以前に[[《ビックリ・イリュージョン》]]は既に[[殿堂入り]]している。

-[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]を使うと無限ループを発生させられる。
+《ゼニス・シンフォニー》で《Z-ファイル》を召喚。能力で場のクリーチャーを破壊し、墓地から[[《月の死神ベル・ヘル・デ・スカル》]]、進化[[デーモン・コマンド]]/アンノウン(ここでは[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]とする)、《Z-ファイル》をcipで破壊できるカード(《デス・マリッジ》とする)を呼び出す。
+《デス・マリッジ》の能力で《Z-ファイル》を破壊、[[エターナル・Ω]]で手札に。《ベル・ヘル・デ・スカル》の能力で墓地の《シンフォニー》を回収する。
+《デス・マリッジ》で攻撃時に《ゼニス・シンフォニー》を唱え、《Z-ファイル》を出す。1に戻る。
このようにすることによって、《Z-ファイル》によって墓地のデーモン・コマンドのcipを使い回したり、進化クリーチャーや[[スピードアタッカー]]持ちで無限に攻撃することができる。

-[[DMRP-18]]にて自軍全てに[[マッハファイター]]を与えるアンノウンの[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]が登場。相手クリーチャーさえいれば登場時即[[アタック・チャンス]]を使うことができ、踏み倒したゼニスにも[[マッハファイター]]を与えることができる。

**その他 [#c4ad3f1b]
-[[cip]]能力を持つ[[ゼニス]]は高レアリティに集中しているため、このカードを使うにはある程度の[[カード資産]]を要求される。もっともこの[[カード]]自体も[[シークレットカード]]であるが故に中々集めづらいのだが。

-[[イラスト]]には「森」の字の形に「天」が3つ連なっている漢字が描かれている。これは天頂、[[ゼニス]]を意味する文字だと思われる。ちなみにこの技を放っているクリーチャーは[[《偽りの王 ヴォルフガング》]]。[[イラストレーター]]も同じである。

-[[DMBD-06]]版の[[フレーバーテキスト]]には、「正義」や「[[パーフェクト>《不滅槍 パーフェクト》]]」など、[[ドラゴン・サーガ]]の[[光]][[文明]]を思わせる要素が散りばめられている。


-[[DMBD-06]]では[[レアリティなし]]として収録。[[DM23-EX3]]にて[[トレジャー]]として収録された際には[[レア]]となった。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]戦で使用。[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]の攻撃時に唱え、[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]た。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-19]]で実装。[[アンコモン]]になった。
TCG版の最新版と同じ「手札から」指定のため、[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]とのコンボは不可能になった。

**[[サイクル]] [#be5516f4]
[[DMR-06]]の[[アタック・チャンス]][[呪文]]サイクル。
-''《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》''
-[[《俺流秘伝セイント・フラッシュ》]]
-[[《合身秘伝メカ・マシーン》]]
-[[《邪龍秘伝ドラゴン・ボーン》]]
-[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]
-[[《千切秘伝ワイルド・ベジタブル》]]

**関連カード [#ge274aae]
-[[《「武」の頂 マキシマム・ザ・マックス/極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]
-イラストに描かれているクリーチャー
--[[《偽りの王 ヴォルフガング》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s2fb6777]
-[[DMBD-06]]&br;'''あらゆる[[ゼニス]]は[[ドラゴ大王>《龍世界 ドラゴ大王》]]の前に敗れた。だが、いずれその支配の力を「正義」として、[[2>《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》]][[柱>《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》]]の力を併せ持つ[[パーフェクト>《不滅槍 パーフェクト》]]な[[存在>《天命王 エバーラスト》]]が出現するであろう。その日まで、民よ、ゼニスの力を信じるべし。 −『[[オラクル]]の書 第4章』'''
-[[DM23-EX3]]&br;'''[[トライストーン]]が刺さった[[アンノウン]]たちは[[ゼニス]]のために戦い続けた。'''
-[[DMPP-19]]&br;'''[[ゼニス]]にとって最大の脅威は、[[ドラゴン]]たちであった。彼らを支配するため、[[レディオ・ローゼス>《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]は[[修羅丸]]にゼニスの鎧を与えた。こうして誕生したのが、[[ベートーベン>《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]だった。'''

**収録セット [#v6cd071c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#i8cf9104]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-06 「エピソード2 ビクトリー・ラッシュ」>DMR-06]](秘1/秘1)
--[[DMBD-06 「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」>DMBD-06]](12/19)
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](T1/T20)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y777464e]
//-CV:[[ ]]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#c8dea3c5]
-[[アタック・チャンス]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]
-[[ターンエンド]]
-[[バトルゾーン]]
-[[バウンス]]
-[[シークレットカード]]

&tag(呪文,無色,コスト9,アタック・チャンス,アタック・チャンス:アンノウン,アンノウンサポート,アンノウン/ゼニスサポート,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (召喚扱い),ターン終了時,自己バウンス,《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》,・,秘,シークレットカード,P,レアリティなし,R,レア,MITSUAKI MATSUMOTO,呪文 (デュエプレ),無色 (デュエプレ),コスト9 (デュエプレ),アタック・チャンス (デュエプレ),アタック・チャンス:アンノウン (デュエプレ),アンノウンサポート (デュエプレ),アンノウン/ゼニスサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),コスト踏み倒し (召喚扱い) (デュエプレ),ターン終了時 (デュエプレ),自己バウンス (デュエプレ),・ (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),MITSUAKI MATSUMOTO (デュエプレ),レアリティなし);