#author("2024-12-06T12:07:46+09:00","","")
#author("2024-12-06T13:29:03+09:00","","")
*《&ruby(ファイナルりゅうは){最終龍覇}; グレンモルト》 [#l4b01b4d]

|最終龍覇 グレンモルト P(SR) 光/闇/火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 6000+|
|''スピードアタッカー''|
|''パワード・ブレイカー''|
|バトルゾーンにある自分のドラグハート1枚につき、このクリーチャーのパワーを+3000する。|
|このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト5以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(このクリーチャーに装備する)|
|このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のドラグハートを1枚、超次元ゾーンに戻してもよい。|

[[DMBD-14]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。

[[スピードアタッカー]]と[[パワード・ブレイカー]]を持ち、自分の[[ドラグハート]]1枚につき3000[[パンプアップ]]される。さらに[[出た時]]と[[ターン開始ステップ]]に[[マナゾーン]]にある[[文明]]と同じ[[コスト]]5以下の[[ドラグハート・ウエポン]]を出すことができ、[[バトルゾーン]]を離れる時、[[ドラグハート]]を1枚身代わりにすれば[[バトルゾーン]]に[[とどまる]]。

[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]に続くcip以外で[[ドラグハート・ウエポン]]を出せるドラグナーである。自分のターンが回ってくるたびにコストなしでドラグハートを出すことができ、[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]と違ってテンポロスも少ない。
[[ドラグハート・ウエポン]]を毎[[ターン]][[装備]]していけばいずれは凄まじい[[カードパワー]]を持つ[[ドラグハート・クリーチャー]]が並んでいくので非常に強力。
さらに、[[マナゾーン]]の[[色]]次第では[[水]]や[[自然]]の[[ドラグハート]]も使いこなせる。事実上、[[《無敵王剣 ギガハート》]]を除いた全ての[[ドラグハート・ウエポン]]を扱えると言って良い。

ただし、最近の高速[[環境]]ではこの[[クリーチャー]]が生き残っても、自分が負けてしまう様な状況も多いので、[[ターン]]開始時の[[ドラグハート]][[装備]]はオマケ程度になるだろう。加えて、出せるのは''[[ウエポン]]のみ''であることに注意。

また、[[パンプアップ]]は[[ドラグハート]]の数だけ上がっていくため、他の[[ドラグナー]]も使って[[ドラグハート]]を次々と出していけば、[[パワード・ブレイカー]]によるブレイク数も必然的に上がっていく。
どうせなら、[[《将龍剣 ガイアール》]]や[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]を装備させるのも面白い。特に[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]は2回目のバトル勝利時に[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]へ[[龍解]]を行うので、相性は言うまでもないだろう。場作りのためにも困ったらそちらでも最初に出しておこう。

さらに、[[ドラグハート]]を身代わりにする除去耐性を持つため、[[龍解]]できずに除去される場合でも[[ウエポン]]を[[超次元ゾーン]]に戻せば、また、自分のターンで装備することが可能。[[コスト踏み倒しメタ]]がいる中で[[着地]]を図るためにも[[耐性]]は利用できる。
-別に「自分に装備しているドラグハート・ウエポンを」と言う記載は無いため、バトルゾーンにある[[ドラグハート]]なら何でも身代わりに出来る。[[cip]]を使い終えた[[龍魂>《龍魂城閣 レッドゥル》]][[サイクル]]や[[《獄龍刃 ディアボロス》]]等を超次元に戻して再利用、といった使い方も可能。

自身が[[白黒赤]]なのでマナ基盤としても優秀であり、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]、[[《鬼寄せの術》]]などのサポートを受けられるのも強み。特に[[S・トリガー]]の[[《ドラゴンズ・サイン》]]で出れば[[cip]]と[[ターン開始ステップ]]の2回でウエポンを装備できるため、形勢逆転にはもってこいである。

登場時点では[[黒赤緑]]構築や[[赤緑]]構築が多い[[【モルトNEXT】]]では色が合わないので相性が悪い。そもそも[[マナブースト]]を担当する[[色]]である[[自然]]がこの[[カード]]に入らないので、無理にでも自然を足してデッキを4色にしないといけないという難点が存在する。
もちろん、召喚させる時にも最低3色は必要なため、タイムラグがどうしても出ることに注意。

色の問題を最も容易に克服できるのは[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]であろう。そちら自体が[[火]][[単色]]であるため[[デッキ]]に[[色]]を足す必要がない。[[【5色ジャックポット・エントリー】]]では、[[マナ基盤]]、潤滑油、[[フィニッシャー]]と八面六臂の活躍をしてくれるだろう。[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]で場作りしてから次のターンの開始時に[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]を追加で装備して総攻撃に移れば安定する。[[《百族の長 プチョヘンザ》]]のタップインで相手を縛れば安全に[[ターン開始ステップ]]の装備能力を繰り返し使うことができるだろう。

**ルール [#pa3149b1]
-身代わりで[[ドラグハート]]を送るのは[[置換効果]]によるものである。そのため、''[[《天命王 エバーラスト》]]や[[《頂天聖 レオザワルド》]]や[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]の除去耐性や[[龍回避]]や[[真・エスケープ]]は効かない''点に注意。

-身代わり能力は[[ドラグハート]]を直接[[超次元ゾーン]]に戻す扱いであるため、[[ドラグハート・クリーチャー]]を身代わりにしても[[pig]]や[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]などの「[[破壊]]された時」に発動する能力は使用できない。

-「同じ文明を持つ」の裁定については[[同じ文明を持つ]]を参照。

**対処法 [#s6f3d038]
[[ドラグハート]]を身代わりに除去耐性を得る上に登場時だけでなくターン開始時にもドラグハートを補充してくるため、一度の除去だけでは無駄撃ちにしかならない。そのため同一ターン中に最低でも2回以上除去を喰らわせる必要がある。以下に主な方法を示す。

-''連続で除去する''
一番手っ取り早い方法。いくら耐性が厚いとはいえ身代わり対象の[[ドラグハート]]がなければ無防備であるため、同一ターン中の連続除去は明確な弱点と言える。一度除去を喰らわせて[[バトル]]で殴り倒すのも良いが、1回目と2回目以降で別扱いの除去効果を持つカードは1枚で[[《最終龍覇 グレンモルト》]]を2回指定できるため効果的。(例:[[《謎帥の艦隊》]]、[[《知識と流転と時空の決断》]]、[[《S・S・S》]]等)
また、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]は[[水]]、[[自然]]、[[闇]]の[[コマンド]]で攻撃する度についでの如く除去を放てるので特におすすめ。相手が[[《不滅槍 パーフェクト》]]や[[《百獣槍 ジャベレオン》]]を装備していても、そちらの対象外となる除去方法で潰してしまえる。

-''[[置換効果]]による除去''
[[《最終龍覇 グレンモルト》]]の除去耐性は[[置換効果]]であるため、当然ながら先に[[置換効果]]による除去をぶつけられると置換効果を置換できないルールに則り、どれだけ大量の[[ドラグハート]]で固めていても一発で除去される。覚えておいて損はないだろう。(例:[[《蒼龍の大地》]]で[[《剛勇傀儡ガシガシ》]]を出す等)

-''[[スレイヤー]]を持つクリーチャーでバトルに勝つ''
[[スレイヤー]]のバトル後破壊効果はバトル相手が生き残っていれば勝敗に関係なく発生するため、勝利すればバトルによる破壊も含めて2回連続で除去できる。[[《最終龍覇 グレンモルト》]]同士での対決の場合、バトル中パワー増加とスレイヤーを同時付与できる[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]を付けて殴ると良い。

-''パワーを0にする''
除去耐性の回数が有限である以上、パワーが0になると耐えきれず破壊される。出した直後であれば大抵パワー9000であるため、[[《九番目の旧王》]]や[[《S級不死 デッドゾーン》]]1枚で一発除去できる。対処が遅れるとどんどんパワーが上がっていくが、その場合は[[《零龍》]]で0に固定してやれば問答無用でご退場願える。たとえパワーを削りきれなくとも、効果が残っている内に[[ドラグハート]]を減らしてパワー0まで下げる事が出来れば破壊できるので、-9000位はしておきたい。
--後に5コストでパワーを0に固定できる[[《永遠の無》]]が登場。[[S・トリガー]]こそ無いものの、たった5コストでどれだけ大量のドラグハートで固められていても一撃で破壊可能な点は見所。

-''周りの[[ドラグハート・クリーチャー]]を狙う''
[[ドラグハート]]である以上、[[龍解]]して[[ドラグハート・クリーチャー]]となるタイミングは必ず存在する。逆に考えると普通の除去も受け付ける様になるため、龍解した[[ドラグハート・クリーチャー]]を除去する事で間接的に除去耐性を削る事が可能。呼び出せるウエポンがコスト5以下であり、よく同時採用される[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]は龍解後もコスト5であるため[[《テック団の波壊Go!》]]が特に刺さりやすい。

-''[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]''
[[封印]]は除去耐性関係なく通用する上、《ドルマゲドンX》であれば[[コマンド]]での封印解除ができなくなるので機能停止させられる。封印時に装備していたウエポンの効果は残っているものの、横に[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]を立てておけば不意に龍解される心配もない。また、[[禁断爆発]]前の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が持つ[[スレイヤー]]付与も対処に一役買ってくれる。
[[封印]]は除去耐性関係なく通用する上、《ドルマゲドンX》であれば[[コマンド]]での封印解除ができなくなるので機能停止させられる。封印時に装備していたウエポンの効果は残っているものの、横に[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]を立てておけば不意に龍解される心配もない。また、[[禁断爆発]]前の[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]が持つ[[スレイヤー]]付与も対処に一役買ってくれる。

-''[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]''
[[《ドンドン吸い込むナウ》]]の[[cip]]に加え[[マッハファイター]]も併せ持つ。素のパワーが5000であるためそのままではバトルに勝てないが、このクリーチャーはほとんどの[[革命チェンジ]]に対応しており、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]や[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]にチェンジすれば《カツキング》のバウンス→チェンジ先の除去効果→チェンジ先とのバトル、での計3回分の除去が可能。
[[cip]]でチェンジ先を引き込んだ場合はこれを警戒して[[《最終龍覇 グレンモルト》]]側が除去耐性を使わずに退く事も考えられるが、その場合でも《プチョヘンザ》のタップイン効果で対処可能。500の差で[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]1枚で除去される事もない。返しのターンに《カツキング》→自分の《プチョヘンザ》をバウンス→《カツキング》で《グレンモルト》へ攻撃して再び《プチョヘンザ》にチェンジという動きを繰り返す事で何度でも退場させられる。

-''[[《テック団の波壊Go!》]]''
出せる[[ウエポン]]はコスト5以下なので、この[[クリーチャー]]に装備されているウエポンを1枚ですべて剥がし、除去耐性を大幅に削ることができる。[[ドラグハート]]がなければ直接[[破壊]]することもできる。

-''[[ドラグハート]]の供給を止める''
[[マナゾーン]]にある文明と同色の[[ドラグハート]]を呼び出すため、[[ランデス]]で対象文明のマナを根絶やしにするとその文明の[[ドラグハート]]は出せなくなる。主に[[《銀河大剣 ガイハート》]]が出せなくなる[[火文明]]が狙い目。また[[《希望のジョー星》]]を出すとすべてのマナが[[無色]]化し、以降何も呼び出せなくなる。(無色同士では呼び出せない。)
手札以外からカードを出せなくする[[《とこしえの超人》]]等もお手軽でおすすめ。

**他のカード・デッキとの相性 [#keb9a88f]
-同構築済みデッキの[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]とも好相性。装備すると[[ブロッカー除去]]を受け付けるようになってしまう点も独特の耐性によって回避できる。

-[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]との相性については、登場時点のカードプールだと[[【5色コントロール】]]に入れて[[《天災 デドダム》]]や[[《ウマキン☆プロジェクト》]]や[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]を呼び出す戦法が考えられる。
[[《不滅槍 パーフェクト》]]もこのカード本体の除去耐性で[[ドラグハート]]を減らさなくても、破壊以外の除去であれば何度でもバトルゾーンに留まれるという役割が考えられる。
また、[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]は即座に[[《魔壊王 デスシラズ》]]へ[[龍解]]させることで[[《古代楽園モアイランド》]]や[[《ロールモデルタイガー》]]や[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と言った大型クリーチャーを破壊する戦法も存在する。しかも[[《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》]]の[[龍解]]による自分の[[クリーチャー]]を破壊する点についても[[ドラグハート]]である[[龍解]]したばかりの[[《魔壊王 デスシラズ》]]を身代わりにとれば、この[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]に留まることができる。
これを出して[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備し、[[《インフェル星樹》]]を[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]のcipとアタックトリガーで計2体呼び出せば、最速3ターン目にして4[[マナブースト]]6[[ドロー]]5[[封印]]外しができる。

-[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印外しができるため、[[5色]]系の[[【ドルマゲドンX】]]と非常に相性が良い。[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が並べば単体除去にはビクともしなくなる。
-[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]の封印外しができるため、[[5色]]系の[[【ドルマゲドンX】]]と非常に相性が良い。[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が並べば単体除去にはビクともしなくなる。

-[[《オールデリート》]]への[[耐性]]があることから、[[【5色蒼龍】]]ベースの[[【オールデリート】]]にも採用を検討できる。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と異なり[[特殊敗北]]による負け筋を作らずに済むのは当然のこと、[[デッキ]]の[[汎用性]]を高めることもできる。

-[[《ドンジャングルS7》]]で[[出す]]ことができる[[パワー]]ラインである上に[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]の[[革命チェンジ]]元が務まるので、[[【チェンジザドンジャングル】]]にも適している。「よりアグレッシブな[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]」というような使用感を発揮してくれるだろう。

-[[《天災 デドダム》]]、[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]、このカードの4枚で、[[《銀河大剣 ガイハート》]]呼び出しからの[[ワンショット]]を4[[ターン]]目に行うことができる。早期決着は[[【5色グレンモルト】]]の主要コンセプトではないが、高速[[デッキ]]に対する[[速攻]]プランとしては決して悪くない。
--[[《銀河大剣 ガイハート》]]に拘らず[[《銀河剣 プロトハート》]]で済ませるのなら、[[手札]]要求値は[[《天災 デドダム》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]、このカードの3枚で済む。

-[[ドラゴン]]基盤の[[【5色グレンモルト】]]の場合、[[《メンデルスゾーン》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]、こちら、[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]により、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]を装備するルートにおいて、[[呪文ロック]]付きの先攻3ターンキルを狙える。ただし、[[《メンデルスゾーン》]]、[[《ドラゴンズ・サイン》]]を採用している時点で[[《メンデルスゾーン》]]や[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]の[[濁り>濁る]]は覚悟しなければならず、運は多少絡む。

**環境において [#vcd0488e]
情報判明当初は「色が弱い」「ドラグハートの呼び出し範囲がウエポンに限定される」「これ本体を複数ターンかけて育てる余裕が環境的にはない」「これがなくとも[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]で十分」と評価はあまり高くなかった。

登場早々[[【連ドラグナー】]]で活躍。主に[[《銀河大剣 ガイハート》]]呼び出し要員を務める。

[[【連ドラグナー】]]では、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]が立っている状況でそのターン1度目の攻撃の際にこのクリーチャーか[[《最終龍覇 ロージア》]]を捲ればほぼ勝ち確になるほど。ただ、そちらのデッキでは7コストですら[[《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》]]の[[コスト軽減]]込みでも重いため基本は[[コスト踏み倒し]]前提となり、初手に来たら早々に[[マナチャージ]]される。もし[[素出し>手打ち]]するなら[[《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》]]で複数枚[[《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》]]を呼び出して[[龍解]]させ、[[《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》]]を2枚以上用意するのが現実的なところ。

効果判明当初「如何に[[ターン開始ステップ]]に[[ウエポン]]を[[装備]]する能力を活かすべきか」と考察されていたが、実際はこのクリーチャーを[[バトルゾーン]]に出したターンには[[《爆熱DX バトライ武神》]]が用意できていることがざらで、そのターン中に[[1ショットキル]]を達成することが多い。

[[DMRP-15]]期に[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]型の[[【連ドラグナー】]]が成立すると、そちらの[[山札操作]]により大量展開する手筈をわざわざ整えなくとも2[[ターン]]目にピンポイントで出せるようになった。

[[マナ基盤]]としても優秀であり、特に闇の文明を支払えるようになるのが大きい。これにより、[[《第二種 タマネギル》]]や[[《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》]]を素出しするプランを取れるようになる。

[[DMRP-16]]期には[[【5色蒼龍】]]での[[チャンピオンシップ]]3位入賞が報告され、以降そちらのデッキにおける[[フィニッシャー]]として採用されることとなる。
メタカードとして[[無色]]である[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]を採用しなければならない都合上、枠が圧迫される上に色配分が非常にシビアとなる中、1枚で様々な役割を持ちながら[[《天災 デドダム》]]や[[《ドンドン水撒くナウ》]]と合わせて五色揃う文明を持つこのカードに白羽の矢が立ったのである。
[[《始原塊 ジュダイナ》]]でのマナ戦術が[[デッキ]][[コンセプト]]と合致するというのもある。

[[王来篇]]では[[【5色グレンモルト】]]のフィニッシャーとして環境の中心に居座った。基本的に相手の動きに対応してドラグハートを選択するのが正しい使い方だが、何も対応すべきところがなくとも[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で[[《天災 デドダム》]]を呼び出せる。

発売前の評価を覆した要因としては、[[《獄龍刃 ディアボロス》]]や[[《始原塊 ジュダイナ》]]といった[[回収]]系ウエポンに白羽の矢が立った点、メインフィニッシャーになれなくともフィニッシャーの数合わせとして相性の良いデッキに入ることに気づかれた点、そもそも色が合わなくとも採用に値するカードパワーがある点、無理に複数ターンかけて育てなくとも[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]1つ装備すれば勝負が大体決まる点、この4点であろう。より大きい点は[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]1つ装備するだけで大体勝てる点と見られる。

ただ、[[アビス・レボリューション環境]]辺りになると他のドラグハート呼び出し手段が[[インフレ]]した影響で、使用率に陰りが見えている。

[[DM24-RP1]]期にはこれを便利屋として1枚挿した型の[[【白赤バクテラス】]]が結果を出した。

**その他 [#i9e07d21]
-初めてメディアで公開された[[多色]][[ドラグナー]]。実装は[[《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》]]に先を越されている。

-[[ドラグハート・ウエポン]]の数だけブレイク数が変動したり、[[マナゾーン]]に関連する効果を持つ事から、歴代グレンモルトより[[《維新の超人》]]に近い性質を持つ。

-イラストには背景に[[《最強熱血 オウギンガ》]]の姿が見られるが、前述の通りこの[[クリーチャー]]に[[コスト]]6の[[《無敵王剣 ギガハート》]]は[[装備]]出来ないので注意。

-[[DM22-EX1]]で[[再録]]された際、[[レアリティ]]が変更され[[レアリティなし]]から[[スーパーレア]]となった。ゴールドMAXカードとしても収録されており、そちらは加工の関係かイラスト背景の[[《最強熱血 オウギンガ》]]が消えている。

**関連カード [#ze1c0fea]
-''PREV''
--[[《王・龍覇 グレンモルト「刃」》]]
-''NEXT''
--[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]

-[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]
-[[《維新の超人》]]
-[[《ミント・ミラージュ》]]

-[[ドラグハート]]
-[[ドラグハート一覧]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#k8066e41]
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」>DMBD-14]](7/25)
--[[DM22-EX1「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](19/130)、(超G7/超G10)(ゴールドMAXカード)
--[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](18/100)
-illus.[[さいとう・たかを]]
--[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](20A/20)、(20B/20)

**参考 [#v38638e2]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド爆]]
-[[ドラグナー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[パンプアップ]]
-[[cip]]
-[[ターン開始ステップ]]
-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[【連ドラグナー】]]
-[[【5色グレンモルト】]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.[[《希望のジョー星》]]がバトルゾーンにある状況で、''《最終龍覇 グレンモルト》''の「出た時、または自分のターンのはじめ」の能力はどうなりますか?
A.何も起きません。[[《希望のジョー星》]]の能力で、マナゾーンにあるカードはすべて無色になっています。無色カードは文明を持ちませんので、同じ文明を持つドラグハートは存在しません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40157]](2021.9.24)

>Q.ターンのはじめに[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]の効果で''《最終龍覇 グレンモルト》''を出しました。この''《最終龍覇 グレンモルト》''の「出た時」の能力と「ターンのはじめ」の能力で、[[ドラグハート・ウエポン]]を2つ装備できますか?
A.いいえ、「出た時」の能力で1つしか装備できません。「ターンのはじめ」の能力がトリガーする時点では''《最終龍覇 グレンモルト》''がバトルゾーンにいなかったので、その能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40159]](2021.9.24)

>Q.自分の''《最終龍覇 グレンモルト》''と相手の[[《完全不明》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分のターンのはじめにドラグハートをバトルゾーンに出した場合、自分のターンの残りはとばしますか?
A.いいえ、とばしません。効果によってドラグハートをバトルゾーンに出しても、カードを使ったことにはなりません。
#region2(([[総合ルール]] [[601.1>総合ルール本文#rule601_1]])){{
:601.1. |カードを使うとは、クリーチャーを召喚する、呪文を唱える、クロスギアをジェネレートする、城でシールドを要塞化する、フィールドを展開する、オーラを使うことで、そのカードをゲームに影響を及ぼすようにすることです。
::601.1a |プレイヤーは、使用する条件の変更も含め、カードを使うことを宣言します。マナコストを増減させる効果がある場合は、この時点で適用する効果を決定します。使用条件を変更する効果や、マナコストを増減させる効果によって、その使うカード自身がゾーンを移動する必要がある場合、その効果は使用できません。また、効果の適用に必要な処理を実行できない場合や、別の効果を先に適用することによって効果の適用に必要な処理を実行できなくなる場合も、その効果は使用できません。&br;例 : 《"逆悪襲"ブランド》のG・G・Gを適用したい場合、カードの使用を宣言した時点で、《"逆悪襲"ブランド》も含めた手札の枚数が1枚以下である必要があります。&br;例2: 自分のクリーチャーがいない状況でフシギバースを適用することはできません。
::601.1b |使うことを宣言した時点でカードは保留状態になります。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
::601.1c |マナゾーンにあるカードを使う場合、保留状態になっているその使うカードをタップしてマナコストと文明を支払えます。
::601.1d |コストを支払う場合は、まず文明を支払います。
::601.1e |プレイヤーはマナコストを増減させる効果を適用し、そのカードのマナコストを決定します。
::601.1f |プレイヤーはマナコストを支払います。カードを使うことに際して行うべき処理があればその処理を実行します。
::601.1g |マナコストを支払ったら、そのカードは即座に使われます。
::601.1h |プレイヤーはカードが何かを選ぶように指示してあるときに、何を選ぶかを指定します。能力が同時に複数のものを選ぶように指示がある場合、同じものを複数回選ぶことはできません。能力が「~ごとに」選ぶように指示がある場合、もしくは同じ能力が複数回効果を発揮する場合は同じものを複数回選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40155]](2021.9.24)

-5つ目の能力について

>Q.''《最終龍覇 グレンモルト》''がバトルゾーンを離れる時、[[《爆熱DX バトライ武神》]]を超次元ゾーンに戻そうとしました。この[[《爆熱DX バトライ武神》]]は[[《爆熱天守 バトライ閣》]]へ「龍回避」することはできますか?
A.いいえ、置換効果は連鎖しないので「龍回避」することができません。[[《爆熱DX バトライ武神》]]は超次元ゾーンに置かれます。
#region2(([[総合ルール]] [[609.3>総合ルール本文#rule609_3]])){{
:609.3. |置換効果は各イベントにつき1回だけ適用されます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38733]](2020.8.21)

>Q.自分の''《最終龍覇 グレンモルト》''と[[《頂天聖 レオザワルド》]]がバトルゾーンにいて、自分のシールドが1つもない状況です。&br;自分が相手クリーチャーに攻撃され、[[《頂天聖 レオザワルド》]]の効果でゲームに負けるかわりに''《最終龍覇 グレンモルト》''を破壊する際、[[《頂天聖 レオザワルド》]]を超次元ゾーンに戻すことで、''《最終龍覇 グレンモルト》''をバトルゾーンに残せますか?
A.いいえ、残せません。この場合、''《最終龍覇 グレンモルト》''は置換効果を適用できず破壊されます。置換効果は連鎖しませんので、「ゲームに負ける」かわりに「クリーチャーを破壊する」かわりに「ドラグハートを超次元ゾーンに戻す」と、2回目の置換は行えないためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40158]](2021.9.24)

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色,コスト7,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ヒューマノイド爆,ヒューマノイド,ドラグナー,パワー6000+,パワー6000,スピードアタッカー,パワード・ブレイカー,ドラグハートサポート,パンプアップ,パンプアップ+3000,cip,ターン開始時,出た時または自分のターンのはじめ,コスト5以下,ドラグハート・ウエポンサポート,離れる時,置換効果,除去置換効果,自己超次元送り,《龍覇 グレンモルト》,グレンモルト,P,レアリティなし,SR,スーパーレア,20thレア,クリエイターズコラボ,Murakami Hisashi,さいとう・たかを);