#author("2024-09-01T18:18:28+09:00","","")
#author("2024-09-01T18:19:40+09:00","","")
※デュエプレオリジナルキャラクターは[[ゼロ・フェニックス]]を参照

*《&ruby(あんこくしんらおう){暗黒神羅凰};ゼロ・フェニックス》 [#top]

|暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス SR 闇/火文明 (6)|
|進化クリーチャー:フェニックス/ルナティック・エンペラー 11000|
|究極進化:進化クリーチャー|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時またはバトルゾーンを離れた時、相手のクリーチャー1体を破壊する。|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。|
|自分の闇のクリーチャーと火のクリーチャーがあれば、このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。|
|(このカードは、《羅月デス・フェニックス》として召喚してもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|羅月デス・フェニックス SR 闇/火文明 (4)|
|進化クリーチャー:フェニックス/ルナティック 5000|
|進化:闇または火のクリーチャー|
|ルナティック進化[闇/火(6)]:このクリーチャーを《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》に究極進化させる。|
|バトルゾーンに出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャー1体を破壊する。|
|相手のターン中にバトルゾーンを離れた時、相手のマナゾーンからランダムなカード1枚を墓地に置く。|

[[DMPX-01]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[究極進化]][[フェニックス]]/[[ルナティック・エンペラー]]。
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。

元ネタである[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と同様に[[ランデス]]と[[シールド焼却]]を持っているが、[[ナーフ]]前の[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]がゲーム体験的に不都合となる性質だったことから純粋な[[上位種]]ではない調整となっている。
代わりの能力として、cipで相手のクリーチャーを破壊する効果が付属しており、さながら[[《ボルメテウス・リターンズ》]]から[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]を出した様な挙動が取れる。

一見して[[究極進化]]特有の回りくどさのイメージが先行するかもしれないが、実際には周辺カードのおかげで安定して[[シールド焼却]]することができ、環境での活躍もあるパワーカードである。

**立ち回りについて [#f6f042f5]

第一に《羅月デス・フェニックス》について。
確かにこれ単品では決して一線級の性能とは呼べないが、《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》のおまけとして選択肢があるという部分が最大の強みである。

例えば自分が2ターン目[[《一撃奪取 ブラッドレイン》]]や[[《ノワー・ルピア》]]から滑り出したとして、相手も2ターン目に初動クリーチャーを出しているとする。このとき《羅月デス・フェニックス》として召喚できるおかげで、3ターン目に自身の[[システムクリーチャー]]を代償にしながら相手の足を引っ張るという選択肢が“取れる”というのが偉い。当然、それでは自分の不利益もあるから行わないというのも自由である。

[[ルナティック進化]]のくっつきを考えれば(4)+(6)の合計10マナとなるが、[[コスト軽減]]がそれぞれに掛かるため本当に10マナ必要なことはほとんどない。[[《ノワー・ルピア》]]や[[《暗黒鎧 ジャハト》]]を出していれば比較的すぐ[[究極進化]]状態になれる。

離れた時の[[ランデス]]も、[[シールド焼却]]を妨害してくる相手へのゆるい耐性として機能する。
また、上面の[[墓地召喚]]は下面の召喚も選択できる。[[クリーチャーコントロール]]していれば簡単に[[墓地召喚]]できるため、[[破壊]]での「離れた時」誘発が時間稼ぎにしか意味をなさない。[[バウンス]]は手札から再利用できるため、再利用の難しい[[マナ送り]]・[[シールド送り]]などを強いることになるが、このクリーチャー意識でそれら除去をデッキに搭載させている時点で相手の構築を歪めることに貢献している。

メインとなる《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》は、実は《羅月デス・フェニックス》を経由することなくバトルゾーンに出ることがかなり多い。

その最大の理由は[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]の存在で、[[究極進化]]はバトルゾーン以外にある[[進化クリーチャー]]を指定すれば進化条件を満たす裁定となっているためである。これにより、通常クリーチャー→進化クリーチャー→究極進化クリーチャーの3手番は、《ポッポ・ジュヴィラ》→疑似[[墓地進化]]の2手番へと化ける。

さらにデッキ内の[[進化クリーチャー]]の枚数にもよるが《ポッポ・ジュヴィラ》を使わず正規の方法で《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》として着地することもままある。
複数枚のカードを必要とする立ち回りは手札枯渇の問題がつきまとうが、[[墓地召喚]]により実質手札にカードを揃えるのが普通という大前提が前提ではなくなっているためである。

[[究極進化]]の[[進化元]]によく使われるものは[[《死神術士デスマーチ》]]と[[《復讐 ブラックサイコ》]]。前者は最軽量の進化クリーチャーかつ[[《ノワー・ルピア》]]のようについでで[[墓地肥やし]]してくれるクリーチャーが豊富で[[墓地進化]]もスムーズに行える。後者は[[侵略]]シナジーは特に使わないが、単純に「進化でないクリーチャーの上に置いた時」の2枚[[ランダムハンデス]]がコントロール戦術にピタリとハマっている。

[[《夢幻大帝ネロ・ソムニス》]]や[[《革命魔王 キラー・ザ・キル》]]と併用するなど、[[《暗黒鎧 ジャハト》]]を《ゼロ・フェニックス》や《ブラックサイコ》専用サポートにしない工夫も見られる。枠は厳しいが[[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]のようにさらに進化全般を手厚くサポートするのも面白い。

《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》の「出た時またはバトルゾーンを離れた時」は、[[シールド焼却]]が苦手としていた[[チャンプブロック]]を自己完結で対策している。
《羅月デス・フェニックス》の「離れた時」の便利さと同じ理由で、[[破壊]]では時間稼ぎにしかならない。

**立ち回り以外の性質について [#j3231851]
ちなみに非常に数が少ない''進化元が1体の''[[フェニックス]]。取り回しは比較的良いため[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]など種族を理由に採用理由を考えることもできるだろう。

進化元が1体というわけで[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]のサポートを受けるクリーチャーとして最高。[[《究極生命体 Z》]]は[[墓地召喚]]と[[cip]]で[[《チェイン・スラッシュ》]]を放てるが、《ポッポ・ジュヴィラ》がいるとその上位互換のような感覚で使える。[[《ノワー・ルピア》]]で[[コスト軽減]]も加えれば4マナや2マナでそれが行えるため、[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]のように一斉に[[ファイアー・バード]]を焼き払う対策をしなければ相手がジリ貧に陥っていく。

-デュエプレで初の[[多色]]の[[究極進化]]、[[《死神封魔ラヴァール》]]と[[《爆裂B-BOY》]]の両方のサポートを受けられる。TCG版には多色究極進化には[[《神羅ケンジ・キングダム》]]がいた。

-《羅月デス・フェニックス》は悪用が難しいが、継続的な[[ランデス]]エンジンになる可能性を秘めている。
--例えば、[[《バキューム・クロウラー》]]、自分の闇のクリーチャーと火のクリーチャー、[[《ミケニャンコ》]]で成立する。
まず[[《ミケニャンコ》]]で[[遅延誘発型能力]]で相手ターン開始時に破壊されるクリーチャーを踏み倒す。[[墓地召喚]]と「[[〜として召喚してもよい>このカードは、《カード名》として召喚してもよい]]」のコンボで墓地から《羅月デス・フェニックス》として進化させ[[引き継ぎ]]させる。相手ターン開始時に進化元と《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》が墓地に送られ、自分のターン開始時に[[《ミケニャンコ》]]が手札に送られてターンをまたぐループができる。

-前述の通り、[[進化V]]や[[進化GV]]でない[[フェニックス]]は数が少ないが、具体的に登場時点で、他の、進化元が1体必要なフェニックスは以下の通り。(TCG版のみに存在しているものも含めている。)
++[[《究極銀河ユニバース》]]
++[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]
++[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]
++[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]

-バトルゾーンの自分のエレメントが、[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]と《羅月デス・フェニックス》を含む7つである状態で、《羅月デス・フェニックス》の[[ルナティック進化]]を実行した時、《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》に進化できず、《羅月デス・フェニックス》が破壊されてしまう不具合がリリース直後に存在したが、1日で修正された([[不具合 (デュエプレ)#dt2024-07-26solved]])。

**裁定 [#q91e151e]
-[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]]で疑似[[墓地進化]]する場合、墓地にある[[進化クリーチャー]]を進化元に指定した場合、[[究極進化]]の《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》として直で召喚できる。([[デュエプレのQ&A>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-657]])([[TCGのQ&A2019.9.30>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32495/]])((「[[究極進化MAX]]」ではできないが、「[[究極進化]]」ならできると書かれている点に注意。))

-「(このカードは、《羅月デス・フェニックス》として召喚してもよい)」は、《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》側が持つ[[墓地召喚]]能力を利用する際にも適用される。

-自分の闇のクリーチャーと、それとは別の火のクリーチャーが1体ずつ必要なわけではなく、闇と火を含む多色クリーチャーが1体あるだけで[[墓地召喚]]が許可される(参考:[[《護天!銀河MAX》]]の[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33605/]])。
--2024/07/26時点では誤った進行がなされていたが2024/08/02にデュエマにおける裁定通りの挙動になるように修正が完了したとアナウンスあり。

**その他 [#eeed3e84]
-《羅月デス・フェニックス》の一番下のランデス能力の発動タイミングが、YouTubeの公式ショート動画では「(※ターン指定のない)破壊された時」となっていた((https://www.youtube.com/shorts/s0cz628TYGI))。
-《羅月デス・フェニックス》の一番下のランデス能力の発動タイミングが、YouTubeの公式ショート動画では「(※ターン指定のない)破壊された時」となっていた((https://www.youtube.com/shorts/s0cz628TYGI ただし、演者のセリフは「相手ターン中に離れた時」であり、画像のみの証拠である。))。
--もしこのテキストで実装されていれば、自ターン中に[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]などで比較的容易に能動的なランデスができていた。リメイク前の[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]と同様の悪用を許可するのか、あくまでも強固な擬似耐性として実装するか調整が進められていただろうことは想像に難くない。

**関連カード [#related]
-[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]
-[[《暗黒王デス・フェニックス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPX-01]]
--'''暗黒の鳳凰が復活するとき、世界は再び光を失うだろう。'''(《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》)
--'''一度は滅びかけた暗黒の鳳凰は、[[ラムーン>《惑星生命体 ラムーン》]]の意志によって新たな生を迎えようとしていた。'''(《羅月デス・フェニックス》)
-[[DMPX-01]]([[Sec>シークレットカード]])
--'''これが世界を滅ぼす業火だ'''(《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》)
--'''燃やし尽くしてやろう'''(《羅月デス・フェニックス》)

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#na6484be]
-CV:[[安元洋貴]] 
-illus.[[douzen]]/[[neko61]] (《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》/《羅月デス・フェニックス》)
--[[DMPX-01 「PLAY'S CHRONICLE PACK」>DMPX-01]]
-CV:[[諏訪部順一]] 
-illus.[[douzen]]/[[otumami]]/[[neko61]] (《暗黒神羅凰ゼロ・フェニックス》/《羅月デス・フェニックス》)
--[[DMPX-01 「PLAY'S CHRONICLE PACK」>DMPX-01]]([[Sec>シークレットカード]])

**参考 [#reference]
-[[フェニックス]]
-[[ルナティック・エンペラー]]
-[[究極進化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[離れた時]]
-[[破壊]]
-[[シールド焼却]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[墓地召喚]]
-[[このカードは、《カード名》として召喚してもよい]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ルナティック進化]]
-[[火力]]
-[[ランデス]]
-[[ランダム]]

-[[神羅]]

-[[ゲームオリジナルカード]]
-[[ゼロ・フェニックス]]

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