#author("2024-06-13T18:53:05+09:00","","") #author("2024-11-09T20:48:28+09:00","","") *《&ruby(きりがくれ){斬隠};オロチ》 [#z1b978af] |斬隠オロチ VR 水文明 (6)| |クリーチャー:サイバーロード/シノビ 3000| |''ニンジャ・ストライク7''(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを山札の一番下に置く)| |このクリーチャーが出た時、他のクリーチャーを1体選び、持ち主の山札の下に置く。そのプレイヤーは、自身の山札の上から進化ではないクリーチャーが出るまでカードを表向きにし、出たクリーチャーを出して、残りのカードを好きな順序で山札の下に戻す。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DM-29]]で登場した[[サイバーロード]]/[[シノビ]]。 [[ニンジャ・ストライク]]を持ち、疑似[[《転生プログラム》]]を内蔵している。 以下のような使い方ができる。 -普通に出して[[《転生プログラム》]]と同じ使い方をする。 -相手の[[攻撃]]に合わせて出した場合 --自分の[[クリーチャー]]を[[山札]]に送還。[[攻撃]]を空振りさせつつ代替[[クリーチャー]]1体を[[バトルゾーン]]に残す。 --相手の[[クリーチャー]]に[[能力]]を使い、別の[[クリーチャー]]にすり替える。 -自分の[[クリーチャー]]が[[ブロック]]された時に出した場合 --自分の[[クリーチャー]]を変更することで[[攻撃]]を強制停止。相手の[[クリーチャー]]を[[タップ]]済みにする(=[[ブロック]]行動を空振りさせる)。代替[[クリーチャー]]が[[スピードアタッカー]]ならばここに追撃が可能。 --[[ブロック]]した相手の[[クリーチャー]]を別の[[クリーチャー]]に変更する。[[ブロック]]は成立するが、[[バトル]]は行われなくなる。 -既に[[ニンジャ・ストライク]][[能力]]で[[召喚]]した[[シノビ]]に使って、別の[[クリーチャー]]に変換する。 当然ながら相手に使用する場合は非常にギャンブル性が強いが、相手の[[クリーチャー]]の[[パワー]]にかかわらず使用可能で、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]では届かない範囲の[[クリーチャー]]を[[除去]]できるのは強み。相手の[[デッキタイプ]]にも左右されるが、パワーが6000より高い[[クリーチャー]]に使えばそれより[[パワー]]が低い[[クリーチャー]]が出てくる可能性が高く、ハンゾウと持ち合せて相手の[[クリーチャー]]に応じて使い分けることもできた。 [[《転生プログラム》]]と違い[[山札]]の総数が減らないので、自分の[[クリーチャー]]に使用した際に[[山札]]が減らないのは本家にはない利点である。ただし[[破壊]]ではないので[[pig]][[能力]]を誘発させることができず、また相手に使って[[ライブラリアウト]]を狙うことはできない。 総合的に見て、非常にトリッキーな動きを見せる、いかにも[[水]][[文明]]らしい[[カード]]と言えるだろう。 //-互いの[[山札]]に[[クリーチャー]]がない状態で、バトルゾーンにどちらかの[[《斬隠オロチ》]]に[[《斬隠オロチ》]]を[[能力]]を使用すると[[無限ループ]]に突入する。[[バトルゾーン]]に他に[[《斬隠オロチ》]]以外の[[クリーチャー]]がいればそれを選ばなければならないが、そうでない場合は、''ゲームをやり直す''。[[【不滅オロチ】]]ではよく起きていたループだが、[[殿堂入り]]以降は大会などでこのようなことが起こることはまず無いだろう。 **他のカード・デッキとの相性 [#l6cb6298] -[[《エンペラー・キリコ》]]と相性がよい。この[[クリーチャー]]を[[進化元]]として使え、キリコの[[能力]]で出てきた気に入らない[[クリーチャー]]をすりかえることができる。 -[[《時空の不滅ギャラクシー》]]との相性が非常に良い。[[覚醒]]条件も満たせる上に、[[覚醒後>《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》]]の[[効果]]も利用できるため、かなりの[[ビートダウン]]への耐性を期待できる。(→[[【不滅オロチ】]]) -[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]と組み合わせれば[[デメリット]]を帳消しにできる。 -意外と盲点だが、[[《クリスタル・ランサー》]]や[[《クリスタル・アックス》]]など高[[パワー]]の[[ブロックされない]][[クリーチャー]]の[[攻撃]]を[[ニンジャ・ストライク]]で守れるのはこの[[カード]]だけである。 --後に[[cip]]でシールドを増やせる[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]が登場。高[[パワー]]の[[ブロックされない]][[クリーチャー]]の[[攻撃]]を防ぐことはこのクリーチャーの専売特許でなくなった。 -[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]との相性は最高の一言。自軍を対象にニンジャ・ストライクを使って捲れば場合によって1ターンを凌ぐことができる[[攻撃制限]]として機能する上に、相手に強制的にこれでコスト踏み倒しを指せることで疑似[[侵略ZERO]]条件を満たすことも可能。 -[[山札]]を大量に[[表向き]]にする可能性のある[[カード]]としては珍しく、[[表向き]]にされた[[カード]]は、残りの[[山札]]と一緒に[[シャッフル]]されることなく、[[表向き]]にした[[プレイヤー]]が好きな順で[[山札の下]]に送ることになっている。従って理論上、構築次第では、[[デッキ]]の内容を確定させることも可能ではある。しかし、[[クリーチャー]]であれば、[[激流連鎖]]など利用できる価値のある[[能力]]は多数あるのだが、それ以外の[[カード]]では確定させることの[[メリット]]は、相手への[[情報アドバンテージ]]も考慮すると意義が薄い。 **環境において [#uc895537] [[殿堂入り]]前は[[【不滅オロチ】]]で活躍。 [[【不滅オロチ】]]の規制のため、2011年7月23日を以て[[殿堂入り]]となった。[[ニンジャ・ストライク]]持ちの[[シノビ]]では3枚目の[[殿堂入り]][[カード]]となる。[[《転生プログラム》]]の例を考えると必然的であったかもしれない。 後に[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場すると、唯一対策になるシノビとして注目され、[[【超次元デッドゾーン】]]を中心に採用された。そちらの[[攻撃]]にこの[[カード]]を[[ニンジャ・ストライク]]すれば[[除去]]でき[[ゲーム]]に勝てるからである。 [[DMRP-19]]期に[[《ヘブンズ・ゲート》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]が確立されると、大量展開した[[EXライフ]]持ちをコストにさらに展開補助できることから需要が回復。その後、[[【4色ロマノグリラ天門】]]の[[1枚積み]]枠として定着。これらのデッキではバトルゾーンで手持無沙汰となった[[《天災 デドダム》]]をコストにガチャを回しても強力。 2022年1月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]が[[オリジナル]][[環境]]に姿を現すようになると、[[山札圧縮]]として使われるようになった。 2024年3月11日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に[[【5色蒼龍】]]が再浮上すると、そちらにスーパーサブとして投入されるケースが散見されるようになった。 2024年11月頃から[[アドバンス]]の[[【青黒緑マルル】]]に5枚目の[[《深淵の逆転撃》]]感覚で採用されるケースが見られるようになった。 **再録について [#d90ad070] -[[DM-29]]での登場以来一度も[[再録]]されていなかったが、[[DMX-12]]でようやく[[再録]]。[[コロコロコミック]]で怪盗ジョーカーを連載している[[たかはしひでやす]]氏によるイラストとなっており、イラストの手前には「ジョーカー」、オロチの上にはジョーカーの助手「ハチ」がいる。このようなコラボが実現したのはおそらく「ピンチの時に奇跡を起こしてくれる」というオロチとジョーカーの共通点があるからだろう。またフレーバーテキストはジョーカーのキメ台詞であり、フランス語で「さようなら」を意味する。 --小さな違いだが、[[DMX-12]]に収録されたものにはジョーカーの台詞が「オ・ルボワール」となっているものと「オ・ルヴォアール」となっているものがある。同様の違いは、同弾で「ウソツキ!ゴクオーくん」とコラボした[[《地獄門デス・ゲート》]]にも見られる。 --公式サイトの[[カード検索>https://dm.takaratomy.co.jp/card/]]では、「オ・ルヴォアール」となっているカードしか掲載されていない。 **メディアでの活躍 [#nac54171] -漫画「SX」では[[白凰]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。ニンジャ・ストライクで出し、[[《光姫聖霊ガブリエラ》]]を出すことで、一斉攻撃をしのいだ。 -漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[ファレス>ファレス=バスカヴィル]]戦で使用。[[ニンジャ・ストライク]]によって登場し、[[攻撃]]中のファレスの[[《光器ノーブル・アデル》]]を[[除去]]するか、自分の[[《黒神龍デヴォリューション》]]を[[除去]]して[[コスト踏み倒し]]を狙うか迷ったが、[[効果]]を自分に使うことを決断し、[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]を呼び出した。 -漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤[[世観>《神人類 ヨミ》]]に憑依された[[愛実>白鳥 愛実]]戦で使用。[[ニンジャ・ストライク]]で登場し、自身の[[《アクア・スーパーエメラル》]]を[[除去]]して[[《セブ・コアクマン》]]に変え、[[手札]]を補充した。&br;世観本人との対戦でも登場。こちらも[[ニンジャ・ストライク]]で[[《アクア・サーファー》]]を[[《セブ・コアクマン》]]に変え、[[手札補充]]している。 **その他 [#sa32494b] -[[cip]]の「他の[[クリーチャー]]」という条件を非常に忘れやすい。[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]が1体もいない時に出しても無駄になるので注意。 -[[カード名]]の由来は自来也豪傑譚に登場する忍者「[[大蛇丸>《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》]]」と思われる。 **関連カード [#e47aa07e] -[[《斬龍電融 オロチリュウセイ》]] -[[《オロチム》]] **[[フレーバーテキスト]] [#pa400a3f] -[[DMX-12]]&br;'''オ・ルボワール ――ジョーカー''' -[[DMX-14]]&br;'''斬隠忍法!変化の術!''' -[[DMBD-02]]&br;'''最後の戦いに最強のシノビが集結した。後にいう、怒流牙十勇士である。''' **収録セット [#u1b05a71] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Okera]] --[[DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」>DM-29]](2/55) --[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](秘2/秘7) --[[DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」>DMBD-02]](5/16) -illus.[[たかはしひでやす]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](48b/???) -illus.[[Tutui Misa]] --[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](SE7/SE10) **参考 [#jfa74ad7] -[[サイバーロード]] -[[シノビ]] -[[ニンジャ・ストライク]] -[[cip]] -[[山札送り]] -[[コスト踏み倒し]] -[[殿堂入り]] -[[【超次元オロチ】]] -[[【不滅オロチ】]] &tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト6,サイバーロード,サイバー,シノビ,パワー3000,ニンジャ・ストライク,ニンジャ・ストライク7,cip,除去,単体除去,確定除去,山札送り,自己山札送り,単体山札送り,コスト踏み倒し,リクルート,コスト踏み倒し (相手),殿堂入り,VR,ベリーレア,Okera,たかはしひでやす,Tutui Misa);