#author("2023-07-30T02:31:35+09:00","","")
#author("2024-02-27T20:43:06+09:00","","")
*《&ruby(あくましんおう){悪魔神王};バルカディアス》 [#d66aa694]

|悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (10)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500|
|H・ソウル|
|E・ソウル|
|進化:自分のエンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手は呪文を唱えることができない。|
|T・ブレイカー|

[[DM-38]]で登場した[[H・ソウル]]/[[E・ソウル]]持ちの[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]。
[[DM-38]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]の[[進化クリーチャー]]。

[[《聖霊王アルカディアス》]]と[[《悪魔神バロム》]]の合体[[クリーチャー]]である。
[[H・ソウル]]/[[E・ソウル]]持ちの[[《聖霊王アルカディアス》]]と[[《悪魔神バロム》]]の合体[[クリーチャー]]である。

その[[能力]]は擬似[[《アポカリプス・デイ》]]+[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]という派手なもの。
[[《聖霊王アルカディアス》]]の[[呪文]]封じが相手のみの完全禁止になったり、[[《悪魔神バロム》]]の[[除去]][[能力]]が[[全体除去]]になったりと、元となった[[クリーチャー]]の[[能力]]がそのまま強化されている。[[《聖霊王アルファディオス》]]に[[闇]]が混じり、破壊力がついてきたと考えれば十分強力。

10という膨大な[[コスト]]が悩みの種だが、同弾の[[《聖黒獣アシュライガー》]]で軽減したり、[[《セブンス・タワー》]]や[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]などの[[マナブースト]]から繋いだりと手段は豊富。

[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]と極めて相性が良く、[[《母なる紋章》]]を[[墓地]]から[[回収]]しつつ[[《時空の不滅ギャラクシー》]]を出し、[[《母なる紋章》]]を[[《時空の不滅ギャラクシー》]]に使いこの[[クリーチャー]]に[[進化]]するというパターンがよく使われていた。
《超次元ドラヴィタ・ホール》は[[殿堂入り]]を経て[[殿堂解除]]されたが、代用品となる[[《母なる星域》]]は[[《母なる紋章》]]に比べて汎用性が数段落ちるのが難点。

[[バトルゾーン]]が[[制圧]]されている状態でも[[《大地と悪魔の神域》]]を1枚引いただけであっさり逆転できることもあり、非常に強力な一手と言える。
[[呪文]]や[[コスト踏み倒し]]メインの相手なら、逆転の可能性を摘み切ってしまう事も。

最大の欠点は自分の[[クリーチャー]]もまとめて吹き飛ばしてしまう点だろう。劣勢からの逆転を狙う分には困らないが、攻勢時のフィニッシュには使いづらい面がある。

[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]および[[《純潔の信者 パーフェクト・リリィ》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と併用するなど、この[[デメリット]]を緩和する方法を考えておく必要があるだろう。また、決着を急がないのであれば[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]の[[Dスイッチ]]を使うのも手かもしれない。

-登場当時は味方を巻き込まなくて済む[[呪文]]軸のデッキが多かった。[[進化元]]には[[《超次元フェアリー・ホール》]]から[[《時空の霊魔シュヴァル》]]を出すパターンが定番だった。
--これに[[《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》]]と[[《黒騎士ザールフェルドII世》]]で連鎖させるパターンもあり、終いには[[《黒騎士ザールフェルドII世》]]自身が[[進化元]]になってくれる。

-[[進化元]]さえあれば[[《開眼者シンラン》]]の[[能力]]で踏み倒すことが出来る。下準備は必要だが通常通りに[[召喚]]するよりかなり少ない[[マナ]]で場に出せるため、[[H・ソウル]]軸で[[デッキ]]を組むなら一考の価値はありか。

-[[バトルゾーン]]に相手の[[《神羅スカル・ムーン》]]がいると、相手の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する際に《悪魔神王バルカディアス》を[[破壊]]する事で生き残られてしまい、自分の[[クリーチャー]]が全滅し相手には[[《神羅スカル・ムーン》]]が残るという状況に。この場合は[[《フラッシュ・アーマー》]]を唱えていても、[[置換効果]]であるため自分の[[クリーチャー]]が1体[[破壊]]されてしまう。

-[[《アポカリプス・デイ》]]同様、[[《フラッシュ・アーマー》]]を先に唱えておけば味方の被害を無くせる。ただし[[《母なる星域》]]などの[[コスト踏み倒し]]を利用しなければ[[コスト]]が13もかかるのが難点。

-[[《暗黒鎧 ヘルミッション》]][[《雪精 チャケ》]][[《H・コフーグ》]]は天敵。これらの[[クリーチャー]]が場にいるだけでこのカードを出しづらくなってしまう。仮に出してもただの[[リセット]]になってしまう。

-[[全体除去]]らしく[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]との相性はかなり良い。他にも[[破壊]]されてもパーツが残る[[ゴッド]]や、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]などの[[破壊]]を無効に出来る[[クリーチャー]]と組み合わせたり、やや[[オーバーキル]]だが自分の[[ドラゴン]]を巻き込んで[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を復活させたりなどの方法で戦力を減らさない事も出来る。
逆に、相手がこれらの[[カード]]を使っている時は注意が必要。

-元となった[[《聖霊王アルカディアス》]]同様、[[S・トリガー]]からの[[《アクア・サーファー》]]であっさり[[除去]]されてしまう。こちらの場合味方のクリーチャーも吹き飛ばすため[[元になった>《聖霊王アルカディアス》]][[2体>《悪魔神バロム》]]より出し直すのが面倒である。

-[[呪文]]禁止はともかく、[[cip]]による[[全体除去]]はやや[[オーバーキル]]。自分の[[クリーチャー]]をも巻き込んでしまうのは[[デメリット]]であるため、盤面いかんによっては[[《聖霊王アルファディオス》]]で事足りる面もある。フィニッシャー的な側面よりも、盤面をひっくり返す[[リセット]]的な性質が強い。他のバロム系やバロム融合系の[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]や[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]とは異なり文明種族などで残さないのでミラーマッチでも一方的に効果で破壊できる貴重なバロム系である。

-[[DMX-12]]で[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]が登場した。同[[コスト]]かつ同じ進化元で、非常に似通ったスペックを持つ。
そちらは[[破壊]]する対象が[[エンジェル・コマンド]]と[[デーモン・コマンド]]以外なので味方を生き残らせやすいが、こちらは相手を生き残らせてしまう心配もない。また、[[全体除去]]の他に[[マナゾーン]]の[[呪文]]を[[バウンス]]させる[[能力]]も持っており、場面によってメリットにもデメリットにもなる。
両方投入して使い分けるのも良いだろう。

-[[背景ストーリー]]では[[《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》]]に押された光軍とZ軍が、散り際の[[《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》]]に最大の秘術を使わせ、[[《聖霊王アルカディアス》]]と[[《悪魔神バロム》]]を復活融合させた姿である。
--圧倒的な破壊力で《XX NEX》をも倒したが、《XX NEX》が残した新たなる連合軍のリーダー、[[《爆竜 GENJI・XX》]]によって再度形勢逆転。一部の[[闇]]と[[光]]の戦士を味方に付けた「団結力」には敵わず、遂に討伐された。

-悪魔神と聖霊王が合わさって悪魔神王となっているが[[神化編]]の[[神王]]とは関係ない。偶然か否か[[イラストレーター]]はどちらも[[NINNIN]]氏である。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#bbc6f033]

|悪魔神王バルカディアス SR 光/闇文明 (8)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 14500|
|進化-エンジェル・コマンドまたはデーモン・コマンド|
|バトルゾーンに出た時、他のクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手は呪文を唱えられない。|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-15]]に収録。[[ソウル]]が消去され、[[コスト]]が8になった。
コストが大幅に減少したが、TCG版で主な踏み倒し手段であった[[《母なる紋章》]][[《母なる星域》]]がデュエプレでは実装されていない為、正規のコストを支払って出すことが主となる。

-[[シークレット>シークレットカード]]版があり、[[douzen]]氏による新規イラストとなっている。

***環境において [#w418be0f]
[[DMPP-15]]では、[[《聖黒獣アシュライガー》]]と同時に登場したが、メインデッキに入れたい[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]はそれほどいないという問題があり、直接《バルカディアス》の下敷きにはならない《アシュライガー》はデッキビルディングのノイズとして不採用が目立った。一方[[サイキック・クリーチャー]]にはコスト5〜コスト7の超次元呪文のついでに出てくる進化元として都合がよく、[[白黒緑]]が超次元呪文でコントロールしたゲームの中盤〜終盤で使うカードとして《悪魔神王バルカディアス》は活躍した。

構築の都合上、《バルカディアス》を使うデッキは超次元呪文を封じられる[[呪文ロック]]は天敵で、その意味で相手の《バルカディアス》のメタになるカードは自分の《バルカディアス》という状況が起こっていた。
この問題を解消すべく、[[呪文ロック]]が発動した後でも着地でき、先出ししておけば相手からの[[リセット]]後でも進化元が残る[[《腐毒の幻ハンゾウ》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]の評価が上がった。

次弾の[[DMPP-16]]でも引き続き活躍していたが、[[New Division]]の使用可能カードの変化や環境の高速化で徐々に立ち位置が苦しくなっていった。[[DMPP-17]]では[[《超次元リュウセイ・ホール》]]が登場するも間に合わない問題が深刻化していき、徐々に環境からフェードアウトしていった。

[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]に入ることも極稀にあったが、[[《聖霊王アルファリオン》]]が登場してからはよっぽどのことが無い限り入らなくなった。

[[DMPP-21]]では[[New Division]]の使用可能カードから去り、入れ替わるように[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]が実装された。コスト8ですら重さがどうにもならなかったが、そちらはコスト10の据え置きで登場した。そちらは[[ベリーレア]]かつ、あまり強化は望ましくない[[ランデス]]効果内蔵なので致し方なしといったところか。

**関連カード [#db6baf6a]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]
-[[《悪魔神バロム》]]
-[[《偽りの悪魔神王 デス・マリッジ》]]
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]
-[[《聖魔連結王 バロディアス》]]
-[[《バルカディアス・チャージャー》]]

-[[《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#we7dcf80]
-[[DMPP-15]]&br;'''[[聖霊王>《聖霊王アルカディアス》]]と[[悪魔神>《悪魔神バロム》]]の力を持つ絶対なる破壊神。真なる混沌と破滅の時が訪れる。'''

-[[DMPP-15]](シークレット)&br;'''聖霊王と悪魔神。偉大なる2つの存在が、禁断の融合を果たす。'''

**収録セット [#w50e3093]
***[[デュエル・マスターズ]] [#w92848b6]
-illus.[[NINNIN]]
--[[DM-38 「覚醒編 第3弾 超竜VS悪魔(エンジェリック・ウォーズ)」>DM-38]](S5/S5)
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」>DMX-19]](S49/???)
--[[プロモーション・カード]](P77/Y11)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e044936e]
-CV:[[渡辺紘]]、[[小池理子]]
-illus.[[NINNIN]]、[[douzen]](シークレット)
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]

**参考 [#la879a8f]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[H・ソウル]]
-[[E・ソウル]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[全体除去]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[ロック]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[多色]]
-[[光]]
-[[闇]]
-[[スーパーレア]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト10,エンジェル・コマンド,コマンド,デーモン・コマンド,パワー14500,パワーの最後の三桁が「500」,H・ソウル,ソウル,E・ソウル,進化,進化:エンジェル・コマンド,進化:デーモン・コマンド,cip,除去,全体除去,確定除去,破壊,全体破壊,呪文メタ,唱えられない,ロック,T・ブレイカー,バロム,アルカディアス,SR,スーパーレア,NINNIN,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),白黒 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト8 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),パワー14500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:エンジェル・コマンド (デュエプレ),進化:デーモン・コマンド (デュエプレ),cip (デュエプレ),除去 (デュエプレ),全体除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),全体破壊 (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),唱えられない (デュエプレ),ロック (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),NINNIN (デュエプレ));