#author("2024-11-09T15:26:18+09:00","","") #author("2024-11-09T16:53:58+09:00","","") *《&ruby(あくむしん){悪夢神};バロム・ナイトメア》 [#top] |悪夢神バロム・ナイトメア DMR 闇文明 (8)| |進化ドリーム・クリーチャー:デーモン・コマンド 12000| |クリーチャーが自分を攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分の《悪夢神バロム・ナイトメア》がなければ、このクリーチャーを手札から見せ、自分の山札の一番下のカードを墓地に置いてもよい。それが進化ではないデーモン・コマンドなら出し、これをその上に置く。| |''進化'':デーモン・コマンド・クリーチャー1体の上に置く。| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、デーモン・コマンドではないクリーチャーをすべて、持ち主の超次元ゾーンに置く。| |このクリーチャーがタップしていれば、相手のクリーチャーはタップして出る。| [[DM24-EX2]]で登場した[[闇]]の[[進化]][[ドリーム]][[デーモン・コマンド]]。 進化元ごと踏み倒せる自己[[コスト踏み倒し]]能力を持ち、[[cip]]で[[デーモン・コマンド]]以外のクリーチャーすべてを[[超次元送り]]にできる。 さらに、自身がタップしている間は、相手クリーチャーを[[タップイン]]させる能力を持つ。 自己[[コスト踏み倒し]]は、[[革命0トリガー]]のような受け身を取る形で行われるが、複数の点で優位に働く変更がある。 -[[山札の下]]参照……[[《スラッシュ・チャージャー》]]のような[[サーチ]]の残りでカードを固定しやすい。 -山札のカードを見るのではなく墓地に置く……[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]のようにハズレのカードでハマりが発生しない。 -相手のシールドが0でも[[解決]]できる……何らかの方法で[[ダイレクトアタック]]直前で相手にとどめを刺せず、返しのターンで[[リーサル]]返しを狙ってくる相手の出鼻をくじくことができる。 なお、このコスト踏み倒し能力は、[[《呪紋のカルマ インカ》]]のような召喚ロックに影響されず、条件が噛み合えばそのまま出すことが可能。 コストを参照して召喚をロックできる[[《Duplicates of G.O.D.》]]や[[《「本日のラッキーナンバー!」》>《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]でさえも意味をなさない。 [[cip]]の[[全体除去]]は[[《怒流牙忍法 次元隠しの術》]]から徐々に増え始めている[[墓地利用]]させない[[超次元送り]]という新しいタイプのもの。 ミラーであれば効き目が薄くなる弱点は従来のバロム系と同じだが、文明参照ではなく種族参照なため[[【黒単アビスロイヤル】]]のような単なる黒単相手では腐ることなく[[リセット]]を使える。 [[cip]]による[[全体除去]]の後は[[タップイン]]により後続の足をもつれさせる事ができる。 この[[クリーチャー]]自身が[[タップ]]していることが条件だが、[[ハイパーモード]]や[[ハイパーエナジー]]のコストに充てるなど、いくらでも安全に起動する方法はある。最悪自身が[[シールド]][[ブレイク]]して[[S・トリガー獣]]や[[《ヘブンズ・ゲート》]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]などをケアしながら詰めていくことも良し。 [[革命0トリガー]]と比較した際の欠点は、「自分の《悪夢神バロム・ナイトメア》がなければ」という指定があること。《悪夢神バロム・ナイトメア》は元から[[ドリームレア]]のルールで1体しか存在できないが、[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]も行えず、複数枚を抱えて何度も耐久することは難しい。 また、進化元が墓地を経由するため[[《若き大長老 アプル》]]のような[[墓地利用メタ]]にも引っかかる。 進化クリーチャーとしての欠点は、昨今では廃れたといって過言ではない種族指定のみの進化であること。[[デーモン・コマンド]]は対となる[[エンジェル・コマンド]]と比較して歴代のフィーチャーが少なめであり、デッキ内に十分な進化元が確保できるのかは課題となる。 また、当然のことではあるが[[ブロッカー]]は持たないので、相手に[[デーモン・コマンド]]を[[フィニッシャー]]として持って来られると別途[[進化元]]が[[除去]]の[[cip]][[能力]]や[[EXライフ]]などを持たない限りなんの防御性能も発揮できない。 上記の通り[[デッキボトム]]の固定はしやすいので、[[ミラーマッチ]]などそうしてくるだろうとわかっている相手にはより入念な準備をする必要がある。 [[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]との対面は絶望的。[[進化元]]による[[除去]]が成功しても[[EXライフ]]に阻まれ、単色の《悪夢神バロム・ナイトメア》が破壊される。単色呪文の[[《深淵の逆転撃》]]は唱えられず対策にならない。 [[《ハイパー・エン・ゲルス》]]のように除去を無意味にしてしまう相手にも種族関係なく刺さらない。 **シナジーが考えられる[[デーモン・コマンド]] [#synergy] -[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]との相性は抜群。 相手の[[リーサル]]に合わせて《悪夢神バロム・ナイトメア》で延命した次のターンに[[革命チェンジ]]で[[手札]]に回収、あちらの[[cip]]でボトムに《バロム・ナイトメア》の[[種]]を仕込むことができ、次のターンも確定で防御を成功させることができる。 --以下のカードとは異なり、自身のマナが0枚でも手札だけで成立するコンボのため対[[ビートダウン]]にも速度面で不安はないが、当然クリーチャーを用いたコンボなため[[着地置換効果]]の[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《ルピア炎鬼》]]でカウンターケアされた場合には無力。 -仕込みの観点では、[[cip]]で霧払いしつつ[[ニンジャ・ストライク]]でボトムに戻れる[[《威牙の幻ハンゾウ》]]や[[S・トリガー]]で場に出て[[山札]]からこのカードを探しながら同時に[[進化元]]としての役割も一気にこなせる[[《死神の精度 レイン》]]も候補として挙がる。 --ただし、前者は「[[ニンジャ・ストライク]]7」の取り回しの悪さは[[ビッグマナ]]デッキですら[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]や[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]が廃れていることを考えれば実用性に疑問符がつく。 --後者に至ってはフルスペックを発揮するには「雨が降っていない日に音楽が鳴っている場でデュエルする」という、環境に左右される条件を満たさなければならない。しかもこのカードを出した際には進化元の[[cip]]も発動するため、まとめて[[山札の下]]へ行ってしまう。同時に2体以上出せないこのカードの弱点を解消できると言えないこともないが。 -予め場に用意しておく必要があるものの、[[オシオキムーン]]でボトムに行きつつ、相手のアンタップしているクリーチャーを一掃できる[[《月に彷徨うアビス》]]も存在する。こちらは自分で場に出る手段がないため別途出す方法が必要だが、相手への牽制の役割も兼ね備えている点がある。 -「自分の《悪夢神バロム・ナイトメア》がなければ」の対策をしつつ、踏み倒しの[[濁り]]を作らない方法としては[[NEOクリーチャー]]や[[スーサイド]][[cip]]持ちの[[デーモン・コマンド]]を採用して《悪夢神バロム・ナイトメア》がバトルゾーンからいない状態にすることか。 --[[NEOクリーチャー]][[デーモン・コマンド]]は現時点では[[《マキシマムザ亮君(暴天覚醒MAXIMUM神羅曼象)》]]と[[《死神明王 XENIA》]]しか該当せず、質はともかく量に難点がある。更に《亮君》の場合は[[cip]]で中黒を持つ《悪夢神バロム・ナイトメア》が破壊される。 --[[スーサイド]]持ちは比較的豊富。[[《魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻》]]であれば、こちらの[[cip]]で非[[デーモン・コマンド]]を消し飛ばした上で、相手の場に[[クリーチャー]]が残ってもさらに2体[[選ばせ除去]]を飛ばせる。 **ルール [#rule] -一般のクリーチャーは、[[超次元ゾーン]]に置かれてしまうと極一部の方法でしかゲームに関与するゾーンに戻ってくることはできない。戻す方法は「[[超次元送り]]」を参照。 --[[サイキック・クリーチャー]]と[[ドラグハート・クリーチャー]]は《悪夢神バロム・ナイトメア》で除去されても通常の除去と変わらない。[[GRクリーチャー]]も自動的に[[超GR]]の一番下に戻るので同様。 -[[デーモン・コマンド]]と[[シンカライズ]]を持つ[[タマシード]](例:[[《デュザメの黒像》]])でも、疑似[[革命0トリガー]]を達成できる(暫定)。 --[[墓地進化]]では[[シンカライズ]]が機能しないという裁定はあるが、《悪夢神バロム・ナイトメア》は「それが進化ではないデーモン・コマンドなら出し」を先に実施してデーモン・コマンド・タマシードがバトルゾーンにある状態にしてから、[[シンカライズ]]が有効となっているエレメントに対し「これをその上に置く」に進むためである。 -[[ドリームレア]]の制約により複数枚出ることはないが、[[手札]]にある枚数分の[[使用宣言]]自体は実行できる。たとえ[[デッキボトム]]が外れの場合でも[[墓地]]には置かれ次の[[カード]]に更新されるため、2枚目以降に[[使用宣言]]を行った《悪夢神バロム・ナイトメア》で当たりを引ける可能性がある。 -[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]とは異なり、自分の《悪夢神バロム・ナイトメア》がないという条件をチェックをしてから自分の山札の一番下のカードを墓地に置く処理に進む。複数枚宣言したとしても[[出せない]]効果でロックされた《悪夢神バロム・ナイトメア》の数を超過して[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]を行うことは不可能。 -[[《悪魔神バロム》]]と[[名前集合]]の関係にあるカードではないため、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]の「悪魔神バロム」指定で[[《悪魔神バロム・クエイク》]]ともども巻き込まれることはない。もちろん[[バロム]]ではあるので[[《邪霊神官バーロウ》]]や[[《魔令嬢バロメアレディ》]]の能力で踏み倒すことは阻害されない。 **その他 [#others] -「あくましんバロム」と子音を一致させた「あくむしんバロム」、[[夢>ダーク・ナイトメア]]([[ドリーム]])と関連する用語の[[ナイトメア]]と洒落た名前になっている。 --パワーとコストは[[《悪魔神バロム》]]と全く同じ。[[cip]]もお互いに被害をもたらす[[リセット]]効果である。打点は[[W・ブレイカー]]から[[T・ブレイカー]]に変わっているがデュエプレの[[《悪魔神バロム》]]や、TCG版の[[《白騎士の聖霊王アルカディアス》>《白騎士の聖霊王アルカディアス/完全決闘》]]を考えれば[[W・ブレイカー]]のままのほうが不自然なため、かなり原作再現も力を入れている。 -[[進化]]の[[特性]]をそのまま有し、そこからの連想か[[革命0トリガー]]のような変則的な自己[[コスト踏み倒し]]を持って登場した「[[バロム]]」であり、直近に登場した[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]とは対象的なデザインとなっている。 -[[進化]]の[[特性]]をそのまま有し、そこからの連想か[[革命0トリガー]]のような変則的な自己[[コスト踏み倒し]]を持って登場した「[[バロム]]」であり、直近に登場した[[《聖霊超王 H・アルカディアス》]]とは対照的なデザインとなっている。 -初報のカード画像では、[[シークレット>シークレットレア]]版の収録番号に㊙がない誤植があった。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《悪魔神バロム》]] -[[《悪魔神バロム・クエイク》]] -[[《デス・ザ・チョイス》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM24-EX2]]&br;'''フレーバーテキスト''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[nablange]]/[[Momoka Ito]] --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](DM2/DM4)(DM2㊙/DM4) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[進化ドリーム・クリーチャー]] -[[デーモン・コマンド]] -[[手札誘発]] -[[山札の下]] -[[リアニメイト]] -[[コスト踏み倒し]] -[[T・ブレイカー]] -[[超次元送り]] -[[タップイン]] -[[バロム]] &tag(進化ドリーム・クリーチャー,進化クリーチャー,ドリーム・クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,デーモン・コマンド,コマンド,パワー12000,被アタックトリガー,擬似鬼エンド,手札誘発,山札の下参照,墓地肥やし,デーモン・コマンドサポート,リアニメイト,コスト踏み倒し,進化,進化:デーモン・コマンド,T・ブレイカー,cip,非デーモン・コマンドメタ,除去,全体除去,超次元送り,全体超次元送り,タップされていれば,タップイン,バロム (名称カテゴリ),・,バロム,DMR,ドリームレア,nablange,Momoka Ito);