#author("2024-09-12T06:58:38+09:00","","") #author("2024-10-01T16:43:41+09:00","","") *《&ruby(どえいゆう){怒英雄}; ガイムソウ》 [#d58639b9] |怒英雄 ガイムソウ P(SR) 火文明 (7)| |クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000| |W・ブレイカー| |マナ武装 7:このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、《怒英雄 ガイムソウ》以外の火の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーに「スピードアタッカー」を与え、ターンの終わりにバトルゾーンから自分の手札に戻す。| [[DMD-18]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]。 [[マナ武装]]7で火の[[クリーチャー]]を[[手札]]から[[コスト踏み倒し]]できる。 [[マナ武装]]7という厳しい条件ながら、自身以外の[[非進化]]かつ[[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]であれば、何でも[[コスト踏み倒し]]で場に出すことができる。[[コスト]]や[[種族]]を問わず、さらに[[スピードアタッカー]]も[[付与]]されるため、不意の奇襲にうってつけ。優秀な[[cip]]や[[アタックトリガー]]を持つ[[ファッティ]]を投げつければ、戦況を一気に覆すことができる。 ただし、この[[能力]]で[[コスト踏み倒し]]した[[クリーチャー]]は、[[ターン]]終了時に[[手札]]に戻ってくるので、できればその[[ターン]]中に勝負を決めるか、[[コスト踏み倒し]]した[[クリーチャー]]の[[cip]]や[[アタックトリガー]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐようにしておきたい。 ---- 主な[[踏み倒し]]候補は以下。 [[マナ武装]]の条件がタイトなため、多色でタップインがあるカードは、火を含んでいても能力発動の遅れの原因になりかねないので注意。 |[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]|[[追加ターン]]獲得[[フィニッシャー]]| |[[《希望の絆 鬼修羅》]]|2回[[能力]]が発動する| |[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]|2回[[攻撃]]可能| |[[《超銀河竜 GILL》]]|[[火力]]+[[シールド焼却]]| |[[《無限の銃刃 ダン・クローリー》]]|[[∞ ブレイカー]]| |[[《暴走龍 5000GT》]]|[[サイキック]]+小型[[メタ]]| |[[《エクス・リボルバー・ドラゴン》]]|大型[[ランデス]]| |[[《勝利天帝 Gメビウス》]]|[[攻撃]]時に6000[[火力]]。2回[[攻撃]]。[[パンプアップ]]| |[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]|[[マナ武装]]7を共有する[[1ショットキル]]カード| |[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]|[[破壊]]と[[ランデス]]、[[ブースト]]。使い回しも| |[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]|最大で10[[マナ]]擬似[[ランデス]]| |[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]|3枚の[[シールド焼却]]。| |[[《ボルシャックライシス・NEX》]]|最重量級クリーチャー| **環境において [#l51d2c99] 登場当初は[[【準赤単】]]の概念が存在しなかったため酷評が相次いだ。それまで[[赤単]]は[[【速攻】]]が主流であり、[[コントロール]]気味に構築するのは難易度が高かったが、[[ドラゴン・サーガ]]の猛烈な単色推し、特に[[DMD-20]]での強化を受けた結果、[[【モルト「王」】]]など実用的な[[赤単]]の[[コントロール]]が生まれ、活躍の場を見出すことができるようになった。 また、登場からしばらく経ち[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]という相性の良い[[カード]]を獲得する。[[環境]]入りするほど強力な組み合わせとなったが、その頃にはもう[[DMD-18]]が[[絶版]]となっていたため、急激に[[シングルカード]]価格が高騰した。また需要高まる最中に[[優勝者賞]]として再登場。そちらも[[《龍覇 M・A・S》]]に続く争奪戦となり、各地の大会は盛り上がった。 ただ、[[DMEX-01]]で役割が被る[[《ドラグシュート・チャージャー》]]が登場してからしばらくは、そちらに出番を奪われることも少なくなかった。 [[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]登場後の[[超天篇環境]]では、[[【モルト「王」】]]との折衷型の[[【モルト NEXT】]]においてもそこそこ見かけられるようになった。 [[《ボルシャックライシス・NEX》]]登場後はマナ武装を達成するとワンショットキルも決まるため、非常に相性が良い。[[《アルカディアス・モモキング》]]の[[呪文ロック]]に対しても、このクリーチャーによるコスト踏み倒しはクリーチャーの能力なので引っ掛からず、ターン1回の[[タップイン]]からも自身が避雷針となる形でコスト踏み倒し先を守ることができる。 **その他 [#d36f3a60] -弱点は言うまでもなく[[マナ武装]]7である点。[[コスト軽減]]や[[コスト踏み倒し]]によって早期に[[バトルゾーン]]に出したとしても[[能力]]が発動しないため、ちゃんと[[マナゾーン]]に[[火]][[文明]]の[[カード]]を7枚以上用意する必要がある。[[コスト踏み倒し]]の対象が火文明の[[クリーチャー]]に限定されていることもあって、[[赤単]]もしくはそれに準じる[[デッキ]]でしか満足に運用できない。 -この[[カード]]が登場したスーパーV[[デッキ]]では、自軍の[[ドラゴン]]全てを2回[[攻撃]]可能にする[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]や、《怒英雄 ガイムソウ》に[[スピードアタッカー]]を付与しつつ[[ブレイク]]数を増やす[[《アクセル・カイザー「迅雷」》]]と組み合わせている。いずれも《怒英雄 ガイムソウ》と[[踏み倒し]]先の2体で計6枚の[[シールド]]を[[ブレイク]]できる強力[[コンボ]]。 -この[[能力]]で別の《怒英雄 ガイムソウ》を出せないのは、[[能力]]が連続して発動して[[1ショットキル]]とならないようにするためと思われる。[[《ボルバルザーク・エクス》]]の二の舞にならないための調整だろうが、この[[カード]]自体は[[スピードアタッカー]]を持っておらず、重量級[[マナ武装]]ということもあって、使い勝手は大きく異なる。 -能力や文明の性質上、[[マーシャル・タッチ]]や[[《ディープ・パープルドラゴン》]]と相性がいい。意外な[[コンボ]]が作れるかもしれない。 -余談だが、何らかの方法で敗北を回避している状態で手札に存在する、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を[[バトルゾーン]]に出すことが出来る。 -アニメ「VS」第17話では[[勝太>切札 勝太]]が使用。[[効果]]で[[《勝利天帝 Gメビウス》]]を出した。 また別の回の燃えろデュエ魂[[コンボ]]ではこの[[カード]]と[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]の[[コンボ]]が紹介された。初歩的ないし当たり前の事が紹介されているこのコーナーで強力な[[コンボ]]が出る事は珍しい。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#v1eab8c1] ***最新版テキスト [#p12b8cf6] |怒英雄 ガイムソウ VR 火文明 (7)| |クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 7000| |W・ブレイカー| |マナ武装 7:バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、自分の手札から《怒英雄 ガイムソウ》以外の進化でない火のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーはこのターン、「スピードアタッカー」と「このターンの終了時、バトルゾーンから自分の手札に戻す。」を得る。| [[DMPP-23]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]へ、2024年2月22日のメンテナンス後からTCG版と同じ今の[[マナ武装]][[能力]]になった。 TCG環境では《怒英雄 ガイムソウ》登場当時は[[《希望の絆 鬼修羅》]]が[[殿堂入り]]していた((2020年1月1日[[殿堂解除]]))ためコンボは難しかったが、デュエプレでは[[《希望の絆 鬼修羅》]]は無規制である。 [[《暴龍事変 ガイグレン》]]の[[マナ武装]]が火7になったため、コンボになったのも強化点。 [[DMPP-24]]では[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]+[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]のお手軽[[ワンショット]]セットを《怒英雄 ガイムソウ》で起動することで、[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]が《怒英雄 ガイムソウ》を[[スピードアタッカー]]にでき、最大7ブレイク+ダイレクト要員の打点が揃う。 ***2023年12月14日メンテナンス以降~2024年2月22日メンテナンス前のテキスト [#z969d22e] [[マナ武装]]が7から5に緩和されていた。 そのため[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]→《鬼修羅》or《ガイムソウ》→[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]or《モルト NEXT》で高速ワンショットキルを狙うことも出来た。 このコンボのおかげで4ターンキルの再現性が高くなってしまったのが問題点となり、弱体化(TCG版と同じに戻される)となった。→[[ソース>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/8633]] このコンボのおかげで4ターンキルの再現性が高くなってしまったのが問題となり、弱体化(TCG版と同じに戻される)となった。→[[ソース>https://dmps.takaratomy.co.jp/news/8633]] -特に明記されていないが、[[DMPP-23]]期にはコスト10である[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]のサポートとして[[《コッコ・ルピア》]]や[[《爆速 ココッチ》]]との併用で理論上5マナで出せる性能で《ガイムソウ》を泳がせていたが、[[DMPP-24]]になってサポート抜きでも十分強い……というよりこれから無尽蔵に強くなっていく[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]がある状態で残しておくには危険すぎると判断された可能性がある。 --類似例に、明らかにコスト7だと将来的に暴れるだろう[[《母なる大地》]]を実装し、[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]が登場して暴れたから程なくして予定調和のようにコスト8にしてコンボを切った調整があった。 -[[【モルト「王」】>【モルト「王」】 (デュエプレ)]]では、この性能を当てにして多少火のカードを削っていても7マナちょうどで《怒英雄 ガイムソウ》から[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の[[cip]]をターンをまたいで2発放つ立ち回りが存在したが、変更後は[[《フェアリーの火の子祭》]]など火以外の単色を置くと《怒英雄 ガイムソウ》の達成が1ターン遅れるという打撃を受けた。 ***2023年12月14日メンテナンス前のテキスト [#m50cfc5d] |マナ武装 5:バトルゾーンに出た時、自分のマナゾーンに火のカードが5枚以上あれば、自分の手札から《怒英雄 ガイムソウ》以外の進化でない火のクリーチャー1枚をバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーは「スピードアタッカー」と「このターン終了時、バトルゾーンから自分の手札に戻す。」を得る。| 初出時のテキストではわかりにくい挙動があった。 何らかの方法でバトルゾーンに残った踏み倒し先は、永続的に「スピードアタッカー」と「このターン終了時、バトルゾーンから自分の手札に戻す。」を持った状態になる。 -2023年12月1日まで、[[ターン]]終了時が[[《終末の時計 ザ・クロック》]]で飛ばされると、次のターン終了時(自分相手問わず)に手札に戻っていた。 --2023年12月1日以降、消滅条件のない「このターン終了時、バトルゾーンから自分の手札に戻す。」の[[付与]]はターンをまたいでも持ったまま、出したターンの終わりの1度だけしか誘発しない暫定対応がされた。 #region2(発生の原因と解説){{ [[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]の[[灼熱ドロン・ゴー]]で踏み倒した[[テスタ・ロッサ]]でも似たような現象は正式裁定で正しく起こせるが、デュエプレの《怒英雄 ガイムソウ》は「''この''ターンの終了時」と指示語が含まれている部分が問題を難しくしてしまっている。普通に考えれば、[[付与]]されたターンが「この」の指す部分になるが、その[[付与]]自体が「ターン終了時まで」や「このターン」とついておらず、バトルゾーンを離れるまで消えないせいで、「この」という指示を無視して毎ターン「このターン終了時」効果が誘発されているのでこんな現象が起こっていた。 2023年12月1日以降、「このターン終了時」は「出したターンの終了時」であるのが正だとアナウンスおよび修正が行われた。 テキストごと修正するなら、例えば[[《幻想妖精カチュア》]]の「そのクリーチャーは''このターン''、「スピードアタッカー」と「このターンの終了時、このクリーチャーを破壊する。」を得る。」のように、出したターンのイベントさえ凌げれば、次ターン以降は発生しないと明記する必要があった。 実際に2023年12月14日メンテナンスでそのような変更が行われることになった。 }} **[[フレーバーテキスト]] [#xa1ec524] -[[DMPP-23]]、[[DMPS-12]]&br;'''ワシの怒りに応えられる奴、出てこいや!''' **収録セット [#cfd9961f] ***[[デュエル・マスターズ]] [#x55d337e] -illus.[[RUI MARUYAMA]] --[[DMD-18 「スーパーVデッキ 燃えよ龍剣 ガイアール」>DMD-18]] --[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](22/98) --[[プロモーション・カード]](P64/Y13)([[アルトアート]]) --[[プロモーション・カード]](P36/Y14)(新規イラスト) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#cffc414a] -CV.[[三戸耕三]] -illus.[[RUI MARUYAMA]] --[[DMPP-23 「双剣王凱旋 -DRAGHEART SOLUTION-」>DMPP-23]] --[[DMPS-12 「熱き覇闘のドラゴン魂」>DMPS-12]] **参考 [#t7c41e66] -[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]] -[[マナ武装]] -[[cip]] -[[カード名]] -[[非進化]] -[[火]] -[[クリーチャー]] -[[手札]] -[[コスト踏み倒し]] -[[スピードアタッカー]] -[[付与]] -[[ターン]] -[[バウンス]] -[[デメリット]] -[[W・ブレイカー]] -[[【モルト「王」】 (デュエプレ)]] &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー7000,W・ブレイカー,マナ武装,マナ武装7,マナ武装火,マナ武装火7,cip,非進化クリーチャーサポート,コスト踏み倒し,スピードアタッカー付与,ターン終了時,自己バウンス,P,レアリティなし,SR,スーパーレア,RUI MARUYAMA,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),ガイアール・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー7000 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),マナ武装 (デュエプレ),マナ武装7 (デュエプレ),マナ武装火 (デュエプレ),マナ武装火7 (デュエプレ),cip (デュエプレ),非進化クリーチャーサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し 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