#author("2023-12-21T12:41:37+09:00","","")
#author("2024-10-02T02:23:08+09:00","","")
*《&ruby(てんらい){天雷};の&ruby(せいれい){聖霊};ユリウス》 [#x994f38a]

|天雷の聖霊ユリウス P 光文明 (6)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/ナイト 6000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある呪文を1枚手札に戻すか、バトルゾーンにある相手のクロスギアを1枚選んで持ち主の墓地に置いてもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DMC-46]]で登場した[[エンジェル・コマンド]]/[[ナイト]]。

[[アタックトリガー]]で、[[呪文]]を[[サルベージ]]するか、相手の[[クロスギア]]を[[破壊]]できる。
[[ナイト]]の[[呪文]]活用と[[クロスギア]]への対抗精神を具現化したような[[【ナイト】]]の[[アタッカー]]。

始動の遅い[[アタックトリガー]]というのが難点だが、[[バトルゾーン]]に維持することができれば継続的に[[能力]]を使える。
大概は[[呪文]][[サルベージ]]をすることになるだろうが、[[クロスギア]]を軸にした[[デッキ]]が相手なら強力な[[メタ]]となりえる。

状況に応じて[[サルベージ]]する[[呪文]]を選ぶと良いが、順当に[[コストパフォーマンス]]の良い[[ナイト・マジック]][[呪文]]を[[サルベージ]]すれば十分な[[アドバンテージ]]が見込める。自身が[[ナイト]]であるため、それなりに自己完結した動きが出来るのがうれしい。
[[《魔弾ソウル・キャッチャー》]]と組み合わせれば、粘り強い[[アタッカー]]となれる。

[[呪文]][[サルベージ]]だけならば運用性の高い[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]が存在するが、《天雷の聖霊ユリウス》は[[アタッカー]]であり役割は異なる。

競合対象は同じ[[【ナイト】]]のアタッカーを務める[[《邪眼皇ロマノフI世》]]や[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]、[[《黒騎士ザールフェルドII世》]]となる。
それらと比べて、《天雷の聖霊ユリウス》は[[パワー]]が低く能力の爆発力に欠け、[[フィニッシャー]]性能では大きく劣る。能力の唯一性がないという意味では[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]の存在も痛い。

反面で、能力の柔軟性には優れ、比較的[[コスト]]が低いのは評価点。
爆発力という点では、ロマンではあるが[[《英知と追撃の宝剣》]]や[[《ロスト・ソウル》]]と組み合わせれば、それらを毎ターン打つことも可能ではある。
[[DMC-46]]では、[[《魔弾グローリー・ゲート》]]で[[サーチ]]出来る手軽な打点として運用出来、[[エンジェル・コマンド]][[シナジー]]も生かすことが出来る。

後に登場した[[サイキック・クリーチャー]]によって、[[【ナイト】]]における安価な打点という立ち位置は苦しくなってしまった。
一応同時に運用することもできなくもないが、より後に登場した[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]は、[[サイキック・クリーチャー]]でありながら同じ[[アタックトリガー]]で[[呪文]]を[[サルベージ]]する[[能力]]を持っている。

現在では他の[[カード]]で事足りてしまうことが多いが、[[【ナイト】]]の[[アタッカー]]候補の1体である。

-[[《雷電の求道者ラ・ビュー》]]の[[上位互換]]となる。この[[スペック]]の差は[[戦国編]]のカードパワーの上昇を感じさせる。

-[[DMC-45]]に収録された[[《地獄スクラッパー》]]のイラストで破壊されているが、このクリーチャーのパワーは6000であるため、実際は破壊できない。

-名前の由来は共和政ローマ期の政治家、軍人、文筆家として活躍した「[[ガイウス>《魔光大帝ガイウス》]]・ユリウス・[[カエサル>《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]」だと思われる。

-[[進化]]でない[[単色]][[エンジェル・コマンド]]の冠詞は「精霊」となるはずだが、この[[カード]]は「聖霊」となっている。表記の際は間違えないようにしたい。
--おそらく[[アーマード・ドラゴン]]/[[サムライ]]の「○騎/○機」が「○鬼」に変化する性質から、[[エンジェル・コマンド]]/[[ナイト]]の組み合わせで元の「精霊」ではなく「聖霊」の文字に変化しているのだろう。

-漫画「SX」では[[白凰]]が[[勝舞>切札 勝舞]]戦で使用。姿は描写されてないが、[[《聖霊王アルカディアス》]]に進化した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#m01844a2]

|天雷の聖霊ユリウス VR 光文明 (6)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/ナイト 6000|
|W・ブレイカー|
|バトルゾーンに出た時または攻撃する時、次のいずれかひとつを選ぶ。|
|►自分の墓地からランダムな呪文1枚を手札に戻す。|
|►相手のクロスギア1枚を墓地に置く。|

[[DMPP-10EX]]で実装。[[ベリーレア]]になった。

呪文回収かクロスギア除去のどちらかを行うという性質はそのままだが、[[アタックトリガー]]だけではなく[[cip]]でも使えるようになり即効性を得た。
ただし、墓地からの呪文回収はランダムに選ばれるようになってしまった。

実装前の情報公開では、最も脅威度の高い[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]とコストが2離れているため、対策として成立しないのではとの声もあった。
実装後は、[[《邪眼銃士アレクセイ候》]]などでは対策できない「手札に2枚以上《マッハアーマー》を抱えられた状態」にも、[[cip]]と[[アタックトリガー]]の2回クロスギア除去で《マッハアーマー》を場に残さないで[[ビートダウン]]できることから、評価を持ち直した。

呪文回収が[[探索]]ではなくランダムになってしまったが、墓地に呪文が1種類しかない場面では運に左右されず回収できる。
[[《フェアリー・ギフト》]]で《天雷の聖霊ユリウス》を早出しして即座にその[[《フェアリー・ギフト》]]を回収、その後は再利用したい呪文だけを墓地に維持しておけば、かなり粘り強い戦いができる。

[[超次元]][[呪文]]全般、特に[[《超次元シャイニー・ホール》]]とは相性がいい。5マナ《シャイニー・ホール》→6マナ《ユリウス》cipで《シャイニー・ホール》を回収→次のターンに再度《シャイニー・ホール》を唱えアタックトリガーで回収、という流れで盤面制圧と盤面展開を兼ねられる。

**[[フレーバーテキスト]] [#c12ebd67]
-[[DMPP-10EX]]、[[DMPS-05]]&br;'''戦国武闘会を勝ち抜くために、黄昏の魔光と断罪の天雷は手を組む事にしたのだった。'''

**収録セット [#u6decb5c]
***[[デュエル・マスターズ]] [#i6b0a020]
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」>DMC-46]](2/35)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#df660442]
-CV:[[中西正樹]]
-illus.[[hippo]]
--[[DMPP-10EX 「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」>DMPP-10EX]]
--[[DMPS-05 「ナイツ・オブ・アルカディア」>DMPS-05]]

**参考 [#r333eaf8]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ナイト]]
-[[アタックトリガー]]
-[[呪文]]
-[[墓地回収]]
-[[クロスギア]]
-[[除去]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト6,エンジェル・コマンド,コマンド,ナイト,パワー6000,アタックトリガー,墓地回収,呪文回収,クロスギアメタ,除去,単体除去,墓地送り,W・ブレイカー,P,レアリティなし,hippo,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ナイト (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),cip (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),墓地回収 (デュエプレ),呪文回収 (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),クロスギアメタ (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),墓地送り (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),hippo (デュエプレ));
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