#author("2024-07-13T13:41:33+09:00","","") #author("2024-08-28T15:46:37+09:00","","") *《&ruby(てんしんようせい){天真妖精};オチャッピィ》 [#j3429778] |天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3)| |クリーチャー:スノーフェアリー 1000| |S・バック:自然| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。| [[DM-17]]で登場した[[自然]]の[[スノーフェアリー]]。 [[S・バック]]と、[[墓地]]の[[カード]]を[[マナゾーン]]に置ける[[cip]]を持つ。 [[cip]]で[[マナブースト]]できるので、単純に[[《青銅の鎧》]]のような働きができる。2ターン目の[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《未来設計図》]]から3[[ターン]]目にこの[[クリーチャー]]を出すと、無駄がなく綺麗につながる。 また、[[S・バック]]を持つことから、[[コスト踏み倒し]]で[[バトルゾーン]]に出すこともできる。 [[S・バック]]と墓地経由の[[マナブースト]]が強力な[[シナジー]]を形成しており、類似カードにありがちな「墓地にカードが1枚も無くて[[腐る]]」という難点を自身で解消している。 [[S・バック]]で相手の[[攻撃]]を利用して[[マナブースト]]できるので、自分の[[ターン]]での反撃につなげられる。 また、相手[[ターン]]中に出すことができれば、自分のターンには[[召喚酔い]]が解け、[[攻撃]]に参加できるので[[アタッカー]]にもなる。しかし、パワーが1000と低いため[[殴り返し]]には向かず、[[ブロッカー]]も持たないため、[[【速攻】]]対策としては少々力不足。 [[【速攻】]]で採用する場合は、[[《福腹人形コダマンマ》]]等で能動的に使用可能にするとより扱いやすくなるだろう。[[マナ進化]]とも相性がいい。 [[【速攻】]]のみならず、[[コントロール]]でも使用しやすい。後攻で始まった場合、[[【速攻】]]対策として優秀な[[ニンジャ・ストライク]]4を持つ[[シノビ]]が間に合わないことがあり、それらをギリギリで間に合わせつつ、[[殴り返し]]要員として使用可能となる。 後半においても[[マナ回収]]と合わせて間接的に[[墓地回収]]したりと、柔軟な動きで活躍してくれる。 [[ビートダウン]]・[[コントロール]]どちらにも採用可能なその[[汎用性]]はかなりのもの。この[[カード]]を採用できる[[デッキ]]は非常に多いだろう。 **他のカード・デッキとの相性 [#r4244a22] -[[【スノーフェアリー】]]でも候補に入る。[[S・バック]]が擬似[[墓地肥やし]]としても機能するので、[[《ダイヤモンド・カスケード》]]との相性は良好。その場合、[[S・バック]]でスノーフェアリーを捨て、墓地から使い終わった[[呪文]]などをマナにできると、[[《ダイヤモンド・カスケード》]]を出した際のマナの損失を減らせるため理想的。 -[[マナ回収]]の[[アタックトリガー]]を持つ[[《きぐるみ妖精ユッキー》]]との相性は抜群で、上記の[[《ダイヤモンド・カスケード》]]や[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]では[[回収]]できない[[《カラフル・ダンス》]]などを手軽に回収し再利用できる。 -この手の能力は「[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]に置く」というものが多いのだが、このカードは種類を問わない。そのため[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]などの[[マナ回収]]と組み合わせれば、クリーチャーや[[呪文]]のみならず、[[クロスギア]]や[[城]]でも[[回収]]して使い回すことができる。 -比較対象としては[[《再誕の社》]]か。あちらは呪文で2枚を[[マナ]]に置けるが、こちらは[[S・バック]]付きで、殴り手を用意できる点がある。 -難点は[[《ダイヤモンド・フォール》]]で強化しても[[W・ブレイカー]]を得られないことくらいか。 **環境において [#tac5e796] 登場当初は[[《母なる大地》]]などバトルゾーンに残った[[クリーチャー]]を再利用する手段が豊富で、[[《フェアリー・ライフ》]]がほとんど採用されず3ターン目に[[墓地]]に[[カード]]が溜まりにくい環境であり、能動的に盾を回収する[[カード]]も実用的でなかったため採用頻度は低めだった。 [[《青銅の鎧》]]の[[墳墓避け]]、あるいは5枚目以降の[[《青銅の鎧》]]のような感覚で使われていた。 [[神化編環境]]から[[ドラゴン・サーガ環境]]において[[【黒緑速攻】]]で使われた。[[【マッドロマノフワンショット】]]におけるマナブーストとしても利用された。[[【エンペラー・キリコ】]][[ミラーマッチ]]では、[[ランデス]]で落とされた[[《エンペラー・キリコ》]]本体を[[マナゾーン]]に復帰させる手段として1枚積みされていた。[[【ザビ・ミラキリコ】]]は[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]さえ捲れれば[[《エンペラー・キリコ》]]でのハズレが事実上存在しなくなるデッキであったため、枚数を2枚以上取る場合がままあった。 [[ドラゴン・サーガ環境]]から[[革命ファイナル環境]]にかけては[[【緑単サソリス】]]、[[【緑単ループ】]]に使用された。特に[[《ベイB ジャック》]]登場後から[[《桜風妖精ステップル》]]登場前の[[【緑単ループ】]]の場合は、こちらがゲーム中最初のマナブーストでもキルターンが変わらない、[[《神秘の集う遺跡 エウル=ブッカ》]]の[[龍解剤]]が残る、[[《S級原始 サンマッド》]]を使っての[[ワンショット]]プランに貢献できる、などから[[《霞み妖精ジャスミン》]]より優先され、当時[[《霞み妖精ジャスミン》]]全抜きの構築も珍しくなかった。[[《トレジャー・マップ》]]などの初動サーチ呪文から動くゲーム運びが当時主流で、墓地利用メタも殆ど環境に存在しなかったため、安定して初動マナブーストとして利用可能であった。 [[革命編環境]]では、自然系のデッキが[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】]]の圧倒的な速度に食らいついていくためのマナブーストとして重宝された。極論[[【イメンループ】]]や[[【緑単サソリス】]]はこれを[[《トレジャー・マップ》]]などで何枚かき集めるかの勝負であった。ここに[[《フェアリー・ライフ》]]と[[《フェアリー・シャワー》]]によるカウンターを加えれば、高確率で4ターン目の[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]着地が狙えた。また[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]が流行するにつれ、純粋なマナゾーンへの復帰手段としての性質も強まった。 しかし【緑単ループ】では[[《S級原始 サンマッド》]]の殿堂入り後、侵略元としての価値が下落したため、枠が余ったら1枚から2枚差す程度のカードに落ち着いている。[[【ボアロアックス】]]系統のデッキでも[[《桜風妖精ステップル》]]の登場後は龍解補助としてもあまり重視されなくなった。 [[超天篇環境]]では[[【赤緑サンマックス】>【サンマックス】#nc32f384]]や[[【サンマックスモルト】>【サンマックス】#y75392e8]]で使われることがあったが、[[超GR]]に[[コスト]]3の[[自然]]の[[GRクリーチャー]]を積めば侵略元に困らないため優先順位は低めであった。 2021年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂で[[【ゼロ・ルピアループ】]]が[[アドバンス]]の[[トップメタ]]に君臨すると、[[カウンター]]での[[マナブースト]]手段としてまた環境に見かけられるようになった。自分の[[《ゼロ・ルピア》]]2体と[[《希望のジョー星》]]存在下では0マナでの[[マナゾーン]]への[[墓地回収]]と化し、[[《困惑の影トラブル・アルケミスト》]]との複合で[[手札]]への[[回収]]もお手の物。 **アニメ・漫画において [#c7e15b03] -アニメ「デュエル・マスターズ キング」第15話の「[[カブト鬼]]vs[[うららか もも]]」でももの[[マナゾーン]]にこのカードが置かれていた。 同話の「[[切札 ジョー]]vsうららか もも」でもデッキに採用されており、[[《カラフル・ダンス》]]でマナゾーンに置かれた。 さらに次のターン[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]の[[代替コスト]]で2枚捨てられ、計3枚が[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]の[[進化元]]になった。 **その他 [#c3926f8a] -[[DMX-22]]版は[[S・バック]]の[[注釈文]]の末尾の「)」と、2つ目の[[能力]]の先頭の「■」が欠落している。 --[[イラスト]]は[[秋★枝]]氏による新規イラスト。金[[トレジャー]]などの[[クリエイターズコラボ]]の先駆けと言える。余談だが、《オチャッピィ》より少女の方が目立っている。 -見事なイカ腹をしたスノーフェアリーのイラストに定評がある。これは後のリメイク版の[[《完璧妖精オチャッピィX/「ちょこっトラップ!」》]]の、シェイプアップされたウエストのスノーフェアリーのイラストに繋がる。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91] |天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3)| |クリーチャー:スノーフェアリー 1000| |S・バック:自然| |バトルゾーンに出た時、自分の墓地からカード1枚をマナゾーンに置いてもよい。| [[DMPP-15]]で実装。 [[DMPP-24]]実装時に二度目の能力調整を受けて、TCG版と同じになった。 ***現在の仕様の再確認 [#ue60ccd9] -[[シールドチェック]]中、自分の手札に複数枚《天真妖精オチャッピィ》があったら可能な限り宣言できる。[[S・バック]]宣言したクリーチャーは召喚するまでを先に行い、それがすべて済んでから[[cip]]の[[解決]]に入る。 -相手のターン中、[[《円舞の使徒ラストル》]]などの効果で手札を捨てることができない状況において、[[シールドチェック]]で[[S・バック]]の確認画面に遷移しない(宣言できない)。 -[[《暴走龍 5000GT》]]などで[[召喚できない]]状況において、[[シールドチェック]]で[[S・バック]]の確認画面に遷移しない(宣言できない)。 -相手のターン中、「[[S・バック]]:自然」で[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]を捨てることになった場合、[[マッドネス]]は発動した上で《天真妖精オチャッピィ》が召喚される。 ***2024年1月25日メンテナンス前のテキスト [#k0ee8887] |天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3)| |クリーチャー:スノーフェアリー 1000| |各ターンの終了時、そのターン、自分のシールドゾーンから他の自然のカードを手札に加えていたなら、そのカードを捨て、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。(複数あるなら、その中からランダムに1枚)| |バトルゾーンに出た時、自分の墓地からカード1枚をマナゾーンに置いてもよい。| [[S・バック]]を疑似的に再現したテキスト効果で実装された。 ***当時の仕様 [#ia69c581] #region2(Ver.3.8.0以降[[S・バック]]に置き換わったので、以下の仕様はもう確認できない){{ //※Ver.2.12.0 //再検証 ※Ver.3.4.0 [[S・バック]]そのものではないため、挙動は一般的な「そうしたら」能力と同じ処理になっていると考えられる。 同等の効果の別カードでの検証は省略した。 -自分の手札に複数枚《天真妖精オチャッピィ》があったら、それぞれに召喚能力の使用宣言の確認がなされる。 --「能力を使うかの確認が入る」→「使うならそこで1体召喚される」→「召喚したことや出たことで誘発する能力が発動する」→「別の《オチャッピィ》に対する確認が入る」という手順となる。TCG版のように先んじてすべての宣言を終わらせてから解決に入るというわけではない。 -各ターンの終了時、捨てる候補のカードが手札からもうなくなっていたら、使用宣言の確認ダイアログが出ない。捨てる候補がある場合のみ能力を起動できる。 -相手のターン終了時、[[《円舞の使徒ラストル》]]などの効果で手札を捨てることができない状況において、手札を捨てようとした時点で''結果として手札を捨てなくてもコストを支払わずに召喚することができる''。(2023/06/27検証) --総合ルール101.3aに準拠した挙動となった。古いバージョンでは手札を捨てられないなら召喚もできなかった。 -[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]などで[[召喚できない]]状態でも、手札を捨てることができる。手札を捨てた後、召喚できないので効果を使った《天真妖精オチャッピィ》は手札にとどまる。(召喚が不発になる。2022/07/30検証) -相手のターン終了時、[[《緑神龍アーク・デラセルナ》]]などを捨てることになった場合、[[マッドネス]]は発動した上で《天真妖精オチャッピィ》が召喚される。 }} ***2023年6月28日メンテナンス前のテキスト [#p434a0b2] |天真妖精オチャッピィ UC 自然文明 (3)| |クリーチャー:スノーフェアリー 1000| |各ターンの終了時、そのターン、自分のシールドゾーンから他の自然のカードを手札に加えていたなら、そのカードを捨て、このクリーチャーをコストを支払わずに自分の手札から召喚してもよい。(複数あるなら、その中からランダムに1枚)| |バトルゾーンに出た時、自分の墓地からカードを探索し、1枚をマナゾーンに置いてもよい。| [[cip]]が[[探索]]だった。 **関連カード [#zf812f32] -[[《完璧妖精オチャッピィX/「ちょこっトラップ!」》]] -[[《トゲ刺しマンドラ》]] -[[《パーリ騎士》]] -[[《島廻の超人》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《野生設計図》]] --[[《フェアリー・ライフ》]]([[DMX-24]]) --[[《オチャメ・トラップ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m690ed52] -[[DMX-01]]、[[プライズ]]&br;'''[[闇>墓地]]より目覚め、[[恵みの大地>マナゾーン]]にいらっしゃいっ! ---天真妖精オチャッピィ''' -[[DMX-14]]&br;'''ずるい![[そんな方法>S・バック]]で出てくるなんて!''' -[[DMX-18]]&br;'''うーん、2回殴るのはやり過ぎだったかな...。 ---[[龍覇 サソリス>《龍覇 サソリス》]]''' -[[DMX-22]]&br;'''妖精は突然あらわれる。''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P68/Y11)、[[DMPP-15]]、[[DMPS-11]]、[[DMPB-05]]&br;'''攻めも守りもおまかせっだよ! ---天真妖精オチャッピィ''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P68/Y11)、[[DMPP-15]]、[[DMPS-11]]、[[DMPB-05]]、[[DMPD-08]]&br;'''攻めも守りもおまかせっだよ! ---天真妖精オチャッピィ''' **収録セット [#p10b4cb5] ***[[デュエル・マスターズ]] [#j05fdf21] -illus.[[Blankas]] --[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]](35/55) --[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]](62/84) --[[DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」>DMX-01]](25/40) --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](22a/38) --[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](78/84) --[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」>DMX-18]](19/50) --[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](G7/G10)([[ウルトラゴールデンカード]]) --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](84/98) --[[DMEX-12 「最強戦略‼︎ドラリンパック」>DMEX-12]](73/110) -illus.[[秋★枝]] --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]](37b/???) -illus.[[Tanru]] --[[プロモーション・カード]](P68/Y11) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e044936e] -CV:[[熊谷海麗]] -illus.[[Blankas]] --[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]] --[[DMPS-11 「ザ・ゴッド・サンクチュアリ」>DMPS-11]] --[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]] --[[DMPD-08 「自然単スノーフェアリー」>DMPD-08]] -illus.[[Tanru]] --[[プライズ]] **参考 [#m2b69268] -[[スノーフェアリー]] -[[S・バック]] -[[cip]] -[[墓地回収]] -[[マナブースト]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト3,スノーフェアリー,パワー1000,S・バック,S・バック:自然,cip,マナブースト,UC,アンコモン,Blankas,秋★枝,Tanru,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),スノーフェアリー (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),S・バック (デュエプレ),S・バック:自然 (デュエプレ),cip (デュエプレ),マナブースト (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Blankas (デュエプレ),Tanru (デュエプレ));