#author("2024-07-17T15:34:23+09:00","","")
#author("2024-09-18T16:57:12+09:00","","")
*《&ruby(ちりゅうせん){地龍仙};ロマネアース/&ruby(せん){仙};なる&ruby(だいち){大地};》 [#top]

|地龍仙ロマネアース SR 自然文明 (8)|
|クリーチャー:アース・ドラゴン 12000|
|''ガードマン''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚まで、タップしてマナゾーンに置く。|
|自分のターンの終わりに、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|仙なる大地 SR 自然文明 (6)|
|呪文|
|自分のクリーチャーを1体マナゾーンに置く。そうしたら、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出す。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[自然]]の[[アース・ドラゴン]]と[[自然]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 

[[クリーチャー]]側は[[cip]]により最大4枚[[タップイン]]で[[マナブースト]]できる[[ガードマン]]。[[ターン終了ステップ]]に[[呪文]]側を[[バトルゾーン]]に置いたまま[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]][[能力]]も持つ。

[[スマッシュ・バースト]]と似て非なる能力であり、[[誘発]]に[[攻撃]]の必要がないが[[ターン終了ステップ]]まで待つ必要がある。

呪文側は自分のクリーチャーを[[マナ送り]]し、[[そうしたら]][[マナ]]の枚数以下の[[コスト]]を持つクリーチャーを1体[[手札]]から[[踏み倒せる>踏み倒し]]。
[[プレミアム殿堂入り]]した[[《母なる大地》]]を思わせる[[能力]]だが、踏み倒す[[ゾーン]]は[[《緊急再誕》]]同様の[[手札]]からとなっている。[[《とこしえの超人》]][[《検問の守り 輝羅》]]などの[[メタ]]を貫通する一方、高コストの[[カード]]を[[手札]]にキープしておく必要があるため、[[マナゾーン]]からの踏み倒しに比べて[[要求値]]は高い。

6[[マナ]]の時に呪文側を[[手打ち]]すれば[[コスト]]7以下のクリーチャーを出せそうだが、早出しとして機能しているとは言い難い。(手札に2枚[[コンボパーツ]]がある前提なら[[《フェアリー・ギフト》]]などの劣化)
やはり基本的にはクリーチャー側の能力で唱え、コスト10以上の強力な[[ファッティ]]を[[着地]]させることを狙いたい。

踏み倒しに[[文明]]の制限はないため、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]なども(マナの枚数が足りていれば)出せる。「[[召喚]]によって[[出た時]]」の[[能力]]は使えないが、[[ロック]]を重視する場合は一考の余地あり。
それらに加えて、同じく文明を指定しない[[パワー12000以上]]サポートの[[《ジャンボ・ラパダイス》]][[《ボント・プラントボ》]]などを投入すれば、[[デッキ]]として成り立つ。

**ルール [#rule]
-ターンの終わりに[[呪文]]側を唱える際、この[[クリーチャー]]自身を[[マナゾーン]]に置くことができる。
[[バトルゾーン]]にある[[ツインパクト]][[クリーチャー]]の[[呪文]]側を唱える場合、[[呪文]]側のコピーを生成してそれを唱えるため、[[バトルゾーン]]にあるこの[[クリーチャー]]は[[保留状態]]にならない。

-「自分のターンの終わりに」が[[待機]]している間に[[進化]]や[[退化]]で別のツインパクトカードになっていれば、その状態の呪文側を唱えることができる。
--例えば《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》が2体あり、1体目の効果で《仙なる大地》として唱え《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》の上に[[《超幽龍アブゾ・ドルバ/切り札をねらう悪魔!!》]]を乗せ、2体目の効果で《仙なる大地》ではなく《切り札をねらう悪魔!!》として唱えることができる。

**他のカード・デッキとの相性 [#combo]
-[[ツインパクト]][[ドラゴン]]かつ[[パワー12000以上]]なのでサポートが豊富。
同弾で成立した[[【キャベッジ・セッションズ】]]でも登場以来重宝されている。
--この要素があるので[[《獰猛なる大地》]]や[[《最強虫 ナゾまる》]]とはあまり競合しない。

-[[【ミステリー・キューブ】]]の[[踏み倒し]]先としても一級品。序盤に出せば大量[[マナブースト]]、終盤に出せば[[ファッティ]]の踏み倒しに繋がり[[腐る]]場面が少ない。

-[[《龍装者 ジスタジオ》]]と相性が良い。このクリーチャーが[[バトル]]に負けた時以外で[[離れなく>離れない]]なるため、[[マナ送り]]を無視して《仙なる大地》を唱え放題になる。
--ただし、[[マナ]]が増えにくくなったことで逆に損をする可能性もあるので注意。
--[[【キャベッジ・セッションズ】]]の代表的な[[コンボ]]だが、変わったところでは[[《桜舞う門出》]]でもこの2体を同時に揃えられる。

-コスト8なので[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]とも好相性。大幅なマナ補充ができる。

-[[【5色ジャックポット・エントリー】]]で使う場合、最速4ターン目の[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]詠唱で呼び出したこれでマナを伸ばしてから[[《地封龍 ギャイア》]]を早出しするという使い方ができる。手札0からの[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]での[[今引き]]に掛けるという手もあるが、ただ単に適当な[[クリーチャー]]の[[cip]]で[[アドバンテージ]]を取ること目当てで[[コスト踏み倒し]]を使っても良いかもしれない。足止め系の[[S・トリガー獣]]が場に残った時に適当な[[除去]]持ちを呼び出せると、[[シールド]]0枚の状況でも返しの[[ダイレクトアタック]]を未然に防ぐことができる。

-ただでさえ準備段階でリソースを消費するため、工夫しないと折角巨大クリーチャーのコスト踏み倒しができてもジリ貧になる恐れがある。そこで、[[《海龍神クリスド》]]で[[手札]]を補充するという手がある。後続もドラゴンであれば大量ドローの対象になる。問題は、[[息切れ]]しかけた状態で[[《海龍神クリスド》]]を呼び出しても最初は手札枚数が足りずそちらの[[呪文ロック]]が十分に働かないというところだろう。

-[[アドバンス]]になるが[[《メンデルスゾーン》]]→[[《インフェル星樹》]]→これの2→5→8→13で、4ターン目の終わりにコスト13以下のクリーチャーを手札から出せる。[[ドラゴン]]基盤なら[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[《海龍神クリスド》]][[《龍世界 ドラゴ大王》]]など踏み倒し先は選り取り見取り。特に[[全体除去]]と強力なロックを持つ[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]を早期に出す動きが安定するなら、[[【速攻】]]系統に対して遅れを挽回できる。[[コマンド]]や[[ドラゴン]]の[[侵略]]持ちを重用する[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]にとっては悪夢のようなゲーム運びとなるだろう。

**環境において [#metagame]
登場から[[【ミステリー・キューブ】]]や[[【キャベッジ・セッションズ】]]に採用される。

[[【黒単アビスロイヤル】]]の強化や[[【絶望神サガループ】]]の成立に伴って一時は大きく数を減らしたが、[[DM23-RP1]]期には再びこのカードを4枚採用した【キャベッジ・セッションズ】が[[CS>チャンピオンシップ]]上位入賞を果たした。

[[王道篇環境]]では[[オリジナル]]の[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]が主な居場所。
[[王道篇環境]]では[[オリジナル]]の[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]が主な居場所。[[《キャベッジ・セッションズ》>《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》]]→これ→[[《イチゴッチ・タンク》>《イチゴッチ・タンク/レッツ・ゴイチゴ》]]が必勝パターンの一つで、そうなればターン終了時の呪文側詠唱で[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]→[[《地封龍 ギャイア》]]と連鎖することができ、後はほぼ勝ったも同然である。
**その他 [#note]
-[[クリーチャー]]側は[[《龍仙ロマネスク》]]、[[呪文]]側は[[《母なる大地》]]が意識されている。[[極神編]]でバランスブレイカーだったこの2枚の[[コンボ]]を元にしたカードと思われる。
--元の[[コンボ]]は[[《龍仙ロマネスク》]]によって[[アンタップイン]]でブーストしたマナから、同じ[[メインステップ]]中に[[デメリット]]発生前に大型を出すものだったが、《地龍仙ロマネアース》はそもそもデメリットはなく、クリーチャーを出すタイミングも[[メインステップ]]や[[攻撃ステップ]]が終わってからである。

**関連カード [#card]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[《トップ・オブ・ロマネスク》]]
-[[《最強虫 ナゾまる》]]
-[[《原初の決闘者 アダム》]]

-[[《母なる大地》]]
-[[《緊急再誕》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM22-EX1]]&br;'''[[仙界]]にて[[ロマネスク>《龍仙ロマネスク》]]は5つの[[文明]]の力を持つ5体の姿である。彼らは必要に応じた1体となり降臨する。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](14/130)
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](14/60)

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[ガードマン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[ターン終了ステップ]]
-[[唱える]]
-[[マナ送り]]
-[[コスト踏み倒し]]

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[[公式Q&A]]

-クリーチャー側3つ目の能力について

>Q.''《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》''の「出た時」の能力でマナゾーンにカードを置く際、置く枚数はいつ決めますか?&br;1枚目を置いてから、2枚目をマナゾーンに置くかどうか決められますか?
A.能力を解決しはじめた時点で、何枚のカードをタップしてマナゾーンに置くかを相手に伝える必要があります。その後、実際に効果を処理する際、置くと決めた枚数分が山札から同時にマナゾーンに置かれるため、1枚ずつ置くカードを確認することはできません。&br;例として、4枚置くことにした場合、その4枚は同時に山札からマナゾーンへ移動し、処理の途中で置く枚数を変えることはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42521]](2022.12.16)

-クリーチャー側4つ目の能力について

>Q.''《地龍仙ロマネアース/仙なる大地》''の「自分のターンの終わりに」の能力で自身の呪文側を唱える際、この''《地龍仙ロマネアース》''自身をマナゾーンに置けますか?
A.はい、自身もマナゾーンに置けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42376]](2022.10.28)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト8,アース・ドラゴン,ドラゴン,パワー12000,ガードマン,T・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,ターン終了時,呪文側を唱える,コスト踏み倒し,呪文,コスト6,自己マナ送り,マナゾーンのカードの枚数以下,SR,スーパーレア,RUI MARUYAMA);