#author("2024-03-25T17:06:24+09:00","","")
#author("2024-04-10T15:50:31+09:00","","")
*《&ruby(ゆうじょうちりゅう){友情地龍}; ルピア・ターン》 [#top]

|友情地龍 ルピア・ターン UC 火/自然文明 (3)|
|クリーチャー:ファイアー・バード/グリーン・コマンド・ドラゴン 4000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。その後、カードを1枚、自分のマナゾーンから山札の上に置く。|

[[DM23-BD4]]で登場した[[ファイアー・バード]]/[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]。

[[cip]]で[[タップイン]]による2[[マナブースト]]を行い、その後[[マナゾーン]]から1枚[[山札の上]]に置く。

[[マナ回収]]として使う場合は1ターンのタイムラグが難点だが、山札の上に置くおかげで[[ハンデス]]にさらされることはない。

//多い構築だと[[多色]]が[[メインデッキ]]の5割程度になる[[【モルト NEXT】]]で[[山札の上]]に次の[[ターン]]に使う[[単色]][[マナ]]要員が仕込めるのは優秀。
//色事故ケアを目指すために多色カードを推奨するのは矛盾している。というかそのデッキでコスト3多色は《栄光》がマストで4枚入るから《ルピア・ターン》は5枚目以降かそもそも0枚採用では?

[[《メンデルスゾーン》]]を最良の動きとした[[ドラゴン]]軸での採用を考えると、そちらには[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]も4枚入るため、入れるとしても9枚目以降である。
入れた場合のメリットとして、このカードはマナが伸び切った後でも[[《ボルシャックライシス・NEX》]]などの効果をサポートするコンボパーツとして機能するのが利点。

課題となるのは[[ドラゴン]]軸に入れる枠があるのかという点。カードとしてドラゴンでコスト3初動には[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]][[《オールイン・チャージャー》>《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》]][[《「爆流秘術、暴龍の大地!」》>《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]][[《お清めシャラップ》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]とライバルが多数存在する。

《メンデル》《栄光》を引けなかった場合には最低限の代役をこなせる初動の役割を持ちつつも、中盤以降には[[山札操作]]兼[[マナ回収]]できるというスイッチをどこまで評価するかが鍵となる。
あるいは、[[ビッグマナ]]ドラゴンで次のターンのアンタップマナを疑似的に固定しながらブーストできるという使用感がどこまで実戦で役立つかで検証が必要だろう。

[[ドラゴン]]をあくまでおまけとして見る視点を持つ必要性もあるだろう。
コスト3の自然のクリーチャーであることから、[[【4色サンマックス】>【サンマックス】#we7ec442]]にて初動兼[[《S級原始 サンマックス》]]の侵略元として利用価値がある。
[[【青黒赤緑レッドギラゾーン】]]のような[[コマンド]][[基盤>マナ基盤]]にも適性があり、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の攻撃不可のデメリットを受けない[[火]]の初動[[マナブースト]]となる。[[《運命の選択》]]や[[《キユリのASMラジオ》]]にも対応しており、マナに落ちたそれらを即座に疑似回収できるのも利点。前者は手札から見せるカードとしての役割も兼ねられる。

**環境において [#tcbe183a]
やはり3コスト多色のドラゴン基盤仕様のマナブーストとして控えめな性能なことから、少なくとも[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期時点では、[[【モルト NEXT】]]に偶に[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]での捲りのサポートを兼ねたマナブースト手段として入る程度。基本は事前予想通り、《メンデル》、《栄光》に次ぐ9枚目以降の枠であることには変わりはない。

念のため補足だが、この時点でのこのカードは2750円の構築済みデッキで1枚しか手に入らない入手難カードということからシングル価格も高くなってしまい、あまり考察が進んでいない可能性があることには留意したい。

[[《革命の絆》]]とは、自分のターンに出しておけば直後のターンの[[革命0トリガー]]の下敷きの仕込みとして機能し、相手のターンに[[革命0トリガー]]でこのクリーチャーが偶然下敷きになった場合には[[今引き]]固定で逆転のプランを立てやすいと二重で相性が良い。[[DM23-EX3]]期で[[《革命の絆》]]と《友情地龍 ルピア・ターン》のセットは[[【モルト NEXT】]]において少なくない頻度で見る組み合わせとなっている。

[[DM24-SD1]]・[[DM24-SD2]]・[[DM24-SP1]]期オリジナルCSで優勝したドラゴン基盤の[[【白赤緑モモキングRX】>【モモキングRX】]]に4枚採用されていた。

**他のカード・デッキとの相性 [#jab3ad20]
-小規模なコンボには、先に[[《龍世界 〜龍の降臨する地〜》]]を張り次のターンに《友情地龍 ルピア・ターン》で仕込むというものもある。

-[[青赤緑]]では3→5の加速と[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]など[[ビビッドロー]]の仕込みを両立できる。最速<ビビッドロー>[水/火(4)]狙いではマナが1余るが、次のターンに多色をチャージしてもマナが足りるのはありがたい。

-コスト5に使いたいカードが集まる[[《ドラゴンズ・サイン》]]軸[[【白青赤緑ドラグナー】]]では、1〜2ターン目に多色をチャージし、3ターン目に単色チャージして《友情地龍 ルピア・ターン》を召喚し3→5の[[マナカーブ]]を作りながら、このターンに埋めた単色を次のターン用のアンタップイン目的で山札に戻して再チャージする立ち回りができる。
2ブーストが成功すれば次のターンで多色埋めあるいはチャージ放棄でも5マナ使える状態にする[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]とは一長一短。コスト6の[[《最終龍覇 ロージア》]]や[[《炎龍覇 グレンアイラ》>《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]などの素召喚を重視する場合は《栄光・ルピア》が優先される。

-[[《ブランド <NEXT.Star>》]]は[[B・A・D]]込みで5マナ時点から動き出せるので、3→5の動きに色事故防止しながら《ルピア・ターン》が進化元になるというシナジーがある。手札に単色マナが確保されているならマナゾーンから[[《ブランド <NEXT.Star>》]]をトップに固定した[[マナ回収]]にも使える。

-[[【青黒赤緑邪王門】]]にも向いている。序盤は真っ当なリソース系して利用し、攻撃開始時には[[山札操作]]を[[《百鬼の邪王門》]]に活かすという寸法である。自身のパワーも4000あるため、[[《百鬼の邪王門》]]で捲れた場合もバトル要員としてある程度美味しい。

**その他 [#v36f2e04]
-存在しているかはさておき、これまで非ドラゴン軸で1ブーストするクリーチャーとして[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を採用していたデッキなら総入れ替えが検討できる、便利な単体性能である。
--細部は異なるがやっていることは「3マナで[[コマンド・ドラゴン]]で下準備なしにマナが伸びる[[《ノーダンディ・ネギオ》]]」であり、随分と隔世の感がある。

-種族構成は、色名コマンド・ドラゴンとそちらではない文明の文明種族であり、名前の元ネタと思われる[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]の「[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[スノーフェアリー]]」を踏襲している。

//**[[サイクル]] [#cycle]
//-[[《》]]
//-[[《》]]
//-[[《》]]

**関連カード [#related]
-[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]

-[[《摩破目 ナトゥーラ・トプス/ストンピング・ウィード》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-BD4]]&br;'''[[龍>ドラゴン]]と[[龍を愛するきみ>プレイヤー]]のために音楽を。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Tanru]]
--[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](8/60)

**参考 [#reference]
-[[ファイアー・バード]]
-[[グリーン・コマンド・ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[山札操作]]
-[[ルピア]]

&tag(クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト3,ファイアー・バード,グリーン・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー4000,cip,マナブースト,マナタップイン,山札操作,ルピア,終音「ん」,・,UC,アンコモン,Tanru);