#author("2023-10-15T21:22:40+09:00","","")
#author("2023-10-15T21:43:32+09:00","","")
*《&ruby(バンナイトカーニバル){卍夜の降凰祭};》 [#s01b8ae6]

|卍夜の降凰祭 MSS 闇文明 (8)|
|呪文|
|無月の門・終:この呪文を、コストを支払うかわりに、自分の魔導具をバトルゾーンと墓地から2つずつ選び、好きな順序で自分の山札の一番下に置いて、唱えてもよい。|
|自分の山札、手札、墓地のいずれか、あるいはすべてを見る。その中から自分のドルスザク・クリーチャーを1体と魔導具を4枚まで選んでもよい。そうしたら、そのドルスザクをそれら魔導具の上に重ねてバトルゾーンに出す。こうして山札を見たら、シャッフルする。|

[[DMEX-07]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[バトルゾーン]]と[[墓地]]の[[魔導具]]を2つずつ[[山札送り]]にすることで、この[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]できる能力「[[無月の門・終]]」と、[[山札]]か[[手札]]か[[墓地]]のいずれかから[[ドルスザク]]1体を[[コスト踏み倒し]]する能力を持つ。このようにして踏み倒したドルスザクの下には0〜4枚の魔導具を置くことができる。

[[コスト踏み倒し]]可能な[[ドルスザク]]・[[クリーチャー]]にはもちろん[[マスター・ドルスザク]]も含まれる。
ただし、[[クリーチャー]]であることが条件であるため[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]や[[《卍魔刃 キ・ルジャック》]]など[[クリーチャー]]ではない[[ドルスザク]]を[[バトルゾーン]]に出すことは出来ない。

[[ドルスザク]]の下に重ねる[[魔導具]]に[[クリーチャー]]の指定はないので[[魔導具]]・[[呪文]]でもよい。
また、「選んでもよい」と書かれているため別に[[魔導具]]を重ねて出さなくてもよい。
ただし、この[[呪文]]を[[無月の門・終]]で[[コスト踏み倒し]]する場合、[[バトルゾーン]]に存在する[[魔導具]]が2体必要なため、[[魔導具]]・[[クリーチャー]]が必要不可欠である。
その後、[[DMEX-19]]にて[[マフィ・ギャング]]に[[魔導具]]を[[種族追加]]する[[《魅力医 ミョウオウ》]]が登場。[[マフィ・ギャング]]・[[オーラ]]を[[魔導具]]として扱えるようになったため、《魅力医 ミョウオウ》以外の[[魔導具]]・[[クリーチャー]]が必須ではなくなった。ただし[[魔導具]]が[[種族追加]]されるのは[[バトルゾーン]]と[[墓地]]だけなので、この[[呪文]]で[[魔導具]]をもともと持っていない[[マフィ・ギャング]]を呼び出す事はできない。

**特徴 [#y057a613]
一見すると、[[魔導具]]が[[バトルゾーン]]と[[墓地]]に2つずつあるなら[[無月の門]]の条件を満たしているため、あえてこの[[呪文]]を使って[[コスト踏み倒し]]する必要があるのか?と思うかもしれない。しかし、実際には《卍夜の降凰祭》を使うことによる[[メリット]]は多く存在する。

:[[山札]]から[[ドルスザク]]を出せる|
[[無月の門]]で出せるのは[[手札]]または[[墓地]]からである。[[無月の門・終]]の場合は[[リクルート]]もできるため、[[シールド]]、[[封印]]、[[マナゾーン]]に埋まらない限りどこからでも出すことができる。[[《魔凰 デ・スザーク》]]のように特定の相手以外には効き目の少ない[[カード]]も[[銀の弾丸]]として使いやすくなる。
後に[[無月の門]]を持たない[[ドルスザク]]として、[[DMBD-22]]で[[《龍月 ドラグ・スザーク》>《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]、[[DM23-EX2]]で[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]が登場した。それらの着地サポートとして利用できる。

:[[無月の門・絶]]、[[虚無月の門]]の[[ドルスザク]]を[[無月の門]]であるかのように使える|
[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を[[魔導具]]合計4枚で、[[《卍 ギ・ルーギリン 卍》>《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》]]を[[魔導具]][[呪文]]を唱えずに、[[コスト踏み倒し]]することができる。

:[[ドルスザク]][[の下]]に置く[[カード]]を選択できる|
《卍夜の降凰祭》だと、[[山札]]・[[手札]]・[[墓地]]から、その時点で必要ではなくなった[[カード]]をピンポイントで[[ドルスザク]][[の下]]に置くことができるため[[山札圧縮]]になる。
その上、[[山札]]の残りが不安なら[[ドルスザク]][[の下]]に置かないことで山札回復にもなる。

:[[コスト]]8の[[呪文]]を[[代替コスト]]で[[唱えられる>唱える]]|
[[呪文]]を[[唱えた>唱える]]ことで[[トリガー]]する[[能力]]と組み合わせることができる。
[[《追憶人形ラビリピト》]]は、「[[コスト]]8以上の[[呪文]]を[[唱えた>唱える]]時」にも反応するため、[[無月の門]]ではなく《卍夜の降凰祭》を使った場合でも反応する。
「[[無月の門・終]]」は[[無月の門]]に含まれるので、[[ムーゲッツ]]の「自分の「[[無月の門]]」[[能力]]を使った時」も反応する。

:同名5枚目以降の[[ドルスザク]]として機能する|
出したい[[ドルスザク]]を引けたり[[墓地]]に置けたりしたならそのまま[[無月の門]]で、《卍夜の降凰祭》を引いたなら[[無月の門・終]]で[[山札]]から出したい[[ドルスザク]]を出すことができる。

:使うタイミングが「自分の[[魔導具]]を[[バトルゾーン]]に出した時」に限定されない|
[[無月の門]]では「[[クリーチャー]]を出す時」にしか使用宣言できない。
《卍夜の降凰祭》だと、先に[[魔導具]][[クリーチャー]]が2体ある状態で、後から[[墓地]]に[[魔導具]]が2枚確保できたときにも[[コスト踏み倒し]]できる。

:「[[無月の門]]」を持たない[[ドルスザク]]も出すことができる|
[[DMRP-18]]にて[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]、[[DMBD-22]]で[[《龍月 ドラグ・スザーク》>《龍月 ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》]]、[[DM23-EX2]]で[[《頂上混成 ガリュディアス・モモミーズ'22》]]など、後に[[無月の門]]を持たない[[ドルスザク]]が登場した。それらの着地サポートとして利用できる。

**その他 [#nc3334d3]

-[[ドルスザク]]をそれら[[魔導具]]の上に重ねてバトルゾーンに出す時、ドルスザクの[[cip]]は使えるが、魔導具のcipを使うことは出来ない。「バトルゾーンに出すと同時に重ねる」からである。

-[[無月の門]]およびその派生[[能力]]が[[ドルスザク]]を[[召喚]]する[[能力]]なのに対し、この[[呪文]]で出した[[ドルスザク]]は[[召喚]]扱いにならない。[[《異端流し オニカマス》]]等に見られる「[[召喚]]以外の方法で[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した時」とある[[コスト踏み倒しメタ]]には引っかかるので、無視できない[[デメリット]]である。


-[[無月の門]][[能力]]を持ちながらも[[種族]]に[[ドルスザク]]を持たない[[《無明夜叉羅ムカデ》]]や[[《黒目龍竜》]]は残念ながら[[コスト踏み倒し]]の対象外となる。

-残り0マナの状態からコスト8以上の呪文を''唱える''ことができるので、[[《追憶人形ラビリピト》]]を召喚したターンに[[オールハンデス]]させることができる。《ラビリピト》は魔導具ではないために[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の早出しには貢献できなかったという問題を緩和できる。
--ちなみにこの呪文でコスト8以上の[[ドルスザク]]を踏み倒してもそれは''召喚''に当て嵌まらない為、《ラビリピト》の[[オールハンデス]]は再発動しないので注意。[[《アクア闘士 サンダーボルト》]]の[[置換効果]]で即座に手札補充された際に該当する。
[[誘発型能力]]の[[《宣凶師ドロシア》]]や[[《貝獣 パウアー》]]は、非ターン・プレイヤーの能力なので、《ラビリピト》のストックを使い切ってからドローが行われる。

**関連カード [#m8d15bfa]
-[[《卍 デ・スザーク 卍》]]
-[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#e0e9289e]
//-[[]]&br;''''''


**収録セット [#m8d15bfa]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[shosuke]]
--[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」>DMEX-07]](M6/M12)

**参考 [#yc66bb32]
-[[呪文]]
-[[無月の門・終]]
-[[山札]]
-[[手札]]
-[[墓地]]
-[[見る]]
-[[ドルスザク]]
-[[クリーチャー]]
-[[魔導具]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[マスター必殺カード]]
-[[【デ・スザーク】]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.''《卍夜の降凰祭》''の効果で、進化クリーチャーである[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]をバトルゾーンに出せますか?
A.バトルゾーンに進化元となるレクスターズ、水のクリーチャー、または闇のクリーチャーがいる場合、そのクリーチャーの上に魔導具を重ねた状態で[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]をバトルゾーンに出せます。選んだ魔導具が複数枚ある場合、それらは好きな順番で重ねて進化元クリーチャーの上に置き、最終的に重なる順番は、一番下が進化元となったクリーチャー、その上に''《卍夜の降凰祭》''で選んだ魔導具、一番上に[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]となります。&br;なお、進化元がいない場合、[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]はバトルゾーンに出せず、選んだカードはすべて元あったゾーンにとどまります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39884]](2021.6.25)

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト8,無月の門・終,無月の門,ドルスザクサポート,魔導具サポート,コスト踏み倒し,リアニメイト,重ねる,シャッフル,MSS,マスター必殺カード,shosuke);