#author("2025-05-25T11:12:52+09:00","","")
#author("2025-05-25T11:23:59+09:00","","")
*《&ruby(じゅうよんばんりゅう){十四番龍}; アクロスラピュタズ &ruby(パー){Par};&ruby(スカイ){青天井};》 [#top]

|十四番龍 アクロスラピュタズ Par青天井 SR 自然文明 (14)|
|クリーチャー:ジャイアント・ドラゴン 19000|
|''シンパシー'':相手のマナゾーンにあるカード(相手のマナゾーンにあるカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない)|
|''マッハファイター''|
|''Q・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにあるエレメントを1つと、その持ち主のマナゾーンにある、それよりコストが小さいエレメントを1つ選び、それらを入れ替えてもよい。|

[[DM25-RP1]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント・ドラゴン]]。

相手の[[マナ]]の枚数だけ[[コスト軽減]]できる超大型[[クリーチャー]]。
[[マッハファイター]]を持ち、[[アタックトリガー]]で敵味方不問の単体[[マナ送り]]&対象とされたカードの持ち主の[[マナゾーン]]から[[踏み倒し]]を行うことができる。

[[踏み倒し]]能力は[[《母なる聖地》]]に近く、[[マナ送り]]の対象となった[[エレメント]]未満のコストを持つカードを踏み倒せる。そのため、このカード自身を対象に選べば自分の[[マナゾーン]]にあるコスト13以下のエレメントを何でも1つ出せる。
かの[[《母なる大地》]]のように相手の[[エレメント]]も選べるが、その場合も必ず[[踏み倒し]]先が相手の[[マナゾーン]]に無くてはならないことに注意。

入れ替え対象が[[エレメント]]であるため、仮に相手がクリーチャーは重量級しか入れていなかったとしても、[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]や[[《ジャスミンの地版》]]などの小型[[非クリーチャー]][[エレメント]]を採用しているなら、フィニッシャーをマナに埋めたそれらに変換させてしまうこともできる。

[[シンパシー]]により相手と自身のマナが合計14枚以上あれば[[召喚]]できる。[[【ビッグマナ】]][[ミラー]]であればお互い7マナに到達する頃には召喚可能だが、相手が一切[[マナブースト]]を用いない場合はその分使いにくくなる。
[[コントロール]]が6〜7マナも溜める頃には[[コスト踏み倒しメタ]]も[[フィニッシャー]]も立てられているだろう。これ自身の[[シンパシー]]もその後の入れ替えも[[コスト踏み倒しメタ]]に狩られかねない。
[[速攻]][[デッキ]]など3〜4マナから伸びない相手には10[[コスト]]以上かかることになり、かなり出すのが困難になるだろう。
素出しを前提にするなら[[メタゲーム]]上の[[デッキタイプ]]に[[マナ加速]]するものがどれだけあるか考えて採用を検討したい。
[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]の[[コスト軽減]]にも対応しておりその場合は計10枚以上と幾分か緩くなるので併用するのも手。

**ルール [#gf556cc7]
-[[シンパシー]]を[[デュエパーティー]]などの多人数ルールで使用する際は、自分以外のプレイヤーいずれか1人を指定し、そのプレイヤーの[[マナゾーン]]の枚数を参照する。
相手プレイヤー全員の[[マナ]]枚数の合計を参照して大幅減することはできない。
とはいえ、[[相手依存]]の[[デメリット]]が小さくなりがちな[[デュエパーティー]]の仕様上相性は良い。
-バトルゾーンでアンタップ(タップ)状態のカードを入れ替える場合、入れ替え相手のマナゾーンでの位相は考慮せず、マナゾーンのカードがアンタップ(タップ)状態でバトルゾーンに出る。マナゾーンのカードについても同様。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46602/]])
-バトルゾーンの多色カード((公式Q&Aでは「多色クリーチャー」と書かれているが、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]のようなクリーチャーとしては非多色でもカードとして多色である場合を考慮するとこちらの方が正確である。))を入れ替える場合、入れ替え相手のマナゾーンでの位相は考慮せず、タップ状態でマナゾーンに置かれる。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46601/]])
-上下逆さまの[[フィールド]]とクリーチャーを入れ替える場合、両者はそれぞれアンタップ状態でそれぞれのゾーンに置かれる。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46600/]])
--上下逆さまのフィールドを別のフィールドと入れ替える場合については裁定が存在しない。入れ替えについて定義している[[総合ルール]]701.26aは「入れ替える効果によって''クリーチャー''をバトルゾーンに出す場合、入れ替えられた''クリーチャー''は入れ替える前の''クリーチャー''の位相と状態を引き継ぎます」としており、位相を持つ非クリーチャーに関して定義されていない。

**他のカード・デッキとの相性 [#ib646c5f]
-[[【イミッシュ・イツァヤナ】]]での採用が検討できる。
[[《イミッシュ・イツァヤナ》]]の能力なら運次第で莫大なコストを最初から支払わずに出すことができ、[[《幻影 ミスキュー》]]の能力で[[マナゾーン]]に送られた《イツァヤナ》や《ミスキュー》を[[アタックトリガー]]によって再利用できる。

-このクリーチャー自身も入れ替えが可能。名目コストが14と高いため、[[《ブラキオ龍樹》]]などの大型フィニッシャーと交換できる。
ただし、入れ替えの都合上交換先のアタックトリガーを使えない事には注意。

-軽減の条件は異なるが、[[《九番龍 ジゴクバンカー Par459》]]とは相性が良い。
入れ替えに使った《ラピュタズ》を拾うことができ、《ジゴクバンカー》自身もコストが12なので入れ替えの弾として使える。

-敵の[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]との相性は最悪。
コスト僅か2の《同期》を選ぶことを強要され、[[メガ・ラスト・バースト]]による[[攻撃]]の阻止すら発生しうる。
--逆に相手[[マナゾーン]]にある《同期》は、選ぶ必要はない。詳しくは[[可能ならこのクリーチャーを選ぶ]]を参照。
--相手マナゾーンにコスト1の[[エレメント]]が存在しなければ選べる組み合わせが存在しないため「[[可能ならこのクリーチャーを選ぶ]]」に強要されないと考えられるが、厳密には裁定不明である。

**環境において [#o33bb7fb]
[[【白青黒緑ペテンシーフシギバース】]]が成立してからはそちらの確定枠として使われる様になった。
[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]のコスト軽減と相性がいいのは勿論、フィニッシャーである[[《大樹王 ギガンディダノス》]]側は[[マナ送り]]方式[[オールハンデス]]で、《アクロラピュタズ》側は自身のアタックトリガーで相互に着地を補助できる。
また、[[ミラーマッチ]]に強いというのもメリット。[[シンパシー]]が達成されやすいかつ相手の《ギガンディダノス》・[[《ブラキオ龍樹》]]が着地してしまっても[[マッハファイター]]と[[アタックトリガー]]であっさり除去できてしまう。
また、[[ミラーマッチ]]に強いというのもメリット。相手の《ギガンディダノス》・[[《ブラキオ龍樹》]]が着地してしまっても[[マッハファイター]]と[[アタックトリガー]]であっさり除去できてしまう。

他にも、[[【トリガーデリート】>【ターボデリート】]]や[[【白ガイアッシュ覇道】]]でも使われる。

**その他 [#o9fc1692]
-[[Jチェンジ]]以来の、マナゾーンと[[入れ替える]]テキスト。[[「母なる」呪文>《母なる大地》]]と違い、どちらか片方でも移動先のゾーンに正しく移動させることができない状況であればこの能力は失敗する。
バトルゾーンに[[《若き大長老 アプル》]]等がいて[[マナゾーン]]のカードが動かなくなっている状況で、[[マナ送り]]だけを行うことはできない。逆も同様。

-青天井とは、スカイ(sky)の読みが示す通り青空を天井に見立てたものだが、取引における相場の上限がないことも指す。[[カード名]]に途方もない数値を含む[[ラウンドナンバーズ]]と「ゴルファン財団」の要素を兼ね備えた見事なネーミングである。

-イラストには細部の異なるドラゴンが4体いる。名前が「ラピュタ''ズ''」と複数形になっている通り、複数体で1つのコースを形成している[[クリーチャー]]である。
--コースとしては右側にいる1本角→一番奥の2本角→左側の3本角→手前の4本角と順に進んで行く模様。他にも頭の上にあるのはすべてのコースを制覇した優勝者に送られるトロフィーだが優勝者はおらず汚れているイメージや、各部のクリスタルで浮遊しているという設定がSENNSU氏の[[X(旧Tiwitter)>https://x.com/sennsu_/status/1916870325628813807]]にて語られている。
---「ラピュタ」自体は元々『[[ガリバー>《大神砕シンリョク・ガリバー》]]旅行記』に登場する浮遊島であるが、「クリスタルで浮遊している」という設定、およびそれらしき結晶がイラスト上で青く描かれていることからすると、『天空の城ラピュタ』が直接の元ネタになっているものと思われる。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《母なる大地》]]
-[[《母なる聖地》]]

***[[ラウンドナンバーズ]] [#t200fac2]
-''Prev''
--[[《十番龍 オービーメイカー Par100》]]
--???

-''Next''
--???
--[[《十八番龍 エターナルグリーン ParLife》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM25-RP1]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[SENNSU]]
--[[DM25-RP1 「王道W 第1弾 邪神vs邪神 ~ソウル・オブ・ジ・アビス~」>DM25-RP1]](S7/S11)(㊙6/㊙24)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ジャイアント・ドラゴン]]
-[[シンパシー]]
-[[マッハファイター]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[マナ送り]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[入れ替える]]

-[[ラウンドナンバーズ]]

&tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト14,ジャイアント・ドラゴン,ジャイアント,ドラゴン,パワー19000,シンパシー,シンパシー:相手のマナゾーンにあるカード,マッハファイター,Q・ブレイカー,アタックトリガー,除去,単体除去,確定除去,エレメント指定除去,マナ送り,単体マナ送り,自己マナ送り,マナブースト,コスト参照,コスト踏み倒し,コスト踏み倒し (相手),入れ替える,ラウンドナンバーズ,SR,スーパーレア,SENNSU,王道Wブロック);