#author("2024-04-10T15:35:41+09:00","","")
#author("2024-04-10T15:36:35+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ジョーカーズ){勝熱と弾丸と自由の決断};》 [#a21e3600]

|勝熱と弾丸と自由の決断 VR 無色[ジョーカーズ] (4)|
|呪文:ジョーカーズ|
|''G・ゼロ'':バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計7枚以上あれば、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶︎バトルゾーンにある、コスト3以下のカードを1枚選び、持ち主の山札の下に置く。|
|▶︎このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる。|
|▶︎相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの能力をすべて無視する。|

[[DMEX-19]]で登場した[[無色]]の[[ジョーカーズ]]の[[呪文]]。 

[[ジョーカーズレベル]]7で[[G・ゼロ]]を得る[[パーフェクト呪文]]。
[[コスト]]3以下の[[カード]]1枚を[[山札送り]]、自分の[[クリーチャー]]1体に相手プレイヤーへの攻撃する能力の[[付与]]、相手[[クリーチャー]]1体の[[能力]]を[[無視]]の3つのうちから2つを選ぶ[[モード]]を持つ。

[[カード指定除去]]は、[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]より[[コスト]]が[[重い]]が、[[山札の下]]送りになり、相手側だけでなく自分側も指定できる。
特にコスト2かつ[[ジョーカーズ]]である[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の[[退化]]に使うことも可能。

2つ目の相手プレイヤーへの攻撃付与は、この呪文を[[G・ゼロ]]で唱えるために揃えたクリーチャーに使うことで[[打点]]を強化できる。
同じく[[ジョーカーズレベル]]で[[G・ゼロ]]を得る[[《ジョジョジョ・マキシマム》]]と合わせて使うのも良いだろう。
[[コスト]]4なので、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]を即攻撃可能にして[[革命チェンジ]]を狙うのも面白い。

3つ目の能力[[無視]]は、この呪文において目玉と言えるものであり、[[S-MAX進化]]や[[EXライフ]]といった除去耐性や[[置換効果]]を使えなくすることができる。
特に[[離れない]]であったり、[[ブロッカー]]や[[速攻メタ]]などこちら側の攻撃を受けなくする能力などにも強く[[刺さる]]。
[[《零龍》]]や[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]にも効果的だが、この呪文を無力化してしまう[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は苦手なので注意。
また変わった使い方としては、[[コスト踏み倒しメタ]]や[[ロック]]クリーチャーに使う事で一時的に無力化し、大型ジョーカーズの踏み倒しを強引に通すというものもある。[[《自然の四君子 ガイアハザード》]]や[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]がいても、この呪文で無視してしまえばそのターン中なら踏み倒し放題。[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]などは無視している間に[[1ショットキル]]やメタクリーチャーの[[除去]]が容易に行えるため、覚えておいて損はない。

**ルール [#p9cfd61d]
-呪文の効果は上から順に行われる為、3つ目の効果を使ってから1つ目の効果で[[除去]]する事は出来ない。

-1つ目の効果を2回選んだ場合、1回ずつ処理する。
--同じカードを2回[[除去]]することができる。
--相手のカードを2枚除去する場合、[[山札の下]]に置く順番はこの呪文を唱えた[[プレイヤー]]が指定する。

-3つ目の効果で選んだクリーチャーの「呪文を唱えた時」「選ばれた時」の能力は[[無視]]される前に[[トリガー]]しているため、通常どおり[[解決]]される。

**環境において [#b2951493]
[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]の登場を機に、[[オリジナル]]で[[【Finalジョーカーズ】>【ジョーカーズ】#jfinal]]のパーツとしてポツポツと入賞するようになった。[[《ガヨウ神》]]に[[疑似スピードアタッカー]]を[[付与]]しつつ[[メタ]][[クリーチャー]]を無力化して[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]に革命チェンジするのが理想のパターンの1つ。

[[白青]]の[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]にも[[汎用>汎用性]][[除去]]として[[1枚積み]]される場合がある。

他にも、[[【ゼーロガシャゴズラ】>【ガシャゴズラループ】]]や[[【青黒赤緑邪王門】]]に[[着地置換効果]]方式の[[コスト踏み倒しメタ]]への対策として入ることもある。[[【青黒赤緑邪王門】]]においては[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]によって[[墓地]]から[[唱える]]ことでそちらを[[疑似スピードアタッカー]]化するという使い方もある。2022年11月の終わり頃には、1枚積みのこちらや殿堂入りカードをサーチするために、[[《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》]]が1枚積みの形で同時採用されるようになった。

12月に入ると[[【青黒緑キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】#h390b9e7]]にもコスト踏み倒しメタ対策として投入されるようになった。[[《エンペラー・キリコ》]]の[[濁り>濁る]]になるといけないことからループに関係の無い[[マッハファイター]]が採用できない上に文明の管理が若干難しいそちらのデッキにとって、無色かつ呪文の汎用除去であるこちらはピッタリである。クリスマスシーズンには[[【青黒緑有象夢造】]]に投入されるケースも見られるようになった。
**他のカード・デッキとの相性 [#u436a47f]
-[[退化]]と非常に相性が良い。[[《死神術士デスマーチ》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]を1つ目の効果で[[バトルゾーン]]から引っぺがし、2つ目の効果で進化元だったクリーチャーの[[召喚酔い]]を打ち消す事が出来る。
例えば[[《邪眼大帝 ラスト・ロマノフ》]]を残せば[[アタックトリガー]]で即座に[[《オールデリート》]]を放つ事ができ、新たな[[退化]]デッキの可能性を感じさせる1枚となっている。
--ただ、この[[カード]]は[[無色]]である事がデッキ構築における懸念点として上げられる。色を捻出できないが故に使いたかった[[カード]]が使えないというケースも考えられるので、その課題を解消できるよう上手くデッキを組みたいところ。

**その他 [#p35bb59b]
-パーフェクト呪文であるが、「味方のコスト踏み倒し」に関する効果を持たず、代わりに「[[無視]]」が設定されている。

-イラストは[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の銃、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の大砲、[[《勝熱英雄 モモキング》]]の刀となっている。

-漫画『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第4話で[[パパリン]]が[[プリンス・カイザ]]戦で使用。

//**関連カード [#rd885a70]
//-[[《》]]

**収録セット [#h450cae3]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](3/68)
--[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](4/16)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMART-04 「神アート 超獣創造 ~松本しげのぶの世界~」>DMART-04]](4/6)
-illus.[[NAJI柳田]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DMART-04]](SP3/SP5)
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](SP3/SP5)

**参考 [#k9a87598]
-[[ジョーカーズ]]
-[[G・ゼロ]]
-[[ジョーカーズレベル]]
-[[モード]]
-[[カード指定除去]]
-[[山札送り]]
-[[無視]]

-[[パーフェクト呪文]]

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[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q. 相手の[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は''《勝熱と弾丸と自由の決断》''を唱えて、「このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる」を選びました。&br;このターンに出た自分のクリーチャーを効果で選んだ場合、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できますか?&br;類似例:[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]の「相手のクリーチャーが出た時」の能力、[[《奇天烈 シャッフ》]]の「出た時または攻撃する時」の能力
A.いいえ、攻撃できません。この場合は「攻撃できない」効果が優先されます。「攻撃できる」という効果と「攻撃できない」という効果が同時にある場合、「攻撃できない」という効果が優先されます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.2>総合ルール本文#rule101_2]])){{
:101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ|
あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。)
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43292]](2023.6.9)

>Q. 自分は''《勝熱と弾丸と自由の決断》''を唱えて、「このターン、自分のクリーチャー1体は相手プレイヤーを攻撃できる」を選びました。&br;「このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない」や「このクリーチャーは攻撃できない」を能力に持つクリーチャーを効果で選んだ場合、そのクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できますか?
A.いいえ、攻撃できません。この効果は、元々攻撃できないクリーチャーが攻撃できるようになる効果ではありません。「攻撃できる」という効果と「攻撃できない」という効果が同時にある場合、「攻撃できない」という効果が優先されます。
#region2(([[総合ルール]] [[101.2>総合ルール本文#rule101_2]])){{
:101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ|
あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。)
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43293]](2023.6.9)

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