#author("2024-03-15T17:46:56+09:00","","")
#author("2024-03-25T05:12:55+09:00","","")
*《&ruby(きょうせんし){凶戦士};ブレイズ・クロー》 [#zaa09fee]

|凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1)|
|クリーチャー:ドラゴノイド 1000|
|このクリーチャーは、可能なら毎ターン攻撃する。|

[[DM-01]]で登場した[[ドラゴノイド]]。
[[DM-01]]で登場した[[火]]の[[ドラゴノイド]]。

数少ない、毎[[ターン]]相手[[シールド]]を[[ブレイク]]していくことのできる1[[コスト]][[クリーチャー]]。[[火]][[文明]]の[[速攻]]性能の高さを体現している[[カード]]。

他の多くの1[[コスト]][[クリーチャー]]と同じく[[デメリット]][[能力]]が付いているが、[[【速攻】]]の先陣を切って活躍するにはそれほど妨げとならないため、他の1[[コスト]][[クリーチャー]]に比べれば格段に使いやすい。

[[速攻]]の申し子と呼べる[[ドラゴノイド]]であり、[[火]]絡みの[[【速攻】]]で[[4枚積み]]されることが多い。むしろ[[【速攻】]]に[[火]]絡みのものが多い要因の1つと言っていいかもしれない。

[[ブロッカー]]を置かれればすぐ[[破壊]]されてしまう上[[火力]]にも弱いが、[[速さで圧倒するデッキ>【速攻】]]ならば、そのために相手が[[マナ]]を使ってしまった=[[テンポアドバンテージ]]を得たと考えることもできる。

もしも相手が1[[ターン]]目に出されたこの[[クリーチャー]]に対処できなかった場合は、[[【速攻】]]側に大きく形勢が傾くだろう。

登場から20年経つ現在、[[《スチーム・ハエタタキ》]]や[[《ツクっちょ》]]など、[[インフレ]]で1[[コスト]]にも[[上位互換]]が多数登場している中、この[[カード]]の[[上位互換]]は未だ出ておらず、まだまだ現役の[[カード]]といえるだろう。

**ルール [#r63304bd]
-テキスト上、当該ターン中に1回攻撃していれば、その後アンタップしてもそのターン中は攻撃しなくてよい。

**環境において [#vd89b360]
先攻1[[ターン]]目にこの[[カード]]、後攻が1[[マナ]]の[[ブロッカー]]、という[[プレイング]]は[[DM]]創生期からよく繰り返されてきた伝統的な展開。いわゆる[[光]]系[[【クリーチャーコントロール】]]と[[【速攻】]]が[[デュエル]]した場合の典型的な流れと言える。昔は、そこに[[《火炎流星弾》]]が飛んでくるのもお約束だった。

ところが[[カードプール]]の増加に伴い、[[水]]系・[[光]]系・[[闇]]系の[[【速攻】]]も組めるようになったため、必ずしも[[【速攻】]]に必須の[[カード]]ではなくなった。特に[[【サイバー青単】]]が環境上位にあった[[神化編環境]]、[[【黒緑速攻】]]対策の[[《ローズ・キャッスル》]]が流行していた[[覚醒編環境]]では比較的評価が低かった。

[[革命編]]では[[【赤単ガトリング】]]を中心に[[【赤単速攻】]]で使われた。

なお、アニメ『VSR』で[[バサラ]]が[[【赤単レッドゾーン】>【レッドゾーン】#Red]]での3ターンキルを実演すると、3ターンキルに必須なパーツとして広く認知されたが、[[DMR-17]]期には侵略元不足が深刻であった上に3打点侵略元の数も決定的に不足しており、[[再現性]]が非常に低かったため、環境における【赤単レッドゾーン】ではこのカードはあまり採用されなかった。

[[新章デュエル・マスターズ]]の[[環境]]では1[[ターン]]目にこれを出さなくとも3[[ターン]]キルできるようになった。当時の[[【赤単ブランド】]]など[[1ショットキル]]と[[速攻]]戦略を両立できる[[デッキ]]では、むしろ1[[ターン]]目に出して2[[ターン]]目に[[ごり押し]]するのは悪手と見做されていた。

[[超天篇]]の[[DMRP-10]]、[[DMRP-11]]期では、[[《GIRIGIRI・チクタック》]]登場後は2[[ターン]]目に1枚[[シールド]]を割っておくことが戦略的に重要となる場面が増えたため、[[【赤単ブランド】]]での活躍も見られるようになった。

[[十王篇]]では、[[キリフダッシュ]]、[[鬼タイム]]といった[[ビートダウン]]を強く勧める能力が登場したため、そのための[[アタッカー]]として再び活躍が期待できる。

[[王来篇]]でも、[[【我我我ブランド】]]などで活躍の機会を得た。このシリーズになると、1ターン目に出て2ターン目から積極的に攻撃し、[[ワンショット]]する前に[[G・ストライク]]を踏んでおく係としての役割を得た。このシリーズでもいまだに火の1コストウィニーとして最優先クリーチャーと一般に看做されている。

**バージョン [#g6b9bf3d]
-[[コロコロスペシャルデッキ40枚]]では漫画「ベイブレードバースト」を手がける[[森田ヒロ>Hiro Morita]]氏によって描かれたイラストとなって[[再録]]した。イラストでは《ブレイズ・クロー》がベイブレードバーストの主人公である蒼井バルトと共に、ベイブレードをシュートしている。
--ちなみに《ブレイズ・クロー》がシュートしているのはゼノエクスカリバー、蒼井バルトがシュートしているのはビクトリーヴァルキリーであり、どちらも攻撃型という共通点がある。

-2017年コロコロアニキ秋号の付録として収録された《ブレイズ・クロー》(P103/Y16版)は、新規[[イラスト]]として『ケロロ軍曹』等で知られる漫画家の[[吉崎観音]]氏が担当。
なんと、《ブレイズ・クロー》が''美少女化''している。これは、吉崎氏がキャラデザインを担当した『けものフレンズ』のオマージュであり、[[フレーバーテキスト]]も同作のアニメ版のOPの歌詞をもじったものとなっている。
--背景にはうっすらと[[《刀の3号 カツえもん剣》]]を模したオブジェが見える。[[革命チェンジ]]との相性の良さを意識したものだろう。

-[[DMRP-06]]にて、[[ウルトラゴールデンカード]]としての[[再録]]を果たす。この[[カード]]自体[[レアリティ]]も低く何度も[[再録]]されている事もあり所謂[[ハズレア]]扱いを受けているのだが、[[UGC>ウルトラゴールデンカード]]化に伴い[[フルフレーム]]となった事で[[Yusaku Nakaaki]]氏の描く《ブレイズ・クロー》の全身像が明らかになった。その雄姿は一見の価値あり。

-[[DMEX-08]]では、「かわいいフリー素材集 いらすとや」の[[みふねたかし]]氏による「いらすとや」風の[[イラスト]]で[[再録]]。犬のような見た目や口調になっている。
--しかしテキストにもある通り、フリー素材ではないので注意。

**その他 [#j3670065]
-[[DMC-01]]のような[[中速ビートダウン]][[デッキ]]にこの[[カード]]を入れてもあまり活躍はできない。低[[パワー]]や攻撃強制がマイナスに働いてしまうこともしばしば。基本的に4[[ターン]]程度で決着を目指す[[【速攻】]]でこそ輝く[[カード]]ということを忘れてはいけない。

-この[[カード]]や、その他の[[ドラゴノイド]]を[[バトルゾーン]]に[[召喚]]して、4[[ターン]]目に[[《レジェンド・アタッカー》]]等の[[ドラゴノイド]]を強化する[[カード]]を[[プレイ]]すると、かなり効果的。

-[[DMX-05]]で[[闇]][[文明]]版の[[《闇戦士ザビ・クロー》]]が登場する。[[火]][[文明]]で[[【速攻】]]を組む意義が無くなったと言う見方もあるが、[[火]][[文明]]には[[ブロッカー]]対策が豊富にあるので、この場合は[[デッキ]]構築の幅が広がったと見るべきだろう。

-[[DMX-15]]では[[アウトレイジ]]化した[[《勇気の爪 コルナゴ》]]が登場。味方の数に応じて[[パワー]]が上がるが、基礎[[パワー]]が0なので1[[ターン]]目に出せないという[[デメリット]]がある。

-非常に長い間[[上位互換]]・[[相互互換]]が現れていないことから、将来性を見通して「生涯現役」と評されることが多い。

-漫画「デュエル・マスターズ」では[[切札 勝舞]]が神殿での[[白凰]]戦で使用したが、この時は[[《銃神兵ディオライオス》]]の生贄扱いだった。その後の[[ジョージ]]戦でも使用された。勝舞外伝では[[白凰]]が[[白凰]]ロボット戦で使用したりもした。別の勝舞外伝では勝舞が2度目のドラゴンマスク戦で使用したが、[[《クリムゾン・チャージャー》]]に破壊された。
「FE」では3年前に[[NAC]]が[[L (ラブ)]]戦で[[《予言者クルト》]]と共に複数使用したが、Lの[[《炎槍と水剣の裁》]]に一掃された。勝舞も[[ジェド]]戦の15枚デュエルで使用した。
--漫画「ビクトリー」で[[切札 勝太]]が[[べんちゃん]]戦で使用した際には、なぜか[[《襲撃者エグゼドライブ》]]と呼ばれていた。
--当初[[バサラ]]の《ブレイズ・クロー》は[[カードイラスト]]通りの体色であったが、主人公の勝太も同じ[[カード]]を使うことから差別化され、体色が黒くなった。
--主人公とそのシリーズのライバルが全く同じ[[カード]]を使う例は珍しい。他にはアニメ『VSR』で[[《一撃奪取 トップギア》]]を[[切札 勝太]]と[[バサラ]]が使っている。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-01]]に収録された。
--メインストーリーの[[EPISODE 10 解き放たれし混沌]]から、このクリーチャーが元になったと思われる[[クロ]]というキャラクターが登場した。

**関連カード [#d306f6e8]
-[[《闇戦士ザビ・クロー》]]
-[[《勇気の爪 コルナゴ》]]
-[[《ホップ・チュリス》]]
-[[《強戦士フレイム・クロー》]]
-[[《ブンブン・チュリス》]]
-[[《ブルース・ガー》]]

-[[《禁断X ナーグル》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《キリモミ・スラッシュ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n382fc7f]
-[[DMC-55]]、[[DMPP-01]]、[[DMPD-07]]、[[DMPB-01]]、[[DMPB-05]]&br;'''一番乗りはこの俺だ!――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[DMD-01]]、[[DMPB-02]]&br;'''勝利の秘訣は速さ!速さ!'''
-[[DMX-14]]&br;'''一番槍、俺がイタダキ!――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[DMD-21]]、[[DMPB-03]]&br;'''誰よりも先に攻撃するのだ!――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[コロコロ限定ドギラゴン40枚デッキ]]&br;'''1[[ターン]]目はオレを呼び出せ!――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[デュエマ40枚スペシャルデッキ]]&br;'''1[[ターン]]目はオレを出して最速[[革命チェンジ]]だ!'''
-[[DMX-24]]&br;'''バッキャロー!小さくたって、最速はオレだ! ---凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[コロコロスペシャルデッキ40枚]]&br;'''1[[ターン]]目から、3、2、1、ゴーシュート!――蒼井バルト'''
-[[DMEX-02]]&br;'''まずはコイツからスタート!'''
-[[SpDeck6>デュエマGR爆速スタート52枚デッキセット]]&br;'''1[[ターン]]目に[[手札]]にあれば迷わずこいつ! 序盤から相手の[[シールド]]を[[ブレイク]]していくのが勝利の近道だ!'''
-[[SpDeck7]]&br;'''1[[ターン]]目はやっぱりコイツ! 序盤から攻めまくって、[[キリフダッシュ]]を決めろ!!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P38/Y4)&br;'''[[終末魔導大戦>DM-17]]。5[[文明]]の最後の戦いは、興奮と共に、そう呼ばれることになる。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P103/Y16)&br;'''さあ戦おう! お前のこと、もっともっと知りたいからな! ――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[DMEX-08]]&br;'''「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんのイラストだけど、僕はフリー素材ではないワン!!」――凶戦士ブレイズ・クロー'''
-[[Gum-1]]&br;'''1ターン目に出すならこいつ!'''
-[[DMEX-15]]&br;'''白凰率いる白い騎士団四天衆、「速攻の三国」。火文明を使った速攻においては、勝舞をもしのぐ使い手である!'''
-[[DMBD-16]]&br;'''[[勝舞>切札 勝舞]]の前からさった[[ザキラ]]を始めとする[[ガルド]]たちは南極にて力を蓄える。だが、原初の決闘者、[[アダム]]によってすでに乗っ取られていた[[X>X (キサナドゥ)]]によって[[A>A (アッシュ)]]を除く[[ガルド]]は[[ザキラ]]もろとも全滅させられてしまう……[[勝舞>切札 勝舞]]、最後の戦いがここから始まる。 —[[勝舞>切札 勝舞]]と[[ガルド]]の闘いの歴史 その10'''
-[[DM24-SD1]]&br;'''1ターン目にブレイズ・クロー召喚!これこそが攻めの王道だ!!'''

**収録セット [#l7d66387]
***[[デュエル・マスターズ]] [#jf42f714]
-illus.[[Yusaku Nakaaki]]
--[[DM-01 第1弾>DM-01]](100/110)
--[[DMC-01 「勝舞火炎デッキ」>DMC-01]](41/43)
--[[DMC-06 「超速!火竜(ドラゴン・ストライクス)デッキ」>DMC-06]](72/84)
--[[DMC-23 「スピードバーン1/2デッキ」>DMC-23]](35/43)
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]](82/90)
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」>DMC-55]](79/84)
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」>DMC-61]](82/94)
--[[DMD-01 「スタートダッシュ・デッキ 火&自然編」>DMD-01]](8/13)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](34/8)
--[[DMRP-06 「双極篇 第2弾 逆襲のギャラクシー 卍・獄・殺!!」>DMRP-06]](G3/G5)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」>DMEX-02]](56/84)
--[[デュエマGR爆速スタート52枚デッキセット]](SpDeck6 11/15)
--[[SpDeck7 「チーム切札 超キングデッキ40枚!!」>SpDeck7]](6/11)
--[[Gum-1 「SPキングデッキ ジョーの火文明」>Gum-1]](10/10)
--[[DMBD-16 「20th クロニクルデッキ 決闘!! ボルシャック・デュエル」>DMBD-16]](敵10/敵10)
--[[プロモーション・カード]](P38/Y4)([[アルトアート]])
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-18 「ベスト・チャレンジャー」>DM-18]](128/140)
--[[DMC-32 「マーズ・フラッシュデッキ」>DMC-32]](22/27)
--[[DMD-21 「デュエマ・スタートデッキ 無敵の火文明」>DMD-21]](12/12)
--[[コロコロ限定ドギラゴン40枚デッキ]](7/13)
--[[デュエマ40枚スペシャルデッキ]]
-illus.[[moi]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](47/54)
-illus.[[森多ヒロ]]
--[[コロコロスペシャルデッキ40枚]](13/14)
-illus.[[吉崎観音]]
--[[プロモーション・カード]](P103/Y16)
-illus.[[みふねたかし]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](2/???)
-illus.[[Yusaku Nakaaki]]/[[ShoPro]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](95/100)
-illus.[[KISUKE]]
--[[DM24-SD1 「いきなりつよいデッキ 攻めの王道」>DM24-SD1]](12/12)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e30a0f95]
-CV:[[水中雅章]]
-illus.[[Yusaku Nakaaki]]
--[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]
--[[DMPD-07 「ベストセレクション 闇・火・自然 アタック」>DMPD-07]]
--[[DMPB-01 「デッキビルダー2021」>DMPB-01]]
--[[DMPB-02 「LEGEND OF PLAY'S 2022」>DMPB-02]]([[アルトアート]])
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]]

**参考 [#fb08b8aa]
-[[クリーチャー]]
-[[ドラゴノイド]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[デメリット]]

-[[【赤単速攻】]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト1,ドラゴノイド,パワー1000,可能であれば攻撃する,攻撃強制,・,C,コモン,Yusaku Nakaaki,Masaki Hirooka,moi,森多ヒロ,吉崎観音,みふねたかし,ShoPro,KISUKE,十王篇ブロック,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),ドラゴノイド (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),可能であれば攻撃する (デュエプレ),攻撃強制 (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),Yusaku Nakaaki (デュエプレ),Masaki Hirooka (デュエプレ));