#author("2024-02-14T22:05:14+09:00","","") #author("2024-09-06T18:31:12+09:00","","") *《&ruby(ぜんのう){全能};ゼンノー》 [#top] |全能ゼンノー VR 無色[ジョーカーズ] (4)| |GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 2000| |相手のクリーチャーは、出たターン、攻撃できない。| [[DMEX-07]]で登場した[[ジョーカーズ]]/[[ワンダフォース]][[GRクリーチャー]]。 相手の[[クリーチャー]]に出たターン[[攻撃]]をできなくさせる[[常在型能力]]を持つ。 [[スピードアタッカー]]や[[マッハファイター]]のような[[召喚酔い]]していても攻撃できる能力は効力を失う。[[覚醒]]や[[リンク]]したクリーチャー、[[進化クリーチャー]]など、出たターンに攻撃できるクリーチャーはその効力を失う。 登場当時[[マッハファイター]]が流行していたため、このカードの登場はそれを牽制するための[[カードプール]]整備の意味合いがあったともみられる。 強力な[[ロック]][[能力]]ではあるが、[[GRクリーチャー]]のため[[速攻]]対策をこのクリーチャーのみに委ねるのは得策ではない。しかし、[[能力]]が邪魔になる事もまずなく、[[マナドライブ]]のような条件もなく、最悪能力が[[腐る]]ことがあっても[[シングル・ブレイカー]]の[[アタッカー]]にはなる。所持しているなら深く考えずとも[[超GR]]に投入していい1枚。 というより、[[スピードアタッカー]]や[[マッハファイター]]はどの[[環境]]でも見かけるため、むしろ[[GR召喚]]を使うデッキで[[文明]]や[[コスト]]などの特別な理由が無ければほぼ確定で投入されるほど、飛び抜けた[[汎用性]]の高さを誇る。 ただし、[[パワー]]が2000とやや低いため、[[《KAMASE-BURN!》]]や[[《ガチャダマン》]]との相性は良くない。 また、攻撃できない効果そのものを無視する[[ダイヤモンド状態]]にも無力であることは留意されたし。 **環境において [#c1c41ed1] 大方の予想通り登場後は[[【ミッツァイル】]]系統で、[[1ショットキル]]が失敗した時に相手を足止めするための保険用として使われるようになった。 このカードの登場を機に[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]は、運良くこのカードが早期に捲れたら足止めを活かして[[マッハファイター]]や除去でコントロールするプランが取れるようになった。 しかし、[[【ミッツァイル】]]の[[ミラーマッチ]]では相手のクリーチャーを除去する[[《オコ・ラッタ》]]に除去されてしまい、反撃を阻止できないことも多々あった。 2020年1月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂の影響で[[【ドッカンデイヤー】]]系統など攻撃せずに勝利を目指すデッキが環境に増えたため、このカードの枠を[[《ポクタマたま》]]に入れ替えるケースが少なくなくなった。だからといって環境から姿を消したわけではなく、[[【バーンメアジョーカーズ】]]対策などに依然利用される。 非[[マナドライブ]]なので[[【クラッシュ“覇道”】]]などのマナが殆ど伸びない[[ビートダウン]]とも好相性であり、初動[[手札交換]]を兼ねる2[[コスト]][[GR召喚]]手段である[[《*/零幻ルタチノ/*》]]との[[シナジー]]は大きい。 2020年7月1日の[[殿堂レギュレーション]]改訂によって[[【ドッカンデイヤー】]]は消滅したが、資産上入手できない者を除けば、依然[[超GR]]に必ずといって良いほど投入される。 [[DMRP-15]]以降は、[[【白青黒オレガ・オーラ】]]が[[環境]]に上がってきたことで、さらに需要が伸びた。 **その他 [#a4063c07] -[[スピードアタッカー]]や[[進化クリーチャー]]は『クリーチャーは出たターンに([[召喚酔い]]によって)攻撃できない』という、[[デュエル・マスターズ]]の基本のルールに逆らった挙動をすることで強さを発揮している。 それらを改めて攻撃できなくするこのクリーチャーのテキストは、''デュエマの基本のルールが書かれているだけ''に見えると一部プレイヤーから冗談混じりに言われることがある。 --もちろん実際は『[[攻撃]]できない[[効果]]を発生させる』[[能力]]であり、ルールによる[[召喚酔い]]がかかるのとは似て非なるものである。 -[[超GR]]を採用するデッキの殆どに投入される高い汎用性と高レア[[GRクリーチャー]]特有の低い封入率により、超GR採用の高い壁になっていた。 -上記の「一見基本ルールが書いてあるようにしか見えない」「多くのデッキで使われる」「高額カード」という要素から、「高級ルールブック」とまで呼ばれる事もあった。 --この事態を収束させるためか、[[DMSP-04]]での[[再録]]を果たした。[[スーパーレア]]3種を差し置いて[[ベリーレア]]のこれが商品の表紙を飾っており、これの入手難易度を下げることがどれだけ重要であったかを象徴している。 ---もしくは上述のネタを利用し、書籍型のエキスパンションの表紙にしたとも考えられる。 --[[DMRP-20]]にて20thレアの1枚として再び再録。[[十王篇]]以降の通常[[エキスパンション]]で[[GRクリーチャー]]が収録されるのはこれが初となる。 --その後、[[DMEX-19]]でも再録。度重なる再録とGRの優位性の低下から需要が下がり、価格もだいぶ落ち着くようになった。一方で[[超GR]]に採用されることは相変わらず多く、「ルールブック」の愛称で呼ばれ続けている。 ***旧テキスト [#t6b9eb13] |全能ゼンノー VR 無色[ジョーカーズ] (4)| |GRクリーチャー:ジョーカーズ/ワンダフォース 2000| |相手のクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、攻撃できない。| **関連カード [#card] -[[《洗脳センノー》]] -[[《万能バンノー》]] -[[《龍装車 ピオドーロ/毒汁100%》]] -[[《月砂 フロッガ-1》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DMEX-07]]&br;'''ブーン…ブーン…我が全能の電波に洗脳されたら、もう戦う気もセンノー。 ― 全能ゼンノー''' -[[DMRP-20]](14A/20)&br;'''ブーンブーン。デュエマで遊んだ思い出は、ゼンゼン色あセンノー。 — 全能ゼンノー''' -[[DMEX-19]]&br;'''ブーン…ブーン…[[ジョー>切札 ジョー]]様の戦いの思い出は、ゼンゼン色あセンノー。 ― 全能ゼンノー''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Shishizaru]] --[[DMEX-07 「必殺!!マキシマム・ザ・マスターパック」>DMEX-07]](1/48) --[[DMSP-04 DUEMA STRONG DREAM(デュエマ・ストロング・ドリーム)「ジョーカーズGR」>DMSP-04]](7/12) --[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](1/68) -illus.[[Yuukoo009]] --[[DMRP-20 「王来篇 第4弾 終末王龍大戦」>DMRP-20]](14A/20)、(14B/20) **参考 [#reference] -[[GRクリーチャー]] -[[ジョーカーズ]] -[[ワンダフォース]] -[[速攻メタ]] ---- [[公式Q&A]] -能力について >Q.相手のバトルゾーンに''《全能ゼンノー》''がいる時、「スピードアタッカー」を持つクリーチャーを出した後で、呪文を唱えて''《全能ゼンノー》''を破壊しました。先に出していた「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは攻撃できますか? A.はい、できます。''《全能ゼンノー》''の能力は常在型能力であるため、バトルゾーンを離れた後は効果が無くなります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38578]](2020.7.10) >Q.相手の[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]の「出た時」または「離れた時」の能力で''《全能ゼンノー》''がGR召喚されました。この''《全能ゼンノー》''がバトルゾーンに出る前にいた、このターン中に出した自分のクリーチャーは攻撃できなくなりますか? A.はい、攻撃できなくなります。 #region2((総合ルール 604.2)){{ :604.2. |常在型能力は、継続的効果を発生します。その中の一部は置換効果であり得ます。これらの効果は、常在型能力を持つカードが特定のゾーンにあってその能力を持っている間持続します。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39318]](2021.2.5) >Q.相手の''《全能ゼンノー》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]を出し、「マナ武装」で超次元ゾーンから[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]をバトルゾーンに出しました。このターン中に[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]が[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]に「龍解」した場合、この[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]は攻撃できますか? A.いいえ、攻撃できません。このターン中に出したカードなので、「龍解」によりクリーチャーになった場合は''《全能ゼンノー》''の効果で攻撃できません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41264]](2022.5.20) &tag(GRクリーチャー,クリーチャー,無色,コスト4,ジョーカーズ,ワンダフォース,パワー2000,攻撃ロック,VR,ベリーレア,Shishizaru,Yuukoo009);