#author("2025-03-17T05:02:39+09:00","","")
#author("2025-04-03T23:51:26+09:00","","")
*《&ruby(ぎしんごろ){偽神殺};しのツラトゥストラ》 [#top]

|偽神殺しのツラトゥストラ SR 光/闇/火文明 (5)|
|クリーチャー:オラクル・セレス 5500|
|''ブロッカー''|
|このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、相手の手札が自分のより多ければ、カードを1枚引く。その相手のマナゾーンにあるカードが自分のより多ければ、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのままマナゾーンに置く。|
|自分の手札にあるアンノウン・クリーチャーすべてに「水晶ソウル2」を、自分の手札にあるゼニス・クリーチャーすべてに「水晶ソウル3」を与える。|
|各ターンに一度、このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを2枚、表向きにしてもよい。|

[[DM24-BD6]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[オラクル・セレス]]。

[[ブロッカー]]に加え、相手との[[手札]]及び[[マナゾーン]]の差を埋める能力、[[アンノウン]]及び[[ゼニス]]に[[水晶ソウル]]を付与する[[コスト軽減]]能力、擬似的な[[エターナル・Κ]]を併せ持つ。

登場時点での【ゼニス・セレス】の主流な構築である[[【緑零ゼニス・セレス】]]や[[【黒緑ゼニス・セレス】]]からは外れる、[[白黒赤]]の[[水晶マナ]]サポートカード。

所属者すべてがコスト10以上であるため自力での召喚が困難だった[[ゼニス]]・クリーチャーに大幅なコスト軽減を与えることができる。ゼニスはその大半が[[無色]]であるため、マナの[[脱色]]もそこまで気にならない。
水晶マナが溜まっていれば[[自己軽減>コスト軽減]]・自己[[踏み倒し]]能力を持たない中で最もコストの高い15コストの[[ゼニス]]である[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]が、たった5マナで召喚できるようになる。

[[アンノウン]]サポートとした場合、[[水晶マナ]]が一枚用意できれば次のターンにコスト7~8のアンノウンに繋げる事ができる。
[[《偽りの名 ヤバスギル・スキル》]]や[[《懐疑の虎狼 ミラーズホロウ/「汝は偽名なりや?」》]]に届けば幸いか。

難点としてはやはり[[文明]]の管理が難しい[[水晶マナ]]のサポートなのに3色も要求し、それも[[マナ]]を扱う[[自然]]も[[手札]]を扱う[[水]]も含まない[[白黒赤]]である事だろう。
このクリーチャーの召喚時には少なくとも3マナの色マナを残しておかなければならないため、事前に[[水晶マナ]]を溜めておく事も難しい。
[[踏み倒し]]や[[染色]]で出すにしても、サポートカードを更にサポートするカードまで積み込めるか、そしてサポートカードとこのカードと召喚したいカードを全て手札に引き込めるかという問題もある。

[[cip]]と[[ターン1]]の[[ドロー]]、[[水晶マナ]]ブーストも相手依存であるため頼りなく、序盤の初動となる[[《終斗なる牙 パラノーマル》]]や[[《突撃終斗 ファルコン・ボンバー》]]、[[水晶チャージャー]]などを使うと相手のリソースを上回る事で此方の能力が発動しなくなる可能性も考えられる。

[[除去耐性]]こそあるものの過信は禁物。[[水晶マナ]]を消費してしまうので結局[[テンポアドバンテージ]]を奪われてしまう。
例えばマナゾーンが白、黒、赤、水晶、水晶の状態でこのクリーチャーを召喚し、返しのターンで[[除去]]を撃たれて水晶マナを消費してしまうと水晶マナが0になってしまい[[水晶ソウル]]を付与した意味が無くなる。つまり実質[[除去]]されているのと大して変わらなくなる。
即効性が少なく、[[除去耐性]]も貧弱なただの[[システムクリーチャー]]が5マナもかかるというのはかなり苦しいものがある。

一応[[ブロッカー]]を持つため[[《ヘブンズ・ゲート》]]から出せる他、ヘブンズ・ゲートを無理なく組み込めるゼニスとして[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]がある。《ライオネル》の[[S・トリガー]]化で出せる点も考えると、構築に組み込むなら【白単ゼニス・セレス】になるか。
手打ちするには重い[[《偽りの名 パピロニア》]]などを軽減できる上に、[[暴発]]以外の攻めのルートを確保できるので相性自体は悪くない。
速度的な問題はあるにしても、旧来のゼニスを[[フィニッシャー]]に据えられる点は主流の[[【緑零ゼニス・セレス】]]や[[【黒緑ゼニス・セレス】]]とも差別化できるだろう。

中コスト帯の[[オラクル]]であるため[[《マントラのイザナイ カリーナ》]]の[[光臨]]で山札から出すことも可能。盾落ちさえなければほぼ確実に出せる点と、光文明のマナさえあれば動ける点が最大のメリットとなる。
しかし[[光臨]]発動のためのタップ手段が別途必要な上、《ツラトゥストラ》で出したいカードの枠を奪ってしまうのが難点。さらに踏み倒しのタイミングが自分のターンの終わりであるため[[除去]]される可能性も高い。
前述の[[《ヘブンズ・ゲート》]]を組み込んだデッキに[[ハイパー化]]を持つクリーチャーと共に入れるなど工夫が必要だろう。

一方で[[ゼニス]]サポートと言う観点を度外視すれば、[[手札]]や[[マナ]]に枯渇しがちな[[白黒赤]]のサポート要員とも取れる。

-[[デュエパーティー]]では多人数戦になるが故にcipの[[マナ加速]]などが発動しやすいメリットを持つ。

-[[水晶ソウル]]はタップするマナの[[マナ数]]を別の固定値に変更する能力なので、重複しても効果は2倍にならない。また、水晶ソウル2と3が重複した場合は好きな方を選択して使う。

-[[水晶ソウル]]付与はクリーチャー限定。[[《ヴィオラの黒像》]]などは対象外である。

-[[白黒赤]]は[[ゾロスター]]の白黒に、拝火教であるゾロアスター教の要素を取り入れたものと思われる。

-[[水晶の華>水晶マナ]]の声のせいで増長し、自らに力を与えた[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]を「偽神」と断じてそれを討とうとする直前のツラトゥストラの姿。
「偽神殺し」には別世界線で[[偽神に>《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]][[なった>《偽神類 ゾロスター》]]ツラトゥストラもとい[[ゾロスター]]への皮肉の意味も入っていると思われる。
--結局[[邪神>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]に倒された《タブラ=ラーサ》も、自らを神と驕った《ツラトゥストラ》も「偽神」であるというオチが[[DM24-BD6]]で語られている。

-「偽神殺し」を名乗る前は「水晶大司教」を名乗っていたようだ。別の世界での名乗りである[[「カルマ大司教」>《カルマ大司教 ゾロスター》]]と似ているのはやはり[[パラレル存在]]だからだろう。

-[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]及び[[《偽神類 ゾロスター》]]とは隻眼になっている目が異なる。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《師団の先導者 ツラトゥストラ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-BD6]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Kawasumi]]
--[[DM24-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ツラトゥストラは水晶と語らう」>DM24-BD6]](1/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[オラクル・セレス]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[ターン開始ステップ]]
-[[置きドロー]]
-[[水晶マナ]]
-[[マナブースト]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[水晶ソウル]]
-[[付与]]
-[[ターン1]]
-[[除去置換効果]]

-[[ゾロスター]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,火文明,白黒赤,3色,多色,コスト5,オラクル・セレス,オラクル,パワー5500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,cip,ターン開始時,自分のターンのはじめ,出た時または自分のターンのはじめ,手札枚数参照,相手の手札が自分のより多ければ,ドロー,置きドロー,マナ枚数参照,相手のマナゾーンのカードが自分のより多ければ,マナブースト,水晶マナブースト,アンノウンサポート,水晶ソウル付与,水晶ソウル2付与,ゼニスサポート,水晶ソウル3付与,各ターンに1度だけ,置換効果,除去置換効果,ゾロスター,SR,スーパーレア,Kawasumi);