#author("2025-11-29T19:59:14+09:00","","")
#author("2025-11-29T22:41:19+09:00","","")
*《&ruby(でんせつりゅうは){伝説龍覇}; グレンアイラ》 [#top]

|伝説龍覇 グレンアイラ R 水/火/自然文明 (3)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 4000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚をタップしてマナゾーンに置く。それがドラグナー・カードなら、自分の山札の上からもう1枚、タップしてマナゾーンに置く。それ以外なら、カードを1枚引く。|

[[DM25-BD3]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。

[[cip]]で[[山札の上]]から1枚[[タップイン]]で[[マナブースト]]し、それが[[ドラグナー]]ならもう1枚タップインの[[マナブースト]]、ドラグナーでないなら1[[ドロー]]する。

[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]][[《Disコットン&Disケラサス》]]のドラグナー版、もしくはタップインだが構築次第で超高確率で成功する[[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]内蔵クリーチャーといった性能。
同コスト同文明の[[《Disノメノン》]]と違ってバトルゾーンへ干渉する事は出来ないが、タイミングを選ばずに[[アドバンテージ]]を稼げる。

[[青赤緑]]の[[コマンド・ドラゴン]]であるため多様な[[侵略]]・[[革命チェンジ]]にも対応できる。
何と言っても色の合うドラゴン基盤の初動が[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]にいきなり化けるのが恐ろしいところ。
コマンド基盤においても[[《SSS級天災 デッドダムド》]][[《S級宇宙 アダムスキー》]][[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]など侵略・革命チェンジ先に事欠かない。
自然のコスト3基盤なら[[《S級原始 サンマックス》]]や[[《S級原始 サンマッド》]]という手も。

色が合いコンセプトも崩さないのなら、あらゆるデッキに投入される余地のある強力な[[初動]]クリーチャーとして期待できる。

ただし弱点もあり、1ブーストの後の追加効果が分岐であるため、フル[[ドラグナー]]デッキ以外では若干[[cip]]の結果が安定しないこと。
1ブースト+1ドローを目的に使用する場合、このカード自身がドラグナーであるため[[濁り]]となってしまう。
盤面の素体無視で1ブースト+1ドローが絶対条件なら[[《豊潤フォージュン》]]のような代替カードを使うことでブレを回避することもでき、「このカードを採用しない」でデメリットはある意味回避できる。
低コストの水持ち[[コマンド・ドラゴン]]の理由で[[《S級宇宙 アダムスキー》]]や[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]などとのコンボを狙うなら類似カードがないから[[cip]]がブレるデメリットより、アド損の無いクリーチャーに起因する諸々のメリットの方が上回るだろう。

単純なドラゴン基盤で3→6、その他隙を見ての[[ビッグマナ]]補助なら[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]というライバルが居ることは留意したい。ドラグナーはドラゴンより圧倒的に少ないだけでなく、カード単体で見ても文明が1つ増えており取り回しで劣っている。
デッキ内のドラグナーをある程度絞りつつ3→5しながら[[キャントリップ]]で手札消費なしをベースとしながら、それでいて結果として[[キャントリップ]]が不発になっても6マナで取れる強いアクションがデッキ内に存在するなど、このクリーチャーだからこそ真価を発揮できるデッキに採用してやりたい。

その意味では[[【青赤緑モルトVERSUS】>【モルトNEXT】]]への適性は高い。1マナブースト&手札補充なら[[《「助けて!モルト!!」》>《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]、2マナブーストで6マナに届いたのなら[[《双龍覇王 モルトVERSUS》]]と2パターンの動きを作ることができる。

どちらに転んでもカード1枚で2枚アドバンテージを稼いでいることには変わらない。望むのが3→5+[[キャントリップ]]だったのに2ブースト0ドローになってしまったとしても、来たる4ターン目、マナチャージ権を放棄することで5マナまで支払い可能かつ疑似的にだが[[キャントリップ]]と同じ手札枚数をキープすることができていることは覚えておきたい。

-[[《龍素力学の特異点》]]の[[G・ゼロ]]を使えるようにするうちでは最軽量のクリーチャーである。
--実は[[自然]]のドラグナーとしても最軽量だがそちらについてはめぼしいコンボはない。

-あくまで参考値だが、40枚デッキかつ《伝説龍覇 グレンアイラ》を[[4枚積み]]し、1枚の《伝説龍覇 グレンアイラ》だけが公開情報、残り39枚が非公開情報という状況でなら、2マナ加速される確率は約7.7%である([3/39]*100=7.69…)。
実際のゲームでは召喚前の自身の手札やマナゾーン、[[封印]]外しまたは相手からの[[山札破壊]]で[[墓地]]から合計2枚以上《伝説龍覇 グレンアイラ》が見えているなら、必然的に山札に眠る[[ドラグナー]]も少なくなっていることが明らかなため、2ブーストとなる確率は低くなる。
--目安として2マナ加速に成功する確率が80%を越えるにはドラグナーが33枚、90%越えには36枚必要。
--目安として40枚デッキで2マナ加速に成功する確率が80%を越えるには[[ドラグナー]]が33枚、90%越えには36枚必要。
[[アドバンス]]ですら、フルドラグナーにしながらデッキの完成度を高めるのに骨が折れる(([[2025-2nd 1日目(アドバンス)>公認グランプリ]]優勝の【青赤緑ドラグナー】では、[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]][[《双龍覇王 モルトVERSUS》]][[《夢双龍覇 モルトDREAM》]]各[[4枚積み]]の12/40であり、ここに4枚《伝説龍覇 グレンアイラ》を追加したとしても確定2ブーストには程遠い。))。[[オリジナル]]ではさらに2ブーストは困難なものとなるだろう。

-デッキ内の多色比率が高い場合、《伝説龍覇 グレンアイラ》を召喚したターンに[[タップイン]]を済ます2ブーストに転んだほうが次のターンに手から多色をチャージしてしまう[[色事故]]を回避したのと同じと捉えることもできる。[[【5色コントロール】]]の[[《フェアリー・ミラクル》]]が本質的に[[《天災 デドダム》]]と同じくビッグアクションの5マナ域まで手札を維持するカードとして運用されていた様に、順当なマナカーブから逸れるプレイングも心がけていきたい。

-くどい話だが、3色コスト3クリーチャーの初動枠の印象で多くの場合[[《天災 デドダム》]]が連想される。
//--(場合によるが)手札の減らない3コストクリーチャーブーストという意味では[[《天災 デドダム》]]を連想するプレイヤーは多いだろう。[[墓地肥やし]]の有無を除いても[[手札]]・[[マナ]]に持ってこれるカードを取捨選択できるという質の高さでは負けているものの、こちらは[[ドラゴン]]を持つことによる[[《メンデルスゾーン》]]との共存や[[革命チェンジ]]適性などの他カードとの組み合わせが肝なのでさほど問題になることは少ないと考えられる。
が、色、種族、能力の性質と何もかもが異なっている時点で比較してどうこうというのは単なる与太話である。
//色すら一致している[[《天災 デドダム》]]と[[《Disジルコン》]]すら棲み分けが成功しているわけで、[[《天災 デドダム》]]と《伝説龍覇 グレンアイラ》が互換関係にないのは明らかだろう。
--それはさておき、連想カードのテクニックはこちらにも通ずる。例えば[[《葉鳴妖精ハキリ》]]で3ターン目に射出できる、[[《キユリのASMラジオ》]][[《ヨビニオン・マルル》]][[《運命の選択》]]の踏み倒し先となる、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系の「コストの合計が6以下で多色クリーチャー」踏み倒し効果でちょうど2体出せるなど。

-漫画『[[デュエル・マスターズGT -Gear of the Twin heart-]]』で登場したアイラは、作者である[[菊妻ヒロキ]]氏によると、このカードがイメージになっているとのこと。(([[https://x.com/zuma_si/status/1985639565114355878]]))

**ルール [#rules]
-[[ツインパクト]]1枚で「ドラグナー・カードである」「ドラグナー・カードでない」を両立することはできない。
--例えば[[《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]は、上が[[ドラグナー]]で下が無種族呪文だが、この場合は必ず「それがドラグナー・カードなら」のほうだけが達成される。([[公式FAQ>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/47677/]])

-[[《カレイコの黒像》]]で「それ」が確認できる[[置換効果]]が発生したら、カードの特性を見る。
--山上1枚目のタップインブーストが[[ドラグナー]]の予定だったが、かわりに墓地に置かれた。「マナゾーンに置いたカードが」指定ではなく「そのカードが」指定のため、墓地にドラグナーを置いたのならもう1枚タップインブーストをしようとして、それもかわりに墓地に置かれる。([[公式FAQ>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/47678/]])
逆に、山上1枚目がドラグナー以外なら、1ドローする。

-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《試算の妖精》]]などで置こうとしたカードが誰にも公開されなかった場合、「それ」として参照するカードそのものが存在しないため、その後の処理は行えないものと思われる(※[[こちら>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/47059/]]の裁定を参考にしているが、処理が異なる((Q&Aは「見れなかったカードそのもの」を移動させる効果であるため))効果からの援用であるため正式回答待ち)。
//''おそらく''ドラグナー以外だったと判定され、1ドローになると思われる。(類似裁定がある場合はURLを書いてください)

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《龍覇 グレンアイラ》]]

-[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM25-BD3]]&br;'''[[モルト]]は母である[[グレンフルール>《華面龍覇 グレンフルール》]]へと[[双子>《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]を預け、新たな伝説を作る戦いに向かったのだった。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[Ryuichi Sakuma]]
--[[DM25-BD3 「ドリーム英雄譚デッキ グレンモルトの書」>DM25-BD3]](20/20)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド爆]]
-[[ドラグナー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[タップイン]]
-[[追加ブースト]]
-[[ドロー]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト3,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ヒューマノイド爆,ヒューマノイド,ドラグナー,パワー4000,cip,マナブースト,マナタップイン,ドラグナーサポート,追加ブースト,ドロー,《龍覇 グレンアイラ》,アイラ,R,レア,Ryuichi Sakuma);