#author("2024-07-15T14:41:41+09:00","","")
#author("2024-11-15T18:02:29+09:00","","")
*《&ruby(ごれん){五憐};の&ruby(せいれい){精霊};オソニス》 [#ebf2fd39]

|五憐の精霊オソニス R 光文明 (3)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド 4000|
|相手の多色カードを使うコストを2多くする。|

[[DMRP-22]]で登場した[[光]]の[[エンジェル・コマンド]]。

相手が[[多色]][[カード]]を使う時の[[コスト]]を2多くする[[能力]]を持つ。
[[カードタイプ]]を指定していないため、[[コスト]]を払って[[使う]][[多色]][[カード]]すべてに影響が及ぶ。

[[多色]]を多用する[[デッキ]]相手にはかなりの[[テンポアドバンテージ]]を奪える。自分が影響を受けないのもありがたい。

[[王来篇環境]]開始から常に環境に居座り続けた[[【5色コントロール】]]系統や優秀な[[多色]][[ドラゴン]]満載の[[【白青赤緑ドラグナー】]]などの[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]の[[デッキ]]などに対する[[メタ]][[カード]]となり得る。

先攻で[[召喚]]すれば、[[《天災 デドダム》]]、[[《Disジルコン》]]、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]などの3コストの[[多色]]初動カードにもこれでもかと言うほど[[刺さる]]。

但し、[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]であっさり沈むラインなので、過信は禁物である。
無論、多色を使わないデッキ相手には[[腐る]]他、このクリーチャーは[[耐性]]を持たないため、単色の除去札にもあっさりどかされやすい。

また、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]は[[召喚]]する際は[[単色]]扱いであり、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]は[[コスト]]を支払わずに[[侵略]]で出ることがメインで、さらに[[単色]][[マナブースト]]を初動に重用するため、[[【青黒緑デッドダムド】]]系統には[[腐り>腐る]]やすい。

[[光]]の[[コマンド]]なので刺さりが悪い時は[[《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》]]に侵略してメタ能力を打点に変換するのもアリ。[[【白青黒退化】]]で考えると[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]で呼び出すこともあるかもしれない。

[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]における呼び出し先候補としても優秀。[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]を駆使して複数体並べれば相手にとっての詰み盤面を作るのも比較的簡単。[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]で3ターン目に2体出しするという手もある。

エンジェル・コマンドなので多くのエンジェル・コマンドサポートを受けられる。例えば[[《聖霊王アルファリオン》]]の[[G・ゼロ]]元になる他、[[《聖霊王アルファディオス GS》]]の[[進化元]]も務まる。特に前者は[[【サザン・ルネッサンス】]]において、[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]]も[[エンジェル・コマンド]][[カテゴリ>種族カテゴリ]]に入ることもあって、積極的に狙いやすい。

**環境において [#m68dc3f0]
登場から当初の期待ほどは活躍しておらず、精々が[[【白単ドラン・ゴルギーニ】]]で使われるぐらいなもの。

というのも、このカードが刺さる[[【5色ザーディクリカ】]]の場合、[[《フェアリー・ミラクル》]]でマナを伸ばせば[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]でこちらを処理できる上に、そもそもの[[ソリティア]]始動札が[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]など[[単色]]揃いであるためである。[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]]のデッキの場合、[[《超英雄タイム》>《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》]]で楽にこれを処理できる。[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]も[[《樹界の守護車 アイオン・ユピテル》]]という[[軽量級]][[マッハファイター]]に恵まれており、素マッハファイターで処理する場合でさえ相討ちなのに、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]というこれで直接縛れない侵略除去が存在する。

[[【白単ウイング】]]が成立して以降も[[腐る]]対面が多い欠点が克服されていない上に[[《翼速 ザ・ウイング》]]の[[実質コスト]]とモロ被りなことからほとんど使われない。
**その他 [#b30c1658]
-[[クリーチャー]]に[[コスト加重]]できるカードとしてこれほど軽くて尚且つ広範に刺さるカードは異例。

-名前は[[《五連の精霊オファニス》]]の「連」が「憐」になり、音階が《ファ》から《ソ》に上がって《オソニス》。「遅くする」ともかかっているのだろう。
--尚、あちらは多色が揃うと真価を発揮するのに対し、こちらは多色をメタる能力となっている。《五憐》を「【5色コントロール】に対する憐憫」と考えると中々の皮肉である。

--ちなみに、《ファ》から《ソ》に音階が上がるパロディクリーチャーには、[[《ソエルボ・クロウラー》]]という前例がある。

**関連カード [#card]
-[[《五連の精霊オファニス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
-[[DMRP-22]]&br;'''[[ジョニー]]と[[ジョラゴン]]が鬼化しつつも[[ジャオウガ>《CRYMAX ジャオウガ》]]をどうにか柱に押し込もうとしたその時! [[光文明]]の女王の呼びかけに応えた5[[文明]]の[[クリーチャー]]たちが、[[ガイアハザード]]とともに集まってきた! 「鬼化を止めるのは我らに任せてくれ! 5[[文明]]の力を合わせて、[[自然文明]]の[[繭>《コクーン・マニューバ》]]をロケットで空高くに打ち上げるのだ!!」'''
-[[DM24-RP2]]&br;'''私が速いのではない。貴様が遅いのだ。 — 五憐の精霊オソニス'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[500siki]]
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」>DMRP-22]](9/76)
--[[DM24-RP2 「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]](T1/T12)

**参考 [#reference]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[多色]]
-[[カード]]
-[[コスト増加]]
-[[メタ]]

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[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.相手の''《五憐の精霊オソニス》''がバトルゾーンにいる状況で、自分が[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]を召喚したり、呪文側を唱える場合、支払うコストは2多くなりますか?
A.いいえ、支払うコストは2多くなりません。ツインパクト・カードの片方を使う際、それが単色であれば多色カードを使うことになりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41437]](2022.6.24)

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト3,エンジェル・コマンド,コマンド,パワー4000,多色メタ,コスト増加,R,レア,トレジャー,黒トレジャー,500siki,王来MAXブロック);